ブログ「日々整体」

体癖とは何か?整体の専門家が解説する 7~10種まで

前回までの記事で1~6種まで紹介したので、今回は7種から10種まで紹介してゆきます。

7種体癖
7種体癖を見つけるのは簡単です。なぜなら、7種体癖の人の肌が日に焼けた状態になるためです。地黒であればまず間違いなく7種体癖の要素が濃いと考えてよいでしょう。肌が黒くなるのは肝臓に常に気が集まっているからなのですが、そのような状態では肌が日に焼けた状態になるようです。また、とても人当たりがよいのも特徴です。どのような人とでも当たり障りなく接することができ、コミュニケーションが高い傾向にあります。

野口晴哉師の説明だと競う気持ちが強い、競う気持ちが強く、勝ち負けにこだわるとされています。しかし、このような特徴が表にでてくるのは若い頃までで中年以降の方になると、そのような競争心はコミュニケーション能力の影に隠れてしまってそのような傾向を見ることは難しいでしょう。

8種体癖
8種体癖は私にはまったくといっていいほどわかりません。私の印象としては話す内容を間違えるすぐにキレてしまうような怖さを感じます。私にとってはそれぐらい掴み所のない体癖で、日本人にはほとんどいないのではないかと思うぐらいです。おそらくですが、8種は7種体癖と同様の捻れ体癖で、体を捻る動作が主体になってくるので、やはり競争心が高いのかもしれません。ですから、肌が白くて7種のように競う気持ちたまに見え隠れする人が8種なのではないかと考えています。

9種体癖
9種体癖は、一言でいうと天才です。物事に対する打ち込み方、集中力が通常の人とは明らかに違うと感じます。これは骨盤が閉まろうとする傾向が強いためですが、有名人で例をあげると、明石家さんまは9種体癖だろうと考えています。また、野口晴哉師も9種要素がかなり色濃いと考えています。野口師は、その著書で自身は1種体癖であると述べてはいますけどね。

細身でちょっと癖のある人格、性格をしていて何かしらに大きな成果をあげている人がいたらその人は9種である可能性が高いでしょう。ただ、天才なんて10万人に一人いるかどうかも怪しい割合ですから、実際に出会う機会はほとんどないと思ってよいかと思います。

10種体癖
10種体癖も天才としての性質を持つ体癖だと考えてよいでしょう。おそらく徳川家康が10種体癖だったであろうと考えています。10種体癖は9種とは逆に骨盤が開く傾向が極端に強いので年齢を重ねるにつれて太っていく傾向があります。伊達政宗が残した日記には、徳川家康は驚くほど小食だったとあるのですが、晩年には自身で帯を締めることも難しいぐらいに太ってしまっていたそうです。女性だと出産後に急激に太ることがあるそうです。

10種体癖は、一言でいうなら器の大きな人、包容力、カリスマ性などが桁外れに大きな人になります。近年の人では、田中角栄がどうもそういう人だったらしいと伝え聞くぐらいでしょうか。鬼滅の刃の主人公である竈炭治郎も10種体癖だろうと考えています。

味方になってくれると、とても信頼でき安心のできる人です。しかし、敵にしてしまうととんでもなく恐ろしい人間になるということも言えるでしょう。しかし、9種と同様に10種体癖の人などほとんどの人は出会うことなどないと思います。

11,12種体癖
実は、ほかに11種体癖、12種体癖というものも存在します。しかし、これらは理解することがとても難しい体癖です。言葉にして説明してしまうと必ず誤解を生じるものだと考えています。ですから、1~10種体癖をある程度理解して、その隙間や外れたところにちょろちょろ見えるものが見つかったら、それが11、12種体癖かもしれないと理解しておくとよいでしょう。基本的には関わってはいけない人である可能性が高いですから、「この人ヤヴァイ。」と思ったらこの体癖かもしれません。ただ、半端な理解は害悪にしかなりませんのでほとんどの人はひとまずそういうものがあるらしいという点だけふまえて忘却の彼方に投げ捨ててしまいましょう。


体癖ですが、実は全ての人は全ての要素を持っています。
その中で、どの体癖の要素が濃いかというように考えるとよいでしょう。例えば、私は30~40%程度の5種体癖だと思うのですが、20~30%程度の要素でも5種体癖であるという人も存在する訳です。私とその人とではかなり性質が違って全く違う人という印象がするはずです。また、1年周期で色濃くでてくる体癖というがあります。今年は1種で考え込むことが多かったけど、次の年は5種が強くでて体を動かしたい衝動に駆られることが多くなるかもしれないといった具合です。特徴の薄い人だと、がらりと印象が変わったりすることもあるかもしれません。

慣れてくると歩き方、走り方、体を動かすときの特徴や癖で体癖を見極めることもできたりします。ただ、これは上級者向けというか、整体師でなければまず無理だろうと思います。

ほかでは、1と2種、3と4種、5と6種、7と8種、9と10種はそれぞれ陰陽の組み合わせになります。
例えば、1種の特徴がでている人は2種の要素は影を潜めて表にでてくることはありません。陰と陽の関係は相反するもので同居しないと考えるとよいでしょう。

4~6種体癖については、整体の専門家が解説する4~6種体癖 
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