痛みを解消するのと治るのは意味が違う
勘違いしている人が多いのですけど、体に痛みがあるのは別に異常ではありません。 慌てて走っている時にうっかり転んで膝を擦りむいてしまったとしましょう。当然、擦りむいた傷から血がでているでしょうし、痛みも感じるでしょう。しかし、傷ができて血がでているのだから痛みがあるのは当然の事です。逆に、 「傷ができて血が出ているのに痛みを感じない。」 なんて事があったら、そちらの方がおかしいのです。 それで、血がどくどくと流れ出ているのはほっといて、痛みがひどいから鎮痛剤を処方しました。 鎮痛剤がよく効いて痛みを感じなくなって、 「治った。」 という判断をしたら具合が悪いのです。 なぜなら、痛みは感じていないけど、まだ血は流れているのですから。 整理して考えると当然の事だと理解ができるのですが、体には様々な痛みがあってその痛みを緩和する医薬品がいろいろ用意されているので勘違いをおこしはじめるのではないでしょう。
わかりやすいのは、腰痛、頭痛、生理痛などでしょうか。 腰痛、頭痛で血が流れ出てくる事は極めてまれでしょう。生理痛だと血がでるので、痛みがあって当然だと思うのも仕方がないかもしれません。でも、逆に考えてみてください。
体に何にも問題がないのに痛みがあったらおかしいのです。 腰痛だって、頭痛だって、体になんらかの問題があってそれが原因で痛みを発しているのです。生理痛だって、女性によってひどい人もいればまったくないなんていう人もいます。最近では、後者の女性はずいぶん減っているように思いますけど、パーフェクトヒューマンの女性であれば生理で体のあちこちが痛くなるなんていう事はありません。
痛みがあるという事は体に何らかの問題があると考える方が当たり前じゃないでしょうか。
ただ、困った事に血液や尿をとって成分を調べても、レントゲンやMRIで体の中を撮影してもその原因をうまく見つけられないというだけの話ですね。
で、仕方がないから鎮痛剤で誤魔化しましょうという事が行われているわけです。 ただ、鎮痛剤では痛みを感じる事ができないようにしているだけですから、体に生じている問題を解消、治してしまう訳でではありません。 痛みを感じなくするというのと、体を治すというのはまったく意味が違う訳です。
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専門家の話はトイレにでも流してしまえ
電話をかけてきて、
「○○なのですが、そちらで見てもらってよくなりますか?」
と、よく聞かれる訳です。
でも、これって非常におかしな質問です。その理由は、
「それは、いったい誰に言われてそう判断したのですか?」
という私の答えでわかってもらえるでしょうか?
それに対する質問者の答えはだいたい、
「お医者さんに言われて。」
「自分でインターネットで調べて。」
の2通りです。
私は言いたいわけです。
「なんで私が治せない人の考えや説明を前提に考えなければいけないのですか?」
と。
新型コロナウイルスなんかを例にするとわかりやすいでしょうか?
PCR検査で陽性がでても大半の人は無症状です。でも、一部の人が重症化するという事で多くの人が不安を感じているのでしょう。
しかし、私にしてみれば、たぶん心配はいらないだろうと考えています。
なんでかというと、重症化する人がどういう状態の人かは見分ける事ができるだろうと思うからです。残念ながら、実際には未だに1人もみていませんので推測でしかありませんが、
・免役の暴走が起こる
・高血圧、糖尿の人に重症化が起こる
・肥満の人が重症化する
・高齢者にリスクが高い
という所から考えてたぶんあっているだろうと思います。
新型コロナウイルス重症化のポイントは、頭骨の硬直です。
より直接に表現するのであれば、脳幹の緊張であろうと考えています。これは上記のポイントすべてにあてはまる事項です。
頭部、脳幹に硬直が起こる理由や原因なんていうのを説明しはじめると本を1冊書いても足りないですし、私もまだまだ研究中という状態だから今はおいておきます。ただ、わかりやすいところで、アルツハイマー、認知症の発症と、新型コロナウイルスの重症化について、年齢別にグラフを書いてみるとほぼ同じ傾向がでているのじゃないでしょうかね。
つまり、20~30代の人で新型コロナウイルスに対して恐れている人は、
「アルツハイマー症になるかもかしれない。」
と怯えているのと同じ事になります。
バカバカしいと思いませんか?もちろん、アメリカやヨーロッパなど、死者の多い国もあって、違う様子や傾向がでているかもしれません。ただ、少なくとも現状の日本においては、ほとんどの人は心配いらないとみて問題ないと思いますね。
「20代でもアルツハイマー症を発症する人がいる!」
とかいって不安をあおってくる専門家がいたらどう思いますか?
ついでに述べておくと、
「感染発症した後の、後遺症が怖い。」
という意見をちらほら見かけますね。
味覚や嗅覚がなくなってしまっている人がいるそうです。こちらは医療という技術の問題である部分が大きいと思いますね。
子供のころに副鼻腔炎や中耳炎の治療をした人に、頭骨に深刻な問題を起こしている人がいます。
そういう人が、新型コロナウイルスで発症すると味覚、嗅覚に問題が起こる事があるというのが一つ、もう一つは、新型コロナウイルスの治療にかなり強烈に炎症を押さえるという薬を使っているのじゃないでしょうか。例えば、アビガンとかいう名前をよく見かけますけど、そういう類いの薬を使いすぎ、効かせすぎると頭部の硬直が強くなって味覚や嗅覚に問題を起こすという事があるのじゃないでしょうかね。
それで、後者の場合は特に要注意で、発症して症状が収まった後、味覚や嗅覚が消失しているという人が再び発症すると重症化するケースがでてくるかもしれません。これから気温が下がってくると、そういう人が現れてくるかもしれないと、ちょっと気にしています。
「またマスコミが大騒ぎするのかもしれない。」
なんて、私は思っている訳です。
ただ、後遺症なんか残ってもケアをしてあげればそんなものは解消できるだろうし、適切なケアをしておけば再発症で重症化する事もないだろうと考えています。
念押ししておきますが新型コロナに感染発症した人の体の様子を見たわけではありません。
ただ、公開されている情報から判断するに、当たらずとも遠からずだろうというぐらいの確信めいたものはあります。当然ですが、体のどういう部分に注目してケアをしておけばいいかも見当がついています。
もちろん、この考えを押しつけるつもりはありませんし、一通りの感染症対策はきちんとやっていますけどね。
ただ、医者や他の専門家の理屈や解釈をを前提にしてしまうと、
『私とは話が噛み合う事がない。』
という事は理解してもらえるのではないでしょうか。
話を最初に戻しましょう。
医師に頭骨の状態、脳幹の緊張状態を確認して、それから私に電話してくるのであればまだ噛み合う余地はあります。しかし、
「新型コロナウイルスは感染すると死に至る事もある恐ろしいウイルスです。」
といっている奴の話なんぞ、猫の手ほどの役にも立たないから、そういう情報はトイレにでも全部流してしまってから電話してくださいという事です。