ブログ「日々整体」

眠りとはなんですかと休みのお知らせ

先日、眠りについての質問をいただいたで私なりに答えたらわかりやすいといっていただけたのでここでも紹介しておこうと思います。


「こういう風に眠るのがいいというのがあればそれは全部嘘だ。」


と答えました。
寝具メーカなんかには聞かれたら暗殺者でも送り込まれるかもしれませんね。
そんなはずはない、理想的な眠りというものがあるはずだという人には、


「眠りとは何ですか?」


と質問を投げてみたいですね。
この疑問に対する答えが現状では皆無といえます。当然ですが、なぜ眠る必要があるのかということもわかっていません。体を休めるだけならじっとしていればいいですし、寝ている間の方が脳が活発に活動していたりもします。記憶の整理なんかは睡眠中に行われているそうで、そう考えればテスト前に一夜漬けで覚えたことなどすぐ忘れてしまうのは納得のできることです。

一生懸命に研究している人もいるのでしょうけど、人間の眠りとういのは他の動物と比べればあまりにも特殊です。例えば、ハンマーヘッドシャークという非常にユニークな頭の形をしたサメがいますが、そんなサメを研究してサメとはこういう生き物だといわれてもちょっと困ると思いませんか?頭の形状が違うのだから、サメの性質はもっているだろうけどなにか特殊なサメなのではないかと考えるのが普通ではないでしょうか。


ふとんにはいって無防備に寝るなんていう生き物はほかに存在しません。
巣や寝床を作る生き物はいますが、歩きながら寝るキリン、泳ぎながら寝るマグロ、飛びながら寝る鳥だっています。そんな眠りがあるわけですから、眠りにというのはじっとしている必要もないようです。ふとんじゃよく眠れないけど、電車に乗っているとなんだかぐっすり眠れたなんていう経験は私にもありますから、よい眠りをするためにふとんは絶対に必要なものではないだろうと思えますね。


睡眠導入剤なんていう薬がありますが、改名したほうがいいと考えています。
私はこの薬を使った眠りは眠りではないと考えています。単に意識がなくなっているだけで、人が生きていく上で必要な眠りがとれているとは思えません。なぜなら、必要で十分な眠りがとれていれば、人はハツラツとして元気に生活できるからです。薬を飲んで寝ているつもりになっている人に、そんな人は一人もみたことがありません。


眠りの状態というのは頭骨の状態をみるとある程度わかります。
まぁ、眠りのことなんてなんもわかってないだろうといっている私がこんな事をいうと説得力はないでしょうけどね。少なくとも頭骨の様子を見ると、ハツラツと元気に暮らせるかどうかぐらいはある程度わかります。

なお、11月2日は休みです。
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第六感で人の体を理解する

「研究がすすんで人間の体の事がかなりわかるようになってきている。」


そんな風に考えている人が多いのです。
しかし、私はそうではないと考えています。むしろほとんどわかっていないというのが事実だろうと思います。この話をするときに、私はいつも宇宙の話をすることにしています。

宇宙を構成する要素を人間はどれぐらい観測できているかご存知でしょうか?
わかっているのは4~8%しかありません。残りの要素の一部は、相対性理論から考えるなにかあるはずだと言われていてそれがダークマターと呼ばれています。ロケットやら、衛生やら地球の外までバンバンとばしていろんな事がわかってきていような印象がありますがほんの一部でしかないわけです。


さて、これが地球になってそこに住む人の体だとなんでもかんでもわかっているというように考えてしまいがちです。宇宙は簡単にいけないからわからないだけで、地球上ならなんでもかんでもわかっているし解明されていると思うのでしょうかね?


非常に厄介というか、大きな問題なのは観測できていない部分の問題を全部ストレスと命名してしまっていることでしょうか。


ムチウチなんかは非常にわかりやすい例でしょうか。
ムチウチというのは背骨の状態を読み取ることができれば確認するのはかなり簡単な部類の問題といえます。現在の医療では写真を映すことで骨の状態をチェックしていますが、この方法では確認できる背骨の異常というのはほんの一部ですし、ムチウチがあることは全く確認できないようです。


「交通事故にあったあと、数年後から体の調子が悪くなった。」


なんていう話はどなたでも聞いたことがあるのではないでしょうか。
最近、整体に来ている人の中には自動車の事故以外でも、


「子供の頃階段から転げ落ちた。」
「学校の机の上から落下した。」
「自転車でスピードをだしすぎて電柱にぶつかった。」


なんていう人がいます。
怪我してもう何十年も経過して、もうすでに30~40歳になっているのにムチウチは解消されずにずっと残っているわけです。当院にやってくる理由は、頭痛がする、腰が痛い、息切れ動悸がする、などなど様々ですが、これら全部ムチウチが残っているのが原因だったりします。


ほかでは、最近でも電話で相談があったのですが、手や足に力が入らないのだけどという問題です。この問題、私も何が起こっているのか今年の最初ぐらいまでよくわかっていなかったのですが、経験を積むにつれて概ねわかるようになってきました。

問い合わせが増えてきている傾向があるので答えを書いておくと原因は脈です。
どういうことかというと、心臓は血液を送り出す時に収縮するわけですが、その収縮する力が弱いと体に力が入らないということがおこるようです。死んでしまわない程度に動いていますが、元気に生活をするだけの力がないわけです。私のみている範囲だと現状の検査技術では心臓のこういう問題はまったくとらえられていないようです。検査でひっかからないから、そのような問題はないというように扱われるわけですね。

こうなってしまう原因の半数はやはりムチウチですね。
私が見たことのある人だとスキーでころんだことが原因で起こっている人がいました。残りの半数は薬の副作用です。問題がとらえられていませんから、存在しない副作用ということになっているようです。まぁ、薬の副作用の欄をみるとそれっぽいことは絶対に書いてあると思いますけどね。そして非常に困ったことになっているのが、存在しない問題ですので、ストレスが原因であるとされ、心療内科行きになってしまうことです。安定剤とか睡眠導入剤とか使っているとほぼ間違いなく悪化してゆきます。


さて、私がなんでこんな事がわかるかというと知識と経験の積み重ねからくるカンです。
私は人間の体は宇宙みたいなもんだと考えています。そう考えれば人間の体のことなど90%ぐらいはわかってないということでもあります。そんなわけのわからないものの事を少しでも理解しようと思うのならカンに頼っていかないとどうにもならないだろうとう考えるわけです。

実際、そう考えて整体してゆくとほとんどの人は元気になっていくわけですから、私のカンもそう捨てたもんじゃないだろうと思うのですけどね。

私にわかること、わからない事

最近、休日には釣りを堪能しています。
その影響でYoutubeの釣り動画をみることが多くなっています。その中である方の動画が気になりました。

動きに妙な癖があるのです。
具体的にいうなら、膝がうまく曲がっていないので小走りになったりするとちょこちょこと動く感じになります。これはどういうことかというと、胸椎10番の動きが悪いということであろうと思われます。膝の運動というのは、泌尿器の働きに関係が深いのですが胸椎10番の状態というのは腎臓の動きに深く関係している骨です。顔は丸っこい印象なのですが、普段からむくみ気味であると考えていいでしょう。重い状態になって入院した経験もあるかもしれません。

背骨で言うとその影響をうけて、4,8番もあまりよい状態とはいえないでしょう。
心臓の働きが強いとはいえません。もしかしたら、もともと心臓の動きが弱くてその影響で10番の状態がいまひとつになっているかもしれません。元気な人と比較すると、疲れやすく、眠りが浅い傾向があるといえます。

整体するなら、ここまであげた4,8,10番を中心にみてあげること。もう1つは膝の動きがよくなるように腰椎3番をチェックしてあげること、尾骨の力が抜けるように整体する事ポイントになるでしょう。

とまぁ、実際に会って体の状態をみなくても、動画で動きや仕草をみていればこれぐらいの事はわかるわけです。多少、ずれている可能性はありますが、大きく間違えてはないと思います。神戸界隈でヘチ釣りという釣り方をメインに動画をあげている方なので、どうしても見てみたいということであれば探してみればすぐにみつかるはずです。


一方、私にはわからないこととというと、電話なんかで、


「脳梗塞が原因でめまいを起こしているのですが?」


なんていう質問です。
脳梗塞を起こしているということであれば胸椎5,7番に問題が間違いなくあるといっていいでしょう。しかし、それがめまいの直接の原因になることはありません。これはどういうことかというと、脳梗塞が原因でめまいが起こることはないということでもあります。

ところが、実際にそれが起こっているということであれば、可能性はいくつか考えられます。


まずひとつ目は、脳梗塞の薬の副作用で胸椎10番が悪くなっているという事。
可能性としては一番高いかもしれません。もともと5、7番が悪かったはずですから、脳梗塞の治療をすると悪影響が顕著にでるはずです。


2つ目は、5,7番の異常が胸椎9番に及んでしまったということ。
この場合、正確にいうならめまいではなく、立ちくらみを起こしているということになります。ケースとしては割合レアですが、皆無といいうほど珍しくもありません。細身な方だとはこのような状態になりやすい傾向があります。めまいというのは、自分自身の感覚ですから、たちくらみでも、


「これはめまいだ!」


と思い込んでしまっているわけです。
症状を聞いてもらってお医者さんがめまいですと診断していることもありますが、私からすると、これはめまいではありませんねということになるわけです。


あと、脳梗塞を現在進行形で起こしている人だとめまいはするでしょうね。
ただ、そんな人だとまともに歩けなかったり、ろれつが回っていないのではないでしょうか。ついでにいうと、以前に軽い脳梗塞なんていう単語を聞いたことがあります。脳梗塞に軽いも重いもないだろうと思いますが、これだと胸椎5,7番が原因といえますけどね。そんな状態の人が電話をしてくる元気があるとも思えません。

そのほか、


「こんな事がめまいの原因になるのか!」


なんていうレアケースもいくつかあったりします。
まぁ、私にすれば体の状態を確認してからどうするか考えますからどれでもいいんですけどね。ただ、


「めまいはこのようにすればよくなる!」


みたいな唯一絶対の方法があると考える人がたまにいたりするわけで、そういう人にはこういう話がまったく通じないわけです。ですから、


「脳梗塞が原因でめまいを起こしているのですがこのケースは経験がありますか?」


なんてなんて聞かれたら、


「ありませんし、わかりませんね。」


という返事になりますね。

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医者が絶対にやらない健康法

「医者が絶対にやらない健康法はジョギングだ。」



と、窓からジョギングしている人たちを眺めてほくそ笑んえる人をインターネットでみかけました。



さて、そのジョギングを眺めていた窓はどこの窓でしょうか?







どこかというと、病室の窓です。

彼は入院中で大きな手術をした直後でした。下手をすると命を落としてしまう可能性もあったそうです。しかも、この入院は今年で2回目なのだとか・・・。



体にいいとか悪いとか2元論でしか物を考えられない人は何を言っても無駄だろうと感じることがあります。



「スポーツをすることは、心肺機能に負担をかけることなので結果的に寿命が短くなる。」



という考え方があります。

的外れではなく、おそらくそれは答えとしては正解であろうと思います。言い換えてみると、家の中に引きこもっていたら健康で長生きできるというのも嘘ではないだろうと考えます。今現在、どのぐらいの人がいるかしりませんが、ニートと呼ばれる人たちは長生きするかもしれませんね。



彼はきっと、




「走っている人たちが、どんな表情をして走っているか?」

「走っている人たちがどんな生活をしてどんな仕事をしているか?」



そういう部分には目がいかないのであろうなぁと。

まぁ、単純に年に2回も入院している自分を肯定したくてそんな発言をしていただけかもしれませんけどね。



走るということは何をしているかというと、心臓と肺に活力を与えているといってしまっていいでしょう。心肺機能が充実している人の1日と、病院のベッドほくそ笑んでいる人の1日では同じ24時間でも等価だとは私はおもいませんね。

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