風邪の話
2014年09月30日
ここのところ風邪を引けた人が続いています。
風邪というと、体の調子を崩したように考えてしまう人が多いのですが、本来、風邪というのは狂った自律神経の調子が整うときに体に現れる症状です。
例えば、咳を例にあげてみましょう。
腰椎、腰の骨の調整をすると咳をしはじめる人がいます。どうしてかというと、腰に緊張、つまり異常があるからです。その異常のある場所に手をふれると、こんこんと咳をしはじます。
咳をする理由は簡単で、咳をすると腰の緊張が緩むからです。
咳をすることで、腰の骨をブルブルっとゆすって貴重をゆるめているのです。自分で自分の体を整体しているようなものです。くしゃみだって、熱だって同じ理屈で、体の異常を解消するためにでてくるのです。
薬で咳、くしゃみ、熱をとめてしまったらどうなるか?
周囲を見渡して、ずっと風邪をひいているという人は見たことがないでしょうか。体は、せっせと働いて異常を解消しようとしているのに、薬でそれを邪魔しているのです。そんな人はたいてい、
「風邪は治ったけど、花粉症が。」
「風邪は治ったけど、喉がすっきりしない。」
とか言っていることが多いですね。
風邪はしっかりひききってしまうことです。うすれば、体はリフレッシュしてしまうのですから。
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