負荷をかけて運動をしていると病気になる
2014年02月07日
「健康のために運動をしている。」
そんな人はたくさんいることでしょう。
でも、多くの場合、
「そのやり方ちょっと待て。」
というものだと私は思います。
スポーツジムで機械を使って体を鍛えているというのは典型でしょう。機械で筋肉を鍛えるという理屈は、
体に筋肉をつけるためには、筋肉に負荷をかけて疲労させます。
そうすると、筋肉は疲労を回復させる際にかかった負荷に耐えられるように以前より筋肉の量が増えて回復します。これを超回復といいます。
専門家に言わせると、ちょっと違うのかもしれませんが、だいたいこんなものでしょう。
しかし、こうやってつけた筋肉は日々の生活にとってはまったくメリットがありません。
だいたい、マシンで鍛えるときのような動きを日常的にやるか?というとまずありえません。非常に不自然な動きです。
仕事で重いものを持つというシチュエーションがあったとします。
そんな時、ジムで機械を使っていたように体をつかうでしょうか?そんな事は絶対にないはずです。なぜなら、仕事で重いものをもつときは、
「どう持ったら軽いか?」
「どう運んだら楽か?」
と考えて体を使っているはずです。
だから、もし、
「どうやればこのウェイトを軽く持ち上げられるだろうか?」
と考えて、トレーニングしているのでしたら問題はありません。でも、たいていの方は、筋肉に強い負荷がかかる事をイメージしてトレーニングしているはずです。
あと現実のスポーツで考えるなら、スポーツで一番力を発揮したいのは動き始めのはずです。ところが、機械でのトレーニングはゆっくり動き始めているのではないかと思います。だから、機械でついた筋肉だとスピードが落ちてしまってあまり役に立たないはずです。
飲み屋で腕相撲でもして若い女性にもてたいという時にはかなり効果的ではあるかと思いますけどね。健康のためやスポーツで高いパフォーマンスを出したいときには一工夫も二工夫も必要だと思います。
「ボディビルダーはみかけだおしである。」
という話は誰でもが聞いたことがあると思います。
なんでかというとボディビルダーは肋骨のまわりに筋肉をつけすぎて肺の動きが悪くなっていますから、運動するとすぐに息がきれてしまいます。聞いた話だとボディビルダーには喘息の人がおおいらしいですが、それはこういう事に原因があると思います。
負荷をかけて運動をしていると病気になってしまうとうわけです。
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