ブログ「日々整体」

ストレスのせいにするな!

「ストレスのせいにするな!」

と怒鳴りつけたくなるシチュエーションがよくあります。


「不景気のせいで思うような売上が上がらない。」
「職場の上司に嫌らしい人がいる。」


こういう職場のストレスが原因で体の調子が悪いというのです。


「じゃあ、仕事をやめますか?」


と聞くと、辞めないという。


「じゃあ、そうやって体を壊して不平をいっていればストレスはなくなるのですか?」


と聞くと黙ります。
そして、私はつづいて質問します。


「そもそもストレスってなんですか?私が納得できるように説明してください。」


といういうと、やはり説明できません。
せいぜいが、


「嫌な気分になること。」


というぐらいのもので、ストレスがいったいどういものかよく知りもしないのに、ストレスという言葉を便利づかいしています。こんな事をやっていれば体を壊すのは当たり前です。

確かに、ストレスというものは実際に存在します。
それは背骨を見ることで確認できます。そして、ストレスで体を壊すという人は確かに存在しています。しかし、


「ストレスで体がおかしいのです。」


という人で、本当にストレスで体を壊している人など極めて少数です。感覚的には100人いて、1~2人程度でしょうか。


ほとんどは、ストレス解消と称して、お酒を飲み過ぎていたり、油物やお菓子のたぐいを食べ過ぎているだけです。こういうのは、ストレスが原因とはいいません。不摂生で体を壊しているだけのことです。
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腸が弱るという話

先週あたりから、ほぼ全ての人の腸の働きが悪くなっています。
その様子は肘に顕著にでていて肘に手をあてると皆がひどく痛がります。

「腸なのに肘?」

と思うかもしれませんが、人の体とはそういうものです。飛び上がったり泣き出しするぐらい痛がる人もいるのですが、自分で触ってもわからないようです。でも、


「触られるととんでもなく痛い。」


と言われます。
あまりに痛いのであとできっとアザがになっているに違いないと思うようでです。でも、アザできるという人もいません。まぁ、私の方からすると手を触れているだけで勝手に痛がっているという感触なので、あざなどできるはずがないのですけどね。


「毎年、春への変化のこのタイミングでは胃の働きが悪くなるよ。」


とお話しているのですが、どうも今年は様子が違うのかもしれません。
去年はわかりやすく胃の具合悪いといって整体にこられてましたから、どうも今年の事情なのではないかと考えています。今年の冬は冷え込みがきつかったですから、そのせいなのかもしれません。今度寒い冬がきたら春の様子はどうなっているか注目してみようと思っています。

さて、腸が悪くなっているという話です。
腸の働きが悪いという程度なら便秘や下痢をする程度なのですが、腹痛を起こしている人も少なくありません。とんでもないくいしん坊の人でも、


「お腹が痛くて食事もままなりません。」


という人もいるぐらいですから、その程度はかなりのものです。
知っている人には入院までする人がいました。2,3日寝ていれば済むと私はみましたが、身動きが取れないのとひどい下痢をしてので脱水症状を起こしてしまったそうです。せっせと白湯でも飲ませていればしまいだったのですが、周りにきちんと看病ができる人がいないとこんなものなのかもしれません。

余談ですが、病人がいるときに困るのは周囲で世話をする人の事が多いようですね。
苦しがっていたり、辛そうにしているのを見ているのは、本人以上に辛いのでしょう。面倒が見きれなくなって医者に丸投げしてしまう方が多いように感じます。


専門的な言い方をすると、副交感神経の働きが極端に悪くなっていますね。
そのせいでお腹が痛む、下痢、便秘を起こしている、あと眠りが悪くなっているという人も少なくありません。しかし、ほとんどの人は2,3日ほっておけばおさまってくるはずです。ただ、今の感触だと調子が悪いのは4月初旬ごろまで続くかもしれません。これを病気と考えるかどうかで人生に大きな差がでてくるでしょうね。

今は1年で一番体の調子が変動するときといえます。
このようなときに、


「体がおかしくなった!」


と慌てる人が体を壊します。


「体の調子が悪いと感じた時どのようにすごぜばよいか?」


ということについて知らないのでしょう。
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いままで体が辛かったのはなんだったのか?

「いままで体が辛かったのはなんだったのか?」


昨日、そんな事をいう方がいました。
わたしも、


「こんなくだらないことで辛い思いをしているのはあほでっせ。」


なんて、事を言う事もあります。
どんな指導をしたかといと、


「お腹がぐぅと鳴るまで飯を食べないようにしなさい。」


というたったこれだけのことです。
でも、たったこれだけのことで何年も苦しんできた体の苦痛から開放されることもすくなくありません。何が原因かというと、ただの食べ過ぎです。


ただ、食べ過ぎで体を壊している人は、食べ過ぎていることが自分ではわかりません。だから食べ過ぎるのです。

そんな人に、食べ過ぎを指摘すると、必ず、


「そんなに食べていない。」


といいます。
つまり、自分の事を小食であるとか、適度な量しか食べていないと思い込んでいる人は、間違いなく食べ過ぎていますね。

ちなみに、適度な食事量、腹八分目の食事ができている人は、まったく違うセリフを口にします。非常に綺麗に差がでます。
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実はすごーーーく大切な事

「そちらの整体ではどんな事をやるのですか?」


と唐突に聞いてくる人がいます。
答えてもえらると思ってるから質問してくるのでしょうが、答えられるはずがありません。


「そんな馬鹿な質問してかるから体を壊すんだよ。」


と言いたくなるのをぐっとこらえて、


「何にどう困っているかすらわからないのに答えられるはずがありません。」


と返事をすると、たいていの人はすぐに電話をを切ってしまいます。
何も情報を伝えずに答えだけ得ようなどというのはずいぶん横着な話だと私などは思います。おそらくは、万事が万事そんな横着なことをやっているから体を壊すのでしょう。


よく似た質問に、


「○○という病気なのですが整体でよくなりますか?」


というものがあります。
ここにあてはまる病名はいろいろありますが非常にあてになりません。こちらのサイトで取り上げている体の問題をみてもらうとわかると思いますが、同じような体の異常でも、人によって原因は異なりますし、原因が同じだからといって同じような異常が体に起こるわけではありません。

もっというなら私は整体師ですのでお医者さんとは体の見方が全く異なります。
ですから、たいていは、

「お医者さんに言われたことはひとまず忘れましょう。」

ということになります。
お医者さんのいうことが信頼できるというのなら私のところへ相談などせずにそのお医者さんに治してもらえばよいのです。たいていの場合、どうもよくならない、なにか変だと思うから私のところへ相談をしてみようと思ったはずです。

以前、


「腰のヘルニアなので手術しないと歩けなくなります。」


と言われた人がいました。
その方は手術はしませんでした。しかし、今でも元気にゴルフをしています。たまに腰が痛いといって整体にやってきますが、アイスクリームをたらふく食べたとか、寒空で何時間もつっ立っていたとか、パーティで食べ過ぎたとかそんな事が原因です。

いまでもたまに、

「手術しないでよかったわぁ。」

と笑いならがらいっておられます。

このように専門家が判断を誤る事もあります。
しかも、最近は困った事に、


「インターネットで調べて自分はこういう病気だと思いました。」


みたいな、素人判断をする人が非常に増えているせいで、ますますいい加減な事を言えなくなってきています。


「○○で困っているのですが、どうすればよくなるでしょうか?」


と聞いてもらえればたいてい答えられるだろうと思っているのですけどね。
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健康だった人が病気になる瞬間

つい3日前のことです。

「あぁ、こういうことか。」

という気付きがありました。
私の整体がレベルアップしたといえるでしょう。整体技術というのは道具みたいなものです。使い込めばどんどん使い勝手のよくなる道具ですが、その使い手が進歩しなくては道具の真価は発揮されません。

レベルアップしたのだからいいことばかりだと思うかもしれませんが、妙な事が1つ起こりました。それは、

「いままで健康だった人が病人になった。」

ということです。

一人は耳鳴りの方でした。
最初、相談にこられた頃と比べればずいぶん音が小さくなっていたいのですが、たまに耳鳴りが大きくなる事があると整体にこらてました。そして、今回いままで気づけなかった異常を見つけてしましました。これまで、

「体には問題がありません。」

と私は言い続けていた方だったのに急に問題がみつかったというわけです。


もう一人はずっと元気だったのに昨年末から体の調子がくるってしまい、肩がこったり、胸がむかむかしたりというのがいまひとつすっきりしないでいた方です。

「体を冷やしたようだけど、おおむね問題ないと思ってもらっていい。」

という説明をしていました。
ところが、やはりこの方の体にも異常をみつけることができました。
私自身の技術の向上のせいで、健康だと思って生活していた人が急に病人になってしまったわけです。

私が進歩することで病人になるというずいぶん皮肉なことが起こったというわけです。
まぁ、これらの方にはその異常を解消して健康になってかえってもらいましたけどね。耳鳴りの音は整体中に小さくなりましたし、後者の人は整体をおわったときの顔色がこれまでとまるっきり変わっていたので問題は残っていないでしょう。

このような事はこれまで何回も経験しています。
私との付き合いが長い方は、

「またか、また言うことがかわったのか。」

と慣れたものですが、日が浅い方は逆の事を言い出すので、

「これまでと言ってたことが違うではないか。」

今回は何人の人がこのセリフを口にするか?私の中でちょっとした賭け事がはじまっています。
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