ブログ「日々整体」

自律神経の基本的な話

「10代の子供が杖をつかないと歩けないようになった。自律神経が原因ですか?」


と、電話で質問がありました。
体についての根本的な理解がないのでこのような質問になってしまうのは仕方のない事なのもしれません。しかし、この理解のままでは体はおそらくよくなるという事はないでしょう。

体というのは部品の寄せ集めではありません。
病院で亡くなった人をあつめて、問題のない部分を集めたとします。Aさんからは手足、Bさんからは胃腸、Cさんからは脳、Dさんからは目や鼻、Eさんからは自律神経といった具合に問題のない部分を切り貼りしてつなぎあわせても新しい人が生まれたりはしません。人は部品の寄せ集めではないのです。

「生きているという事はちょっと特別な存在だ。」

という事がいえます。
人間はロボットのような部品の寄せ集めで、自律神経はその部品の一つという認識をしていては絶対に駄目です。


さて、この方ですが、まっすぐに歩けなくなったということで脳に問題があるのではないかと検査したそうですが、異常は見つからなかったそうです。

電話でいくつかの情報を伺って、おそらくではありますが、私は何が原因かということについて推測することできました。しかし、この方の理解に問題がありました。


「この問題は自律神経からくるものですか?」


という質問を何回も繰り返すのです。


どうしてこれが問題なのかということについて説明しましょう。
起こっている事はおそらくこのようなことです。まず、ちょっとした怪我が原因で体の一部の運動がうまくできなくなったのです。その問題はすぐさま日常の生活に支障がでるようなものではありませんでした。人間の体はかなり頑丈にできていますので、かなり悪化しなければ痛みや不快感があってもそれなりに生活でてきてしまうのです。しかし、そんな生活を永く続けた結果、自律神経の働きに致命的な問題が起こってしまいました。

その問題は、


「体の異常を治癒したり解消したりすることができなくなる。」


というものです。
その結果、スムーズに体のバランスをとって動かす事ができずにまっすぐ歩けなくなったというわけです。
そして、


「おそらくある部位(※電話では明確に伝えました)に問題があると思われます。ただし、体をみての判断ではありませんので慎重に判断をしなくてはいけません。」


このような説明をしました。
しかし、


「それは自律神経の問題なのですか?」


と繰り返し質問してくるのです。
私は自律神経のことしか知らないと、判断されているのかもしれないなぁと思ったりもします。


電話でこのような話をいきなり理解しろというのも無理があるかもしれません。
ただ、先に述べたように、生きている人間の体を、車やテレビで修理するような感覚で考えているとたいていさらに悪化させてしまいます。

結局、私が伝えようとしたことはうまく理解されないまま電話を切られました。
普段ならこのような電話は放置してしまうのですが、10代でこのような状態、そしていま適切な対処ができなければ10年単位で、下手をすると一生を狂わせてしまうかもしれないと感じました。それはあまりに気の毒だと思いブログの記事として書いてみる事にしました。もともと、ホームページをみたと電話してこられたのでもしかしたらもう一度サイトの記事に目を通してくれるかもしれないと考えたからです。

私の推測が大きく間違っていなければ、若いということもあります、このような異常など3ヶ月程度で解消するのではないかと思います。
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体をちゃんと使えていないだけの話

「正座は体に悪い姿勢である。良い姿勢であれば正座して足が痺れるはずがない。」

と、テレビでいっている人がいました。
で、その人の結論は骨盤を閉めれば健康になるからこのベルトを使って骨盤をしめろということでした。こんな人がテレビにでて偉そうな事をいっているのとはひどい話です。この程度の人を取り上げるメデイアにも文句を言いたくなってしまいますね。

見ている側も、この話をきいて、

「あぁ!そうだったのか!」

と正座を辞めてベルトを買うというような人がそうたくさんいるとも思えませんが、実際のところはどうなのでしょうね?

正座をすると足が痺れるのは上手く正座ができていないだけです。
足を曲げて背中をすっと伸ばせばそれで正座ができているというわけではありません。正座というのは全身をうまく使ってこそはじめてできるものです。例えば、足が痺れている人は、足より手に意識を持っていくほうがよいでしょう。全身をうまく使えれば痺れたりするような事はなくなります。日常的に畳の上で生活してお箸で食事をしていた日本人はそういう事が当たり前のようにできたのでしょう。

最近では、

「こういう事ができなくなったのは栄養不足である。」

という風潮です。
正座ができないのは栄養価の少ない野菜を食べているからだとかいってサプリメントをせっせと食べたりしている事になります。ずいぶんおかしな事をやっているとは思わないでしょうか。

実は、腰が痛くなるも、肩や首が痛くなるのも、耳が遠くなるのも、目が見えなくなるのも、眠れないのも、全部体をうまく使えていないことが本当の理由です。

でも、こんな事を言うと、


「そうか!運動不足が原因なのか!」


なんてほとんどの人がいいだします。
本当の原因は、こういう安直な思考といえるかもしれません。

ストレスのせいにするな!

「ストレスのせいにするな!」

と怒鳴りつけたくなるシチュエーションがよくあります。


「不景気のせいで思うような売上が上がらない。」
「職場の上司に嫌らしい人がいる。」


こういう職場のストレスが原因で体の調子が悪いというのです。


「じゃあ、仕事をやめますか?」


と聞くと、辞めないという。


「じゃあ、そうやって体を壊して不平をいっていればストレスはなくなるのですか?」


と聞くと黙ります。
そして、私はつづいて質問します。


「そもそもストレスってなんですか?私が納得できるように説明してください。」


といういうと、やはり説明できません。
せいぜいが、


「嫌な気分になること。」


というぐらいのもので、ストレスがいったいどういものかよく知りもしないのに、ストレスという言葉を便利づかいしています。こんな事をやっていれば体を壊すのは当たり前です。

確かに、ストレスというものは実際に存在します。
それは背骨を見ることで確認できます。そして、ストレスで体を壊すという人は確かに存在しています。しかし、


「ストレスで体がおかしいのです。」


という人で、本当にストレスで体を壊している人など極めて少数です。感覚的には100人いて、1~2人程度でしょうか。


ほとんどは、ストレス解消と称して、お酒を飲み過ぎていたり、油物やお菓子のたぐいを食べ過ぎているだけです。こういうのは、ストレスが原因とはいいません。不摂生で体を壊しているだけのことです。
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腸が弱るという話

先週あたりから、ほぼ全ての人の腸の働きが悪くなっています。
その様子は肘に顕著にでていて肘に手をあてると皆がひどく痛がります。

「腸なのに肘?」

と思うかもしれませんが、人の体とはそういうものです。飛び上がったり泣き出しするぐらい痛がる人もいるのですが、自分で触ってもわからないようです。でも、


「触られるととんでもなく痛い。」


と言われます。
あまりに痛いのであとできっとアザがになっているに違いないと思うようでです。でも、アザできるという人もいません。まぁ、私の方からすると手を触れているだけで勝手に痛がっているという感触なので、あざなどできるはずがないのですけどね。


「毎年、春への変化のこのタイミングでは胃の働きが悪くなるよ。」


とお話しているのですが、どうも今年は様子が違うのかもしれません。
去年はわかりやすく胃の具合悪いといって整体にこられてましたから、どうも今年の事情なのではないかと考えています。今年の冬は冷え込みがきつかったですから、そのせいなのかもしれません。今度寒い冬がきたら春の様子はどうなっているか注目してみようと思っています。

さて、腸が悪くなっているという話です。
腸の働きが悪いという程度なら便秘や下痢をする程度なのですが、腹痛を起こしている人も少なくありません。とんでもないくいしん坊の人でも、


「お腹が痛くて食事もままなりません。」


という人もいるぐらいですから、その程度はかなりのものです。
知っている人には入院までする人がいました。2,3日寝ていれば済むと私はみましたが、身動きが取れないのとひどい下痢をしてので脱水症状を起こしてしまったそうです。せっせと白湯でも飲ませていればしまいだったのですが、周りにきちんと看病ができる人がいないとこんなものなのかもしれません。

余談ですが、病人がいるときに困るのは周囲で世話をする人の事が多いようですね。
苦しがっていたり、辛そうにしているのを見ているのは、本人以上に辛いのでしょう。面倒が見きれなくなって医者に丸投げしてしまう方が多いように感じます。


専門的な言い方をすると、副交感神経の働きが極端に悪くなっていますね。
そのせいでお腹が痛む、下痢、便秘を起こしている、あと眠りが悪くなっているという人も少なくありません。しかし、ほとんどの人は2,3日ほっておけばおさまってくるはずです。ただ、今の感触だと調子が悪いのは4月初旬ごろまで続くかもしれません。これを病気と考えるかどうかで人生に大きな差がでてくるでしょうね。

今は1年で一番体の調子が変動するときといえます。
このようなときに、


「体がおかしくなった!」


と慌てる人が体を壊します。


「体の調子が悪いと感じた時どのようにすごぜばよいか?」


ということについて知らないのでしょう。
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いままで体が辛かったのはなんだったのか?

「いままで体が辛かったのはなんだったのか?」


昨日、そんな事をいう方がいました。
わたしも、


「こんなくだらないことで辛い思いをしているのはあほでっせ。」


なんて、事を言う事もあります。
どんな指導をしたかといと、


「お腹がぐぅと鳴るまで飯を食べないようにしなさい。」


というたったこれだけのことです。
でも、たったこれだけのことで何年も苦しんできた体の苦痛から開放されることもすくなくありません。何が原因かというと、ただの食べ過ぎです。


ただ、食べ過ぎで体を壊している人は、食べ過ぎていることが自分ではわかりません。だから食べ過ぎるのです。

そんな人に、食べ過ぎを指摘すると、必ず、


「そんなに食べていない。」


といいます。
つまり、自分の事を小食であるとか、適度な量しか食べていないと思い込んでいる人は、間違いなく食べ過ぎていますね。

ちなみに、適度な食事量、腹八分目の食事ができている人は、まったく違うセリフを口にします。非常に綺麗に差がでます。
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