ノウハウとか知識以前の問題
2015年01月21日
「どうも体の調子が悪く気分が滅入るので家でおとなくしていました。」
という人がいたので、
「うつで体がしんどいからと、40代で家に引きこもっている人がいるんですが、その人は家でおとなしくしていたらいつか元気になるんですか?」
と聞いてみたら、それはないですねと鼻で笑っていました。
つづいて、
「一日家の中でテレビをみているようなお年寄りが、いつか元気になったら旅行にいきたいといってたらどう思いますか?」
と聞いてみると、
「死ぬまで旅行へはいけないでしょうね。」
と、やはり笑いながら答えていました。
いちいち説明しなくても誰でもわかっていることです。
以前に医師から、
「あなたの病気はもう治らないから家で安静にして疲れないようにしていなさい。」
と言われてそのとおりにしていた人がいました。
当然ですが、運動不足からくる腰痛に悩まされるようになりまともに歩けなくなりました。結果、半年ほどたって亡くなられました。足が弱ると人間の体は一気に衰えるからです。
同じ不治の病でもまったく逆の方もいます。
普通に毎日仕事して、休日には趣味を満喫しているのですが、この方は体がまともにうごきません。体が不自由なせいで、多少くたびれやすい傾向は感じますが、体は非常に健康でケチのつけようがありません。どうして手足が動かないのか不思議に感じるぐらいです。
こんなことは、自律神経とか知識とかノウハウ以前の問題ですね。
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