ブログ「日々整体」

栄養のお話

先日、健康食品の営業マンがやってきてこんな事をいっていました。

人間が衰える原因は○○という栄養が不足するとういことだとわかりました。
これは最近あらたに発見された養素でして、その○○をこの健康食品で
補う事ができるので、うんぬんかんぬん・・・・

どっかで聞いた事があったのでなんだったかなぁと思い出してみたら

「ゴマの油を飲めば80歳を超えても、エベレストに登頂できる!」

というものだったかと。
ヒット商品がでるとそれを模倣した商品が必ずでますね。まぁ、実際のCMは違う表現をしているのかもしれませんが、そういう印象が残っているCMです。

さて、体を作る材料は栄養だから、良質な栄養を摂取することで健康になれる。そう考えている人が多いのではないでしょうか?

でも、元気で健康な人の食生活を詳しく聞いてみると、食事に気を使っている人はまれです。
体を作る材料だからと、食事に気を使うのは、実際は健康や体調に不満がある人ばかりです。そして、そういう人が食事に気を使って元気になっているか?というと、成果の上がっている人はすくないのではないでしょうか?

家を建てるということを例に考えてみましょう。

「いい家を建てたい。」

そう思って、日本中を探しまわって質のよい木材を集めてきたとします。
でも、それだけでいい家はできません。いい家を作ろうと思ったら家を建てる大工職人が必要だからです。

いい材料を集めれば雨漏りしないか?
いい材料を集めれば家が傾かないか?
いい材料を集めれば長持ちするか?

と、考えてみてください。
すべて材料はあまり関係ありません。かろうじて長持ちという点で言えば、多少は関係があるかもしれませんが、材料より高い精度で家を組み上げる方がよほど大切です。

実は、健康で元気な人は、何でも食べて、なんでも飲んで、そういう人です。
材料がしっかりしているのではなく、大工がしっかりしています。摂取した栄養を、体に作り変える働きがしっかりしている人が健康な人です。少し前の、大雪の際には、立ち往生時にパンを分けてもらったのに、

「防腐剤など体の毒だ。毒入りのパンなど配るな!」

と怒っていた人がいたそうですが、この人はおそらく健康に自身がなかった人だったのでしょう。

体がしっかりしていれば体に害のある成分は吸収しないでちゃんと体外に捨ててしまいます。
だから、青酸カリのような口にいれるとすぐに死んでしまうようなものなら駄目ですが、添加物として防腐剤がはいったパンを食べたぐらいで健康をそこなうようなことはありません。

人間にとっての大工の役割がいったいどういうのか?
実はわかっていません。それがわかれば、人間を構成する要素、銅45g、亜鉛25g、ニッケル、リン、水・・・・・・・、と人間を構成する要素はわかっているのですから人間が作れてしまうことになります。

ただ、大工がいい仕事をしている体はどういうものか?

については私はわかります。
だから、体に不満のある人は、そういう体を目指せばよいのです。少なくとも材料についての吟味はほとんど必要ないというのが私の考えです。
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原稿の仕事をお引き受けします。

ピロティ乙訓(一般財団法人乙訓勤労者福祉サービスセンター)というところで月1回の連載をさせてもらうことになりました。

「ささやかな報酬しかお渡しできないのですが・・。」

とかなり恐縮されたのですが、私としてはこの手の仕事は大歓迎です。なぜなら、今の世の中の健康についての考え方はちょっと変だと私は考えているからです。

健康というものは努力して得るものではありません。
心臓を動かすことや、呼吸をすることに努力は必要でしょうか?

「私は一生懸命頑張って心臓を毎日動かしています。」

などと、いう人はこの世に一人もいません。
健康である、元気であるとういうことは、呼吸をしている、心臓を動かしているのと同様のことです。ところが

「頑張ってウォーキングと運動をしている。」
「頑張って食事をしている。」

私のところへこられる方はこんな人たちばかりです。

「だから体を壊すんだ。」

いつもそういうところから説明をしてゆかねばなりません。
つまり、

「世の中に言いたいことがたくさんあるから書く仕事をくれ。」

ということです。
私が書いたものの感想をきくと、叱られているような気持ちになる事が多いようです。ただ、今の世の健康についての考え方に違和感を感じている方、ちょっと刺激的な内容を希望という方であれば電話で一言声をおかけください。
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自律神経を整えることの意味

自律神経というのは、交感神経と副交感神経にわけて考えらるのが一般的です。
しかし、この考え方が大きな誤解を生んでいると思います。そこで、人の1日の生活をモデルに自律神経の働きに置き換えて考えてみます。

朝、目覚めた時には交感神経の働きが高まってきます。
交感神経の働きが悪いと、すっきりと目が覚めません。交感神経の働きがたかまってくると、仕事をしよう、学校にいって勉強をしようという意欲がわいてきます。

「私は低血圧なんで朝が苦手です。」

なんていう人がいますが、それは血圧のせいではなくて、交感神経の働きがたかまりにくいせいです。

ちなみに、ここ1年ほど、朝、目が覚めても体を起こせなくて学校にいけないという相談が増えてきています。たいてい、体には問題がないということで、本人のやる気のせいにされてしまっていますがそうではありません。交感神経の働きがたかまってこないのが原因です。

バリバリ仕事をする。勉強をするとうのは交感神経の働きです。
交感神経の働きが悪いと、前向きな気持ちになれませんし、何かをやろうという意欲も湧いてきません。

「やる気をだせ!」

といくらおしりを叩いても、交感神経の働きが悪い人にはやる気などかけらも湧いてきません。


仕事や勉強にはげんで

「ちょっとお茶しよう。」
「一服しよう。」

ということになれば副交感神経の出番です。
食事や休憩時間になれば、副交換神経が高まってきます。そうすることによって、体と心をリラックスさせて休息と必要なエネルギーの補給をすることができるようになります。

そして、休憩が終われば、また交感神経の出番です。
集中力を高めて、仕事や勉強にはげむためには交感神経が高まっていなければ無理です。副交感神経が優位な状態でよい仕事など無理なのです。

そして、1日の仕事がおわれば再び副交感神経がたかまってきます。
そうやってリラックスした状態を作ることで、夕食をとって、テレビや読書をしたりと、ゆったりとした時間を過ごせるようになります。そして最後は睡眠です。疲れを抜いて翌日に備えることができるよう睡眠をとるわけです。

簡単なモデルですが、1日だけみても、状況に応じて交感神経と副交感神経が役割を分担して体の状態を整えているということがわかることでしょう。

自律神経を整えるということは、単純に交感神経を高めましょう、副交感神経を高めましょうという単純なものではありません。交感神経と副交感神経がそれぞれが状況に応じてしっかり働くようにするということなのです。



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人の体というのはそれ自体が奇跡のようなもの

「体を整えるなんて簡単だ!」

と、ある整体師がいっていたそうです。当院にこられた方がそんな事をいっていました。
その整体師に言わせれば、

「背筋を伸ばして生活して仕事して、体の左右にバランスよく負荷をかければよい。」

そういう事のようです。
一般の方がきけば

「そうなのか!」
「それが難しいのよ。」

などと思うかもしれませんが、私は

「その人は整体師として現時点では駄目だね。」

と思いました。

私は体を整えるということは難しい事だと思います。
だからどんなに勉強していても現実に人の体を整体していると、

「あれ?おかしい?どういうこと?」

なんていう状態の人に出会うのは日常茶飯事です。
そんな時に、

「体を整えるなんて簡単だ!」

なんて思い込んでいるとと、進歩がなくなると思います。
体の異常というのは、ほんの些細な事が原因で起こることもあります。このブログやメルマガで紹介してきたものでも、

・着付け教室に通っていた事が原因でパニック
・趣味のスケボーの古傷が原因で耳鳴り
・毎日食べていたチョコレートを1粒食べていた事が原因で疲労感がとれない
・体を温めるために使っていた電気毛布が原因で無気力

などなど。
これを、

「それはあなたの姿勢がおかしいからだ。」

と考えて解決できたとは思えません。
それに体の問題を本人の意思や気持ちの問題にしてしまうと何も解決しないと私は考えています。

この人は姿勢が悪いせいで体をおかしくしているなぁと思ったのは、これまでたった一人で、その人はプロの彫刻家でした。平たくいってしまうと彫刻刀の使い方が未熟なせいで、体を痛めてしまっていました。一般の人でまずこんな事はありません。

確かに学校や師から教わった事は貴重で得難いものでしょう。
しかし、それが全てではありません。実際に整体を続けていると日々気づくことがあります。

私の場合も、どうも教わった事がおかしいということで、あれこれ勉強していくうちに、野口整体というものに出会って、その弟子の方に整体について教えてもらうことができるようになりました。もうちょっと勉強していけば学んだことは間違いではなくて、実は自分が勘違いしていたということに気づくこともあるかもしれません。様々な視点や考え方を身につけていくうちにそれらがひとつにまとまってくくるかもしれないと思っています。

人の体というのはそれ自体が奇跡のようなものだと私は思います。
朝起きて、仕事して、食事して、寝てということだけ、ごくあたり前のことですけど、これがどれだけ不思議なことか・・・。

そんな奇跡的な事を何年か勉強したぐらいで分かったつもりになっては駄目だろうと私は考えます。
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今週の14(金)~15(土)はお休みしています。

今週の金曜日と土曜日はお休みしています。
毎年、このタイミングの休みで何を学びどのように整体技術を高めていくか?ということを考える事にしています。こういう事は、正月にやると浮ついてしまってなかなかうまく考えがまとまらないもので試しにやってみたらいい具合だったので定着してしまいました。いつも大雪のタイミングでたいていどこかの宿に缶詰になってしまうのですけど、今年は先週がそうだったのでちょっと雰囲気が違うかもしれません。

と、いうわけで金、日に通常の日月の休みが続いておりますのでご注意ください。


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