1年を振り返って
2014年12月26日
今年は、自分自身の整体技術が大きく方向転換した年でした。
一昨年前は、教わったことを必死になって実践していましたが、自分の頭で考えて整体をするように変わりました。
また、体とういのは骨1本1本を丁寧にみてゆけば把握できるというものではありません。止まった状態でみても意味はなく、運動としてみなければいけないという事もわかってきました。
整体の創始者野口晴哉は、武道の経験などまったくありませんでした。
しかし、柔道の有段者と立ち会ったときに、肩の関節をはずしてみせたそうです。立ち会った人は、普段、野口氏にさんざんやり込められているので、「柔道でならと」と考えて乱取りをしたそうですが、歯が立たなかったようです。
整体という技術は突き詰めていくと、そのような事もできてしまいます。
こんな事を言うと武道と整体が同じものだと勘違いする人もでてくるかもしれません。私も
以前、この話を本で読んだときには
「それがどういうことなのか?」
をまったく理解できませんでしたが、今だとちょっと理解できたように思います。
人の体がどのように動いて運動しているのか?その運動が乱れたときに病気になるのです。野口氏は人の体の整え方をしっていました。ということは、壊し方もわかったいたといえます。
私はどうかとうと、整え方、治し方はわかりますが、壊し方はわかりません。
不摂生すれば壊れるのはわかります。暴力で痛めつければ壊れるのもわかります。しかし、呼吸の間隙をついて肩をはずすなどということはできません。
私はまだまだ技を磨いて高めていこうと思います。
あと10年ぐらいではまだ足りないでしょう。20年、30年かけてでももうちょっとましな整体師になりたいものです。
関連カテゴリー<
ブログ
>