体を整える方法
2015年08月14日
人間というのはほっておけば健康に元気になります。
体が冷えれば熱をあげて体温をあげますし、菌が体の中で増え過ぎたら同じように熱を出して殺菌してしまいます。逆に、体温があがりすぎれば体が重くなってきますし、涼しい場所へいって体を休めたくなったり、冷たい飲みのものが欲しくなったりします。
ところが、ほとんどの人が余計なことをします。
熱がでたら薬で下げて、鼻水がでたといって薬で止めて、ほしいと思わない、美味しいとも思わないような食べ物を、
「体によいから。」
という理由をつけてせっせと食べています。
こんなことをすれば体を壊すのは当たり前のことです。
最近、定期的に整体にこられる方五十肩になりました。
肩を満足に動かせなくなって辛いそうです。整体してて、こんなことになるというのは私としては非常に恥ずかしいことです。そこで、なんでこんな事になったのだろうか?と振り返って考えてみたところ、はっと気がつくことがありました。
今年の初め頃に、ひどい風邪をひいたといって風邪薬を飲んでいたことを思い出しました。
私はすぐに体がおかしくなったことに気がついて、
「いったい何をやったんですか?」
と問い詰めたのですが後の祭りです。
風邪をひくということは、体を整えてより丈夫に健康になる機会だというのにそれを潰してしまっていたのです。よく考えてみれば、それからずっとおかしくなっていました。半年もたって、やっと本人にもはっきりと自覚できるようになったというわけです。
この人はそれだけではありませんでした。
健康診断でコレステロールが高めであるということでなんらかのサプリメントを勧められて飲み始めたりもしていました。こちらもすぐにおかしいことに気がついて
「すぐに辞めなさい。」
と指導をしました。自分で自分の体を壊しているのですから困ったものです。コレステロールの量を人為的に減らそうとすると、ほとんどの場合、免疫力が大きく低下して、過食をするようになります。その結果がこの方の場合は五十肩でした。
体はほっておけば勝手に健康になるのです。余計なことをして体の邪魔をするとかえって体を壊れるのです。