目がぴくぴく痙攣する原因?
2017年08月01日
ちょっと前ですが、何の気なしにインターネットを眺めていたら、
「まぶたがぴくぴく痙攣するんです。」
ということで、動画をアップしている人がいました。
眼科に相談したそうですが、原因がわかりませんが死ぬわけではないということで様子をみましょということだそうです。私に言わせれば死ぬわけでないからほっておいていいというようなもんではないんですけどね。
実際に体の状態を確認してのものではないのでいい加減な話ではありますが、原因はおそらく肺がうまく広がらなくなっているからでしょう。これまたこの推測があたっていればという話ですが、自覚症状として首や肩が詰まっているような感じがあるはずです。ただ、こういう状態が当たり前になっている人が多かったり、こうなってしまうかなり前からそんなことになっているはずなので体の感覚が鈍って、あるいはそれが当たり前になってしまって自分ではわからなくなっているかもしれません。
すぐさま呼吸ができなくなるような事はないだろうとは思いますが、そままほっておけば動悸や息切れなど心肺機能になんらかの支障はでてくるかもしれません。これまたすぐさま死んでしまうような事はないでしょうけどね。ただ、私に言わせればこんな状態は、死んでないだけで生きているとはいえないというようなもんですけどね。なぜかというと、心肺機能は人間の意欲や気力に大きく影響をあたえるというか、その元になるからですが、ややこしくなるのでとりあえず目というのは、肺というか呼吸器の影響が大きいというのは知っておいてもいいのではないかもしれません。
最近、
「すごく独特な考えですが、どうしてそんなことがわかるのですか?」
と聞かれることが何回かあったんですが、こんなことはちょっとだけ丁寧に人間の体を観察していればすぐにわかってくる事だったりします。ところが、たいていの場合、人間の体を細分化して考えるからわけがわからなくなってくるのです。すごく大雑把な説明になりますが、例えば、目は肺、膝は腎臓、胃は腰にというように内臓の状態は必ず体のどこかにそれが反映しているものです。そして肺の働きが悪ければそれは心臓に影響を与えるし、心臓の働きが悪ければ腎臓にそれが影響するし、腸に何か問題があったらその影響を肺が受けていたりします。人間の体はそうやって影響しあっているのですが、その影響を無視して考えていては何も見えなくなってしまいます。
これは、かなり前に一度紹介したことがあったかもしれません。
テレビでみた話ですが、イタリアだったかで無農薬でワインを作っている農場を経営している人は、
「蛇がいないといいぶどうができないんだ。」
なんていっていました。
どうしてかというと、へびがいないと鳥が増えすぎて虫を食べすぎてしまうからぶどうにとっていい環境ができないのだそうです。農薬を使えばそういう苦労は不要なのでしょうが、無農薬にこだわってワインを作ろうと思うと、虫、鳥、へびについても理解を深めていなければうまくできないわけで、
「私はぶどうの専門家なので、へびのことはわかりません。」
なんていっていればいいワインを作ることができないわけです。
人間の体も自然のように様々な要素が影響しあっています。
私は人間の体を整えるということと、無農薬にこだわって農作物を作るという事が非常に似ていると感じています。ですから、
「目の事は詳しいのだけど、内臓の働きについてはちょっと・・・。」
では具合が悪いのです。
さて、目の痙攣ですが、肺がうまく膨らまなくなっているからだと最初に述べました。
どうしてそうなってしまうかというと、おそらくは食べ過ぎです。まぁ、勝手な推測であることは再度念押ししておきますが、摂取する栄養が過剰だと肺の働きが悪くなってきます。こういうケースはたいていの場合、
「チョコレートを毎日食べている。」
ということになっているのではないかと思います。
なぜなら、肺がうまく膨らまないときにはチョコレートを食べると一時的に肺に空気がはいるようになるからです。ですから、こういう方は、ほぼ間違いなく日常的に間食をすることが当たり前になっていたりします。ただ、そんなことをやっていると心臓や腎臓の働きが悪くなってきて、さらに肺の働きは悪くなって抜け出せなくなってしまうのですけどね。
「チョコレートがソウルフードです。」
「チョコだけが毎日の楽しみです。」
「職場においてあるのでつい休憩時間に食べてしまう。」
といような人はちょっと振り返って考えてみてもいいかもしれませんね。
おそらくは8割程度の確率でこれが正解だろうと思われます。もしかしたら、油ものだったり、クッキーだったり、アメだったりするかもしれませんが、大差ないと思っておいてもらっていいでしょう。