ブログ「日々整体」

平安時代の健康につていの考え方

平安時代には、医心方という本があったそうです。
日本最古の医学書といわれているもので、この中にはこういうことがかかれているそうです。

養生というものは、知識として理解するだけでなく、何度も繰り返して習得し、生まれながらにみにつけているようにしなければならない。身そなわれば自然に身体に良い結果があらわれる。習慣にしなければ効果はない。天性がおのずから自他に対して善であれば、あらゆる病気にかからず、禍乱災害も起こりようがない。これが養生の根底をなすものである。
 思うに"養生"というのは、病気にかからないようちに病気の源を治める-つまり、病気を未然に防ぐことなのである。だから養生を志す者は、単に薬を服用したり仙人の食べ物や呼吸法を真似るというのではなく、さまざまな修行を同時におこなわなければんらない・・・


日本の古代医術 光源氏が医者にかかるとき 槇佐知子著 文春新書 より


平安時代の宮中医官であある 鍼博士丹羽康頼という人が編集したものだそうです。全30巻もあったのだとか。

わたしが普段いわんとしていることは、もうすでに1300年前に言われているというわけです。
終わりの方にある、

単に薬を服用したり仙人の食べ物や呼吸法を真似るというのではなく

という部分にちょっと笑ってしまいますね。
人間は、いつまでたっても考えることはたいしてかわらないということなのでしょうね。

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