ブログ「日々整体」

人と違った事をすると

体の調子が悪い人が、ちょっと他人と違う事をしていると、


「それが原因で体の調子が悪いに違いない!」


とかいわれたります。

たいていの場合、それを否定する根拠とか考えがなかったりするので、


「そうかもしれない。」


と思ってしまうようですね。
実際に、私が相談を受けた話をいくつか紹介してみましょう。


まず最初は、以前にも書いた話です。
プロの演奏家が耳鳴りで困っているということで医師に相談したところ、


「楽器をずっと演奏してきたことが原因だ。その楽器を演奏するときの姿勢が耳に悪いに違いない。」


と答えたそうです。
何十年も演奏することで生きてきたという人間に安易にいっていいことではないと思いますけどね。

この医師は相談するに値しないと思います。
耳鳴りの原因や原理がわからない、楽器の演奏について造形が深いわけでもない、姿勢とそれにまつわる運動がどのように耳に影響するかについて研究しているわけでもないのですよ。それなのに何を考えてこんな発言をしたのか理解ができません。

医者というのはその立場や背景のせいで、その発言に大きな影響力を持っているという自覚もないのですから、最悪の医師だとといっていいでしょう。

ちなみに、この人の場合、耳鳴りの原因はただの不摂生でした。
楽器の演奏はこの人の場合、体調の回復には非常に効果的でした。まったくの正反対の事をなんの根拠もなしで発言していたわけです。


次は寝る時の姿勢についての話です。


「寝る時に足をひし形に組んで寝るのですがこれでいいのでしょうか?」


と相談された事があります。
この方は食べるのが非常に好きな方でした。当然、胃腸も頑丈なのですが、頑丈さにまかせてずっと食べすぎていたせいで膝や腰が痛いとか、眠りが悪いとか、動悸がするとか、そういう事が起こっていました。

これもまた私のところへ相談に来る前に、医師に相談していたそうです。
すると、


「そんな格好で寝ているから眠りが悪くなって体を壊すのだ。だからまっすぐ足を伸ばして眠りなさい」


といっていたそうです。
まぁ、私も話を聞いただけでは意味がわからなかったので実際にどういう格好なのかとやってみたもらったわけです。するとひと目見てわかりました。

なんのことはありません。
食べ過ぎで胃が壊れている影響で腰椎2番の力が抜けなくなっているわけです。腰椎2番の力が抜けないとうことは、体の力が抜けてないわけですから当然眠りが悪くなります。ですから、そんな変な格好をすることで、体の力を抜いて眠っていたわけです。そう考えれば、足を伸ばす事を意識すると眠りが悪くなることもわかります。

寝相というというのはその人がもっとも眠りやすい形を勝手にします。
うつ伏せだろうか、手を組んでいようが、どんなに変な眠り方をしていてもたいていは気にするようなことはありません。当然ですが、この方も胃の調子を整えれば足を変な形に組んで眠るようなこともなくなります。


最後は、お風呂に1時間以上入るという学生の話です。
この学生は、朝、スムーズに目をさますことができないために不登校がちになっています。で、母親としては風呂にはいりすぎなのかもしれないとつい思ってしまうそうです。

しかし、そうでないのは体の状態、主に背骨と骨の状態をみればわかります。
体の調子がいまひとつなので、つい長湯をしてしまうようです。おそらく心臓の働きがちょっと物足りないのがお風呂にはいると高まって元気になってくるのだろうと推測されます。

変わったことをしていると、


「それが原因だ!」


と言われがちですが、そういう行動をとるのは普通、体の調子を整えるためやっているのであると考えておいてください。

食べるということ

「疲れがなかなか抜けない。」


なんていうのは誰にでもあるといえます。
実は、疲れていると眠りが悪くなるという傾向がでることがあるからです。だから、疲れの対処というのは、疲れているなら休みをとって体を休めればよいというほど単純ではありません。


仕事が楽しくて仕方がない。
そんな人ならこんな事を考える必要はないのです。そういう人であれば、どんなに一生懸命に仕事して疲れ切っても、ちょっと休めばすぐに疲れはぬけてしまうからです。そういう人は天職についたといえ非常に運がよいといっていいかもしれません。

一応補足しておきますが、天職につけばすべてが解決するというわけでもありませんけどね。せっかく天職についているのにそのことに気が付かず、せっかく巡り合った幸運を台無しにしてしまう人の方が多いというのが私の印象です。


さて、疲れが抜けないときに多くの方がやるのが、


『ストレス解消』


という言葉で表現される行動です。
食べてストレス解消なんていう人が多いのですが、実は食べることでストレスが解消されるような人は少数だったりします。例えば、消化器が弱いタイプの人なんかが食べ過ぎで胃腸の働きを壊しているしまっているケースでしょうか。胃が動いていないのにストレス解消だとかいって、せっせと食べている人が多いのですよ。胃が動いていないから、おいしいはずがないのですけどね。それなのに、


「美味しく食べてているし、食べることだけが楽しみなので。」


なんて真顔でいっていたりします。
こうなっていると、日常的に動悸や息切れがしていたりして非常に体が辛いはずなのです。ただ、何かを口にしたときにだけがゆるんでちょっとだけ体が楽になった気がします。その緩んだ感覚を美味しいだったり、ストレス解消だと思いこんでいるわけです。


これはかなり問題のある食べ方です。
一昔前のマンガなんかでよく見た話です。戦場にいく兵士が大きな怪我をしてどうしようもないときのためにモルヒネをもっているわけです。ただ、痛みに耐えることができない時のためのものですが、そのモルヒネを使ってしまうと体力がなくなってしまうので使ってしまうと待っているのは死という具合です。


別に普通の食べ物ですから、モルヒネのように極端な事はおこりませんけどね。
でも、間違いなくこんな食べ方では自律神経の働きが狂ってきます。当然、内臓の働きも少しづつ悪くなっていくわけで、緩やかに確実に体は壊れてゆきます。で、体を壊すような人はそういう過程をほっぽいといて、


「先月から急に体がおかしくなった。」


とかいっていたりするわけです。


食べるということは非常に大切なことなんですけどね。
ただ、ひたすらに食えばいいというものもはありません。適切なタイミングで適切に食べる事ができていれば体を壊すような事はありません。
関連カテゴリー< 動悸、息切れ整体について

胃袋の眠りの関係

「まったく眠れない。」


という相談があったのですが、こういうのの原因はたいてい2つしかありません。で、この方はやはりそのうちの1つで、食べ過ぎで胃を壊してしまっていました。

胃袋が働かなくなっていれば眠れないのは当たり前です。
本人もそうではないかと薄々感じいてたようで、


「胃が痛むときに眠れないような気がするのですが?」


と医師に相談していたそうです。
ところが、その医師の返答は、


「胃の状態と眠りは一切関係がない。」


というものだったそうです。
すべての医者がそうだとは思いたくはありませんが、ひどい話です。胃の状態が悪けれれば眠りが悪くなるのは当たり前です。人の体の状態を丁寧に観察していればこんな事はすぐにわかることなんですけどね。この方は、そんな胃が食べたものを消化して吸収することができない状態でした。当然、胸のもやもやむかむかしていたのですが、胃薬飲んで、食べなければ駄目だとせっせと食べていたそうです。


食えればOKという発想は辞めるべきでしょう。
整体という技術を通してみると胃薬というのは胃の不快感や痛みを消しているだけで胃の働きを健全にはしてないからです。私のところに来られた時の胃の状態は完全に壊れているといってもいいぐらいでした。


そういや最近ある運動部の大学生がこられました。
部の先輩に吐くまで食べさせられるそうです。部活は当然できなくなり、大学へいくのもままならないようになっていましたね。

話を戻します。

そこで、食事の内容を見直しつつあれこれと指導してきて1ヶ月ほどでしょうか。
まぁ、そこそこ眠れるようになってきたようです。ただ、胃の状態はまだまだなのでぐっすり熟睡というわけにはまだいきません。


体を細分化して部品単位にして考えるとわからなくなるというよい例といえるでしょう。
関連カテゴリー< 不眠

背骨の動かし方

骨を動かうということは、体に力をかけて


「ボキッ!」


そんな感じで捉えている人が多いのではないでしょうか?
確かに、そういう技術もあるのです。あまり掘り下げて調べたりはしていませんが、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といって人たちが活躍していた時代だと活用されていたようです。戦場で大怪我をして倒れてしまった人に施してとりあえず動けるようにするというような重宝のされ方だと思われます。

一昔前のドラマなんかだと、気を失った人に喝をいれて蘇生させるなんていうのシーンは日常茶飯事に見かけました。私もやり方を学んではいますが、山に登っていたら目の前で人が倒れたとか、海で溺れた人の息が止まっているとか、実際にそんな人に出くわす事がないものですからすぐに忘れてしまいます。たまーに見直したりしていますが、やはりすぐに忘れてしまいます。まぁ、万が一の危険に対しての自覚と責任を感じていないということなのでしょう。ただ、身内がそうなったらと考えると恐ろしくもあるので、ちゃんと身につけておきたい技術ではあるなぁといまさらながらにそんな事を考えたりもします。


さて、骨を動かすという技術ですがかなり難しいものです。
勘違いしている人が多いのですが、骨というのは力任せに動かそうとすると大怪我をします。ウェブで探してみればそんな話はいくらでも落ちているのではないでしょうか。技術の足りない人がやるとそうなってしまうわけです。


骨というのは力任せで動かすものではありません。
では、どういうものかというとこれまた時代劇の果し合いのシーンなんかを想像してみてください。

剣の達人の2人が刀を抜かずに間合いを取り合っている。あるいは、剣を抜いてお互い構えているけど打ち込むことができずにらみ合いになってしまう。

そんな感じが本当のイメージに近いでしょう。
達人同士の立会は、間合いがすべてといってもいいのでその間合いをとってさえしまえば、刀を抜く前に勝負がきまってしまうわけです。ですから、剣を抜く、一歩踏み込むといった動作をしてしまうと優位な間合いをとられて勝負が決まります。そういやとある達人は、


「未来が決まる瞬間。」
「結果が先に決まる。」


とかいってましたね。

で、何がいいたいかというと、骨を動かすというのも実はこういう間合いがすべてです。間合いさえとれれば力などまったく使うことなく骨は動いてしまいます。

まぁ、私の場合は相手に無防備な状態で寝てもらうので間合いは非常にとりやすいのですけどね。
達人といえるような人がいたら、微妙に間合いをはずされて整体がうまくできないなんていうことも十分にありえるわけです。
関連カテゴリー< 整体について

6月20日は休みにします。

「探さないでください。」

そんな書き置きをして旅にでたい心境です。
体力の限界を超えて仕事をしているのかもしれません。今の私であれば、心底困って相談に来られた人でも、顔が気に食わないとう理由で追い返すかもしれません。さすがにそれはちょっとまずいので1日だけでも休みを増やしてみようと思います。

まぁ1日休んだからといって大して差がでるわけではないとおもいますけどね。
イスに座って気を抜くと眠ってしまって転げ落ちたり、電話がかかってくるのが嫌で嫌で仕方がないという心理状態は流石にまずいと思うのでちょっとだけ体を休める日を作ってみようと思います。







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