ブログ「日々整体」

鬱と起立性調節障害の違い

「体を起こすことができない。」


昨日、まったく同じ内容の電話が全く違う人からかかってきました。
当然、円もゆかりもない二人ですが、体に起こっている問題がは同じです。それで、一昨日前から台風が近づいてきて気圧が下がっているのか、心臓の動きが悪くなっているようです。私も、妙に腰が重くてじっと座っていられませんでした。だから本当は溜め込んだ本を読みたかったのですがじっとしていられなくてずっと片付けと掃除をやっていました。

それで、この二人は1人は社会人でもうひとりは中学です。
二人とも胸椎4番に問題があるので、うまく心臓が収縮できなくなっていたようです。社会人の人は、予約ははいっていたのですけど、

「うつがひどくていけません。」

と電話がかかってきました。

中学生の方は、学校へいけないという事で親が連れてきたのです。
ここまで言うとわかるでしょうか?中学生の方は、起立性調節障害という診断を受けている訳です。

全く同じ事が体に起こっているのに医師の診断が違うわけです。
まぁ、こんなことをいうと、


「間違っているのはお前の方だろう。」


と思う人もたくさんいるでしょうが、


「医者は神のごとき目を持つ専門家で間違ったことをいうはずがない。」


とか言う人は、この文を読んでいないと思うので話をすすめます。


医師が違うからという事もあるでしょうけど、結局のところ雰囲気でカルテに病名を記入しているという事がいえます。
社会人だからストレスでしょう、中学生の方は小学生の時に診断を受けたのですけど子供だから起立性調節障害にしておこうという事な訳です。


「いやいや、今の時代、小学生だってストレスを受けて大変だ。」


とかいう医者にみてもらったら、きっと鬱という診断がなされていたのでしょうね。

でも、私から見ると、

「心臓がちゃんと動けていないだけ。」

という事になります。
今回は、心臓の収縮がうまくいっていないようでしたが、ちょっと状況が変わると心臓が緩みにくくなったりするので動機がしたりしますね。そういう人は、パニックだとか、不眠だとか、だんだんいろいろ付け足されて行くことになります。


私からすると病名なんてなんでもいいのです。

「朝起きて仕事や学校にいけないのはなんでかな?」

そういう事だけわかればいいのですからね。
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痛みを解消するのと治るのは意味が違う

勘違いしている人が多いのですけど、体に痛みがあるのは別に異常ではありません。 
慌てて走っている時にうっかり転んで膝を擦りむいてしまったとしましょう。当然、擦りむいた傷から血がでているでしょうし、痛みも感じるでしょう。しかし、傷ができて血がでているのだから痛みがあるのは当然の事です。逆に、

「傷ができて血が出ているのに痛みを感じない。」 

なんて事があったら、そちらの方がおかしいのです。


それで、血がどくどくと流れ出ているのはほっといて、痛みがひどいから鎮痛剤を処方しました。 
鎮痛剤がよく効いて痛みを感じなくなって、 


「治った。」 


という判断をしたら具合が悪いのです。 
なぜなら、痛みは感じていないけど、まだ血は流れているのですから。 

整理して考えると当然の事だと理解ができるのですが、体には様々な痛みがあってその痛みを緩和する医薬品がいろいろ用意されているので勘違いをおこしはじめるのではないでしょう。 
わかりやすいのは、腰痛、頭痛、生理痛などでしょうか。 
腰痛、頭痛で血が流れ出てくる事は極めてまれでしょう。生理痛だと血がでるので、痛みがあって当然だと思うのも仕方がないかもしれません。でも、逆に考えてみてください。
体に何にも問題がないのに痛みがあったらおかしいのです。 
腰痛だって、頭痛だって、体になんらかの問題があってそれが原因で痛みを発しているのです。生理痛だって、女性によってひどい人もいればまったくないなんていう人もいます。最近では、後者の女性はずいぶん減っているように思いますけど、パーフェクトヒューマンの女性であれば生理で体のあちこちが痛くなるなんていう事はありません。

痛みがあるという事は体に何らかの問題があると考える方が当たり前じゃないでしょうか。 
ただ、困った事に血液や尿をとって成分を調べても、レントゲンやMRIで体の中を撮影してもその原因をうまく見つけられないというだけの話ですね。 
で、仕方がないから鎮痛剤で誤魔化しましょうという事が行われているわけです。 
ただ、鎮痛剤では痛みを感じる事ができないようにしているだけですから、体に生じている問題を解消、治してしまう訳でではありません。 

痛みを感じなくするというのと、体を治すというのはまったく意味が違う訳です。
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専門家の話はトイレにでも流してしまえ

電話をかけてきて、


「○○なのですが、そちらで見てもらってよくなりますか?」


と、よく聞かれる訳です。

でも、これって非常におかしな質問です。その理由は、


「それは、いったい誰に言われてそう判断したのですか?」


という私の答えでわかってもらえるでしょうか?

それに対する質問者の答えはだいたい、


「お医者さんに言われて。」

「自分でインターネットで調べて。」


の2通りです。


私は言いたいわけです。


「なんで私が治せない人の考えや説明を前提に考えなければいけないのですか?」


と。


新型コロナウイルスなんかを例にするとわかりやすいでしょうか?

PCR検査で陽性がでても大半の人は無症状です。でも、一部の人が重症化するという事で多くの人が不安を感じているのでしょう。


しかし、私にしてみれば、たぶん心配はいらないだろうと考えています。

なんでかというと、重症化する人がどういう状態の人かは見分ける事ができるだろうと思うからです。残念ながら、実際には未だに1人もみていませんので推測でしかありませんが、


・免役の暴走が起こる

・高血圧、糖尿の人に重症化が起こる

・肥満の人が重症化する

・高齢者にリスクが高い


という所から考えてたぶんあっているだろうと思います。


新型コロナウイルス重症化のポイントは、頭骨の硬直です。

より直接に表現するのであれば、脳幹の緊張であろうと考えています。これは上記のポイントすべてにあてはまる事項です。


頭部、脳幹に硬直が起こる理由や原因なんていうのを説明しはじめると本を1冊書いても足りないですし、私もまだまだ研究中という状態だから今はおいておきます。ただ、わかりやすいところで、アルツハイマー、認知症の発症と、新型コロナウイルスの重症化について、年齢別にグラフを書いてみるとほぼ同じ傾向がでているのじゃないでしょうかね。


つまり、20~30代の人で新型コロナウイルスに対して恐れている人は、


「アルツハイマー症になるかもかしれない。」


と怯えているのと同じ事になります。

バカバカしいと思いませんか?もちろん、アメリカやヨーロッパなど、死者の多い国もあって、違う様子や傾向がでているかもしれません。ただ、少なくとも現状の日本においては、ほとんどの人は心配いらないとみて問題ないと思いますね。


「20代でもアルツハイマー症を発症する人がいる!」


とかいって不安をあおってくる専門家がいたらどう思いますか?


ついでに述べておくと、


「感染発症した後の、後遺症が怖い。」


という意見をちらほら見かけますね。

味覚や嗅覚がなくなってしまっている人がいるそうです。こちらは医療という技術の問題である部分が大きいと思いますね。


子供のころに副鼻腔炎や中耳炎の治療をした人に、頭骨に深刻な問題を起こしている人がいます。

そういう人が、新型コロナウイルスで発症すると味覚、嗅覚に問題が起こる事があるというのが一つ、もう一つは、新型コロナウイルスの治療にかなり強烈に炎症を押さえるという薬を使っているのじゃないでしょうか。例えば、アビガンとかいう名前をよく見かけますけど、そういう類いの薬を使いすぎ、効かせすぎると頭部の硬直が強くなって味覚や嗅覚に問題を起こすという事があるのじゃないでしょうかね。


それで、後者の場合は特に要注意で、発症して症状が収まった後、味覚や嗅覚が消失しているという人が再び発症すると重症化するケースがでてくるかもしれません。これから気温が下がってくると、そういう人が現れてくるかもしれないと、ちょっと気にしています。


「またマスコミが大騒ぎするのかもしれない。」


なんて、私は思っている訳です。


ただ、後遺症なんか残ってもケアをしてあげればそんなものは解消できるだろうし、適切なケアをしておけば再発症で重症化する事もないだろうと考えています。


念押ししておきますが新型コロナに感染発症した人の体の様子を見たわけではありません。

ただ、公開されている情報から判断するに、当たらずとも遠からずだろうというぐらいの確信めいたものはあります。当然ですが、体のどういう部分に注目してケアをしておけばいいかも見当がついています。


もちろん、この考えを押しつけるつもりはありませんし、一通りの感染症対策はきちんとやっていますけどね。


ただ、医者や他の専門家の理屈や解釈をを前提にしてしまうと、


『私とは話が噛み合う事がない。』


という事は理解してもらえるのではないでしょうか。


話を最初に戻しましょう。

医師に頭骨の状態、脳幹の緊張状態を確認して、それから私に電話してくるのであればまだ噛み合う余地はあります。しかし、


「新型コロナウイルスは感染すると死に至る事もある恐ろしいウイルスです。」


といっている奴の話なんぞ、猫の手ほどの役にも立たないから、そういう情報はトイレにでも全部流してしまってから電話してくださいという事です。

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考え方の問題か?

「自分の考え方に問題がある。」

整体にこられた人が口にするセリフで、これほどうんざりさせられるものは他にはないかもしれません。


私が知る限り、こういう言葉を最初に言い出しのは医者です。

「検査をしても何も問題ないからあなたは健康で、不調を感じるのはあなたの考え方に問題があるからです。」

というような使われ方をしていますね。
まぁ、最近は突き放すようないい方がよくないと思ったのか、そこにビジネスチャンスがあると思ったのか知りませんが、心療内科が幅を着替えるようになってきましたけど。


確か、たまたま見たドラマで天海祐希が医者の役をやっていたのですけど、そのエンディングのシーンでこういう話をしていたのが妙に記憶に残っています。

水筒に水が半分入っているとして、その時に、

「もう半分しかない。」

と考えるか、

「まだ半分もある。」

と考えるかで健康状態が変化するという説明をしていました。

覚えているのは、多分、

「あほやな。」

と思ったからでしょう。

理由は簡単で、水筒に水が半分あるなら、

「水筒には水が半分入っている。」

と考えるのが適切な判断です。
その上で、状況によって考えが変わってきます。

例えば、水筒に水が半分の状態で砂漠を50kmほど歩かなくてはいけないという状況であれば、

「もう半分しかない。」

と考えるのが適切な判断でしょう。
この場合、真っ先に考えなくてはいけないのは飲水の補給です。目的地を目指すことは、後回しにしなくてはいけません。こんな状況で、プラス思考が大切だからと、

「まだ半分もある!」

とか、やっていたら間違いなく脱水を起こして途中で力尽きるでしょうね。


一方、大阪や東京などの都会で現金を十分に持っているとしましょう。
その状況で、水筒に水が半分はいっているとします。その状況で、

「もう水が半分しかない。」

とか言っている人がいたら、いったい何をいっているのだと思うでしょう。
深読みするなら、なにか特別な水が必要なのかと考えるかもしれませんね。水の補給など、コンビニなり、スーパーなり、自動販売機なりでいくらでも可能です。水筒など持っていないほうが軽快に行動できるというものです。

当然、この状況であれば、

「まだ半分もある。」

と考えるのが適切でしょう。

まぁ、この話でわかっていなければいけないのは、特定の状況でお医者さんの言う通りプラス思考なんてやっていら死ぬことがあるということですね。


それで、先日、

「私の考え方が悪いからめまいがするのです。」

なんていっている人がいました。
それで仕事がうまくすすめられないのだけど、周囲の人から、

「そんなものはおまえの考え方が悪いからできないだけ、甘えているだけだ。」

なんて言われて、

「そのとおり。」

と、納得しているのです。
それじゃあ、私のところになんてきていないで、精神修養でもして考え方を矯正すればいいじゃないかと思うわけですけどね。

ただ、一つだけ言わせてもらいましょう。
この考え方についての発想なんですが、医者が体についてすべての事を見通す神の目をもっているという前提でしか成立しません。診察しても、体の状態をうまく説明できない、解決の糸口を見つけることができない時に、

「そんなのはあなたの考え方が悪いからです。」

と発言していると考えてみてはいかがですかね?
考え方をちょっと変えれば解決方法は見つかったりすることもあるんですけどね。





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