ブログ「日々整体」

不眠の整体事例

6年間、不眠で困っていたかたの事例です。
長い間、眠りが悪いということで相談にこられました。体の状態を確認すると、眠れていないということがすぐにわかるような見本のような方でした。

ポイントとしては、

・食べ過ぎている
・体が冷えている

という2点でした。

冷えと食事は、不眠と関係ないと思うかもしれませんが、冷え、食べ過ぎともに眠りを悪くしてしまいます。

まず食べ過ぎについてはわかりやすいでしょう。
たくさん飲み食いした日の夜は眠りが浅くなり、疲れがとれにくくなります。ピンと来ない方は、お腹一杯食べたあとの翌朝の体調を確認してみましょう。眠りが浅くなって、体が重くなっているはずです。

次に冷えについてです。

「私は冷え性なんです。」

という方がおられますが、冷え性という体質はありません。冷えてしまった体があるだけです。ですから、冷えを解消するように体質改善をおこなわければなりません。

「手足が冷えます。」

そんな状態のまま、不眠を解消するのは不可能だと思っていいでしょう。

こういった問題点がわかれば解決は簡単です。
整体と生活習慣の改善で、冷えと食べ過ぎを解消すればよいのです。薬を飲んで寝て折られる状態でしたが、1ヶ月程度で薬をやめることができ、3ヶ月程度で眠りにたいしての不安がほぼなくなったとのことです。

不眠は長く困っている方がいのですが、ポイントさえ押さえればたいていはそれほど苦労するものではありません。



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不眠とうつの整体事例

うつと不眠はわけて考えてしまいがちですが、うつ傾向のある方は不眠もあわせもつ事がほとんどです。
今回、紹介させていただく事例も同様です。

うつと不眠で困っているとのことで、通院し、薬での治療を続けておられたのですが、なかなか体の調子がよくなってこないということで相談にこられました。

背骨の状態を確認すると、首、胸椎などに問題があったのですが、それほど悪い状態ではありませんでした。ただ、体が冷え切ってしまっていました。私は、冷えを解消するように整体と生活指導を行いました。

さて、実は不眠を解消する上で一番大事なことは、薬をやめることです。

「眠れないから薬を飲んでいるのに。」

と考えてしまうのですが、ここが不眠を解消する上でのもっとも大切なポイントです。どうしてかというと、不眠は薬をやめないと解消が難しいのです。

実は、睡眠というのは体の力です。
足を使わずに松葉杖や車いすで生活していれば、足の力が衰えていつかは歩けなくなってしまいます。眠りだって同様で、薬にたよった睡眠をしていると眠る力が衰えてきて眠れなくなってしまうのです。

整体をつづけながら、これならもう大丈夫というタイミングを見計らって、薬をやめるように指導します。もちろん、薬を急にやめるといけない薬があったり、悪影響がでることがあるので医師にも相談してもらいます。不安も感じるようですが、本人が

「薬をやめたい。」

そういう気持ちを持ちさえすればなんとかなるものです。2ヶ月程度できちんと眠れるようにかわってきました。こうなれば眠るということに不安を感じることはまずなくなってきます。同時にうつ傾向も解消してきました。

うつや不眠はわけて考える必要はないのです、自律神経の働きを整えてしまえば全部まとめて解決してしまうのです。



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塩分控えめは体にいいのか?

塩分は体に必要なものです。

最近は、なんでもかんでも塩分控えめになっているので塩分は体に悪いと考えてしまっているようですが、塩分は人間の体に必要なミネラルです。ですから、分をひかえすぎて体がおかしくしてしまう人もいます。


その方は、


「塩分を控えるように。」


と指示をされたので、食べ物はすべて熱湯で煮沸するなどして全部塩分を飛ばすという食事をしていたそうです。そんな事をすればいっさい味がしませんが、


「これが体にいい。」


と考えて実践していたそうです。


一昔前には、にがりを飲むと痩せると聞いて、にがりをのみすぎて亡くなった人がでてなんていうニュースが流れていました。こういうニュースがながれると、


「にがりは体に悪かったのか。」


といってにがりを悪の手先みたいに扱いはじめたりする人もいました。


にがりは、塩などと同様にミネラル成分です。

ですから、人間の体には必要なものです。ですから、毒というわけではありません。塩だって、食べ過ぎれば体が悪くなってくるのです。こんな事をいちいち説明しなければならないという事に私は違和感を感じたりしています。

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うつの整体事例

最近は、簡単に自分の状態を確認できるようにということで、チェックリストを活用するところが増えているようです。企業なのでも、積極的に従業員の状態を確認して早期発見、早期治療というのをめざしているのでしょう。チェックリストを配布して確認させているところもあるようです。

しかし、このチェックリストがとんでもなく曲者です。なぜかというと、元気な人まで、病気にしてしまうらです。

この方の場合、親類に不幸があって、心身共に疲れていたのでしょう。
そのタイミングでチェックリストを利用すると、うつ症状であるという判断がされました。そこで、会社の指定する医師に診断を受けてみると、

「確かにうつ傾向がありますね。」

という診断で、薬を処方されました。

ただ、この診断がいまひとつ不満だったようです。その足で、私の所に相談にこられました。

体の状態をみると、確かに多少のくたびれはみられたのですが、うつの状態ではないと私は判断しました。そこで、

「ちょっと疲れがでているだけですね。うつではありません。すぐに薬をやめてください。」

そう伝えました。
義理堅い方のようで、医師にもそうつたえて実際に薬を辞めたそうです。すると翌週には元気になりました。


私は整体という技術を通じて、背骨の状態をみます。そうして、今、体の状態がどうなっているか?という判断をします。

チェックリストというのは、素人の方が黄色信号の状態の方をみつけるためには便利な物です。ところが、しかしこういったツールの結果を鵜呑みにしてしまうと判断を誤ることがある。そういうことは知っておくといいでしょう。
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体の冷えと耳鳴りと

耳鳴りのある方は難聴傾向もある方がすくなくありません。
そんな方の事例です。

この方の場合5年前から難聴と耳鳴りがあるとのことでした。
ただ、いつもいわせていただくことですが、耳だけがおかしいということはまずあり得ません。体の状態を確認してゆくと

・不眠傾向がある。ずっと夢をみているような状態で眠りが浅い
・パニック傾向
・肩こり
・胃のもたれ
・体の冷え

以上のような問題点がみつかりました。

箇条書きにすると、すべて別々の問題に感じるかも知れませんが、原因は1つです。
その原因とは、

・冷え

です。
体を冷やしてしまっているので、それが原因で体のあちこちに異常がでてきてしまっていのです。

整体としては、いつものように自律神経を整える事、耳の調整をおこないますが、同時に胃と冷えとりの整体も行います。

耳鳴りが気にならない程度におさまってくるのに2ヶ月ほどでした。
5年間なんの変化もなかったものが、2ヶ月です。きっちりと原因をおさえて、整体をおこなっていけば耳鳴りはきちんとかわってくるものです。

もう少し体には問題が残っていますので、整体はつづけておられますが、不眠、パニックなどの問題はすでに解消しておりますので、残りは時間の問題といえるでしょう。



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