ブログ「日々整体」

1年を振り返って

今年は、自分自身の整体技術が大きく方向転換した年でした。
一昨年前は、教わったことを必死になって実践していましたが、自分の頭で考えて整体をするように変わりました。

また、体とういのは骨1本1本を丁寧にみてゆけば把握できるというものではありません。止まった状態でみても意味はなく、運動としてみなければいけないという事もわかってきました。

整体の創始者野口晴哉は、武道の経験などまったくありませんでした。
しかし、柔道の有段者と立ち会ったときに、肩の関節をはずしてみせたそうです。立ち会った人は、普段、野口氏にさんざんやり込められているので、「柔道でならと」と考えて乱取りをしたそうですが、歯が立たなかったようです。

整体という技術は突き詰めていくと、そのような事もできてしまいます。
こんな事を言うと武道と整体が同じものだと勘違いする人もでてくるかもしれません。私も
以前、この話を本で読んだときには

「それがどういうことなのか?」

をまったく理解できませんでしたが、今だとちょっと理解できたように思います。
人の体がどのように動いて運動しているのか?その運動が乱れたときに病気になるのです。野口氏は人の体の整え方をしっていました。ということは、壊し方もわかったいたといえます。

私はどうかとうと、整え方、治し方はわかりますが、壊し方はわかりません。
不摂生すれば壊れるのはわかります。暴力で痛めつければ壊れるのもわかります。しかし、呼吸の間隙をついて肩をはずすなどということはできません。

私はまだまだ技を磨いて高めていこうと思います。
あと10年ぐらいではまだ足りないでしょう。20年、30年かけてでももうちょっとましな整体師になりたいものです。




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電気毛布の話

自律神経失調症、無気力、パニック、動悸などで困っている人に多いのが、


「凍えて眠れないので、電気毛布を使っている。」


という人です。

はっきりいってしまいますが、電気毛布ほど体を壊すものはないと思っておいていただくとよいでしょう。

最近、整体にこられはじめた方で、すぐに調子がよくなってきたのですが、ここ2週間ほどどうもおかしな事になっていました。いろいろ話をしていると、

「寒くなってきたので電気毛布を使っている。」

という事がわかりました。

電気毛布を使っていると、人間は体温の調節がうまくできなくなるようです。
寒くて仕方ないのでと使っていると、自律神経の働きが極端に悪くなります。その結果、でてくる異常など数えてゆけばきりがありません。寒くて眠れないなら、凍えて起きている方がまだましというぐらいひどいことになっている人が多いのです。

冷えから眠れないということであれば対処方はほかにいくらでもあります。困っているなら深刻なことになる前に一度相談に来ていただきたいと思えるぐらいの問題です。



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もうこのまま死んでいくかもしれない

「めまいがひどくもうこのまま死んでいくのかもしれない。」 

そういって相談にこられた方がいました。
冊子をみて、

「ここならばもしかしたら?そんな悲壮な思いできた。」

そういっていたのが印象的でした。
5年前から耳鳴りがしていたそうですが、最近になってめまいがひどく仕事はできないどころか外出することもままならないということでした。

体は世辞にも良いといえるような状態ではありませんでした。
特にこの方の場合、背骨が大きくねじれていました。素人の方がみてもわかるぐらいです。最近になってねじれてでてきたのであればかなり危ないともいえました。


「背骨は適切なカーブを描いて、そしてまっすぐがよい。」


そう考えている人がほとんどでしょう。
しかし、それは間違いです。背骨の形というのは、様々な都合で変化するものです。理想的な形があって、それと違うから病気や痛みがでてくるというのは大きな間違いなのです。ねじれていたり曲がっていることが正常ということもあります。背骨というのは見た目の形で判断するものはないのです。


幸いこの方の場合は、古くからあるものだということがすぐにわかりました。
ですから、体がねじれを解消する必要はないし、解消などしたらかえって病気になるということです。そして、本当の問題は、逆流性食道炎だということもすぐにわかりました。


医者に、


「このまま放置したら、いずれ食べれなくなって死んでしまう。」


と言われていたそうです。
そして、吐き気を止める薬や、食欲を増す薬を飲んで、一生懸命に食べていたそうです。ですから、


「無理に食べるのやめてください。」


と指導をしました。
なぜかほとんどの人が食べなければいけないと思い込んでいます。しかし、お腹が空いてもいないのに無理をして食べれば体は壊れるものです。まして、食べてもすぐに吐き気がして戻してしまうことであれば、


「これ以上の栄養ははいらないよ。」


と体が教えてくれていると考えてください。
多くの人は、適切な食事量をその食べ物の重さやカロリーで測りますが、それではだめです。食事の基本は、


「お腹が減ったら食べて、腹八分目で食べるのを辞める。」


ということです。
お腹の減り具合や、腹八分目の量など人によって違います。生活、仕事、気候が変われば同じ人でもまったく違うものになります。


「朝食は食べなければいけない。」
「1日3食は食べなければいけない。」


そんな風に思い込んでいる人はいつか体を壊すかもしれません。


整体しつつ、無理して食べる食事をやめてもらえば1ヶ月程度でめまいはおさまってきました。
2ヶ月目には耳鳴りもやわらぎ、3ヶ月目には耳が遠くなっていたのも解消してきました。通常の会話にも困るぐらい聴力が衰えてしまっていたのです。また、睡眠中、何回もトイレで目が覚めていたのが、朝までぐっすりねむれるようになりました。


「日に日によくなるというのはこういうことか。」


と喜んでいました。
整体で調整したのは胃腸の働きを整えるということです。毎日吐いてしまうぐらい必死に食べていれば、胃が壊れて三半規管がおかしくなってしまうことがあるのです。

さて、この方ですが一番困ったのは、食欲を増す薬を辞めるということです。


「薬をちゃんと飲んでいないと食べられなくなる。」


とおどかされていました。
細身の方はこのような物言いをされると極端に怖いようです。しかし、無理をいってやめてもらいました。


「食べられなくなってそのまま餓死しました。」


寿命が尽きた時以外で、こんな事が起こるのはたいてい余計なことをして体の邪魔をしている時だけです。



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セルフコントロールの話

職場でミスをしたとき、それを上司に指摘されたとき、


「頭が真っ白になってしまう。」
「パニックを起こして冷静さを保てなくなる。」


というような相談を過去に何回か受けた事があります。
こんなものは、ほとんどの人が心の問題だと思うことでしょう。私自身もそうだと思っていました。私だって何かにしくじったり、誰かに怒鳴られたりしたら慌ててしまって落ち着いていられなくなったりします。でも、一呼吸おいて、


「いま、どのように対処すればよいか?」


という事を考える事ができます。
このような気持ちの切り替えができない人を、セルフコントロールができないといったりします。
太っている人やタバコをやめられない人をセルフコントロールができていないといったりします。しかし、禁煙や過食はセルフコントロールとはちょっと切り離して考える必要があるのではないかと考えるようになりました。


「パニック起こしたり、頭が真っ白になる。」


と相談にこられる人たちの体はほぼ間違いなく同じ状態だからです。
どういう状態かというと、


体が弛緩している、ゆるみきっていて緊張感がまったくない


という状態です。
このような状態の方はたいていニートをしているか、精神を病んでいるということにして引きこもっています。引きこもってしまうのは、トラブルが起こった時に頭が真っ白になってしまうのが恐ろしいからだと考えると、セルフコントロールというのがどういうものか見えてきませんか?

こういったことはシンプル化してしまうのは望ましいとは思いません。
ただ、引きこもってしまう人、頭がすぐに真っ白になってしまう人たちは交感神経の働きがひどく悪いという共通点があります。

全ての元気は交感神経が源です。
あらゆる状況にくじけずに適切な対処、対応ができるようになる元は交感神経の働きにあるということです。

「健全な精神は健全な肉体にやどる。」

なんていう言葉があります。
元々はまったく違う意味の言葉の誤訳だったそうですが、どうもこの言葉は生きるということの真理をついているように思えます。体が元気な時は気持ちが前向きになってどんな困難も乗り越えらるというのは、あたり前といえば当たり前です。そう考えれば、整体で自律神経を整えればセルフコントロールができるようになるとうのもあながち的外れではないと言えます。

ただ、整体すれば解決できるようになるか?
というとうちょっと違います。車を運転できる能力があるというのと、実際に運転できるというのは別だといえばわかるでしょうか?なんの練習もなしでいきなり運転できるわけではありません。車の運転など誰でもできますが、教習所などでのてほどきがなければ大半の人が事故を起こしてしまうことでしょう。

整体でできるのは車を安心して運転できるようになることです。
そこから先は、失敗しながら学んでいく必要があります。大半の人は当たり前のようにやっていることです。



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年をとったら体が衰えるという謎の思い込み

「こんなに体が軽くなるとは思いませんでした。」


整体に通うのはこれで切り上げにしましょうという話をしたときにこんな感想をいただきました。腰が痛い人などは、たいてい歳相応である程度の年齢をこえると必ず体のどこかが悪くて当たり前とか思い込んでいる人が多いのです。この方も同じように考えていたそうです。

少し前にがんの手術をして、その後、腰痛と足のシビレに悩まされていたそうです。
専門家には歳相応だといわれていたそうですが、本人は癌治療の副作用だと考えていたようです。腰の痛みに耐えかねて私のところ相談にこられたのですが、


「食べ過ぎですね。」


という私の一言で何かに気がついたようです。
腰が辛いので、とりあえず言われたとおりにやってみるしかなかったのかもしれません。二ヶ月ほど、食事内容を私の指導するとおりに改めて整体にかよわれました。


「腰の痛みがキレイになくなって、体がすごく楽になりました。」


といっていました。
また、


「年末で外食する機会が多くて、食べ過ぎているような気がします。」


ともいっていまた。
これをきいて私はもう大丈夫だろうと判断したので一区切りとしました。


何度もいいますが、年をとるという事と衰えるというのは全く意味が違います。
死ぬまで元気でいようと思えば、それはそれほど難しいことではありません。年をとったら衰えて体のあちこちが悪くなるというのはただの思いこみです。
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