ブログ「日々整体」

死ぬわけでもないから、気にせずに生活しなさい

昨日、3ヶ月ぶりにやってきた人がいました。
学生でしたが、めまいがひどく授業がまともにうけられないということで相談に来ていました。この方のめまいの原因は体の冷えでした。ですから、どこへいってもエアコンが動いている夏はとても調子を狂わせやすいで、


「また、めまいがでたんですか?」


と聞くと、


「めまいはもう全くありません。ただ、体の調子が悪い気がしたのできてみた。」


ということでした。
この方の面白かったのは途中、両親が心配をして私の話をききにきたことでした。まず、父親がやってきて、それからしばらくたって母親がやってきました。

めまいというのは、他人からみると体に異常が起こっているいるのがわかりにくいものです。
ですから、


「私になんかいいくるめられて騙されているのではないか?」


と、そんなことが心配だったようです。
そして、


「めまいなんて気にせず生活してりゃ、そのうち消えてなくなってしまうのではないか?」


なんてことを言い出したので、私は、


「おなたの息子がめまいで辛いといっているのでしょう。それがはたからみてわからんからといって何を無茶苦茶いっているんですか。あなたは自分の息子が嘘をいっていると思っているのですか?」


と答えました。
すると、両親ともそれ以上なにかをいうことなく帰ってゆきました。
もちろん、めまいについて、体の状態について、どうやってめまいを解消してゆくかということは説明はしましたけどね。


ちなみに、この方のめまいの解消には紆余曲折あって半年ほどかかりました。
1年前のちょうどいまぐらいは、座って授業をうけることができなくなっていたのですからすっかり元気になったといえるでしょう。

今回、体の調子が悪い原因は酒の飲み過ぎでした。
ひどいことになっていましたが、若いうちに酒を飲み過ぎた時に体がどのようになるかを体験してておくのも悪くないと思ったので、それほど強くは諫めませんでした。

ちなみに、彼は治療家を目指していて数年後に開業するつもりのようです。
どのような治療家になるかはわかりませんが、すくなくとも、めまいで苦しんでいる人に、


「見た感じ元気そうだし、死ぬわけでもないから、気にせずに生活しなさい。」


などと、乱暴なことをいうようなことはないでしょうか。







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子育てと体を整えるということは同じ

4年前ぐらいでしょうか、とある飲食店でのことです。
3歳ぐらいでしょうか?の子供をつれた夫婦が私の横の席に座りました。でてきた料理をとりわけて、子供に食べさせようとしたのですが、子供は食べようとしませんでした。母親はイライラしてみっともなく、

「なぜ、食べないのっ!」

と、しかりつけていました。

子供が食べようとしない理由は、私からみると、明らかでした。
自分でスプーンを持って食べ物をすくって食べたかったのです。母親が目を離した隙に自分ですくって食べようとしたのですが、こぼしてしまいました。その時の母親の怒りようはいまで鮮明に記憶に残っています。それを黙ってみているご主人には苛立ちすら覚えました。


子供が何かに挑戦しようとしているのに、それを邪魔して、失敗したら、叱りつける。この母親はずっと、そんな感じで子育てしていると感じました。


「この子が将来、自主独立の気概をもった立派な人間になれるだろうか?」


と考えると、その前途多難さは同情をしたくなりました。


「子供を過保護にしすぎると、自主性をなくしてしまうことがある。」


というのは説明もなく理解できるのではないでしょうか?
親が転ばぬ先の杖で、あれしなさい、これしなさい、口やかましくしてしまうと、子供が学ぶ機会を失ってしまいます。人間というのは失敗から学ぶ生き物だと私は思います。失敗しないようにあれこれと教えてもらうことは大切です。でも、教えてもらえば何でもできるようになるというのは大きな勘違いといえるでしょう。

例えば、友達や社会にでての人間関係の作り方などは、教えてもらってできるようなものではありません。傷つけたり、傷つけられたりしながら覚えてきたのではないでしょうか?


さて、整体するうえでも、私は自主性というのを大切に考えています。
整体して、体を整えるということを指導して、ある程度理解したら、


「自分で自分の体の面倒をみる。自分で自分の体を整えたい。」


と考えるのは当たり前のことです。
逆に、そのように考えない人は駄目ですね。自律神経を整えるというのは、日々元気に明るく幸せに生活するということです。それが、やり方をちょっと教わったぐらいでうまくいくというほど甘いものではありません。でも、


「自分の体のことを他人に丸投げしてどうするのですか?」


と私は考えます。
だから、


「だいたいわかったような気がするのであとは自分でやってみたい。」


といった方には、


「多分ムリだろうなぁ。」


と思っても、まずやってみてもらっています。
それでうまくいけばいいですし、もしうまくいかなくてもそこから学ぶことは必ずあるからです。
関連カテゴリー< 整体について

ヨーグルトを例に基本と応用を考えてみる

「お腹を整えるためにヨーグルトを毎日食べている。」

という女性はおおいでしょう。
印象としては5人いれば1~2人ほどが毎日ヨーグルトを食べている印象です。しかし、整体に来られた人にそんな人がいたら辞めるように指導します。なぜかというと、ヨーグルトを食べて腸内環境を整えるというのは応用だからです。

基本がないのに応用をやろうとしたってうまくいくわけがありません。
これは算数で考えればあたりまえでしょう。足し算の計算のできない人に掛け算をやらせたってうまくできません。確かに、九九を覚えさせれば1桁の掛け算ぐらいは誰にでもできるようになります。しかし、九九を覚えたからといって足し算が身につくわけではありません。

ヨーグルトを食べて腸内環境を整えるというのは算数でいうと因数分解ぐらいというのが私の印象でしょうか。乳製品が腸を整えるというのは広く知れ渡っていますが、乳製品を食べた人全ての腸内環境がとてもよい状態とはいえません。ヨーグルトを積極的に食べているような人は、便秘の傾向があって腸内環境が悪いことを意識しているのではないでしょうか。


自律神経の状態がこれでよくなると私が判断してもすぐに体が悪くなってくる人がいました。しかし、ふと気がついて、


「毎日、食べたり飲んだりしているものはありませんか?」


と聞いてみたら、牛乳だと答えたので、辞めてみてもらいました。
すると大当たりだったようです。牛乳を飲むのを辞めてから体の様子が悪くなることはなくなってきました。当人は、体によいと思って牛乳を飲んでいたのですが、それでかえって体を壊していたのです。

実は、ヨーグルトで同じようなことが起こっている人はこれまでにもいました。
それでヨーグルトや牛乳が体に悪いのか?というとそんなことはありません。私もどっちもすきですし、これらの食品を食べることで元気に生活できるという人も少なくないでしょう。

どうしてこんなことが起こったかというと基本がないのに応用をやっているからです。
応用というのは、ちょっとした工夫で絶大な効果がえられるような印象を与えられがちです。しかし、そんなものは基本がなければなんの意味もありません。

例えば、毎日お酒飲んで、タバコもすって、まともに睡眠もとらず、食べるものといえばジャンクフードというような、絵に書いたような不摂生をしている人が、

「便秘が苦しいから。」

といって、せっせとヨーグルトを食べて元気になるはずがありません。このような応用をやるまえに改めなければいけないことが山ほどあることがわかるはずです。

ちなみに、私はこの応用という言葉は『横着』というようにしていますね。ヨーグルトを食べて快便しようなどというのは横着な発想だというわけです。
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バイオリズムの話

「1年365日ずっと元気でなければいけない。」

そんな風に考えてしまっている人がほとんどのようです。
しかし、365日ずっと松岡修造のようにテンションマックスを保つというのは、普通の人間には不可能です。当の松岡修造さんでも今年の2月には風邪をひいて熱を出したといっていましたから、きっとそのときにはおとなしくしていたことでしょう。

人間の体には高不調の波が必ずあります。
好調期には多少の無理は聞きますが、不調期に予定外の仕事や用事がはいってくたびれてしまうとその疲労の回復には時間がかかったりします。このような体調の波は個人のもので万人に共通するものではありません。こういうことを考えたことがないので、不調期に、


「なんか元気ないんです。」


なんていってくる人がたまにいますが、そんなものは当たり前なのです。


「自分の体にはどのような周期で体調が変化するか?」


ということは一度はかんがえてみるとよいでしょう。
月に1回元気がでないという人もいれば、2週間に1回寝ている時に歯ぎしりするというような人もいます。ほかでは、たまに食欲が極端に出るとか、逆に食べれなくなるというような人もいるでしょう。そのような体調の変化を振り返りながら生活してみるだけで人生がかわるぐらいの差が生まれてきます。

関連カテゴリー< 自律神経失調症

体を整える方法

人間というのはほっておけば健康に元気になります。
体が冷えれば熱をあげて体温をあげますし、菌が体の中で増え過ぎたら同じように熱を出して殺菌してしまいます。逆に、体温があがりすぎれば体が重くなってきますし、涼しい場所へいって体を休めたくなったり、冷たい飲みのものが欲しくなったりします。

ところが、ほとんどの人が余計なことをします。
熱がでたら薬で下げて、鼻水がでたといって薬で止めて、ほしいと思わない、美味しいとも思わないような食べ物を、

「体によいから。」

という理由をつけてせっせと食べています。
こんなことをすれば体を壊すのは当たり前のことです。

最近、定期的に整体にこられる方五十肩になりました。
肩を満足に動かせなくなって辛いそうです。整体してて、こんなことになるというのは私としては非常に恥ずかしいことです。そこで、なんでこんな事になったのだろうか?と振り返って考えてみたところ、はっと気がつくことがありました。

今年の初め頃に、ひどい風邪をひいたといって風邪薬を飲んでいたことを思い出しました。
私はすぐに体がおかしくなったことに気がついて、


「いったい何をやったんですか?」


と問い詰めたのですが後の祭りです。
風邪をひくということは、体を整えてより丈夫に健康になる機会だというのにそれを潰してしまっていたのです。よく考えてみれば、それからずっとおかしくなっていました。半年もたって、やっと本人にもはっきりと自覚できるようになったというわけです。

この人はそれだけではありませんでした。
健康診断でコレステロールが高めであるということでなんらかのサプリメントを勧められて飲み始めたりもしていました。こちらもすぐにおかしいことに気がついて


「すぐに辞めなさい。」


と指導をしました。自分で自分の体を壊しているのですから困ったものです。コレステロールの量を人為的に減らそうとすると、ほとんどの場合、免疫力が大きく低下して、過食をするようになります。その結果がこの方の場合は五十肩でした。

体はほっておけば勝手に健康になるのです。余計なことをして体の邪魔をするとかえって体を壊れるのです。
関連カテゴリー< 四十肩、五十肩風邪
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