ブログ「日々整体」

健康になるために特別なことはいらない

整体で自律神経の働きを整えるにあたって、ほぼ間違いなく生活習慣の改善をする必要があります。
私が指導するのは、たいてい2点だけです。

1つは食事について、もう1つは冷えについてです。
ところが、この生活習慣の改善の内容をきくと、


「たったそれだけ?」


と拍子抜けする人がおられます。
まぁ、私にすれば珍しい反応ではありませんけどね。ただ、このように感じるのは、


「健康になるためには何か特別なことをする必要がある。」


と考えているからではないかと思います。
この事は体ではなくお金なんかにおきかえるとわかり安いのではないでしょうか?


「お金持ちになるには何か特別のことをしなくてはならない!」


そう考えている人は少なからずいると思うのです。
でも、私が思うにお金持ちになるには、一生懸命に働いてお金を貯めるしかありません。今の世の中なら、汗をかくことだけが働くということでなく知恵を働かせる人もいます。知恵を働かせてお金持ちになった人には、ずるいことをやっているという印象を持つ人もいるのかもしれませんけどね。


さて、健康になるのはお金持ちになることよりよほど簡単です。
なにしろ人間の体はほっておけば健康になるようにできています。腹が減ったらご飯をたべて、せっせと働いて、疲れたら眠って休息、嫌なことがあればあははと笑って誤魔化すとか、友達や家族に愚痴ってうさを晴らすとかそんな事でいいのです。ほとんどはそんな当たり前の事でよいのです。

だからまず私は話すのはこの当たり前の事をやってくださいということになります。この当たり前の事ができていないのに自律神経の働きを整えようといっても無理なのです。
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汗の話

人間の体は汗をかくことで調整するようにできています。
逆の言い方をすると、汗をかかないとうまく調整できないということです。ですから、運動する事の最大のポイントは汗をかくということだといえます。

汗をかく働きは胸椎5番が関係しています。
胸椎5番が硬くなっていると、うまく汗がかけなくなっている状態といえます。近年は、熱中症対策に注目するあまり、エアコンをつけて汗をかかないような努力をしてしまっています。汗をかけないでいると、腎臓や膀胱など泌尿器の働きが悪くなってしまいます。

エアコンの嫌いな女性は、体がこのような状態になっています。
エアコンで冷えきった職場でひざ掛けして体を温めているような人が当院にはよく相談にこられますね。こうなると汗をまったくかけなくなってしまっているので、体がだるい、足がおもい、むくんでしまう、筋肉が痛むなどなど様々な不調を感じ始めるはずです。

汗をかけないという状態には異様に汗をかくという状態になることがあります。
汗をかけないのに、汗をかくと矛盾したことをいっているように思うかもしれませんが、間違いではありません。汗をかくことで、体の調整をやるというのは老廃物を汗と一緒に体の外にだすという働きです。行き過ぎた汗かきというのは、この老廃物を外にだすという働きがとまっている状態ですので、いくら汗をかいても水分が体の外にでているだけなのです。


「気持よく汗をかく。」


という言葉があります。
汗をかくということ、体の外に老廃物や疲労物質がでていくということですから、体がとてもすっきりするのです。異様な汗かきというのは、気持ちよくかけてない状態だということです。

さて、私が整体に取り組んでいて一番時間のかかるのが、この汗をうまくかけないという人たちです。一度、汗をかく働きが体から失われるとそれを取り戻すのにはかなりの時間と労力がかかってしまうことが少なくありません。熱中症より、よほどこっちのほうが怖いと私は思います。



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問題は自律神経の働きが高まった後

整体を受けて自律神経の働きがよくなっているのに、


「体が元気になっているのが実感できない。」


という方がいました。
そこで、


「100mを全力で走ってみれば3ヶ月前といまでは違うよ。」


と説明をしたらわかってもらえたようです。
いくら体が元気になっても、その元気を発揮する場がなければそれを確認することができないわけです。

実は、この話をする1週間前に、


「帰りに駅の階段をかけあげってみればいい。」


という話をしていたのですが、ちょっとバカバカしいとおもったのでしょう。実際にやってみるということはなかったようです。


実は、元気になる健康になるという事は生き方を変えるということでもあります。
自律神経の働きをいくら高めたって、それが発揮されることがなければなにもかわりません。それだけだったらまだいいのですが、元気が余ってしまった場合、それが体を壊すこともあったりします。


「自律神経の働きを整えたらこんな風に人生が変わった人がいるよ。」


などという話をついしてしまいがちです。
でも、そう変われたのは本人がそうありたいから元気を発揮できるようになったわけで、整体したから人生が変わったなんていうのではない事を忘れてはいけませんね。
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5月病と耳鳴りの話

「もう死ぬまで耳鳴りは治らないような気がしてきた。」


今日、整体にこられた人がこんな事をいっていました。
長く耳鳴りと難聴をかかえてきた人でしたので、そう思ってしまうのは仕方のない事かもしれません。特にこの時期、4月末からその傾向がでてきていますが、体が弛緩してくるタイミングなので、なんとなく元気がでなかったり、調子が悪くなったと感じる人が多いのではないでしょうか。

これがいわゆる五月病というやつです。
一般的に、4月は新しい環境なので緊張感があるが、慣れてくる5月には気がゆるんでくるといわれています。しかし、これは気がゆるんでいるのではなく体が本当にゆるんできています。

ゆるむというと、緊張している体がリラックスすると思うかもしれません。
しかし、体には常に適度な緊張感があったほうがよいのです。体のために運動をするという行動は、この緊張感を保つためのものです。ちなみに、この時期は眠りが悪くなりがちなのですが、これもまた体が緩みすぎるせいです。リラックスするというのと体がゆるむという事はまったく意味が違うということですね。

体というのはゆるみすぎると様々な不調が起こり始めます。この方の場合は、体がゆるんで耳鳴りが辛くなってきたわけです。

体のゆるみでいうとニートと呼ばれる人たちがわかりやすいですね。
ニートと呼ばれる人たちは体にまったく緊張感がありません。だから、意欲も向上心もわいてきませんし、ちょっとしたストレスにも耐えられなくなります。


そんな人たちは、話をしなくても背骨と骨盤の様子を確認すると


「あぁ、この人は会社勤めやアルバイトができない体してるな。」


なんていうことがすぐにわかります。
五月のはじめ、GWあたりは、体がニートぽっくなっているなんていう事はしっておいてもよいと私は思いますね。

最初に紹介した、


「もう死ぬまで耳鳴りは治らないような気がしてきた。」


は、そういう季節に応じた体の変化に気づけない人の典型的なセリフです。
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幸せを感じる力

体の状態を自分で感じる力を感受性と私はいっています。
自律神経の働きが悪いという事は、感受性がにぶいということです。はじめて整体に来られた方などは、私に、


「体の感覚が鈍いですね。」


と言われると驚くようです。
鈍いなんていう、聞きようによっては侮蔑されているような事をいわれることに慣れていないのでしょう。

私はただ客観的に体の状態を説明しているだけです。
しかし、今の世の人たちは大切にされることになれてしまっているのでしょう。現実をストレートに表現されると腹をたてる人もいれば、ショックを受けるような人もいます。


ただ、これは整体を受けられた方にはたいてい納得していただけます。
どうしてかというと、


「ここは痛いはずなのに痛がっていないのですよ。」


という事を説明します。
そして、整体後に、


「この部分はさっきと変わっていませんか?」


と聞くと痛みを感じるようになります。
痛みをなくすことが治ることだと考える人には受け入れ難い考え方でしょうが、異常があるなら痛みを感じるのが正常です。


「転んで膝を擦りむいて血が出ているのに膝が痛くなかったら?」


これはやはりおかしいのです。

さて、この感受性ですが単純に痛みだけの問題ではありません。
感受性が鈍いと、


「幸せを感じる力も鈍くなる。」


という事がいえます。
感受性が鈍くなって幸せを感じることができない人がよくいうセリフに、


「食べることだけが楽しみなんです。」


というものがあります。
そんな人には、


「そんな人生で本当にいいのか?」


と考えなおしてみたほうがいいでしょう。
自律神経の働きが悪いと、嬉しい、楽しい、幸せというものもうまく感じることができなくなるのです。










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