意外なめまいの止め方
2015年01月30日
整体という技をまとめた野口晴哉氏が、
「神経痛のごときは、びっくりさせれば治ってしまう。」
という事を書いています。
実際に、整体指導を受けに来た人を蛇やカエルのおもちゃをおいて驚かせらたら本当に神経痛の痛みはそれきりで消えてしまったそうです。一人や二人じゃなく、何人もそれで治してしまったのだとか。
言われてみれば、
「確かにそういうことはあるだろう。」
と思えます。
それをこのような形で実践するというところが、野口晴哉氏というところの凄さというか偉大さかと思えます。まぁ、ほとんどの人は、
「びっくりして治るはずがない。」
と、考えるでしょう。
お医者さんなんかに、こんな話をしたら馬鹿にされるだけではすまないかもしれません。
ただ、この方法にはポイントが1つあります。
それは、
「心の底からびっくりする。」
ということです。
ですから、蛇やカエルのおもちゃっで神経痛が治ったのは男性だけだったそうです。女性は、
「きゃー」
と悲鳴はあげるけど治りません。驚いたふりをしているだけで、心底驚いていないからです。
ところが、ある時のこと、たまたまタバコの火が着物のすそに落ちたそうです。
「あっ」
と小さな声を出しただけだそうですが、それで神経痛が治ったそうです。
女性は蛇やカエルには驚かないですが、着物の裾に穴があきそうになったら驚いたわけです。男性の方が繊細で、女性が図太い生き物なんていう人がいますが、的外れとはいえなさそうですね。
また、ちゃんとびっくりしさえすれば、神経痛、腰痛、膝痛、めまい、などなどなんにでも応用が効くだろうと思っています。
実際、ある方が、踏み台にのって高いところにある荷物をとろうとしたのです。
するとうっかり足をふみはずしてしまいました。この方にはめまいがあって、ずっとふらふらしていたのですが、それでびっくりしてめまいがぴたっと止まりました。幸い高い踏み台ではなかたし、足をくじいて怪我をするようなこともありませんでした。
一応、補足すると高齢の女性でした。女性は高いところから落ちてもびっくりするようです。
このやり方をいつか使ってやろうと思ってますが、心底驚かすだけの演技力が私にあるか?というとなかなか自信をもてないでいます。驚こうとおもって驚いても効果はでないですから、お化け屋敷などにいってもあまり意味はありません。
ただ、バンジージャンプぐらいのインパクトがあれば効果があるかもしれません。
めまいでお悩みの女性は、バンジージャンプを飛んでみるというのもひとつの方法かもしれません。