チュートリアルの徳井さんが、ADHDだなんて言われているそうです。
子供が新しい言葉を覚えたら使ってみたくなるという程度の話だと思いますが、私でも目にするぐらいにはSNSで広まっているようです。
おそらくこういう言葉は、その意味するところを理解しないままに使っている人がほとんどだろうと思われます。
考えたこともなかったのでちょいちょいと調べてみると、WHOが以下の6つの質問でADHDでおおまかな判定ができるなんていうものを用意しているらしいです。
▶︎ WHO Adult ADHD Self-Report Screening Scale for DSM-5 (ASRS-5)
・目の前の人に話しかけられているのに相手の言葉に集中できないことがある
・会議や公園など座っていなければいけない時に座っていられないことがある
・時間が余っているのにゆっくりリラックスができない
・他人と話しているときに相手の話が終わる前に自分の話をし始めてしまうことがある
・本当にギリギリの状態になるまで物事を先延ばしにしてしまう
・部屋の片付けや書類の整理など細かい作業を他人に任せている
これはメンタリストDaigo氏がYouTubeで紹介していたやつをそのまま貼り付けたものなので、なんかおかいしようでしたら苦情はそちらへどうぞ。
https://youtu.be/qVJozsWZLyE
私の場合、ぱっと見で思ったことは、
「ちょっと違った才能をもった人の特徴。」
なんて思ったわけですが、どうやらそのとおりのような事をメンタリストDaigo氏が動画で語っていました。で、実際に、そういう傾向のある人にたいしてのアドバイスなんかもあったので興味がある人は見てみるといいでしょう。
今回の件ですが、私の視点だと徳井さんは個性的であるだけという具合に見えます。
「普通じゃない。」
から、
「病気だ!人間としてダメだ!ADHDだ!テレビに出て仕事するな!」
なんて責められているわけです。
さて、話がちょっと変わります。
ちょうど同じタイミングで整体にやってこられた人が、
「今までずっと他人に迷惑をかけ続けた人生なので死ぬのが怖い。」
なんていっていました。
こういう人がほんとのダメな人というと私なんかは思うわけですが、
「人間というのは他人と関わり合いながら社会を作って生きていく生き物なんだよ。関わるということは、迷惑をかけるということと同じ意味で、迷惑をかけないということは、生きていくのを辞めるというのと同じだよ。」
と、そんな考えで元気になれるわけがないと説明をしました。
それで、母親にそんな風に教えられて育てられたのかと聞くと、そうだということでしたので、
「母親の事を悪くいうのはちょっと具合が悪いけど、最悪の育てられ方をしているから母親は反面教師にしなくてはダメだね。」
と続けて話をしました。
自律神経っていうのは人間の生きようという意思や気持ちに応えて働くのです。
ですから、生きようという意思を持たない人の体が元気になるはずがありません。こういう一番大切なところをおろそかにして自律神経について理解なんかできるわけがありません。
「他人に迷惑をかけないでは生きられない。」
人間はそういう生き物で、そういや、金八先生は人という字を使ってこの事を説明していましたね。
ついでにいうと、この話は今回がはじめてというわけでなく、多分、もう何十もの人にしているんじゃないでしょうかね。他人に迷惑かけたくない人がどんだけいるのかと思うとうんざりします。
それで思ったのですけど、徳井さんを批判している人ってたぶん、
「他人に迷惑をかけちゃいけない。」
と考えているのじゃないでしょうか。
それで、自律神経の働き具合をチェックするのは、チュートリアルの徳井さんにどれぐらい腹がたったかで判定できるかもしれないなぁなんて思ったわけです。怒り心頭でいろいろいいたくなったという人は結構重症だと思ってしまっていいんじゃないでしょうかね。
給料をもらって生活していると、税務というのがどれほど煩雑で面倒くさいものか理解するのはなかなか難しいということもあるかと思いますけどね。まぁ、税金というのは国家の根幹をなす部分ですから、おろそかにしたら死刑になるような国もあるそうですけどね。
多分ですが、彼の場合、お金の事よりもっと大切なことがあるのでしょう。
だから、税務をおろそかにして追徴課税なんかされてもそれほど痛いことではないのじゃないでしょうかね。ただ、今回、周囲にいろいろ怒られてはじめて、ダメだということに気がついたじゃないでしょうか。
私の感覚からすると、彼が税金を収めていない事が私の人生に与える影響などゼロです。ですから、彼を怒ったり、批判するという気持ちや考えがまったく理解できません。
もし彼が友人だったとしても、
「あほかっ!」
と頭を叩いてそれだけで済みますかね。
ちなみに、今回の1件で私が得た教訓は、
「漫才師が舞台にあがるためにスーツを購入してもそれは経費として認められない。」
という事でぐらいで、豆知識が1つ増えたぐらいですね。
もちろん、脱税してもいいということではありません。
でも、彼のずぼらな部分って才能の片鱗だと私には感じられます。それぐらい変な感性だったり、感覚をもっていないとM1で優勝して、テレビで仕事をし続けることができないのであろうと私は思いますね。それを一般的な常識ではかって、あれこれと非難するというのは、才能を潰してしまう行為といっていいですね。
子育てしている人のなかには、子供がADHDなんて言われたら平常心を保っていられない人もいるかもしれません。でも、それは非常に優れた才能を持っていると解釈してほぼ間違いありません。ですから、成人したあとの税金の扱いだけちゃんと教えてあげて、その才能を伸ばしてあげるように子育てしてあげるといいはずです。