整体の専門家が解説する4~6種体癖
2023年06月14日
この記事は体癖についての説明です。
1~3種体癖については、体癖とは何か?整体の専門家が解説する 1~3種まで の続きです。
7~10種体癖については、体癖とは何か?整体の専門家が解説する 7~10種まで
前回の記事で1~3種まで紹介したので、今回は4種から紹介してゆきます。
4種体癖
3,4種は別のいい方だと左右体癖と呼ばれます。
その違いは、3種が陽だとすれば、4種は陰、骨盤が開くタイプが3種、閉じる傾向が強いのが4種体癖です。4種は人当たりがよく、直感も働くのですが自分の内に気の流れが向く傾向が強くなります。体型も3種とは正反対で細身で太りにくい傾向になります。繊細な芸術家気質といえばイメージしやすいかもしれません。
3種と同様に感が鋭いので直感で生きていくことをおすすめします。ただ、これも3種と同様ですが、感じたことを言語化するのは苦手なので今の世の中はちょっと生きにくいだろうと思います。音楽や絵で表現するのが得意なので、自身の中にある芸術性を使って表現するとうまくいくように思います。
5種体癖
一言でいうならスポーツマンです。師の二宮進は、イチローは純粋な5種体癖だといっていました。松井秀喜は5種がメインで、3種がサブという非常にわかりやすい体型をしていますね。
体を動かすことでエネルギーを発散することを得意とします。マラソン大会に出場したり、毎週末に山登りしたりを好む人は基本的に5種だと考えてよいでしょう。
5種の欠点は、英雄的行動を好むという事でしょうか。他人から見たらよくわからない冒険に飛び込んだり、意味があるのかわからない挑戦をするのは5種の典型的な特徴です。
私の印象では、5種体癖は登山家に多い傾向だと感じられます。それほど多い訳ではありませんが、万引きをするのも5種タイプの特徴で、山登りで感じる興奮と万引きの時に感じるスリルは、5種にとっては同一のもののようです。
5種体癖の人にひとつアドバイスをしておきましょう。
損得勘定に敏感で一瞬で、損か得かを判断できます。しかし、目先の利益に釣られて大損するのは5種の典型的な行動パターンといえます。これは私が5種だからわかるのですが、仕事などで話を聞いて悪くない内容の案件だと思っても、3,4種の人に意見を聞く事をおすすめします。5種では気づけない何かに気がついている事がよくあります。実際、私は重大な結論は必ず4種体癖の妻の意見を聞いてから決めるようにしています。当然ですが、私が良しと判断しても3,4種の人が反対したらその意見に100%従います。
6種体癖
これは客観的な考えではありません。
私が5種体癖だからそう感じるでのしょうが、6種の人と私はとにかく意見が合いません。6種の人は物事を自分に都合良く解釈する傾向が強く、道理や理屈より、自分が楽をするという選択をいつも行っているように私には感じます。
5種が陽なら、6種のその陰の性質を持っていると考えるとよいでしょう。
5種が運動を好む、心肺機能(つまり肺の能力)が高い傾向があるのに対して、6種は肺の能力が極端に低い傾向があります。その結果、体力、スタミナが不十分で、とにかく無理がきかない傾向があります。病弱な人というのが直感的な印象でしょうか。仕事で考えるなら、私であれば一定以上の質を常に保ちたいと考えるのに対して、6種傾向の人は必要最低限でよしとしてしまいます。
日本人にはあまりみかけないタイプだと感じます。もしかしたら、私とは行動が根本的に真逆になるので私とは滅多に出会わないというだけかもしれません。
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