ブログ「日々整体」

原因なんてわかったって意味がない

最近、かなり体の調子の悪い人がこられました。
いいところがないといってしまってもいいぐらいで、心臓、胃袋、肝臓、腎臓などなど五臓六腑全部がまともに動いていないなぁと思えるような状態です。お医者さんの検査では異常ないといわれるし、かといって自分が元気だとも思えないしで困って相談にこられたようです。ただ、内臓全部が悪いからといって、それぞれに原因があるわけではありません。それら全部が悪いのにはちゃんとした理由があって、その理由はおそらくではあるけれど、


「子供の頃にちょっとした事故にあっている。」


というがあたりではないかと推測しています。
何十年も前のことがいまでもずっと体に悪影響をあたえているわけです。


こういうケースは実はそれほど珍しくありません。
今、私のところにかよっている方でも、おそらく部活でサッカーをしていたのだろうけど、サッカーのときに激しく体をぶつけたのが原因だろうという人がいます。どんなことになっているかというと、学校へいけなくなってしまっています。来年は受験のようですが、外出もままならないから困っているということで相談にこられました。世間だと起立性調節障害なんていわれている状態なわけですけどね。ちなみに、これまたお医者さんでは体を強くぶつけた事が原因でこんなことになるということはまったく把握できていないようですね。


「これらのケースですが、原因がわかったからといってどうにかなるか?」


私の場合だと、ある意味そのとおりといえる部分はたしかにあります。
でも、ほとんどの人にとってこんな原因がわかったからといってそれを解決する事は無理といえるっでしょう。だから原因など考えてもあまり意味がないわけです。

しかし、私の場合でもこんな原因など掘り下げて考えてもほとんど意味がありません。なぜなら、私が考えるのは、


「どうすれば元気になるか?」


であって、


「どうしてこなったのか?」


という事ではないからです。
なんか言葉遊びをしているように感じるかもしれませんが非常に重要な事です。ここを間違えるから体の調子が整わないのですよ。


さっき、当院のサイトへどのような検索ワードでやってこられるのかを久々に見てみたのです。すると、


「○○ 原因」


なんていうワードが多いわけです。
で、


「一生懸命に原因なんて探したっていみがないんですよ。」



とちょっと言いたくなったのでした。
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手足に力が入らないという話

「ブロブに書いている話は都合のいい話だけなのか?」


なんていう質問をもらいました。
うまくいかなったケースというのはたいていが、


「薬を辞めない。」
「私の指導を無視していいとこ取りをしようとする。」


という事で、ブログの記事にもならないような内容ばかりなだけなのですけどね。
まぁ、見ている側の人だとなかなかそうは思えないのかもしれません。それで、


「私の事もブログの記事にできるのか?」


という直球の質問をもらったので、


「それじゃ書きましょう。」


という事になりました。


最初、腕や足に力が入らないのだけど病院で検査をしてもらってもなんの問題もないといわれたということでした。どこかで少し書きましたが、このようなケースは、


1.力が入っている事が自覚できない
2.神経の伝達に問題があって本当に力が入らない
3.全身を連動して体を動かせていない


という3つに分類して考えてしまってよいといえます。


この方の場合、3つめの体のうまく連動できなくなっているというのが原因だと見ています。
理由は簡単で、お腹に異常な緊張が見つかっているからです。おへそのあたりに触れると、お腹に大きな石ころのような堅いものがあるのがわかります。当然ですが、抑えるととても痛いのが、私が触れる自覚できるようですが、自分で触っても見つけられないようですから見つけ方はちょっとコツがいるようです。


「運動をする時には、丹田に力を集めるのが大切だよ。」


なんていう話は誰でも聞いた事があるのではないかと思います。ところが、お腹にこのような緊張があるせいで丹田にうまく力を集めることができないようになっているわけです。


もう少し砕いて説明してみましょう。
野球のピッチャーが足首を怪我したとします。すると、ボールをうまく投げられなくなります。


「手で投げるのだから、足首を怪我したって関係ないだろう。足首がうごかないから、イスにすわって手だけでボールをなげろ!」


なんていう人はまずいないはずです。
ピッチャーは、全身をうまく使ってなげるから、威力のあるボールを投げることができます。つまり、手でボールを投げるという運動をみても、手、胴体、足、足先にわたって全身を使わないとうまくボールを投げられないわけです。もちろん手だけでボールを投げる事は可能です。でも、それで力をコメて投げらる事は不可能です。


この方の場合、お腹に緊張があるせいで体をうまく動かせなくなっているというわけです。
このような状態には名称がついていないため、具体的にどのように相談すればよいかもわからないず困っている人はもしかしたら多いのかもしれません。

たいていの場合、整体でお腹の緊張をとればすればすぐにかわってきます。
ただ、薬漬けになっていた傾向のある人は時間のかかる傾向があるかもしれません。最近でいうと、このような状態になった方の体が変わるのに3~4ヶ月ほどかかりました。また、体が変わるときは、1ヶ月以上熱が続き、その後変わってくるという経過をたどりました。


今回の方は整体に来られてから4ヶ月程度たっています。
ここでやっと、大きな変化が体にでてきました。数年前に、腰痛をかかえていて、それを放置していたそうです。別に何の痛みも違和感もなかったのですが異常として体の中に潜んでいたのです。私は、これが原因でお腹の緊張がなかなか抜けなかったのだろうと考えています。そうであれば、この後、熱を出すとともに強い腰痛がでて、その後回復という風に変化してゆくだろうと思います。


最初相談ニコられたときは、不安、動悸、息苦しくなる、不整脈がでるという事がでした。
ですから、最初はその影響だろうと考えていたのです。また、整体してゆくと泌尿器の働きとても弱いという事がわかってきました。話をきくと、子供のころにはそのせいでずっと通院していたそうです。このことから、交感神経の働きがとても弱いということもわかってきます。

ただ、これが本当の原因なら、自律神経の働きが整うのにあわせてお腹の緊張がとれて力がはいるようになってくるはずなのです。ところが、体はどんどん元気になっているのに、本人はそれを自覚することができず、


「ずっと手足に力がはいらない、ちっともよくなっている感じがしない。」


と言い続けていました。
私は、


「まぁ、おそらく他になんかあるのだろう。」


と思っていたわけですが、4ヶ月目にしてやっとそれが表にでてきました。
それが先に述べた古い腰痛です。腰椎5番の異常で、これは体が強く冷えてしまっている事を示しています。痛みを感じなくなっていただけで、それが原因で体の働きを狂わせていたわけです。


過去の故障や病気などがちゃんと治っていなかったせいで体に異常がでてくるという事があります。
痛みがなくなったら治ったと安易な考え方をしてしまうと、後々になって深刻な問題になってしまうこともあるというわけです。少なくとも本人はもう何の異常も感じていないわけですから、問題があることなど一切わかりませんしね。ただ、こういうのは整体で体を整えていくうちにちゃんと表にでてきますし、表にでてこなければ解決することができないものです。

とりあえず、


「これが最後で、もう何もでてこなかったらいいね。」


なんていう話を今はしています。
現在進行中の話ですので、後日どうなったかはまたこのブログに書こうと思います。
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起立性調節障害の意外な原因

以前に整体させてもらった中学生の子がまた具合が悪くなってきたと相談にこられました。
一旦は、元気になって毎日学校へ通っていました。ところが、2ヶ月ほどたってまた朝おきれなくなってきたのです。


熱心に部活に通っており練習がハードだったとのことで、体の疲れてそれが抜けていないせいだとみていたのですが、ちゃんとした原因が別にありました。

なにかというとある食品の食べ過ぎです。
私はよく、


「体にいいものを何か食べていませんか?」


と質問することがあります。
これは、体によいと言われているものを日常的に食べていると、体が栄養過剰の状態になってしまいます。これはどのような状態かというと、


「肥料をあげすぎた花や木はどうなるか?」


と考えてみてください。元気がなくなってきて枯れてしまうというのはどなたにでもわかることでしょう。


実は人間の体にも同じことが起こります。
栄養をとりすぎると体から元気がぬけていき、それが行き過ぎると体のあちこちに問題が起こり始めます。


「良質な栄養をしっかり摂取することが健康にもっとも大切である。」


と考える人にとってはとてもじゃありませんが、受け入れられない事でしょう。
しかし、これは現実におこっていることです。このことは言い方を変えてみると理解が簡単です。栄養のとりすぎというのは、食べ過ぎであるということです。食べ過ぎが体の毒であることなどは説明する必要もないことでしょう。食べ過ぎというのは量の食べ過ぎを意味していると考えがちですが、質の食べ過ぎという点については考えたことのない人がほとんどではないでしょうか。

さて、最初の紹介した中学生はいったい何を毎日食べていたかというと、


ヨーグルト


です。
ヨーグルトが好きで毎日のようにたくさん食べていたそうです。ヨーグルトを食べすぎている人は腸を冷やして硬くしてしまっています。この時、たしかに便通はよくなりますが、これは下痢をしている状態ににています。無理やり下痢の状態になって便通を確保することが体によいはずはないのですけどね。腸内環境がよくなると言われている食品ですが、ビフィズス菌などは外から足して補うようなものではなく、腸内環境がよくなれば自然と増えてくるものなのでしょう。

似たようなケースに、チーズを一生懸命に食べている40歳の女性がいます。
この方は、仕事にいくことができないということで整体にこられていますが、


「なんでチーズばかり食ってるんですか?」


と聞くと、


「ご飯は食べられないがチーズなら食べられる。」


といっていました。
ヨーグルトやチーズなどの乳製品はうまみの塊のような食品のため、体が栄養を欲していない、つまりお腹が空いていなくても美味しくたべられてしまう傾向があります。

回転寿司などにいくと、あまりおいしくないネタにチーズがのって回っているのを見たことがある人もおおいのではないでしょうか?ところが、高級感のある寿司店でネタにチーズが載っていたらどうおもうでしょうか?すくなくとも私なら2回目にその店にいくことはありませんね。チーズというのはそういう食品だということです。

乳製品の食べ過ぎが起立性調節障害を起こしているケースはすくなくないと思います。もし心当たりがあるなら1回辞めてみることですね。
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うつの相談が1つ解決しました

「仕事にいけくなっている。うつという診断を受けているのだけどなんとかならないだろうか?」


という相談がありました。
そういえば、このようなオーソドックスな相談は最近は減ってきたなぁなんて思いながら話をきいていたように思います。現在は、このような体の問題の解決方法など、インターネットで調べれば星の数ほどでてくることでしょう。私などから見ると、とてもそれでは解決しないだろうと思えるものの方が多いですが・・・。


自律神経の状態をみたら案の定、薬の副作用でおかしくなっていました。
詳しく聞いていくと、数年前に非常に辛いことがあって眠れなくなったということで、睡眠導入剤を日常的に利用するようになっていたそうです。


「この状態なら、おそらく薬を辞めればすぐ解決しますよ。」


と伝えたところ、仕事にいけなくなって休んでいたこともあり、それじゃあ早速挑戦してみましょうと薬を止めてみることにしました。

さすがに長い間、薬を利用していたせいでいきなりはうまくいきませんでした。
薬をとめたらまったく眠れなくなったそうです。しかし、整体で自律神経の働きを整えて1ヶ月ほど経過したときに再び挑戦するとあっさりと薬なしで眠れるようになりました。体の状態をチェックして、


「これならもう明日からでもバリバリ仕事してください。」


と話したところ、本人も体が元気になって意欲がでてきたのを実感していたようなので、あっさりと仕事に復帰することになりました。

睡眠導入剤や安定剤は副作用として、意欲がでなくなったり、気持ちが落ち込んだりします。こういうのは数値で評価されるようなものではなりませんので、副作用とは考えられていないようです。

私より年長の方だったのですが、私なんぞが偉そうにいうことではありませんがと断りながら、


「辛い事があれば眠れなくなるのは当たり前です。それを薬で誤魔化していれば体がおかしくなるのは当たり前です。」


と説明させてもらいました。
あまり言いたくはありませんが、こんなくだらないことで人生を棒にふっている人があまりいも多すぎるように感じています。
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起立性調節障害のお話

午前中に、整体にこられた方に、「起立性・・・・」という体の不調について質問されました。
具体的には友人の子供が昼ごろまで体を起こすことができないために、学校へいけないのだそうです。どうも原因がよくわからないので自律神経の異常だろうというような考え方をしているのが一般的なようです。

インターネットで調べてみると、具体的な症状として、

・朝起きれない
・失神する
・立ちくらみ
・動悸
・倦怠感
・頭痛
・食欲不振
・寝付けない
・立っていると気分が悪くなる
・イライラ感
・集中力が低下

などなど、並べてみると、自律神経の働きに問題があるのは間違いがありません。しかし、原因がよくわからないからでしょうか、全部まとめてひとくくりにしてしまうのはちょっと問題があると私には感じられます。

比較的、相談が多いのが、朝起きることができず学校にいけないというケースでしょうか。
私からみるとそれほど難しいような問題ではなく、1~2ヶ月もあれば元気に通学しはじめる事ができるようになっています。

一番、多い原因は薬の使いすぎですね。
いつもお話することですが、人間の体というのは風邪や病気を経過することで丈夫になっていくのです。その機会を、薬で全部奪ってしまっているのが根本的な原因です。

話がそれますが、ひ弱な体のまま年齢だけ重ねて、


「20歳になったのだから社会に出てしっかりしなさい。」


などという子育ては非常に乱暴なものだと私は思います。
社会に順応できない人間、仕事につくことができないニートの方の体をみると、自律神経の働き悪く、体がとてもひ弱です。すべてがそうだとはいいませんが、子育てというのは丈夫で元気な体を育てるというのは、病気をさせないのではなく、しっかり病気を経過させるという考え方を持つべきだと私は思います。

なお、若さがあるということは、体が元気になる力がとても強いということです。
やり方さえ間違えなければ、それほど時間もかからず体はかわってきます。こんなつまらないことで、何ヶ月も、何年も人生を棒に振ってしまうのはもったいないと私は思います。
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