ブログ「日々整体」

夫婦仲が自律神経失調症の原因か?

整体にこられた方にひどいことを言われた。と、うったえる方がおられました。
ある不調で整体にこられたのですが、整体をうけに来られる前に医師の診断と検査をうけたそうです。

そして、検査の結果は、異常なしとなると私生活面やストレスが原因だと判断したそうです。
そして、

「あなたは夫婦仲に問題があるはずだ。」

と決めつけて、そんなものよくなるなるかどうか医師の自分にわかるわけがないと、延々と説教をされたのだとか。

さて、この方、体に問題がなかったかというと、明らかに問題がありました。
骨盤が下垂しており、自律神経の働きが悪くなっていました。こういう事は検査をしなくても、背骨、骨盤の状態を手で触れてみればすぐに確認できることです。

以前に、自律神経について研究をしているという方が整体をうけにこられた方がいたのですが、

「自律神経の状態を検査する明確な方法がない。あることはあるがあてにならないんです。」

そういって、私が実際にどうやって自律神経の状態を確認するのか、詳しく質問してゆかれました。こういう先生に相談できるとまた違ったとは思うのですが、そうではない方もいるということなのでしょう。

実は、こういったケースはすくなくありません。
なんでもかんでもストレスのせいにされてしまうのです。ストレスが体の状態に影響を与えるのは間違いありませんが、ストレスが根本的な原因で体がおかしくなっているケースはかなりすくないというのが本当です。

体の不調の原因がよくわからないとき、自律神経をつうじて体を確認してみると案外すぐに原因がわかることはすくなくありません。



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体が重い、動かない

腰が痛い、背中が痛いなど具体的に体のどこかに痛みがある場合は、相談もしやすいでしょう。ところが、不調というとそんなものばかりではありません。

今回、ただ、

体が重く辛い。動けない

そういう事例を紹介しましょう。

最初は、少しでも体が楽になればと思って整体をうけにこられました。しかし、体の状態をみて、

「これではしんどいでしょう。」

そういう指摘をさせてもらいました。
すると、数ヶ月もつらい状態が続いていたので、整体で体の調子をととのえることになりました。

骨盤と背骨の状態でみると、

・左側の骨盤が開いている
・背骨の稼働性が悪い

以下のような問題がありました。
日によって、腰が痛くなったり、首が痛くなったりとでてくる体の症状はまちまちです。

ちなみに、体がつらいかどうかの判断は体のどこをみてもわかりますが、背骨の弾力をみるとわかりやすいでしょう。ずれているとか、ねじれているとかの以前に弾力がなく堅いのです。

胃の働きが低下してたので、食事を減らすよう指示して、1ヶ月ほど整体をつづければすぐに元気なられました。もともと体は丈夫だったようです。ただ、無理がつづいていたために、自律神経の調子が崩れていただけでした。自律神経の状態でいうと、交感神経側の働きが極端に悪くなっていたのです。

自律神経と体の状態は別々に考えてしまう人が多いのですが、自律神経がきちんと働いていれば体が不調になることなどはありません。逆にいうと、どこかの調子がおかしければ自律神経の働きに乱れがあるということです。ですから、自律神経がバランスよく働いていれば体の不調などすぐに改善してきます。



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子供が整体ですぐによくなる理由

うちには3歳の息子がいます。
そんな息子が3日ほど、便通がなくトイレにすわっても苦しそうにうんうんうなっていたので整体をしました。

便秘の急所は左足の小指です。
まず、小指に堅い部分ができていたので、それをゆるめてあげます。また、排泄は交感神経側の働きですので、交感神経が高まるように左足の足首をしめてあげてあげます。どうやらアイスクリームの食べ過ぎで開いてしまっていたようです。まぁ、毎日食べていればそうなって当たり前かもしれません。

すると5分もせずにたっぷりと便がでました。

整体した私自身も驚きの成果です。
最近では、どこか調子が悪いと息子のほうから整体してくれといってくるようになっています。すぐに調子がよくなるのが自分でわかるようです。

整体してわかるのは、たいていの子供はすぐに成果があがるということです。
ほかでよくみることがあるのは、花粉症やアトピーですが、どちらも子供は良くなるのがはやいですね。

ところが、大人はこうはいかない事が大半です。
子供に比べて体の反応が鈍ってしまっているのです。また、変な先入観をもっている事が大きく影響をしているようです。便秘の調整点が小指にあるといっても、それで便通がよくなるとは素直に思えないでいると、効果が上がりにくいものです。

つまり、ひねくれてしまっているといくら整体しても成果がなかなかあがらないということです。



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体を部品で考えない

先日、

「肩や首がこるのでなんとかならないか?」

という相談にこられてきました。
体の状態を一目見て単なるお酒の飲みすぎでした。こういったことを指摘すると大半の人が、

「1日1杯しか飲んでいない。」
「晩酌程度しか飲んでいない。」

などと言い出すので、ひきうけずにお帰りいただくこともあるぐらいです。

こういう相談は、

「上手な人にもんでもらえれば楽になるのではないか?」

と、安易に考えているようです。


肩こりや首のつまりの原因はご自身の不摂生です。
ですから、1週間お酒をひかえればそれですむような方も少なくありません。ただ、今回こられた方は、ちょっと違っており、もっと深刻な状態でした。

首の状態を確認すると、耳がおかしいのでそのことを指摘すると、


「最近、中耳炎をずっとくりかえしている。」


ということでした。

首の状態をみて、耳がおかしいことがわかるのは不思議に感じるかもしれませんが、中耳炎を繰り返してしまうとうのは、首に問題があるからです。ところが、本人はそのことをわかっていませんでした。おそらく多くの方もそうでしょう。

耳がおかしいから耳の専門化へ相談

では、ダメなのです。

この方の場合、首に問題があって、そのせいで中耳炎を繰り返しているのですが、その首の問題が肩こりや、首のつまりの原因でもあるのです。

ですから、こんな状態を改善しようと重うと首の調整をしてあげなくてはいけません。人間の体は全体でとらえなければいけません。部品でとらえてはいけないのです。ただ、この方の場合、お酒の飲み過ぎが原因で交感神経の働きがとても鈍っていることが原因だと思われました。ですから、まず最初に

「お酒をやめろ。」

というのは別にかわりませんけどね。



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息苦しいときの整体

最近、周囲に息がくるしいと訴えている人が私の周囲に3人ぐらいいました
検査をしても原因がわからず、精密検査をおこなったり、わざわざ遠方まで治療を受けにいったりしているとのことですが、原因は簡単でした。

汗をかかないことです。

もともと汗をかく働きが弱い人がエアコンのつけすぎで体を冷やしてしまうと、そんな状態になります。これは実際に体をみないで、話をきくだけである程度どうなっているかは想像できます。肺やのどに異常があるわけでなく、呼吸するという運動がうまく働かなくなっているので検査をしたって異常はみつかりません。典型的な自律神経のバランスが乱れている状態といっていいでしょう。

こんな方は、体がだるい、重い、尿がおおかったり近かったり、あるいは逆にとても遠い、というような事が合わせておこっているはずです。汗がうまくでていないことが原因だと考えればこういうことは容易に想像がつきます。

背骨でいうと異常があるのは、5、7、10番です。
こうったところを整体してあげるのと、足湯をして汗をかくようにしてあげれば、解決するはずです。


ただ、汗をかけるようになるまでには少し時間がかかる傾向があります。

そのためすぐに成果をもとめるような方は、ずっと息苦しいままということがおおいですね。




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