実はすごーーーく大切な事
2015年03月17日
「そちらの整体ではどんな事をやるのですか?」
と唐突に聞いてくる人がいます。
答えてもえらると思ってるから質問してくるのでしょうが、答えられるはずがありません。
「そんな馬鹿な質問してかるから体を壊すんだよ。」
と言いたくなるのをぐっとこらえて、
「何にどう困っているかすらわからないのに答えられるはずがありません。」
と返事をすると、たいていの人はすぐに電話をを切ってしまいます。
何も情報を伝えずに答えだけ得ようなどというのはずいぶん横着な話だと私などは思います。おそらくは、万事が万事そんな横着なことをやっているから体を壊すのでしょう。
よく似た質問に、
「○○という病気なのですが整体でよくなりますか?」
というものがあります。
ここにあてはまる病名はいろいろありますが非常にあてになりません。こちらのサイトで取り上げている体の問題をみてもらうとわかると思いますが、同じような体の異常でも、人によって原因は異なりますし、原因が同じだからといって同じような異常が体に起こるわけではありません。
もっというなら私は整体師ですのでお医者さんとは体の見方が全く異なります。
ですから、たいていは、
「お医者さんに言われたことはひとまず忘れましょう。」
ということになります。
お医者さんのいうことが信頼できるというのなら私のところへ相談などせずにそのお医者さんに治してもらえばよいのです。たいていの場合、どうもよくならない、なにか変だと思うから私のところへ相談をしてみようと思ったはずです。
以前、
「腰のヘルニアなので手術しないと歩けなくなります。」
と言われた人がいました。
その方は手術はしませんでした。しかし、今でも元気にゴルフをしています。たまに腰が痛いといって整体にやってきますが、アイスクリームをたらふく食べたとか、寒空で何時間もつっ立っていたとか、パーティで食べ過ぎたとかそんな事が原因です。
いまでもたまに、
「手術しないでよかったわぁ。」
と笑いならがらいっておられます。
このように専門家が判断を誤る事もあります。
しかも、最近は困った事に、
「インターネットで調べて自分はこういう病気だと思いました。」
みたいな、素人判断をする人が非常に増えているせいで、ますますいい加減な事を言えなくなってきています。
「○○で困っているのですが、どうすればよくなるでしょうか?」
と聞いてもらえればたいてい答えられるだろうと思っているのですけどね。