ブログ「日々整体」

アカスリの体験談

以前にアカスリを紹介したのですけど、

「実際にやってみた。」

というお話を想像以上に頂けました。
特に今年は梅雨が梅雨らしくなったせいか、体が夏の準備をうまくできなかったのではないかと考えます。そのため気温が上がるにつれて対応できなくなってしまい、辛くなってしまうという人がとても多かったようです。

夏の準備というのは、高い気温に体が対応できる状態になるという事です。
平たく言うと体温があがりすぎないように熱を発散するのです。気温が高いのに体に熱がこもってしまえば辛くなってしまうのは当然です。それが極端にひどくなると心臓が止まってしまうわけですけど、世間ではこれを熱中症と言っている訳です。

「熱中症にならないようにエアコンをつかって体を冷やそう。」

なんて言われているのをよく見かけます。
エアコンで体を冷やしていくと、体の体温を調整する能力が低下していきます。生物、人間の体というのはそういうものです。鍛えて強くなろうとする事には疑問を感じないけど、過保護に甘やかしていれば体は弱くなるという事がわからない人が多いようです。それで年々、熱中症になる人が増えていると騒がれているようですけど、当然の事といえますね。

それで日本に住んでいる場合、梅雨時期に汗をかく事で熱を発散する準備を体がしているようです。ところが、今年のように梅雨らしくない梅雨になるとその準備がうまくできない訳です。

その結果、起こっていたのは、

・眠れない、寝付けない、眠りが浅い
・やたら体が重い
・朝、体を起こせない

というような事です。
私に言わせると、夏にこのような状態になるのは代謝が極端に落ちているということは明白です。だから、私はアカスリをすすめたのです。

代謝が悪い状態というのは、

「汗がとおるところに垢が詰まっている。」

というのを想像してもらうとよいでしょう。
現実には、たぶんだいぶ違うでしょうけど、体の中で起こっていることを詳細に理解する事にあまり意味はないですし、半端な知識はかえって勘違いを誘発してしまいます。だからこのように概念で考える方が得策です。それで、そういう状態であれば、体をこすって垢をだせばすっきりして元気になるのは当然の事とえいます。

実際に試した人の感想だと、

「ぐっすりと眠れるようになった。」

というものが多かったですね。汗をかけなくなっているせいで眠りが悪くなるというのは多くの人が想像できないようです。そういう人は、眠りというのは運動の一種だと考えておくとよいでしょう。

他では、

「肌が弱かったのが、肌の感じがかわってしっかりしてきたような気がする。」

なんていうのもありました。
肌が弱いからといって過保護にしていたらますます弱くなるのは先に述べた通りです。適切な刺激を与えてあげれば丈夫になってくるのが人間という生き物です。

「引きこもりのニートとには仕事をしろというのに、弱い肌は過保護にして弱める。」

という馬鹿な事をやっている人が多いのです。

あとは、総じて、

「体が軽くなった。」
「元気になった。」

という感想が多かったでしょうか。
夏を元気に過ごしたいのであれば、汗をかいて熱を発散できるような状態を保てばよいのです。
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不登校についての考え方

「医療は心臓が止まらなければ異常なしとしてしまう。」

不登校という問題はこの事をわかりやすく理解させてくれるかもしれません。
不登校なんて気持ち問題だと大半の人は思うかもしれませんが、私のところには常に数名の不登校の子供が通っています。頭が痛い、朝起きれないなどの理由が大半で、気の利いた事を言う医師であれば起立性調節障害なんていうかもしれません。

そんな事から、体の問題で不登校になっている子供はかなり大勢いると感じています。
ただ、その全容は私のような仕事をしていては把握しようがないのが実際です。珍しくない程度に見かけるというもので、私のところへたどり着いてこられる人の割合がどの程度いるのかわからないからです。

もちろん、総ての不登校が体の問題ではないでしょう。しかし、体が健全、元気に過ごせる状態であればそれだけで不登校の大半はなくなってしまうのではないかと考えています。

今回は、ざくっと二つのケースに分類して考えてみましょう。

1つ目は、学校で辛い事があったというケースです。
不登校になってしまう事の理由に、

「そんな程度で学校へいけなくなってしまうのか?」

と思ってしまうものが少なくありません。
他人からみたらたいしたことがなくても本人とにとっては大問題だったりすることもあるからです。ただ、これはどういう事が起こっているかを簡単に述べるなら、子供がくじけてしまっているのです。もしかしたらくじけるというより、心が折れるとかいった方がピンとくる人が多いかもしれません。

さて、嫌な事、辛いこと、ストレスに対する強さ弱さが個人差がありますけど、それはいったいどこからくるものか考えた事はあるでしょうか?

ほとんどの人は、

「努力や根性が足りない。」

といって、考えるのを辞めてしまう傾向があります。
NHKのドラマでオリンピックの選手が0.1秒差で金メダルを逃したのですけど、その選手に、

「努力が足りない。あと0.1秒努力すれば金だったのにもったいない。」

なんていっているシーンをみかけた事があります。
数値だけをみれば確かに0.1秒ですけど、その0.1秒がとてつもなく大きな溝や山だったりすることもあるのです。

さて、くじけるというのは、運動に置き換えるとわかりやすいかもしれません。
運動能力には個人差があって、グラウンドを3周走れる人もいれば10周以上でも平気で走る事のできる人がいます。この運動能力の差を、体力の差といってそれ以上掘り下げて考えるのを辞めてしまうのですけど、そこをもうちょっと掘り下げてみてください。

運動能力の差が何かというと、単純に心臓と肺の能力、つまり心肺能力の差が運動能力の差だと考えるといいでしょう。心臓と肺の能力が低い人は、グラウンド3周で限界に来るし、強靱な心肺を持っている人はグラウンドを30周以上でも平気で走れる訳です。つまり、くじけるというのは、心肺能力の限界に達した状態、心臓や肺がうまく機能しなくなっているのです。それを心が折れると表現するのは、まさしく文字通りという事と言えるでしょう。

私が松岡修造をいつも例にあげて説明するのは、彼はこの限界の見極めがとても上手だからです。
彼は、3周しか入れない子供に4周走らせて褒める、10周が限界の子供には13周走らせて評価するという事を感覚的にやっています。そうやって限界を越える事で体は丈夫に元気になっていくのです。しかし、この事がわからない人は、

「最近の子供たちは、平均で7周走れるから、走れない奴はダメだ。」
「あと0.1秒努力すれば金メダルだった。」

なんて言って心を折ってしまうのです。

そして、ストレスや逆境に対する強さは心肺機能に依存しています。
ピンとこないようであれば、強靱な人間の事を鉄の心臓をもつとか表現したりしますね。このことから転じて考えをすすめると、不登校になる子供は総じて体が弱い傾向があるという事がわかります。心肺機能は、主に頸椎3、6、7番、胸椎1.2,3,4番が深く関係していますから、このあたりに問題があるのであれば不登校になってしまう可能性が高いといえるでしょう。そして、何より現実に学校にいけないという事で相談にこられる子供たちは皆、心肺機能に問題を抱えています。

2つ目のケースは、1と同様ですけど頸椎3、6、7番、胸椎1.2,3,4番に問題があってそれが頭痛だたったり睡眠に影響がでるまで大きな問題になっているケースです。頸椎6番が狂ってしまうと腎機能に問題がでてくる事があるので、泌尿器に異常がみられる事もあります。世間ではこちらのケースは起立性調節障害と言われることが多く、実際、私のところへ相談にくる子供はほぼすべてがこちらのケースです。ここまで体が悪くなると、

「医者は異常がないと言うけど、なんかおかしい。」

と気がつくようで他の手段や方法を探し始めて私のところへたどり着くようです。

起立性調節障害は、原因がわかっていないとか言われています。
しかし、私に言わせれば心臓、肺、腎臓の働きに問題があって、活発に活動、そして生活ができない状態であるというだけです。

ここで最初に述べた言葉を思い出してください。

「医療は心臓が止まらなければ異常なしとしてしまう。」

私が指摘するのはこういう事です。結果として、生活に支障がでているのはストレスとか原因不明になって謎の問題として扱われてしまっている訳です。

ちょっと補足しておきますが、最近はストレスという言葉が便利使いされてその本質からどんどん離れていってしまっています。現在の医療においては、

『わからない=ストレス』

という公式が成立しています。

もちろんいじめだったり学校の教師がひどい人間で行けないとか、そもそも学校教育に向いていないなじめないなんていう子供もそれなりの数がいるとは思いますけどね。でも、あなたが親で子供が学校にいけてないというのであれば、

「もしかしたら医療ではなわからない体の問題があるのでは?」

と考えてみることは無駄ではないでしょう。当然、そんな状態では、好奇心だったり、向上心を発揮する事すらできません。

子育てについて迷っている人へは、

「子育てとは子供を丈夫な体にしてあげる事です。20歳になったからしっかりしなさいなんていっても体がひ弱なままだったらしっかりする事なんてできませんよ。」

と、いつもアドバイスしています。

小6で人生が終わる話

息子が小学6年生なのですけど、


「同級生が頻繁に学校を休んでいる。」


そんな話をしていました。

別に興味はなかったのですけど、私が寝転がっている横でそういう話題の会話が行われていました。どうやら、


「食道炎が辛くて休んでいる。」


という事でした。


今の世の中はこんな事ぐらいであっさり人生が終了してしまいます。

ストレス性とか逆流性とか医師によって多少、診断はかわってくるでしょうけど、この『○○性食道炎』で適切な治療が行われているケースを私は観たことがありません。


本来、治療が必要なものでもありません。

たいていの場合、ほっておけばよいものを余計な事をして返って悪化させてしまっています。こうなってしまうのは、大きな勘違いが3つほどあるからでしょうか。


その3つとは、


・しっかりと栄養を取らなくてはいけない

・吐いてはいけない

・風邪をひいて熱をだしてはいけない


という事です。


1.しっかりと栄養をとらなくてはいけない

朝食を食べろとか、3食食べろとか、それなりに説得力を感じるかもしれません。でも、人間は栄養が必要になればお腹が空くのです。ですから、お腹が減った時に食べればいいだけで、それが朝なのか、1日3回なのかは個人差があると思っておくほうがいいでしょう。個性を大事にするのであれば食事だって個性的で問題ないはずなんですけどね。


2.吐いてはいけない

医療に携わる人間は、吐くという事がどういうか事をまったく考えていません。

解りやすいのは悪い物を食べたとき、健全な人は吐くのです。理由は簡単で、吸収してしまうと体を痛めてしまうからですね。悪い物を食べて吐けない時は、たいていの人は亡くなってしまうのじゃないでしょうかね。


吐き気というのは意味と必要があって起こるものです。

だから、吐き気は止めるのは体にとって有害でしかありません。体に問題があるときに、その問題を解消するために吐き気が起こるのです。ですから、吐き気を感じるままに嘔吐していれば体の問題はそれだけで解消します。うまく自力では解消できなくて吐き気がずっとつづくときに、本当は医師の助けが必要なのですけど、その助けは吐き気を止める事ではなく、吐き気を起こす原因を解消してあげることです。


3.風邪をひいて熱をだしてはいけない

私は73年生まれですが、私と同世代であれば、子供の頃、高熱を出して寝込むとか熱をだして吐くとかいう経験はたいていの方はあるのではないでしょうか。実は、我々はそうする事で丈夫な体になって大人に成長する事ができたのです。ところが、今はちょっと咳がでたとか、熱がでたとかでも薬で強引に症状をとめてします。その結果、子供たちは体を丈夫にする機会を奪われてしまっています。


例えばニートなんかがわかりやすいでしょうか。

ニートは体が貧弱だから気持ちが弱っているだけです。体が丈夫になる機会を奪われて年齢だけ20歳になったからしっかりしなさいというのは無理な要求です。病気をする機会を奪っているとそういう人間ばかりが増えてくるはずです。男性が草食化しているなんていわれているのもこういう事が大きな理由の一つでしょうね。


熱を出して風邪をひくというのは、頑健な体を作っていくためには必要な事です。病気もしたことのない人間が立派な大人になれるはずがないと思っておくことです。


さて、話を息子の同級生にもどしましょう。

○○性食道炎で通院した人は人生から潤いというものがなくなります。なぜなら、吐くという事は健全な状態に戻ろうとしたときに起こるものだからです。今の医療であれば死んでしまうような事はないでしょうが、体が健全に元気になろうとしているのを薬で全力で止めてしまうわけですから。その結果、中身のないスカスカの人生を送っている人を私は何人もみています。


彼はこの先の人生において、心から幸せだと感じる事はもうできないかもしれませんね。

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丹田の四方山話とその見極め方

「呼吸をする時にはおへその下の丹田を意識しましょう。」

そんな言葉は誰でも聞いた事があるでしょう。
実は、丹田というのは1つだけではなく体にいくつかあります。有名なのはおへその下の臍下丹田で、丹田というそれを意味すると考えている人も多いのじゃないでしょうか。

そういや、チャクラなんて言い方をすることもありますかね。
チャクラについて勉強したことはないので、もしかしたらチャクラと丹田は違うという人がいるかもしれませんが、ほとんどの人にとっては、まぁ同じようなもんだろうと大雑把に思っておいていいのじゃないでしょうかね。

さて、外科手術で腹部を切り開いても丹田という器官は見つける事ができません。
すると丹田は空想とか想像の存在という事でしょうか。科学者なんかはそんな事をいうかもしれませんが、多くの人は呼吸をしたり体を動かしたりしたときにその存在を感じる事ができるはずです。感覚的にはあるけど、目で見たり、写真に撮影することができないものについて、研究者たちはどういう見解をとっているのでしょうか?

宇宙の研究をしている人なんかだと事情が違ってきたりします。
相対性理論から導き出される推論として、ブラックホールというものがあってその中心には特異点があるなんて事をアインシュタインは言っていたそうです。

「ただ、それは実際には見つからないだろう。」

と補足していたのだとか。
ところが、きっとあるはずだと長い間観測が続けられた結果として宇宙には無数のブラックホールの存在を確認する事ができました。そして、そのブラックホールの観察を続けた結果、ブラックホールが地球をはじめとする様々な星を誕生させるきっかけを作っている事までわかってきました。ブラックホールがなければ私たち人間は存在することはできなかった可能性が高いのだとか。

丹田というのは人間の体の中にあるブラックホールみたいなものじゃないかと考えています。
人間というのは、手に触れる事ができる存在だと、すべてが見えていると思ってしまうようです。だから、人間の体の中に何か特別というか重力みたいな力を発揮するようなものがあるとはあまり考えないみたいですね。体が発揮する力は全部筋肉だなんていう説明でわかった気になっているからいろんなものが見えてこなくなるといえるでしょう。

ブラックホールは自身の重力であらゆるものを吸い寄せます。
吸い寄せる物の大半はチリとかガスとかそういうものらしいですが、吸い寄せる過程でチリやガスを加速させます。その加速によって得られたエネルギーで吸い寄せたガスやチリを頻繁に放出しているのだとか。あらゆるものを吸い込んで離さないなんて考えられていましたが、実際は吸い寄せてから放出してまき散らすという運動をずっと続けているそうです。

この運動っていわゆる丹田呼吸と同じものじゃないかと私なんかは思うわけです。
力の集中と解放、体の場合だと緊張と弛緩といった方がわかりやすいですかね。人間が生きていく上で一番大切な運動です。収縮して血液を送りその後弛緩してまた収縮する心臓や、空気を吸い込んだり吐き出したりしている肺の動きをイメージするとわかりやすいのじゃないでしょうか。

丹田というものは人が生きている間にだけ存在するものです。
だから、死んだ人間の体を細かく切って分解していっても丹田は見つけることができません。しかし、生きて活動している人間を観察していると丹田の存在を感じる事はそれほど難しくありません。存在感の大きな人というのは重力をもっているようなものです。なんとなく気になる人、なぜかずっと注目してしまう人なんかは丹田の力が大きいと考えてみるとよいのじゃないでしょうか。

私が思いついたのは、芸能人のスカウトの話です。。
たくさんの人がいてもその人だけ光って見えるとか、存在感が違うなんていう生まれきってのスターだなんていう話はきいた事がないでしょうか。確か松田聖子にそんな話がありましたよね。この光って見えるというのは、丹田の存在を感じ取っているからだ思えます。

最近、半沢直樹というドラマをちょびっとだけ見たんですが、堺雅人や香川直之といった役者の存在感は非常に大きいですよね。これは丹田にしっかりと力が集まっているからでしょう。

「演技力=丹田の力」

という事をいってしまっていいと思います。。
歌舞伎役者は子供ころから舞台に上がって丹田に力を集める練習しています。だから表現力や演技力が他の役者より1枚も2枚も上手であることが多いのでしょう。宝塚なんかでも若いうちから演技や表現力を高める練習をしていますし、楽器の演奏なんかも物心つく前からはじめるのが当たり前にになっていますよね。だから、子育てっていうのは丹田の力を高めてあげるという事だと考えてみるといろいろ気が付くことがあるかもしれません。

書いていて思いましたが、麻酔で眠って手術している人なんかだと丹田の存在はかなり希薄なはずです。
腹に穴があいているときに丹田が存在感をだしてしまったら痛すぎて普通の人は我慢なんかできないはずです。ですから、麻酔というのは丹田の存在を消してしまうものだという事がいえますね。

寝たきりのお年寄りには丹田がない、またはその存在が希薄になっているという事がいえるでしょう。そうであれば、丹田の存在をもっと重要視していれば寝たきりになってしまうような人はかなり減ってくるはずです。

振り返ってみれば、丹田をなくしている人は老人だけではありません。
10代までの子供で丹田がなければ起立性調節障害なんて言われています。ちょうど今、出産後の女性で体を動かせなくなっている人がいるのですが、その人は産後鬱なんていわれたようです。この女性もやはり丹田がない状態であるといえます。

丹田について思いつくままに言葉を並べてみようと思って書いてきたのですが、今の世の中は丹田をなくしている人が増えてきていますね。

丹田が力を失っているのに、丹田の存在なんて見えないから知りませんという立場をとっている人たちは、

「その原因はストレスです。」

なんて事をいっています。


丹田の存在を認識するのは私にとっては日常茶飯事ですが、ストレスの存在を感じる事は私にとってはかなり珍しかったりします。ストレスだって目に見えていないから、丹田やブラックホールと同じような扱いにして考えていかないといけないのじゃないかと私には思えますけどね。


丹田の存在を無視する、考慮しないという事は、


「目に見えていないものは存在しない、あるいは考慮しなくてよい。」


という事につながるわけで、それだったらストレスの事だって存在しないとか、考慮しなくていいという具合に思考を進めなくては辻褄が合わなくなってきます。丹田だと存在する場所はほぼ確定していますから、ストレスだって同じく存在するのであれば体のどこか決まった場所に力が集まっているはずなのですが、今のところ、


「ここがストレスの集まる場所だ!」


なんて話は聞いた事がありません。


あと、丹田に似た存在に魂なんてものがあります。
魂というものの定義がはっきりとしているか知りませんが、おそらく生きている間だけ存在して、死んでしまうと体から離れていってしまうものだと思われます。これは似ているというより、同じものと考える方がいろいろすっきりしそうな気はしますね。


さて、こんな事を考えてしまった私は困りました。
より多くの人の幸せを達成するために思いついた事は、


『丹田と魂の存在についてもっと考えて!』


そんなメッセージを書いたプラカードや横断幕を用意して駅だったり、病院の前に立つことです。
しかし、そんな事をしても誰も相手にしてくれないとでしょう。奇人、変人扱いならまだましで、新手のカルト教団扱いか、気がふれてしまった凶人というような目で見られそうな気がします。いくら私が浮世離れしてしまっているとはいえそれぐらいの事はわかりますね。


あと、


「自分の丹田はどれぐらいしっかりしているか?」


という事を確認するいい方法を思いつきました。


「倍返しだ!」

とか、

「土下座しろっ!」

なんて具合に、半沢直樹のモノマネをしてみるといいのです。
似る必要はないのですが、半沢に比べてどらぐらい迫力があるか?というのを比べてみると自分の丹田の力がどらぐらいかというのを測る事はできるはずです。
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燃える案件

最近、10代の若者が、


「学校にいけないでいる。」


ということで整体にやってきています。
高校には入学したのですけど、頭痛がひどくて通えなかったそうです。そういえば突っ込んで聞いていませんでしが、何年もそういう状態だそうですから、高校は自主退学してしまっているのかもしれません。

お医者さんなんかにいくと、起立性調節障害なんていわれるヤツです。
起立性調節障害といわれるヤツは診断があいまいで、これまで何人もそういう若者をみてきましたが、誰一人として同じ状態だという事はありませんでした。それなのに、起こっている現象が似ていて、原因がみつけられないということで『起立性調節障害』という名称で一括りにされてしまっています。

空から何かが降ってくるる現象を「アマテラスの落とし物」とでも命名してみましょうか。
水が降ってきても、氷の粒や結晶が降ってきても、カエルが降ってきても、人工衛星が降ってきても全部、「アマテラスの落とし物」で一括りにして説明してしまうのはちょっと乱暴じゃないでしょうかね。

整体であれば、それでもなんとかなっちゃう事がありますからまだいいのです。でも、原因を見つけてちゃんと対処しようという西洋医学じゃかなりまずいはずです。

丁寧に観察していけば、雨だとか、雪だとか、大陸からやってくる黄砂だとか、桜島から飛んできた灰だとか、地球にはない物質だとか、そういう事はいろいろわかってくるはずなのですけどね。


話がそれたので戻します。


それで、彼の場合、私が最初に気がついたのは顔が変だということです。
別にブサイクだとかそういう意味ではありません。ひと目見て鼻筋に妙な違和感があり、鼻に何らかの負荷がかかっているだろうと思えました。この事からだけでも、頚椎になにか問題があるのは推測できます。

それで最初に、


「中学の頃に、転落事故があったのですがそれが関係してないでしょうか?」


と、私に聞いてこられました。


「あぁ、やっぱりね。」


と、表情を見ていて体を強くぶつけた事があるだろうなぁと私は直感的に思ったわけです。そして、本人も親も、そのあたりからおかしくなったという事がわかっているわけです。おそらくあちこちに同じような相談をしたのだろうと思いますが、取り合ってくれたのはどうも私がはじめてだったようです。

その次に気がついた事は、


「目の動きがおかしい。」


ということでした。
本人にはその自覚はまったくありませんでしたけどね。ついでにいうと家族もそんなもんだと思っていたようで、それが変だとは思っていなかったようです。


で、さらに気がついた事は、


「ペンの持ち方、字の書き方おかしい。」


という事でした。
左手でペンを持って手首をひねらないと字がかけないのです。


「筆では字をかけないだろ?」


と聞いてみましたが、筆は持った事がなかったようです。
聞くと、ごくごく小さい頃からそういうペンの持ち方だったそうで、これまた親は疑問にも思っていなかったようです。


これらだけでもいろいろわかるというか、全ての情報が1つのことを示しています。
それは、


「心臓の動きと力が弱い。」


言い変えれば


「止まらない程度にしか動いていない。」


という感じでしょうかね。


年寄りが寝たきりになっているのと似たような状態です。
若さがありますから動けないところまでいきませんが、この心臓の弱さが頭痛に化けているであろうという事はほぼ間違いないと思われます。もちろん、顔とペンの持ち方だけでなく体の状態を観察したことからわかることも加味して判断していますけどね。


ペンの持ち方から察するに、子供の頃から、おそらく生まれたときにはすでに心臓に力強さはなかったであろうと思われます。だから、赤ん坊の頃から、元気とか活気が感じられるような状態ではなかったはずですが、、特に問題はないということでそのまま成長してきたのでしょう。ところが、その問題が、転落事故をきっかけに生活もままならないような状態にまで悪くなってしまったわけです。


おそらく彼に起こっている事はこういうことであろうと思われます。
ただ、体の様子を観察していっても、どうも辻褄があいません。こう推測するのであれば、


「この部分はこうなっているはずだ。」


というのがあるわけですが、なにか違う感触がするのです。
どうも、彼の場合はかなりユニークな事が起こっているようで、整体しながら体の経過を観察しながら考えなければいけないようです。

実は、何回か見ても未だに彼ほど見通しがつかないというのは私にとっては非常に珍しいのです。もちろんうまくいかない人はいくらでもいるのですけど、そういう人の場合は、


「こっちにいけばいいのはわかるのだけどうまくそっちへ行けない。」


というような感覚なのが、彼の場合は、


「どっちに向かえばいいのかまだによくわからない。たぶん、こっちであっていると思うのだけど」


という具合なわけです。


少なくともなるべく早めに方向だけでも指し示してあげないと、本人が諦めてしまうかもしれませんから、脳みそを灰色に染めてフル稼働させているのですけどね。


ただ、こういう具合にまだ見通しがたっていなくても私はなんとかなりそうな気はしています。これまでだってたいていのことはなんとかなりましたからね。


そして、彼が元気になってくれれば、


「自称専門家たちに、またあれこれと嫌味をいうネタが増えるな!」


と、こういう不純な思惑でやる気がでてきている今日このごろだったりします。


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