ブログ「日々整体」

視点の高さと不安、恐怖、そして免疫力の関係

「人間の本性は逆境の時に現れる。」

これは何を隠そう私の言葉です。
30代前半のころに思い至ったことですが、割といい言葉を思いついたなぁと考えています。だから、きっと歴史上の偉い人も似たような事をいっているはずです。


今、世の中は新型コロナウイルスで大騒ぎになっています。
この状況はすべての人の本性があらわになっているといっていいでしょう。この本性ですが視点の高さで考えるとわかりやすいのではないかと、ふと思ったので試みたいと思います。



まず、今回の新型肺炎に対する視点がもっとも低い人がどういう発言や行動をしているかニュースからひろってみます。
あらゆる興行が自粛ムードのなか、K1というプロレス団体が試合を開催しました。観客は6千人ぐらいでしたっけ?こういう状況で開催するということで、大きく批判されました。どっかの新聞記事だと、政府高官が、

「国賊め!」

と発言していたと報じていました。
この新聞社と某とかいう政府高官はもっとも視点が低いといえます。ネット上をさらっと流し見ていると、それに同調する意見が多く見られましたが同様に視点が低いと言えます。


これは確か千葉県だったと思うのですけど、千葉県の知事はこの人達よりは視点がちょっと高いのではないかと思います。
知事は、K1団体に何回も中止を要請したそうです。その要請を受け入れる事ができずK1団体は興行をおこなった訳ですが、実は知事には中止にできる権限をもっていたそうです。詳しい条文は確認していませんが、会場の利用規約9条に不適切な会場の利用は管理側の命令で中止できるというような条文があったそうです。それにも関わらず、知事は要請しかしなかったわけですね。権限を発動して責任をとりたくなかったんでしょうか。だから、この開催において感染が広まるような事がおこっていれば、この知事は、

「国がちゃんとしてくれていれば・・・。」

なんて責任逃れをすることが間違いないでしょう。

さらに東京都知事が昨日、緊急の記者会見で深夜の飲食店にいくのを辞めるよう要請していました。
記者が、


「その要請では飲食店が経営にいきづまることになりますが保証はないのですか?」


と質問すると、


「それは国がやることですので。」


という答えをしていたそうです。
まぁ、たぶんですが、志村けんさんが亡くなったタイミングでこのような発信をしたら都民が言うことを聞くと思ったんじゃないでしょうかね?でも、こんなやり方で同意ができるのは同じ視点以下の人たちだけでしょう。

千葉県民と都民はこういう人を知事にしてしまったこを恥じてもいいかもしれません。でも、こういう本性って逆境でなければ表にでてきません。こういう人は平時に耳障りのいいことをいうのが得意ですから騙されるのは仕方がありません。


もうちょっと視点が高い人だと、


「ちゃんと保証をして休業できるようにしてあげなくては。」


なんて事を言うのじゃないでしょうか?私の視点はたぶんこのあたりじゃないかと思います。都知事や県知事より視点が高いと自称するのはちょっと具合が悪いとは思うのですが、さきに紹介した知事たちはなんぼなんでも視点が低すぎです。


さらに視点が高い人はどんな事をいっているかというと、経済的な打撃に目を向けていますね。
適切にデータを分析しながら、リスクを最小限にしながら経済的な損失を最小限に、その上で発生した損失をどうやって補うのか?そういう事を考えて発信しています。このぐらいにまで視点が高まってくると、海外の影響も考え始める人がでてきます。

韓国はもうおそらく破綻する可能性高い、そしてEUでもイタリアは瀕死です。
国境がなかったせいで新型コロナウイルスはヨーロッパで大きく広がってしまいました。アメリカも大変な事になっていますから、その影響は日本にも確実に及んできます。それで、アメリカなんて経済対策で200兆円ですか?それぐらいやるって話で、ヨーロッパもそれぞれ国に準じたお金を投入するわけですが、それに同調しないでいると日本経済は壊滅する可能性もあるみたいですね。


「それで、各国の首脳が電話で相談してたのか。」


なんてわかります。
視点の高い人の話を聞いていると面白いです。


それで、このあたりの話を聞いていて教わったのですが、経済的な損失が大きくなった直後にファシズムが誕生するらしいです。
ヒットラーもそうでしたし、かつての日本もそうでした。人々は、生活に困窮すると強固な権力をもった独裁者を求めるようになるそうです。それでふと気がついたのですけど、

「暴走した武装集団が財務省の官僚を何人も殺害した。」

なんてニュースが流れてきたら、たぶん、

「自業自得だ、ざまーみろ。」

と思ってしまうなぁと・・・。

やはり視点の高い人の話は面白くてうんちくに富んでいます。
私は心の中で思うだけで、口には出さないようにしようとよくよく自分を戒めておこうと思います。


ちなみに、2.26事件は恐慌のときに起こったクーデターですが、暴挙にでた青年将校たちにたいして軍の上層部は、

「気持ちはわかる、しかし、辞めろ。」

と言って説得しようとしたそうです。
今、そういう事がおこったら安倍総理はそんな事をいいそうな気がしますね。


そして、さらに高い視点の人がいて、その人たちの考えは、


「これは世の中が大きく変わる転換点だ、これを機会に世界がよりよい形に変わるに違いない。」


というものでした。
その心については、省きますが詳しく聞いてみるとなるほど、世の中がよりよいものに変化するのは確かにこのタイミングしかないという事が納得できました。


こういう具合に視点の高さが違うと同じ状況でも、見え方と、考え方が全く違ってきます。
そして、その視点が高くなるにつれて不安、恐怖という感情が薄れていくのがわかるでしょうか?ここで、紹介したように視点が高くなるにつれて新型ウイルスに対する恐れが小さいのです。もちろん不安や恐怖が皆無ではないと思うのですが、それにちゃんと向き合えますし、ある一定以上に視点が高くなると希望や期待まで見えてきます、


私は病気と戦うなんていう言葉はナンセンスだと考えています。
なぜなら、病気というのは敵ではなく味方だからです。でも、今、それをいっても新型コロナウイルスが味方だと思える人は皆無でしょう。新しく生まれた病気で、それを恐れて不安を感じてしまう、それは私でも同様の気持ちがありますから仕方のない事だと思います。だから、今はまだ、

「病気と戦う。」

ということでいいと思います。
でも、この新型コロナウイルスと戦うってどういう事なのかをよく考えてみてください。


「K1団体は国賊だ!」


とののしる事は恐怖に負けて逃げているだけです。
もちろん、家に引きこもって、ブルブルと震えている事が戦うということでもありません。


病気と戦うっていうのは、不安や恐怖と向き合っていく事です。
ちゃんと向き合う事ができれば視点が高まって行くのです、そうして多くの人が視点が高まった時に、社会とか世の中とかそいういうものがよりよいもの変わっていくはずです。それができた時に、私達人間は新型コロナウイルスとの戦いに勝利することができるのです。



「不安、恐れという感情は免疫力を下げてしまう。」


という事について今更説明をする必要もないでしょう。
だから、我々は逆の事をやればいいのです、不安と恐怖にちゃんと向き合って、その上で私達はどういう人間でいたいのか、どういう社会であったらいいのか、それを考え直してみましよう。それができれば免疫力がどんどんたかまっていくのですから。





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新型コロナの見分け方がわかりにくいらしい・・・

先日、紹介した新型コロナウイルス感染の見分け方がちょっとわかりにくいらしい・・・。

「見たけどわかりませんでした。」

と連絡をももらいました。
このあたり、体の様子をみてのものではないのですから、残念ながら明確にできない境界線あたりの方というのはいるということでしょうか。ただ、話してみると9割9分違うなぁとは思ったのでそういう具合に答えました。


ただ、この時期は微熱がでやすいタイミングなので、怯えてしまっている人も多いのではないかと思います。
Facebookの方で計算した内容をちょっと書いておきましたが、大阪において感染する確率は年末ジャンボ宝くじの1等よりちょっと高いというぐらいです。事実上ゼロといっていい計算結果になります。手洗いうがいをちゃんとやっていれば感染する確率はさらに下がるので感染する方が難しい状況です。一応いっておきますが、こういう仕事をしていますが工学部卒のバリバリ理数系人間なので確率の計算なんかは苦手にはしていませんので。

私自身は、この新型コロナウイルスは年をまたぐと思って対応した方がいいと考えているので、どういう形で仕事を再開するかを考え中です。リスクがこんなに低い状態で、そんなに長く休むわけにはいきませんから。

今回の休みですが、私にとってはちょうどいいタイミングだったようです。
実は今朝から右肩が痛くてうまく動かなくなっています。今朝、体を動かそうと木刀を振っていたら気がついたのですが、仕事をしないで休んでいると傷んでいた箇所の修復がはじまっているようです。


「治る」という言葉の定義について考えてみてください。
多くの人は、痛みが消える事、熱などの症状がなくなることを治ると考えていますがそうではありません。痛みがでる、熱がでるというのは体を平衡状態に戻すために起こる事です。平衡という言葉がわかりにくければバランスがとれた状態に戻るという事です。

そのバランスがとれた状態に変化する時に、痛みや熱がでます。
つまり痛みや熱がでている状態はバランスがとれた状態に戻っている途中であるという事です。私がいつも言うことですが、このバランスをとろうとする体の働きをとめる事を治すとは言いいません。


「それはちょっと痛がっておいて。」


といつも言うのはそういう事です。

これはガンみたいな病気で考えるとわかりやすいのじゃないでしょうか。
ガンは、体のバランスを健全な状態に戻す働きが起こらない人に起こる病気です。つまり、病気をしない人、熱がでない人にガン細胞が生まれるという訳です。ガンという細胞がなんのために、どうして生まれるのかわかっていないわけで、亡くなった人の体の様子をみたらガン細胞がいっぱいできたから、

「ガンで死んだ。」

なんて言われますが、それは大きな勘違いでしょう。


簡単にいうなら、


「ちゃんと病気になっていればガンにならない。」


ということです。
ちゃんと病気をしていれば体はバランスが取れている状態に戻るのです。

それで、ウイルスにまつわる病気なんかだとインフルエンザがわかりやすいでしょうけか。
インフルエンザにかかった人ってちゃんとバランスが取れている状態に戻っています。新型コロナウイルスだって大半の人は問題なく体のバランスがとれた状態で回復することでしょう。、一部の人が重症化するって話ですけど、この一部の人って平衡状態に戻る事ができない人であろうと思われます。つまり、


「体が悪いなりに安定している。」


という事です。
基礎疾患のない人でも重症化したなんて話がありますが、医者がみたら問題がなかったというだけで私がみたら問題だらけだなんてことは珍しくもありませんからね。



それでウイルス性の疾患のある人は何人もみていますけど、みんな同じ事が起こっています。


「あなたは未知のウイルスに感染している。」


なんて言われている人もいて、そういう人でも同じ状態であることが観察できていますから、この新型コロナウイルスも同じだろうと思われます。
だから、


「そうびびらんでいい。」


というのが今の私の考えです。
もちろん未知の変化が起こっているわけですから、慎重に対応するという姿勢は必要でしょうけどね。


話が大きくそれました、ここらあたりはまた別の機会にしましょう。


とりあえず新型コロナウイルスはに感染した場合、この時期にでる特有の微熱や風邪っぽさとはまったく違う事が体に起こるようですから見分けることはそれほど難しくないはずです。
また、仮に感染していてもどうこうなることはなく、回復したあとには体は健全な状態になっていることはほぼ間違いないですから安心して病気をしておくことです。ただ、周囲にひろげてしまうと対応できない人に感染してしまうことがあるので注意しましょうと、たったそれだけのことです。だから不調を感じている人は心配しないで元気になったあとのことでも考えておくといいでしょう。


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普通の風邪と新型コロナウイルの風邪の見分け方

昨日、告知したとおり簡単な見分け方を紹介しておきます。
みなさんが安心できる材料をちょっとでも増やそうという意図ですがこういうのって、デマ、流言扱いされてしまうので、登録なしで見れるようにするのはかなり具合が悪いということをご理解いただけると助かります。




怪しい場合でないと検査してくれませんしね。
あと、書き忘れましたが風邪の終わりには下痢をします。便がゆるくなるのは、肺のリフレッシュをして老廃物を流しだすためです。だから、

「なんか調子悪いなぁ。」

と思っても下痢をしたらもう大丈夫だと思っていいですよ。
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新型コロナウイルスと嗅覚の話

四面楚歌で無料ステータスで読めるよう開放してあります。
興味がわいたらのぞいてもらうといいでしょう。明日にでも普通の風邪とコロナ風邪の簡単な見分け方を書こうと思っていて、そちらも開放しようと思っています。





こまごまとした話題なんかはFacebookで取り上げています。
昨日は、試しに大阪で感染する確率を計算してみました。

記事はこちら

大阪は、データがきちんと提供されているとこういう計算がとても簡単にできます。試しに、お住まいの地域でも計算しみてるといいでしょう。たぶん、ゼロになるはずです。
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明日から、2週間休みます。

突然ですが、明日から2週間休むことにします。
新型コロナウイルスの感染防止のためですが、今のところ政府からなにかの指示がでたわけではありません。

大きく2つの理由から、どうもキナ臭いと感じています。
実は、先日、東京へ行った際に感じたのですが、人がいつもより多いのです。わかりやすいのは新幹線で、帰りの席を予約しようとすると半数以上が埋まっていました。前回の帰りのときには少なかったから数えたのですが、1両に8人しか載っていませんでした。だから、世間の不安をよそに安心して移動がでてきていたのです。それが感染者の方が増えているにも関わらず、人の外出が増えています。運休が増えているからとおもうかもしれません。しかし、私は人が密集した状態で2時間以上座りっぱなしは、嫌だと感じたので人が少なそうなグリーン席を確保しました。そちららは半数も埋まっていませんでした。

先日、書いたとおり、日本政府は新型コロナウイルスに対しての対策をほとんどなにもやっていません。
それなのに、世界各国と比較して感染者数、重傷者数が少ないのは、日本国民各人の感染症に対する取り組みの成果であろうと私は思います。聞くところによると、今年のインフルエンザの感染者数が前年より600万人も少ないのだそうです。繰り返しますけど、これは政府の力ではないと私は思います。

また、昨日、非常事態に備えて食材を少々確保にでかけたのですが、スーパーもやはり人が多いのです。
どうも多くの人たちにとって、努力の限界がきているのではないかと私には思われます。確かに、一部の人達は、私同様にキナ臭いと感じて買い物にきているようですね。米の特売のチラシを見て買いに行ったら、昼前にはもうすでに売り切れていましたから。ただ、全般的にそういう雰囲気ではなく、不安を忘れてただただ買い物を楽しんでいるという様子に感じました。国民の努力が限界点に達していると私には感じられます。


私は30歳の頃、会社勤めを辞めたのですけど、その時、


「自分はもう社会には順応できず、一人孤立していきていくしかないのかもしれない。」


と大いに悩みました。


「今でも全く順応できていないから悩むポイントが間違えいてるのではないか?」


と思う人もいるかもしれません。
でも、会社の同僚たちから、あらゆる問題やトラブルがのミスが原因であると報告され、そのことを社長に相談したら、


「それはお前の問題だ。なぜなら、お前は入社してからこういう様々な問題を起こして社長である自分の期待を裏切ってきた。」


と、その頃入社して3年ほどだったのですけど、その間に起こったうまくいかなった出来事をを1つ1つ指摘されて、だからお前はダメなのだと、そんなことを言われました。休みなどほとんどなく、徹夜、朝駆けなど日常茶飯事、それでも会社の繁栄するのであればと思って一生懸命に仕事をしていたのに、そんなことを言われたらやはり私でも絶望みたいなものを感じるわけです。

それで、その時に、助言を頂いた方がいて、その人のおかげでいまではそれなりに幸せに暮らせるようになっているのですけど、その人に、


「今から2週間休むのがいい。」


とアドバイスをされました。
信頼できる人ですし、無闇に人を恐れさせるようことをいう人ではありません。感染が一気にひろまることがあるとすれば、今、このタイミングになる可能性が高いと考えているとのことでした。

これは、先に述べた私が感じた違和感と符号しています。それで、慌てて感染者数の伸びを確認すると、東京で見つかった陽性患者の数がここ2日で急に倍に増えています。

この兆し、非常事態宣言を出して移動や外出を禁止するのであればこのタイミングではないだろうか?
と、私は思います。しかし、政府はいまだに動く気配がありませんので、自主的にやることにします。実は、昨夜アドバイスをもらってから考え始めたらまったく眠れなくなりました。両親や家族にうつしてしまうなんてことになってしまったら、体の不調で相談にこられている人に新型コロナウイルスを手土産に持たせてしまったら、私の後悔なんて言葉で言い表せないほど後悔することでしょう。

この予想は大外れしてしまってバカを見ることになるかもしれませんが、こんな事は外れたらよかったねというだけのことで後で笑い飛ばせばいいだけなんですからね。


さしあたって4月8日まで様子をみることにして様子をみながらどうするか判断いたします。
その間は、こちらのブログ、Facebook、場合によってはYouTubeを利用して自宅できる体のケアや感染予防のやり方を発信していこうと考えています。

かなり先まで予約を受け付けてしまっていますので、これから順次連絡をいれさせてもらいます。
もしこちらをご覧になられたら電話をいただけますようお願いします。急に決めたこともあって、うまく連絡がつかない人がでてしまうことが予想されます。
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