ブログ「日々整体」

姿勢を突き詰めてみる

何年か前に日本一のはんだ付け名人というのをテレビで見たことがあります。
女性でしたが、非常に美しい、本当に美しいというのがぴったりくる姿勢で仕事をしておられました。はんだ付けという、手先の細かい作業もつきつめていくと姿勢がとても重要であるというよい例の1つといえるでしょう。

当たり前ですが、整体をする時にも姿勢はとても重要です。
基本の形は蹲踞と正座です。ただ、私は非常にひねくれた性格をしています。ですから、蹲踞という姿勢がとても大事であるとおしえられてはいるのですが、それがどうしてなのかをずっと確かめながらやってきました。実際、以前だと蹲踞と正座で整体の成果に差があるとは思えませんでした。ものは試しとあぐらの姿勢で整体をしたこともありますが、それでもあまり差があるとは思えていませんでした。

ところが、最近になって違いがあることがはっきりとわかってきました。
ただやっかいな事は蹲踞という姿勢をよい状態で保とうと思うと、それなりの体をつくっておかなくては駄目だということです。そんなものは一朝一夕でできるものではなく、日々の鍛錬を継続してはじめて作り上げられるものだからです。こういうことに気がついて、すでに1年以上経過しているとは思いますが、いまだに納得のいく領域には到達できていなかったりします。

このような話はちょっと前にもブログで書いたような気がします。
しかし、いまだに


「姿勢が悪いから体が悪いのです。」


とかいってくる人がいてうんざりしてしまうときがあります。
ですから何度でも話題にしようと思います。


「良い姿勢は、良い体になったときにできるようになる。」


ということです。
日本一のはんだ付け名人は当然ですが、とても元気に日々暮らしていることでしょう。高い技術を持つということは、相応の高いレベルの体の状態を保っているということでもあるからです。ですから、背筋を伸ばせばすべてが解決するというような安易な考えは早々に捨て去ることですね。





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ジャッキー・チェンのような体の作り方

ジャッキー・チェンの初期の映画はいはゆるクンフー映画でした。
そして、その頃の映画ではたいてい拳法の型が披露するシーンがありました。その中で私が特に印象に残っているのがドランクモンキー酔拳です。

映画の中盤より少し後だったと思います。
酔八仙拳の方を披露するシーンがあるのですが、今見ると非常に興味深いのです。わかりやすいシーンだと、肩甲骨が背中から剥がれているところでしょうか。理想的な体ですとそういう事ができてしまうわけです。これは鍛えればできるというものではなく、動ける体を作ってゆくという意識がなければ到底真似できるものではありません。

スポーツジムなどでウェイトトレーニングをする人は特にこういう事を意識するとよいでしょう。
ただただ体に負荷をかけて筋肉の量を増やすという考え方では肩甲骨は肋骨にはりついてしまってまったく動かなくなってしまいます。実はそうなってしまうと、肺や心臓の動きが悪くなって結果として運動能力が低下してしまいます。体を鍛えている人にはスタミナが極端にない人がたまにいるのはこういう事が原因です。

スタミナがないだけならまだいいんですけどね。
心肺機能が低いとうい事は体温があがりにくくなります。筋肉の量が多いのにやたらと体が冷えている人が結構な割合でいるのはやはりこういう事が原因です。ひどい場合には、心臓や肺がちゃんと動かなくなって息苦しさを感じたり、不整脈がでたりすることもあります。それなりに工夫と努力をして体づくりをしているのでしょうが、それが結果として体を弱めているわけです。

私が闇雲に運動するのをとめるのはこういう事が理由です。
体の感受性がないままで考えなしでトレーニングしてしまうと病気になりやすく、病気になっても治りにくい体になってしまうわけですね。

さて、ジャッキーの映画の話にもどしましょう。
運動、トレーニングをやりたいと考えている人で覚えがない人は、一度みてみるといいでしょう。カメにはいった水を汲み変えたり、手首で体を支える運動をしていたり、逆さまにぶら下がって体を起こしたりと辛そうだなぁとしか思わないかもしれませんし、型のシーンなどとても真似できるものではないと諦めてしまうかもしれませんけどね。同じ事ができる必要はありませんから、どうなればできるようになるかは考えながらトレーニングをしてみるといいのではないでしょうか。少なくとも肩甲骨が背中に貼り付いてしまうと真似はまったくできなくなるはずです。

体を鍛える時には骨、肩甲骨の動く範囲が広くなるようにトレーニングすることです。
いたずらに負荷をかけると特に肩周りは硬くなって動きが悪くなってしまいますから経験と知識をもった人にアドバイスをしてもらいながらやることをおすすめします。

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紳士淑女の嗜み

「女性は肩を出したドレスを着こなせるようになって初めてレディとして認められる。」


イギリスに旅行へいった友人がそう聞いてきたそうです。
もう20年ぐらい前の事なので今でもそんな事が言われいているのかはわかりません。ただ、いまから振り返ってみるととても興味深い考え方だと思います。合理的にしか物事を考えられない人にとっては、けしからんというような考え方に聞こえそうな気がするのも、なおさらいいと思えたりもします。


肩を露出した女性を思い浮かべた時にまっさきに思い出したのは動物の毛をつかった襟巻です。


「だから、ドレスを切る女性は襟巻をしているわけだ。」


と私には思えました。


服装というのはオシャレという要素は後から付け足したものだろうと考えています。
ですから、意味のよくわからないものとしてネクタイなんてありますが、本来の目的は嗜みというより身を守るものから発展してきたのではないかと思うわけです。

そういう理解をしている襟巻というものの意味は非常にわかりやすいといえます。体を寒さから守るには、足先と首周りを冷やさないようにすることが重要だからです。


では、肩を露出する意味はなにかというと、自分が健康であるという事のアピールでしょう。男性が女性を見る時に注目してしまうのは、胸だったり、お尻だったり、足首だったり、肌の状態だったりが多いでしょうか。女性によっては、そういう視点は忌避の対象で内面が大事だなどと主張している人もいるようですけどね。こんなものは本能からくるもので理屈でどうこうできるようなものではないといえるでしょう。


動物だったら当たり前にようにやっいることですしね。
もちろん、動物によって毛並みや色艶だったり、体の大きさだったり、角だったり、牙だったり、主によってアピールの方法はいろいろありますけどね。


で、いったい何をいいたいかというと、


「肩を露出したドレスを着こなせるということは自分が若くて健康な女性である。」


ということをアピールできるということなのだろうと思うわけです。
肩をだしてすぐに体を壊すようでは健康とはいえませんからね。また、肌の状態が悪いのであればそれは内臓の働きが万全でないと言うこともいえますしね。もちろん、露出しっぱなしではいけませんからそうならないように、ドレスに映える襟巻というグッズが考え出されたのだろうと思うわけです。
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摂りすぎた栄養はどうなっているか?

今朝、ネットをながめていると、


「お酒を飲む前にチョコレートを食べれば、ポリフェノールがアルコールによる胃の負担を抑えてくれる。」


なんていう情報が流れていました。
チョコレートを食べることで、健康的に酒を飲めるということだそうです。この手の情報は次から次とでてきてもうどうしようもありませんね。


「こんなのがうまくいくはずがないだろう。」


と、そういう発想を持てないのはとても残念なことです。
確かに、ポリフェノールが云々というのは嘘ではないのでしょう。そうであればポリフェノールだけ摂取すればよいのです。ポリフェノールはほとんどの植物に含まれているそうで、お茶なんかに含まれているのでチョコレートである必要はまったくないのはずなのですけどね。テレビでどっかの学者が偉そうにしゃべっていたらしいですが、不摂生を促して病人を増やすような情報を流していることに罪悪感を感じないのでしょうかね?


「良質な栄養を大量に摂取することで健康に元気になろう!」


そう考える人がほとんどです。
しかし、そんなのはうまくいかないのはいままでずっと説明してきたとおりです。なぜなら、摂りすぎた栄養を捨てる時に人間は病気になるからです。

アルコールを摂取しすぎた時には肝臓が悪くなったり、塩分を摂りすぎた時に腎臓が悪くなるという話に違和感を感じる人はほとんどいないことでしょう。アルコールや塩分は栄養の一種なのですが、それを摂取しすぎたら病気になるわけです。炭水化物やビタミンだって全く同じで食べすぎていたら病気になります。余談ですけど、結構多いのが、玄米なんかだと栄養分のとりすぎになっている人が多いし、乳製品なんかだと腸が過敏になっているだけで、下剤を飲んでいるのと変わらない状態になっている人がほとんどです。

サプリメントなんかでも同様ですね。
最近、サプリメント漬けになっている人がきたのですがひどい食べ過ぎの状態でした。この方は内臓に腫瘍ができてしまって、いつガン化するかわからないということで相談にこられました。サプリメントだって栄養ですから、摂りすぎれば食べ過ぎになりますし、体は摂りすぎた栄養をを捨てるために病気になるのです。腫瘍というのは摂りすぎた栄養を捨てるためにできるのですからね。

摂取しすぎた栄養をすてるために人は病気になるのです。まぁ、こんなこと言われても困る人の方がほとんどでしょうけどね。
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自分で自分の体を壊す人

耳鳴りで相談にこられていた人がいました。
だいぶよくなってきて、これならぼちぼち音が小さくなりはじめるだろうと考えていたのです。しかし、ある日、整体にこられると体がおかしくなっていました。


「これだと耳鳴りの音がかなり大きくなっているのではないか?」


ときくと、全くその通りで、音が大きくて眠ることすらできないという返事でした。
明らかにおかしい体の調子の崩し方だったので、


「一体何をやったんですか?」


と聞いても要領をえませんでした。
仕方なく、ここ最近、どういう生活をしていたのかと掘り下げてきいてゆくと、


「気晴らしにスポーツクラブへいって運動をしていた。」


という事で、原因は筋トレのやりすぎだということがわかりました。
この方は、胸椎1番の異常が原因で耳鳴りがなっていました。珍しいケースですが、どうも腕の運動に妙な癖があってそれが原因で耳鳴りがなっていたのです。

ほとんどの人は運動すれば体は健康で丈夫になると思い込んでします。
しかし、そんなものは早起きは三文の得という標語程度でしかありません。早起きにこだわって睡眠不足になれば体を壊すように、運動だってやり方を間違えれば体を壊すのです。ですから、運動の苦手な人は必ず十分な経験を積んだインストラクターにレクチャーを受けた方がいいのですけどね。苦手な人ほど、こういう手間を省く傾向があるように感じます。

そこで運動がしたいならやればいいと、どういう点に気をつけてやるのかを指導しました。
ところが、その次に整体にこられたときには、首がおかしくなっていることに気が付きました。これまた通常の生活ではありえないような事が起こっていたので、突っ込んで質問してみると、


「お医者さんでレントゲンをとったらストレークネックだと言われたので、綺麗な曲線がでるように首に力をかけていた。」


ということでした。
さすがの私も、


「アホですね。」


とつい口が滑ってしまいましたよ。
仕方がないので、


「余計な事をするな。」


と言わざるをえませんでした。


この方は2ヶ月程度整体にかよっておられましたが、ほぼ毎回、このように体の様子がおかしいのです。今はネットでいくらでも情報が氾濫していますから、その中でとっつきやすそうなやつに取り組んでいちいち体を壊してくるわけです。

ネットの情報には嘘はありませんが、生兵法は怪我の元というのは知っておいたほうがいいでしょう。特に今回のような医者のいうストレートネックという判断など、まったく参考になりません。なぜなら、ストレートネックというんはただの結果で、原因でもなんでもないからです。

植物で例えるわかりやすいでしょうか、木を見て


「枝が枯れていますね。」


というようなものでしかないのですから・・・。

この方は、その後、電話をかけてきて


「整体にはいけなくなりました。」


といっていました。おそらく余計な事をしたくなったのでしょう。
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