ブログ「日々整体」

死んではいけないという社会のルール(無料記事)

どうも大半の人は死というものに対してネガティブにしか捉える事ができていないようです。
おそらく、医学が、

「死んではいけない。」
「病気にさえならなければ死なない。」
「死んだらすべてが終わってしまう。」

と本気で思っているためでしょう。もちろん医師たちは、はっきりとこういう言い方はしませんが、現実に医師たちと会話をするとこういう事を実感できるのではないかと思います。

だからでしょう。
医師たちは、ひたすら寿命が延びる事を良しとしています。最近の論調では、

『老いは病気だから防ぐ事が可能である』
『120歳まで若さを保ったまま生きることができる』
『平均寿命が100歳を越える』

というのが一般的な考えになりつつあるのを感じています。

我々、人間はいつか必ず死を迎える生き物です。
それにも関わらず、

「死んではいけない。」

と医者は考えているのです。
結果として医療行為に様々な矛盾が生じているのですが、ほとんど人が死というものに正面から向き合う事ができていませんからその事に気がついていないのです。

もうちょっと簡単に説明するなら、誕生が人生のスタートだとするなら死は人生のゴールです。それなのに、

「ゴールをしてはいけない。」

と考えている訳です。

続きは四面楚歌に掲載しています。
会員登録で無料で記事を読むことができます。
関連カテゴリー< >

自律神経は常に元気になるための活動をしている

自律神経は常に元気になるための活動をしています。
この考えは客観的なものではなく私の主観的な考えです。だから、この私の主張に異論を挟んだり否定することはとても簡単な事かもしれません。しかし、それでも人間という生物とその体の働きを観察していると、私は自律神経は常に体を元気にするための活動をしている事は間違いないと確信をしています。 

人間の体はとても合理的に成り立っています。 
多くの人は辛い状態や感覚が発生する事を、体を痛める、病気になると考えています。だから、熱が下がる、痛みがなくなる時に『病気が治った』と判断をしています。これが大きな間違いなのです。 

熱がでるのは体の中に溜まった老廃物を掃除するためです。 
老廃物というと疲労物質や細胞の死骸だと考えるとよいでしょう。老廃物は健全な生活を送っていれば、主に尿や便として体外に排泄されます。汗をかいたときに肌をこすると垢がでてきますけど、これも老廃物です。この排泄がうまく行われなくなったときに人間は風邪をひくという状態になります。熱をだして体液の循環をよくし強制的に排泄するのです。だから、風邪が終わる時には必ず便が柔らかくなります、下痢をする訳です。熱をあげて体液の循環を円滑にした後に排泄するという過程を経過して体をリフレッシュする事、それが風邪という現象です。 

ところが、熱がでる事、下痢をする事を別々の病気だと考えて個別に対応しなくてはいけないと多くの人は考えています。薬で熱を下げて、下痢をとめる薬を飲むのです。すると結果として、体の中に老廃物が溜まったままの状態になります。 老廃物が体にたまった人は元気がなくなります。意欲、向上心、やる気といったものを発揮できなくなります。

また、健康な人は、年に一回ぐらい風邪をひくものです。 
なぜなら元気だとしても普通に生活をしていればたいてい少しづつ老廃物がたまるからです。だから、元気に健康な体を保つためには年に一回熱をだしてリフレッシュする方がよいのです。 

私は、健康な人として私は松岡修造を私はよく例にあげます。 
彼は年に一回ぐらい高熱の風邪をひいています。彼が熱を出すタイミングはいつも寒波がやってきて大雪になるので松岡酒造ぐらい元気な人間でも風邪をひくのだとよく話題になっているから私でも知っているのです。高熱がでるのは彼が高いリフレッシュ能力をもっているからです。人間は気温が下がったタイミングが熱を上げやすいようで、寒波がやってくるタイミングで風邪をひいてリフレッシュしているのでしょう。だから、何年も風邪をひかないという人は体のリフレッシュがうまく行われていないと思った方がよいでしょう。 

「癌なんて病気は風邪をひかない人がなる病気だ。」

整体の師である二宮進師がよくいっていた言葉です。このように風邪は我々が健全な生活をおくるために必要なものなのです。 

次に、腰痛など、主にぎっくり腰といわれるような突然に腰が痛くなるようなものも必要なリフレッシュです。 
ぎっくり腰だといって相談にこられる方の背骨を確認するとほぼ間違いなく胸椎4番、腰椎3番が後ろに飛び出しています。胸椎4、腰椎3番は心臓を動かすための神経が通っている骨、つまり心臓の動きに深く関わっています。これらの骨が後ろに飛び出しているというのは『骨に力を集めている』ということで、これは心臓に力を集中するために無意識に起こる動作です。 

ちょっと話がそれます。 
『丹田に力を集める』という言葉がありますが、腰椎3番に力を集めるというのを同じ意味です。だから、丹田に力を集めるというのは心臓に力をあつめる、つまり心臓の働きを高めるというのと全く同じ事になります。腰椎3番に力を集めるときには、胸椎4番にも同様に力が集まっているのですが胸に力を集めようとすると胸椎1、2番に力みがでて肺の動きが悪くなってしまうのでへその下の丹田を意識するのがよいと言われるようになったのでしょう。

さらに余談を続けると、人間は丹田のような実際には存在しない架空の臓器を意識した方が体をうまくコントロールできる傾向があります。スポーツなどでは、必ず肩の力を抜けと言われますが、これは筋肉の存在を意識しないようにするためです。だから、イチローのバッティング理論を学んだからといって、イチローのようにメジャーリーグでヒットが打てるようにはなりません。理屈で体を動かそうとすると絶対にうまくいかないからです。このあたりの事に興味がある人は、宮本武蔵が書いた『五輪の書』なんかに書いてありますので読んでみるとよいでしょう。 

話を戻します。 

ぎっくり腰というのは、腰椎3番の力が抜けなくなったために起こります。 
これはもうぎっくり腰だといって駆け込んでこられる方の体を観察すると間違いようがにぐらいはっきりをしている事です。腰椎3番の力が抜けなくなるのは心臓がうまく動かなくなっているせいです。そのうまく動かなくなった心臓を動かそうとしていると結果として腰に痛みがでてくるのです。だから、腰が痛いと相談にこられた方には、 

「大丈夫だからしばらく痛がっておけ。」 

とアドバイスをします。
 
痛みだけをとってしまうと心臓が止まってしまうからです。
すぐに腰の痛みをとろうと思うと心臓を止めるしかありません。心臓の動きが悪くなる理由は他にあるのですけど、基本的には老廃物が溜まり過ぎた結果だと考えて間違いありません。簡単に説明するなら、日頃の不摂生の結果として腰が痛くなっているので、そのツケを整体師などに回して楽になろうなんていう考えでは健康になどなる事などありえません。 

「自分の尻は自分で拭く。」

それができるのが健康に生きるということです。

今回、発熱と腰痛について簡単に説明してみました。
このように自律神経は熱を出したり痛みを出したりという働きをしています。 なんのためにそうしているかというと、元気に、そして健康に生活をしていくためにです。ところが、最初に述べたように熱を出す事や、痛みをだす事を病気だとして捉えていると自律神経の働きの邪魔してしまう事になります。だから、自律神経の働きを整えるという事がどういう事なのか、健康に元気に生活するという事はどういう事なのかという事をちゃんと理解する必要があります。
関連カテゴリー< ブログ腰痛、膝痛自律神経失調症

自律神経は生物の根幹である

『人間の体には自律神経という部品がある』

多くの人がそう考えているのではないでしょうか。
人間の体は骨、肉、内蔵、血液、脳などの部品がたくさん集まって作られているものだと錯覚してしまっています。鋼の錬金術師というマンガでは、人間を構成する要素として、

「水35リットル、炭素20kg、アンモニア4リットル、リン800g、石灰1.5kg、塩分250g、硝石100g、硫黄80g、鉄5g、フッ素7.5kg、ケイ素3g、その他少量の元素。」

という説明があります。
これは嘘ではなく、現実に人間の体の構成要素はこれらのから成り立っていて、すべての材料を集めようとすると3000~4000円程度の費用だそうです。ごく普通の家庭であれば、家の中にすでに大半がありますね。だからといって、家の中で突然に、人間あるいは生命が誕生する事などありえないという事もわかることでしょう。

実際に、かつての科学者は(当時は錬金術師と呼ばれたりしていたようですけど)、人間を構成する要素を集めて熱したり、冷やしたりしたら人間を作る事が可能だと考えて研究が行われていたようです。馬糞と精子を混ぜて人造人間ホムンクルスを作るなど、今の知識と科学技術から考えると、それは無理だとわかるような研究が行われていたようです。

『生きている』

という事は非常に特殊な状態で、それがどういう状態であるかという事を現時点の人類はうまく説明する事ができていません。

それで、これから科学が進歩してクローン技術が発達したとしましょう。
心臓、肺、胃腸などの臓器をクローンで作れるようなり、脳、目などもクローンで作れるようになったとします。それで人間を構成する要素をすべて、遺伝子操作で作って人造人間を誕生させる事ができるか?と思うかもしれません。でも、矢張りそれは不可能です。なぜなら、材料として多少まとまったというぐらいの事でしかなく、それは水や炭素を集めて人間を作ろうする行為となんら変わらないからです。鋼の錬金術師では、

「魂はどうするのか?」

なんて疑問がでていましたね。


古生物学だと、生命の誕生にはとても大きな壁があって、どうすれば、あるいはどういう事が起こればその壁を越える事ができるのかは大きな謎とされています。そして、実はその壁が『自律神経の働き』です。世の中を見渡すと、自律神経の働きについてふんぞりかえって偉そうに語っている人が大勢いるのですが、生命誕生の大きな謎について語っているようなもので冗談としかいいようがありません。

ところで、ここまで話すと大層な話になってしまっと感じる人がいるかもしれません。
しかし、自律神経の働きというのはどういうものかよく考えてみてください。そもそも生命を保つための働きをしているのが自律神経なのです。自律神経の働きとは、我々はどうして生きているのか、どうして生き続けようとするのか、子孫を残そうとするのか、種として繁栄しようとするか?これらすべては自律神経の働きが根底にあるのです。それを肝心なところを端折って、シンプルに説明してわかったつもりになっている人たちの方がおかしいのです。

話を戻します。

生命は火山活動が活発な海底で誕生したといわれています。
偶然生まれたアミノ酸がくっついたり離れたりを繰り返している内に、突然に自己増殖をはじめるようになったと考えられています。つまり、この時に自律神経が働きだしたという訳です。もちろん、この頃は神経なんていう組織はなかったでしょうから、まったく違う姿と形だった事でしょう。しかし、その働きは進化を経て現状のような形に変化してきたのです。こんな事はわりと当たり前で、ちょっとでも学んだ事のある人なら誰でもが知っている知識なのですが、医学という学問になると様子ががらりと変わってしまいます。

医学は、生命というものを部品の寄せ集めだとしか考えていません。
だから、医者に言わせれば生命を誕生させる事など簡単です。最近は、老いは病気だから老いる事は防ぐことが可能であるなんていう理屈がまかりとおりつつありますね。生まれて、成長して、歳をとり、そいて老いて死んでいく事は自律神経の働きを考えればとても当たり前の事です。だから、その自律神経の働きを止めてしまったり、変えてしまうような事をすればその人自身だけでなく、人間という種そのものが滅んでしまうでだろうと私は思います。

自律神経の働きに問題が起こると生命はすぐに死んでしまいます。
だから、生きている以上は自律神経はちゃんと働いています。ここで疑問を感じるのは、自律神経はちゃんと働いているのであれば、どうして様々な不調を感じるのかという点でしょう。ただ、これは自律神経が何をしようとしているのかを考えなくてはいけません。

さて、こういう前提をふまえてもらうと

『自律神経は生物の根幹である。』

という概念を理解しやすくはならないでしょうか。
私たちは生命なのです。材料の寄せ集めのロボットではなく生きているのです。生きる事は当たり前の事のように感じるかもしれませんが、生きているというのは宇宙全体を見回しても奇跡としか表現のできない事です。そんな奇跡に対して、『体の調子が悪いのは自律神経という部品が故障した』と考えてしまうのはどこか間違っているのではないかと気がつかなくてはいけません。
関連カテゴリー< ブログ自律神経失調症

5月以降の蒲田、日暮里の整体について

5月以降の蒲田、日暮里の予定です。
整体を希望される方は電話にて申し込みください。
TEL075-954-0036

蒲田の整体指導受付中です。

日時 5月8日(日)
 10:30~ 11:00~ 11:30~
 13:00~ 13:30~ 14:00~ 14:30~
 15:30~ 16:00~ 16:30~ 
 17:15~ 17:45~

日時 5月22日(日)
 10:30~ 11:00~ 11:30~
 13:00~ 13:30~ 14:00~ 14:30~
 15:30~ 16:00~ 16:30~ 
 17:15~ 17:45~

日暮里にて整体指導受付中です。

日時 5月9日(月)
  9:30~ 10:00~ 10:30~ 11:00~ 11:30~
 13:00~ 13:30~ 14:00~ 14:30~ 15:15~
 15:45~ 16:15~

日時 5月23日(月)
  9:30~ 10:00~ 10:30~ 11:00~ 11:30~
 13:00~ 13:30~ 14:00~ 14:30~ 15:15~
 15:45~ 16:15~
関連カテゴリー< >

自律神経ってなんですか?(無料記事)

ネットで自律神経の事を調べてみると交感神経と副交感神経があってみたいな説明をみかけることでしょう。でも、この説明は全く役にたっていないと考えてよいでしょう。確かに、嘘はいっていませんが、だからどうしたの?という内容としか言いようがありません。

これは人間に置き換えて考えるとわかりやすいかと思います。

「人間ってどういう生き物ですか?」

と聞かれたどう答えるでしょうか。
男性と女性がいて男女が協力して子供を作って育て、社会を作って集団で生活を営んでいます、なんていう説明を聞いてすべてが説明されたと感じる事はないと思います。

男性は交感神経主体で女性は副交感神経が主体の生物です。
だから一般的に男性は緊張や興奮するものに、女性はリラックスや癒やに関心が高くなる傾向があります。性行の際の体の変化や様子をふり返って考えればわかる事でしょう。男性は緊張する事ができなければ子供を作る事ができません。ただ、そうはいっても女性的な男性がいれば、男性的な女性も存在しています。

さらに、世間でよく耳にする、

「副交感神経を高めることが大切だ。」

という理屈はおかしいのです。

この言葉そのものは嘘ではないのですが、

「緊張することがダメ。」

なんて考え始める人まで現れています。
現実は、人間が元気に生活していくためには交感神経が優位になれないとダメですし、副交感神経が優位になってリラックスすることも大切です。男だから仕事だけやっていればよい、女だから家事をちゃんとという事を言っている人をみたらどんな風に感じるか考えてみてください。結局、ちゃんとした答えをいうのであれば、朝起きたときには交感神経が優位になって夜寝る時には副交感神経が優位になって、そういう具合に適度にバランスを取るから我々は健康に生活できるのです。


記事の続きはは四面楚歌で読むことができます。

会員登録で無料で読めます。

関連カテゴリー< 四面楚歌
12
出張整体
品川での整体指導予約受付中
名古屋での整体指導予約受付中

RSS

月別

自律神経整体院

京都府長岡京市天神1丁目1-56
ながおかスタジオビル2F
(阪急長岡天神駅から徒歩1分)


075-954-0036