ブログ「日々整体」

腸が弱るという話

先週あたりから、ほぼ全ての人の腸の働きが悪くなっています。
その様子は肘に顕著にでていて肘に手をあてると皆がひどく痛がります。

「腸なのに肘?」

と思うかもしれませんが、人の体とはそういうものです。飛び上がったり泣き出しするぐらい痛がる人もいるのですが、自分で触ってもわからないようです。でも、


「触られるととんでもなく痛い。」


と言われます。
あまりに痛いのであとできっとアザがになっているに違いないと思うようでです。でも、アザできるという人もいません。まぁ、私の方からすると手を触れているだけで勝手に痛がっているという感触なので、あざなどできるはずがないのですけどね。


「毎年、春への変化のこのタイミングでは胃の働きが悪くなるよ。」


とお話しているのですが、どうも今年は様子が違うのかもしれません。
去年はわかりやすく胃の具合悪いといって整体にこられてましたから、どうも今年の事情なのではないかと考えています。今年の冬は冷え込みがきつかったですから、そのせいなのかもしれません。今度寒い冬がきたら春の様子はどうなっているか注目してみようと思っています。

さて、腸が悪くなっているという話です。
腸の働きが悪いという程度なら便秘や下痢をする程度なのですが、腹痛を起こしている人も少なくありません。とんでもないくいしん坊の人でも、


「お腹が痛くて食事もままなりません。」


という人もいるぐらいですから、その程度はかなりのものです。
知っている人には入院までする人がいました。2,3日寝ていれば済むと私はみましたが、身動きが取れないのとひどい下痢をしてので脱水症状を起こしてしまったそうです。せっせと白湯でも飲ませていればしまいだったのですが、周りにきちんと看病ができる人がいないとこんなものなのかもしれません。

余談ですが、病人がいるときに困るのは周囲で世話をする人の事が多いようですね。
苦しがっていたり、辛そうにしているのを見ているのは、本人以上に辛いのでしょう。面倒が見きれなくなって医者に丸投げしてしまう方が多いように感じます。


専門的な言い方をすると、副交感神経の働きが極端に悪くなっていますね。
そのせいでお腹が痛む、下痢、便秘を起こしている、あと眠りが悪くなっているという人も少なくありません。しかし、ほとんどの人は2,3日ほっておけばおさまってくるはずです。ただ、今の感触だと調子が悪いのは4月初旬ごろまで続くかもしれません。これを病気と考えるかどうかで人生に大きな差がでてくるでしょうね。

今は1年で一番体の調子が変動するときといえます。
このようなときに、


「体がおかしくなった!」


と慌てる人が体を壊します。


「体の調子が悪いと感じた時どのようにすごぜばよいか?」


ということについて知らないのでしょう。
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体のメンテナンスのやり方 その1

体には手入れが必要な事がある。
このような認識はほとんど人が持っているでしょう。しかし、ほとんどの人がメンテと称して、


「夕食がてらの晩酌が一番のストレス解消である。」
「体が疲れているのでチョコレートやクッキーなど甘いモノを毎日食べる。」
「食べる事が唯一の癒やしである。」


ということをやっています。
こんなものはメンテナンスでもなんでもありません。そして、私の体の調子が悪いのは、


「仕事でずっとパソコンの画面をみているから。」
「自分勝手な客がおおくてストレスがきつい。」
「家族が自分勝手でそれがイライラする。」


である。というような事を平気で口にしています。
ところが、


「奥さんが原因で体の調子が悪くなるのでしたら離婚すればいいだけですね。」


なんていうと黙ってしまいます。
会社の経営者など社会的な地位の高い人や、弁護士や税理士などインテリといわれる仕事をしているような方でも体の事になるといきなり稚拙な事をいったりやったりしています。


プロ野球選手のダルビッシュ氏は、試合で投げたあとは酸素カプセルで体を休めてすぐに眠ってしまうという生活をしていたそうですね。離婚する前の奥さんは、


「いつも夜9時には眠ってしまっている。」


といっていました。
プロ野球で活躍するということはそれぐらいストイックにメンテナンスをやらなければいけないということでしょう。


プロ野球のピッチャーはボールを投げればよいという単純な仕事ではありません。
バッターを討ち取ってはじめて評価される仕事です。体は動けばよいというものではありません。


デスクワークでも同じです。
PCに向かってキーボードを叩いて必要な書類ができればそれでよい。就業時間中だらだらと仕事をしているふりをして、それで給料をもらってそれでよいという人はメンテなど不要でしょう。

しかし、ほとんどの人はそうではないのではないでしょうか?

最近、学生の頃はサッカーをやっていたフルタイム走り回っていてもバテることはなかったが、いまでは5分程度でばててしまうという人がいました。


「ちゃんと仕事やれてますか?」


と聞くと、ちゃんとやってますと答えましたが、


「サッカーやってた頃の体で仕事したらどうなりますか?仕事しているふりになっていませんか?」


と続けてきいてみました。


「体をメンテナスする、手入れするとはどういうことか?」


一度は掘り下げて考えてみてはいかがでしょうか?







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元気を出して健康になる方法

「いつかやる気になったら仕事をしようと思います。」


なんていっているニートがいたら、


「まず仕事を探せよ。」


と思うのではないでしょうか。
やる気がでたら掃除をするという主婦や、本気出したらいい点数が取れるという学生がいたら?


「何かをやろうという気持ちや意欲は行動することで生まれます。」


人間にはそういう性質があります。
ですから、体を動かすことで体を動かしたいという気持ちになります。家事をはじめることで家事が楽しくなるし、勉強をはじめることで勉強に対する意欲がでてくるのです。

ランナーズハイというのは、走っていることでテンションが上ってきて気持ちよくなってくる状態のことです。この状態になるにはまず走りはじめなければいけません。


実は健康についても全く同じ事が言えます。
アルプスの少女ハイジに登場したクララは足の怪我治ってもずっと車椅子に座ったままで歩くことができませんでした。
クララがずっと、


「歩けるようになったら歩きます。」


といっていたら一生歩くことができなかったことでしょう。


「健康になったら毎日運動をしようと思います。」


なんていっている人はいつまでたっても健康になることができません。

以前に、


「あなたの病気は治らないから疲れないように家で安静にしていなさい。」


と言われて素直に安静にしている人がいました。
3ヶ月後には足腰が弱って歩けなくなり外出することすらできなくなりました。そのさらに半年後には亡くなられてしまいました。人間は足腰が弱ると本当にあっという間に体が衰えてしまいます。

体が辛くて5分、10分しか体を動かすことができないならそれでよいのです。
5分が辛ければ3分でもよいのです。3分でも毎日体を動かしていれば、いつか5分、10分と動かせるように必ずなります。元気になったらとか、健康になったらとか、悠長は事をいってないで今できることがないか探すことです。
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いままで体が辛かったのはなんだったのか?

「いままで体が辛かったのはなんだったのか?」


昨日、そんな事をいう方がいました。
わたしも、


「こんなくだらないことで辛い思いをしているのはあほでっせ。」


なんて、事を言う事もあります。
どんな指導をしたかといと、


「お腹がぐぅと鳴るまで飯を食べないようにしなさい。」


というたったこれだけのことです。
でも、たったこれだけのことで何年も苦しんできた体の苦痛から開放されることもすくなくありません。何が原因かというと、ただの食べ過ぎです。


ただ、食べ過ぎで体を壊している人は、食べ過ぎていることが自分ではわかりません。だから食べ過ぎるのです。

そんな人に、食べ過ぎを指摘すると、必ず、


「そんなに食べていない。」


といいます。
つまり、自分の事を小食であるとか、適度な量しか食べていないと思い込んでいる人は、間違いなく食べ過ぎていますね。

ちなみに、適度な食事量、腹八分目の食事ができている人は、まったく違うセリフを口にします。非常に綺麗に差がでます。
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実はすごーーーく大切な事

「そちらの整体ではどんな事をやるのですか?」


と唐突に聞いてくる人がいます。
答えてもえらると思ってるから質問してくるのでしょうが、答えられるはずがありません。


「そんな馬鹿な質問してかるから体を壊すんだよ。」


と言いたくなるのをぐっとこらえて、


「何にどう困っているかすらわからないのに答えられるはずがありません。」


と返事をすると、たいていの人はすぐに電話をを切ってしまいます。
何も情報を伝えずに答えだけ得ようなどというのはずいぶん横着な話だと私などは思います。おそらくは、万事が万事そんな横着なことをやっているから体を壊すのでしょう。


よく似た質問に、


「○○という病気なのですが整体でよくなりますか?」


というものがあります。
ここにあてはまる病名はいろいろありますが非常にあてになりません。こちらのサイトで取り上げている体の問題をみてもらうとわかると思いますが、同じような体の異常でも、人によって原因は異なりますし、原因が同じだからといって同じような異常が体に起こるわけではありません。

もっというなら私は整体師ですのでお医者さんとは体の見方が全く異なります。
ですから、たいていは、

「お医者さんに言われたことはひとまず忘れましょう。」

ということになります。
お医者さんのいうことが信頼できるというのなら私のところへ相談などせずにそのお医者さんに治してもらえばよいのです。たいていの場合、どうもよくならない、なにか変だと思うから私のところへ相談をしてみようと思ったはずです。

以前、


「腰のヘルニアなので手術しないと歩けなくなります。」


と言われた人がいました。
その方は手術はしませんでした。しかし、今でも元気にゴルフをしています。たまに腰が痛いといって整体にやってきますが、アイスクリームをたらふく食べたとか、寒空で何時間もつっ立っていたとか、パーティで食べ過ぎたとかそんな事が原因です。

いまでもたまに、

「手術しないでよかったわぁ。」

と笑いならがらいっておられます。

このように専門家が判断を誤る事もあります。
しかも、最近は困った事に、


「インターネットで調べて自分はこういう病気だと思いました。」


みたいな、素人判断をする人が非常に増えているせいで、ますますいい加減な事を言えなくなってきています。


「○○で困っているのですが、どうすればよくなるでしょうか?」


と聞いてもらえればたいてい答えられるだろうと思っているのですけどね。
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