ブログ「日々整体」

体癖とは何か?整体の専門家が解説する 7~10種まで

前回までの記事で1~6種まで紹介したので、今回は7種から10種まで紹介してゆきます。

7種体癖
7種体癖を見つけるのは簡単です。なぜなら、7種体癖の人の肌が日に焼けた状態になるためです。地黒であればまず間違いなく7種体癖の要素が濃いと考えてよいでしょう。肌が黒くなるのは肝臓に常に気が集まっているからなのですが、そのような状態では肌が日に焼けた状態になるようです。また、とても人当たりがよいのも特徴です。どのような人とでも当たり障りなく接することができ、コミュニケーションが高い傾向にあります。

野口晴哉師の説明だと競う気持ちが強い、競う気持ちが強く、勝ち負けにこだわるとされています。しかし、このような特徴が表にでてくるのは若い頃までで中年以降の方になると、そのような競争心はコミュニケーション能力の影に隠れてしまってそのような傾向を見ることは難しいでしょう。

8種体癖
8種体癖は私にはまったくといっていいほどわかりません。私の印象としては話す内容を間違えるすぐにキレてしまうような怖さを感じます。私にとってはそれぐらい掴み所のない体癖で、日本人にはほとんどいないのではないかと思うぐらいです。おそらくですが、8種は7種体癖と同様の捻れ体癖で、体を捻る動作が主体になってくるので、やはり競争心が高いのかもしれません。ですから、肌が白くて7種のように競う気持ちたまに見え隠れする人が8種なのではないかと考えています。

9種体癖
9種体癖は、一言でいうと天才です。物事に対する打ち込み方、集中力が通常の人とは明らかに違うと感じます。これは骨盤が閉まろうとする傾向が強いためですが、有名人で例をあげると、明石家さんまは9種体癖だろうと考えています。また、野口晴哉師も9種要素がかなり色濃いと考えています。野口師は、その著書で自身は1種体癖であると述べてはいますけどね。

細身でちょっと癖のある人格、性格をしていて何かしらに大きな成果をあげている人がいたらその人は9種である可能性が高いでしょう。ただ、天才なんて10万人に一人いるかどうかも怪しい割合ですから、実際に出会う機会はほとんどないと思ってよいかと思います。

10種体癖
10種体癖も天才としての性質を持つ体癖だと考えてよいでしょう。おそらく徳川家康が10種体癖だったであろうと考えています。10種体癖は9種とは逆に骨盤が開く傾向が極端に強いので年齢を重ねるにつれて太っていく傾向があります。伊達政宗が残した日記には、徳川家康は驚くほど小食だったとあるのですが、晩年には自身で帯を締めることも難しいぐらいに太ってしまっていたそうです。女性だと出産後に急激に太ることがあるそうです。

10種体癖は、一言でいうなら器の大きな人、包容力、カリスマ性などが桁外れに大きな人になります。近年の人では、田中角栄がどうもそういう人だったらしいと伝え聞くぐらいでしょうか。鬼滅の刃の主人公である竈炭治郎も10種体癖だろうと考えています。

味方になってくれると、とても信頼でき安心のできる人です。しかし、敵にしてしまうととんでもなく恐ろしい人間になるということも言えるでしょう。しかし、9種と同様に10種体癖の人などほとんどの人は出会うことなどないと思います。

11,12種体癖
実は、ほかに11種体癖、12種体癖というものも存在します。しかし、これらは理解することがとても難しい体癖です。言葉にして説明してしまうと必ず誤解を生じるものだと考えています。ですから、1~10種体癖をある程度理解して、その隙間や外れたところにちょろちょろ見えるものが見つかったら、それが11、12種体癖かもしれないと理解しておくとよいでしょう。基本的には関わってはいけない人である可能性が高いですから、「この人ヤヴァイ。」と思ったらこの体癖かもしれません。ただ、半端な理解は害悪にしかなりませんのでほとんどの人はひとまずそういうものがあるらしいという点だけふまえて忘却の彼方に投げ捨ててしまいましょう。


体癖ですが、実は全ての人は全ての要素を持っています。
その中で、どの体癖の要素が濃いかというように考えるとよいでしょう。例えば、私は30~40%程度の5種体癖だと思うのですが、20~30%程度の要素でも5種体癖であるという人も存在する訳です。私とその人とではかなり性質が違って全く違う人という印象がするはずです。また、1年周期で色濃くでてくる体癖というがあります。今年は1種で考え込むことが多かったけど、次の年は5種が強くでて体を動かしたい衝動に駆られることが多くなるかもしれないといった具合です。特徴の薄い人だと、がらりと印象が変わったりすることもあるかもしれません。

慣れてくると歩き方、走り方、体を動かすときの特徴や癖で体癖を見極めることもできたりします。ただ、これは上級者向けというか、整体師でなければまず無理だろうと思います。

ほかでは、1と2種、3と4種、5と6種、7と8種、9と10種はそれぞれ陰陽の組み合わせになります。
例えば、1種の特徴がでている人は2種の要素は影を潜めて表にでてくることはありません。陰と陽の関係は相反するもので同居しないと考えるとよいでしょう。

4~6種体癖については、整体の専門家が解説する4~6種体癖 
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整体の専門家が解説する4~6種体癖

この記事は体癖についての説明です。
1~3種体癖については、体癖とは何か?整体の専門家が解説する 1~3種まで の続きです。

前回の記事で1~3種まで紹介したので、今回は4種から紹介してゆきます。

4種体癖
3,4種は別のいい方だと左右体癖と呼ばれます。
その違いは、3種が陽だとすれば、4種は陰、骨盤が開くタイプが3種、閉じる傾向が強いのが4種体癖です。4種は人当たりがよく、直感も働くのですが自分の内に気の流れが向く傾向が強くなります。体型も3種とは正反対で細身で太りにくい傾向になります。繊細な芸術家気質といえばイメージしやすいかもしれません。
3種と同様に感が鋭いので直感で生きていくことをおすすめします。ただ、これも3種と同様ですが、感じたことを言語化するのは苦手なので今の世の中はちょっと生きにくいだろうと思います。音楽や絵で表現するのが得意なので、自身の中にある芸術性を使って表現するとうまくいくように思います。

5種体癖
一言でいうならスポーツマンです。師の二宮進は、イチローは純粋な5種体癖だといっていました。松井秀喜は5種がメインで、3種がサブという非常にわかりやすい体型をしていますね。
体を動かすことでエネルギーを発散することを得意とします。マラソン大会に出場したり、毎週末に山登りしたりを好む人は基本的に5種だと考えてよいでしょう。
5種の欠点は、英雄的行動を好むという事でしょうか。他人から見たらよくわからない冒険に飛び込んだり、意味があるのかわからない挑戦をするのは5種の典型的な特徴です。

私の印象では、5種体癖は登山家に多い傾向だと感じられます。それほど多い訳ではありませんが、万引きをするのも5種タイプの特徴で、山登りで感じる興奮と万引きの時に感じるスリルは、5種にとっては同一のもののようです。

5種体癖の人にひとつアドバイスをしておきましょう。
損得勘定に敏感で一瞬で、損か得かを判断できます。しかし、目先の利益に釣られて大損するのは5種の典型的な行動パターンといえます。これは私が5種だからわかるのですが、仕事などで話を聞いて悪くない内容の案件だと思っても、3,4種の人に意見を聞く事をおすすめします。5種では気づけない何かに気がついている事がよくあります。実際、私は重大な結論は必ず4種体癖の妻の意見を聞いてから決めるようにしています。当然ですが、私が良しと判断しても3,4種の人が反対したらその意見に100%従います。

6種体癖
これは客観的な考えではありません。
私が5種体癖だからそう感じるでのしょうが、6種の人と私はとにかく意見が合いません。6種の人は物事を自分に都合良く解釈する傾向が強く、道理や理屈より、自分が楽をするという選択をいつも行っているように私には感じます。

5種が陽なら、6種のその陰の性質を持っていると考えるとよいでしょう。
5種が運動を好む、心肺機能(つまり肺の能力)が高い傾向があるのに対して、6種は肺の能力が極端に低い傾向があります。その結果、体力、スタミナが不十分で、とにかく無理がきかない傾向があります。病弱な人というのが直感的な印象でしょうか。仕事で考えるなら、私であれば一定以上の質を常に保ちたいと考えるのに対して、6種傾向の人は必要最低限でよしとしてしまいます。

日本人にはあまりみかけないタイプだと感じます。もしかしたら、私とは行動が根本的に真逆になるので私とは滅多に出会わないというだけかもしれません。
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体癖とは何か?整体の専門家が解説する 1~3種まで

体癖についての考えが広まっているようです。
体癖というのは、体を動かすときの個人の癖のようなものです。整体をまとめた野口晴哉は、その傾向によって12種類にまとめています。1種体癖、2種体癖といったように12までの番号がつけられています。ただ、11種、12種体癖というのは、その傾向を知ってしまうと困る事になる体癖の方がいるので考慮する必要はありません。

それで、体癖について私なりの理解を紹介してみようと思います。
整体に関わっていれば体癖について知らないでいることは不可能です。そして、考えようによっては体癖について知ることこそ整体についての理解を深めるといってもいいかもしれません。

実は、私は体癖の話を自分からすることはありません。
整体をする上で、また、生活に対してのアドバイスをする上で体癖については理解は活用はしていますけどね。理由は、こういう知識は一般化してしまうにつれて陳腐化していってしまう傾向が強くなるからです。

陳腐化したものの具体例だと、どうぶつ占いはほぼすべての人がご存じでしょう。
実はどうぶつ占いは、帝王学と呼ばれたり、経営学と呼ばれる知識が活用されていた知識が一般化したものだと聞いています。本来は、ウルクの王ギルガメッシュや、エジプトの女王クレオパトラが利用していたなんていう話も聞いた事があります。著名な王がこの知識をしっていたかは確認はできませんが、かなり有用性があるので、このような説明をうけると多くの人が納得してしまうのではないでしょうか。

ただ、せっかくなので流行しているうちに、

「私はこういう事を知っているのだぜ!」

と自慢しておくのも悪くないかなぁと思いました。
興味をもっている間に、知識を増やしておいてもらえれば後になって思い出してもらえる事もふえるかもしれません。そういうわけで、今回は私の体癖についての理解の一部を披露しておこうとます。

なお前提として私自身は5主体癖の傾向が強いです。
ですから、すべての体癖は5種の私からはこのように映っていると考えてもらった方がよいでしょう。5種体癖が3種体癖に感じる印象と、1種体癖が3種に対する感想はまったく異なると考える方がよいでしょう。

これは血液型なんかで考えるとわかりやすいでしょうか。
B型は、他のA型からは感性の変わった人だと感じられるけど、同じB型やAB型からは思考やその行動が理解されやすいなんていう話をたいていの人は聞いた事があるでしょう。つまり、B型はO型からは変人、B型からは共感できる人というように印象が変わってしまう訳です。

1種体癖
頭脳型、大脳型といわれる体癖です。重心が上にあがる傾向が強く脳の活動が活発になりやすい体癖です。私の周囲だと、囲碁、将棋などのボードゲームや、競馬の予想が好きな人が多いです。私も若い頃は競馬予想にはまっていた事があるので私自身も1種傾向があるだろうと考えています。おそらく数学が好きな方も1種傾向が強いと思っています。
1種の方は、頭を回転するだけで運動する事になっているのが特徴です。座ったまま将棋盤に向かって次の一手を考えているだけでジョギングをしているぐらいの運動をしている事になります。1種にとっては、運動は汗をかくだけではないということを知っておいても損はないでしょう。細身で背の高い傾向があるのも特徴です。

2種体癖
細身の体型なのでモデルに多いのが2種体癖です。和を持って尊しという考え方をしますが、和があればその判断は間違っていてもよしとしてしまう傾向があります。主体性がなくて人当たりのよい人を、八方美人というのは2種体癖の人を表していると考えてもよいかもしれません。
所属する団体やグループを間違えないように、最大の注意を払いましょう。骨格が華奢で自分の考えを強く主張できない傾向が強くなります。圧の強い人に対して強気になれないと考えるとわかりやすいかもしれません。

3種体癖
いつもニコニコしていて、その人がいるだけで周囲を明るくするタイプの人が3種体癖です。周囲を探せばたいていは一人ぐらいはいるはずです。骨盤が開く傾向が強くぽっちゃり体型の人が圧倒的に多いです。細身であっても、出産後に太ってしまったという人は3種傾向が強いと思ってよいでしょう。芸能人で言うと渡辺直美やマツコデラックスは見るからに3種体癖ですね。
3種体癖の方は直感に優れています。だから初めて会った人でも、その人がいい人か、悪い人かをすぐに見抜きます。ただ、現代社会においてこの直感の鋭さは弱点になる事が多いので息苦しい思いをしている人も大勢いると思います。なぜなら、初めて会った人が実は嫌な人だと気づいても、それを他人にうまく説明できないからです。実は、感がするどいというのは野性のもので、それを言語化してうまく説明することは非常に難しいのです。そのため、天然ボケという評価を受けることがよくあります。

「よく考えてから話せ」

と言われて発言できなくなってしまうケースをよく見かけますね。
もし周囲に、3種の人がいてその人が、

「なんとなく嫌。」

といったらその感はほぼ間違いなく的中しているはずですから、素直に聞いておくことです。

1~3種体癖については、整体の専門家が解説する4~6種体癖

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三種体癖の幸福

前回、三種体癖の人が自身の奇矯な行動で幸せをつか見損ねてしまう話を書きました。それを読んでいる事を前提に書いているので読んでいない方はまずはそちらからどうぞ。


それで前回の内容ですけど、心当たりのある人が結構いて、

「私って三種体癖ですよね?」
「うちの息子って三種体癖ですよね?」

といった事をかれました。

三種体癖の人は、丸いあるいはぽっちゃりという体型の方が多いです。
いつもニコニコしていて、そこにいるだけで雰囲気を明るくするようなタイプの人は三種傾向をもっていると思っていいでしょう。森公美子や石塚英彦なんかが典型的な三種体癖だろうと思いますね。

ただ、聞かれた人の半数ぐらいは三種ではなく四種体癖の人でした。
三種と四種は同じ左右型に分類される体癖で、どちらも体の重心を左右にゆらしながら体を動かす特徴があります。どちらも感受性が豊かなのですが、その性質が陰とでるか陽とでるかの違いでしょう。

四種傾向の人は、気の流れ、エネルギーの発散が陰に向かう傾向があります。
一般的にネガティブ思考なんていわれる事が多いでしょう。こういう人は気持ちが前向きにならなければとか、ポジティブ思考にならなければと考えてしまって、おかしくなっている人が多いです。しかし、三種の人は陽の方向にしか発散できませんし、四種の人は陰の方向にしか発散できませんし、表裏の性質なので両方の気質を持つことはありません。

四種の人は気の流れを陰に向けないとうまく発散できません。
ぱっと思いつくのだと絵描きがわかりやすいでしょうか。そういう人は怪我をして包帯を巻いている人物だったり、廃墟だったり寂しさを感じさせる風景の絵を描いているのじゃないでしょうかね。あと、ドロドロの昼ドラなんてのを見て発散しているとか。歌手だと中島美嘉は陰に向いていますが、宇多田ヒカルは陽に向いているような気がしますかね。書いていて思った事ですが、オタク界隈でヤンデレといって病的な恋愛をする女性の表現があるのですが、それも四種傾向かもしれません。

四種タイプに人には

「他人の悪口を日記で書いてもいいんですよ。」

なんてことをよく話ます。
まぁ、他人に見られたらちょっと困るので、ばれないように上手に隠さないといけませんけどね。

こういう具合に気の発散(世間ではストレス発散なんていわれていますかね。)をやるのは体癖により向き不向き、様々な方法があり、落ちるところまで落ちなければ気持ちがあがってこない人だっています。安易に、

「物事をプラスに捉えて前向きになろう。」

なんていう事は不可能な人もいるのです。
心や気持ちの問題をポジティンブなれば解決だなんて横着に考えない事です。

四種傾向の方は、細見の体型になる傾向があります。
細身なので周囲からは

「もっと太れ。」

とか云われ続けていて、そのせいでノイローゼ気味になる人も少なくありません。
しかし、四種傾向のある人が太るとかえって病気になると思った方がいいでしょう。体重というのは身長に対して適切な重さがあるのではなく、骨格にあわせた適切な体型、体重があるという事を理解しておいた方がいいでしょう。厳密にいうなら、たぶん、骨の重さで肉付きがかわるので骨だけの体重を計算できるものがあるといいのですけどね。

あと、こんな話をすると私は細身の体型だから四種だと考える人がいます。
しかし、三種傾向のある女性なんかは出産後に太り出すとか、男性でも歳をとるにつれて太っていく傾向になる人も少なくありません。だから、若いうちの体型で自身がどういう体癖なのかを安易に判断しない方がいいかもしれません。

また、似たタイプに十種体癖があります。
十種はちょっと珍しい体癖なのですけど骨格と見た目だけで判断するのはとても難しいです。だから、もしかしたら三種だと思っていても十種だったりすることもあるかもしれません。

話が大きくそれてしまっていますが続けます。

ドラゴンボールの主人公孫悟空が陽であるのに対してベジータは陰であると考えればわかりやすいのではないでしょうか。ベジータがスーパーサイヤ人になったのは、格闘家としての実力が孫悟空には及ばないという、自分自身に対する怒りが引き金でした。孫悟空がクリリンという親友を殺したフリーザ対する怒り、つまり外に対しての怒りがきっかけであった事と対称的です。ベジータは孫悟空に近づくために相当なのトレーニングを積みましたがスーパーサイヤ人になる事はできませんでした。でも、そうやってトレーニングという形で外に向かっていたエネルギーを、内に向けた、つまり自分自身に向けた瞬間に、ベジータはスーパーサイヤ人として覚醒したのです。

三種を理解するためには四種のとの違いを理解するのがわかりやすいのかもしれません。

三種体癖の人は感情の量が豊富でそれを発散させる事で幸福を感じる事ができる体癖です。
感情の量というのがピンとこなければ、エネルギーや気、なんでもとっつきやすい言葉を置きかえてもらっても問題はありません。だから、芸術の分野に興味をもつ人が多い印象です。しかし、芸術分野にしか活躍の場がないわけではありません。

例えば、将棋という分野で考えてみましょう。

「将棋というのは頭のなかで棋譜を考えるので頭脳型といわれる一種の人たちばかりだ。」

体癖の事を学んでいるとそのように考えてしまいがちです。
しかし、将棋には様々なスタイルがあります。じっと座って次の一手を考えるのが一種的な傾向、庭を散歩したり扇子を振りながらながら次の一手を考えるのが五種的傾向、直感で次の一手を思いつくのが三種的傾向です。羽生善治や加藤一二三などは三種的な棋士で、最近話題になっている藤井颯太はおそらく一種のタイプです。将棋界のこれまでは生まれついての天才と呼ばれるような三種タイプの人が強かったのですが、AIが進化してきた事もあってAIと将棋を打つことに疑問を感じない一種体癖の棋士がこれからは活躍をはじめるのかもしれません。五種的な将棋の打ち方をする人は知りませんが、実力を発揮するような人はじっとせず落ち着きが無いような印象になるはずです。

こういう具合に、どんな分野にもその体癖に沿ったアプローチがあるものです。
だから、自身がどんな分野にいるにしても自分らしさを忘れないように取り組むことが大切です。実力のある指導者は、そんな体癖、個性にあわせた指導をしてくれます。しかし、そんな指導者は希有な存在だとおもいますのでどのような人に教えてもらうかということはとても大切なことだという事も踏まえておくとよいでしょう。

三種の人を苦しめる言葉は、

「もっとよく考えてしゃべろ。」
「意味がわかるように話せ。」

などでしょう。
最近はこんなのばっかりだという印象です。直感を無視して合理性だけ、損得だけで物事を判断してしまう人が重要なポジションについているケースが多いのかも知れません。

「なんか嫌。」

という気持ちを他人に合理的に理解できるように説明するのは無理だと思った方がいいですね。


前回、三種体癖の女性が旦那さんに気持ちをうまく理解されず離婚してしまう話を紹介しました。

どこかでボタンを掛け違ってしまったのでしょう。
私は、女性が奇矯な行動をするまで追い詰めたのは男性の方だと思います。男性は良識をもった常識人だとは思いますが、常識人であったが故に奥さんの直感や心の動きが理解できなかったのでしょう。男性の方が仕事を通じて少しづつ頭が硬くなっていったのか?頭髪がない禿げだという事でしたら、体に問題があってだんだん柔軟な思考ができなくなっていったのかもしれません。

天真爛漫な三種の人が、頭の硬い人と一緒に暮らして幸せになれるか?
と考えるとこちらで紹介する男性のような気持ちをずっと保っていられるか?というのがポイントになるとおもいます。



そして、

「なんか嫌だ。」

そう思った、感じた時には素直にその気持ちを相手に伝える事です。
パートナーがその気持ちについてちゃんと考えてくれるかが大切なポイントだと思います。生活、人間関係は合理的、理性的な判断だけではうまくいかないのだという事をよく話しておけるといいのかもしれませんが三種体癖の人はそういう話し合いを好みませんから注意が必要です。
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三種体癖の不幸

最近、Youtubeで2chスレッドのまとめを動画にしたものをみるのが日課になっています。

スレッド、スレというのはその掲示板のテーマの事です。私は2chはなじめなくて見る事など皆無です。ただ、ごく希に神スレッドとなる書き込みがあって、それをまとめたサイトをみる事がありました。書籍化、そしてドラマ化された電車男などは多くの人がご存じではないでしょうか。


それで私が今見ている動画は主に修羅場スレのまとめです。

修羅場というのは男女間、主に夫婦間のいざこざから離婚までの流れの事です。知らない事を知るというのは興味をかきたて、大いに私の好奇心を満たしてくれます。


「どのように浮気の証拠集めて、それをどのように活かすのか?」


そして興信所や弁護士の活用方法などなど、様々な知識を得た私は離婚手続きについてはプロ並みの知識を得てしまったかもしれません。


「パートナーが浮気をしたときにどのように対処すればよいか?」

「パートナーと浮気相手に賠償金を支払わせた上に社会的制裁にを加える方法。」


などは、おそらく、たぶん、きっと私には不要な知識のはずなんですけどね。


ただ、まれにこのケースで離婚してしまうのは気の毒だなぁと思うシチュエーションがあります。

それがこちら


【修羅場】【第1話】美容師を追いかけて出ていった嫁に帰る場所はない

https://youtu.be/x9_nnGDWdck


【修羅場】【第2話】美容師を追いかけて出ていった嫁に帰る場所はない

https://youtu.be/S4y-GawBZog


【修羅場】【第3話】不倫嫁の恋心が止まらない

https://youtu.be/zIjX9_-yERg


【修羅場】【坊主シリーズ】別れた嫁がストーカー化した



動画4本にも及ぶ長編ですけど、側から見ている分には楽しめるのではないかと思います。


奥さんが


「彼を愛する気持ちが止まらない。」


といって家をでていったので愛想が尽きて離婚をするという話です。

常識と良識をもった人であれば彼女の考える事を理解する事は難しいと思います。でも、この女性はかなり色濃い三種体癖なのは明白です。ここまで三種傾向が強いと天才的な才能を発揮する可能性が高いと思うのですけど、時代が悪かったのか、それとも環境が悪かったのか、その天武を発揮する機会に恵まれなかったのだろうなぁと思います。


三種傾向が強いと一般的には天然キャラと言われることが多いです。

知性ではなく感性で物事を捉えるタイプになります。私が三種を説明するときによくやる説明は、


「初めて会った人でも一目見ただけでいい人かどうか判断できる。」


というものです。

直感的になんでも一瞬でわかってしまうのです。でも、欠点としてそれを言語化して説明できない傾向が強くなります。まぁ、これは本当は欠点ではないのですけどね。三種でも自分の直感を原語化できちゃう人がいますけどそれはきわめて希な才能です。直感と言語化能力というのは人間の機能としては相反するものなので両方を兼ね備える事はまずありません。芸能人でいうとマツコデラックスがそういうタイプの人になりますかね。彼?のような人がそこら辺りで普通に出会う事がまずあり得ないのは想像がつくのではないかと思います。


SNSで言うとTwitterとインスタグラムの違いといえばわかってもらえるでしょうか?

私は文字で表現するすることを得意にしているのでTwitterが楽しいと思うのですけど、インスタで映像や画像で表現することは邪魔くさいと感じてしまうのです。インスタを楽しんでいる人はきっとその逆でしょう。


この女性、一般的には天然ボケといわれるタイプです。

その天然ボケがかなりきついですね。思っている事、考えている事、そして伝えたい事が言葉にならずそれでもなんとか伝えようと歌を歌うという具合に、他人から見ると奇矯な行動になってしまうのです。


心のキレイな純粋な人間でしょう。

それをわかってくれる男性と出会うことができればたぶん幸せになれることでしょう。例えば、美容師にすがりついて袖にされた後、


「かえりましょうか。」


と、言った時に頭を叩いて、


「あほっ!」


と突っ込みをいれてくれるような男性だったらいいのでしょうけどね。

そう考えると天然ぼけの人は関西人のもつ笑いのDNAをもった人をパートナーに選ぶとよいのかもしれません。他人からみたらおかしな行動をしても、


「面白い奴。」


と笑いに変えようとする精神をもっている人は少なからずいますから。


たぶん、ご主人の側に何らかの問題があって彼女はそれが不満だったのでしょう。

その不満の解消として美容師に惹かれてしまったのだろうと思われます。理性による判断ではなく、この美容師が信頼のできる男性であることを直感的にわかっていたのでしょう。ただ、それを言葉でうまく説明できないし客観的にみて合理性がないから頭が変だ、おかしいと思われてしまうのです。ちなみに、この動画、うちの嫁にも面白いからと見せたのですけど、


「気持ち悪い人だ。」


といっていました。

うちの嫁も三種傾向の強い人間でもしかしたら共感できる部分があるのではないかと思ったのですが、残念ながら理解をするのは難しかったようです。だから、今回私が言っているような事を理解してもらえる人はまずいないだろうと思いますね。


動画はご主人の視点で表現されていますから、そういう部分は一切ありませんでした。もちろん会った事のない人だから、たぶんそうだろうという話でしかありませんが。


ただ、


「三種体癖の人は生きていくのが辛い世の中なんですよ。」


とよく話をしています。

物事を客観的にとらえて言葉にかえないと頭が悪いとか、おかしいとかいわれてしまいます。勘なんていうのは理性ではなく直感なのですが、それを言語化して他人に説明するのはとても難しい事です。


私は感が鈍いタイプの人間なので、嫁の直感をよく利用しています。

例えば、初めて会った人の印象を嫌な感じなのか、それともいい人だと感じるか?と聞くのです。それで、嫌な人だ、なんかおかしいと感じたという時はその人を警戒するようにします。仕事や金銭が絡む時にはこの直感を120%信用して付き合わないようにしています。


繰り返しますけど、3種の人は考えている事をうまく言葉にできないだけです。

そして、それは能力が劣っているからではなくとても優秀だからです。どういうことかというと、私のような凡人にはそれを解らせるようにうまく説明できないだけで、こちらが劣っているだけなのです。

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