腰痛、膝痛

腰痛、膝痛

腰痛、膝痛の整体

ちょっとおかしな腰や膝の痛みについての考え方

当院に腰や膝の痛みで相談に来られる方は、


「軟骨が飛び出ているからもう治らないんです。」
「痛みはもう死ぬまで取れないので上手に付き合ってくださいと言われた。」
「膝に水がたまっているので定期的に抜かなければいけません。」
「ブロック注射をやっていたのだけど効かなくなって困っている。」


たいていこんな方たちです。
そんな方たちの腰、膝、そして自律神経の状態を確認して、


「これならたぶん大丈夫、よくなりますよ。」


というと、


「そんなはずはない。私の腰(膝)はもう治らないはずだ。」


と私を説得しはじめます。


「いったい何を期待してうちに来たんですか?」


とそんな質問からはいらなければなりません。

ほぼ全ての人が腰や膝の痛みについて根本的な考え違いをしています。
治らない方がいいのでしたら構わないのですが、本心でそんな事を思っている人はほとんどいないでしょう。

結論をいってしまうと、軟骨が飛び出していたりすり減っていても、膝に水がたまっていても、専門家にもう治りませんといわれていても、人間の治癒力を十分に発揮させればそれぐらい簡単に治ってしまいます。



上手に付き合う事を考える必要のある方もいます

もちろん例外はあります。
過去、コレは無理だと判断したのは、


  • ヘルニアの手術で背骨にメスをいれてしまった方
  • 交通事故で背骨を折ってくの字に2回曲がっていた方
  • 骨盤と足の関節を手術してまったく動かなくなってしまった方

などです。

一番多いのは背骨の手術してしまった方です。
いくら整体指導をしてもて体が変わってこないので、


「もしかして手術したことないですか?」


と聞いてみると、


「実は3年前に・・・。」


なんていうやりとりが、しばしばありました。今は最初に質問するようにしているので、そんな事はなくなりましたが。


背骨は非常に繊細です。
一度メスをいれてしまうと、たいていは元の健康な状態にはもどりません。ですから、手術はほんとうに最後の手段だと考える方がよいでしょう。


また、交通事で背骨が折れた方は、背骨が2カ所直角に折れ曲がっていました。


「こんなんでよく生きていましたね。」


ときくと、


「医者にもそう言われた。」


といっていました。


ほかでは、足の付け根を手術して足をまともに動かせなくなっていた人もいました。
足が動かなければ腰や膝がおかしくなるのは当たり前のことです。手術した医師に相談すると、


「右足を手術しておかしくなったのなら、左足も手術すればバランスがとれてよくなる。」


などと言われたそうです。

さすがにそれはおかしい思ったようで、私のところへ相談にこられました。
健康な足を手術してバランスを取るなどという発想は正気とはおもえません。こんな無茶苦茶なお医者さんはほとんどいないとは思いますが、安易な手術などはしないことです。手術などしなくてもほとんどの腰や膝の痛みは解消するのですから。



歳相応という言葉の使い方を間違えてはいけない

歳相応というのは、年齢にあった様子という意味です。
年をとったら、年齢に応じて体のどこかが悪くなるなどというのは無茶苦茶です。

50歳になった全ての人の腰や膝に痛みがでてくるというわけではありません。
年をったら、どこか痛くなったり、病気になるというのは年齢のとりかたを間違えているからです。うまく年をとれば死ぬまで元気でいるといことも本当はそれほど難しいことではありません。100歳を超えても健康で元気な人はいるのです。歳相応という言葉をまちがえて使ってはいけません。


高齢だからという理由で、腰や膝の痛みが解消できなかった人などいままで一人もいません。


「もういい年齢だらか。」


と諦めるのは勝手ですが、歳をとっているからよくならないなんていうのはただの思い込みです。



腰痛、膝痛の本当の原因

腰や膝の本当の原因は、骨と関節の弾力がなくなることです。
確かに、年を取ることで軟骨の厚みや弾力はなくなります。しかし、これは激しい動きができなくなるというだけのことです。この事が原因で痛みがでてくることはありません。

軟骨が飛び出してしまうのも、弾力がなくなるからです。
飛び出した軟骨は絶対に元には戻らないと考えられているようですが、軟骨の弾力がでてくれば元にもどります。

膝に水がたまっている。無理な姿勢で仕事をしている。ストレスが・・・。
などと、様々な痛みの原因が思いつくかもしれません。しかし、それらの本当の原因は、骨と軟骨に弾力がなくなっているからです。極端な例では、


「軟骨が飛び出しているので、一生治りません。」


と言われていた人が1回の整体で、腰の痛みとしびれがなくなった事があります。この方の場合は、誤診だったのだろうと思いますが、


「もう治りません、上手に付き合ってください。」


などと言われても、


「本当にそうか?」


と、疑うぐらいの気持ちはもっていただいてもバチはあたらないと思いますがいかがでしょうか?


最初に、腰や膝に痛みがでるのは、骨と関節の弾力がなくなることだと述べました。
この弾力というのは、レントゲンやMRIではわかりません。しかし、触れてみればわかります。骨や関節の痛みのことが、写真をみてそれを必死に眺めてもわからないことはいくらでもあります。健康で、元気でいたいと考えるのなら違う視点で体を考えてみてください。



腰痛、膝痛の整体

体質や生活習慣など様々な事が原因で腰や膝に痛みがでます。
ちょっと変わった過去の事例でいうと、

・10年前の足首の捻挫が残っていて腰に痛み
・日常的に服用している薬の副作用で足にしびれ
・健康のためにと行っていた運動だったがやり方に問題があった

などあります。
体によかれと考えて行っていた運動だってやり方に問題があればそれが原因で痛みがでることだってあるのです。腰や膝の痛みの原因には個人差があるので、万人に共通する調整方法などはないといえます。本当の腰や膝の痛みの解消方法というのは、その原因を見極めることにあるといえます。

一応、調整点として代表的なところを紹介しておくと、胸椎4、10、12番、腰椎4、5番、左側の骨盤、左足首などになります。



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