ブログ「日々整体」

バイオリズムの話

「1年365日ずっと元気でなければいけない。」

そんな風に考えてしまっている人がほとんどのようです。
しかし、365日ずっと松岡修造のようにテンションマックスを保つというのは、普通の人間には不可能です。当の松岡修造さんでも今年の2月には風邪をひいて熱を出したといっていましたから、きっとそのときにはおとなしくしていたことでしょう。

人間の体には高不調の波が必ずあります。
好調期には多少の無理は聞きますが、不調期に予定外の仕事や用事がはいってくたびれてしまうとその疲労の回復には時間がかかったりします。このような体調の波は個人のもので万人に共通するものではありません。こういうことを考えたことがないので、不調期に、


「なんか元気ないんです。」


なんていってくる人がたまにいますが、そんなものは当たり前なのです。


「自分の体にはどのような周期で体調が変化するか?」


ということは一度はかんがえてみるとよいでしょう。
月に1回元気がでないという人もいれば、2週間に1回寝ている時に歯ぎしりするというような人もいます。ほかでは、たまに食欲が極端に出るとか、逆に食べれなくなるというような人もいるでしょう。そのような体調の変化を振り返りながら生活してみるだけで人生がかわるぐらいの差が生まれてきます。

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夏負けの兆候

ここ2~3日、夏負けしている人がちらほら見かけるようになりました。
本格的に気温が上がり始めたのは7月末ぐらいですが、本格的に夏バテしはじめたのはここ2~3日というわけです。

暑くなったからといって急にバテるわけではないということが一つ。
もう1つは、暑いから夏バテするというわけではないということがありますね。実際、昨日こられた人で、

「今年にはいって今日が一番元気ですね。」

という人がいました。
実際、体の調子もよく暑い中でもせっせとゴルフにでかけているそうです。また、夏風邪を引いている人も私の周りでちらほらみかけます。このタイミングで風邪をひくというのは、体が元気であるといえるかもしれません。みなが夏ばてするようなタイミングで風邪をひくというのは体が元気でなければできないといえます。

暑いので熱中症対策をなんていう声をよく耳にしますが、夏が暑いのは当たり前です。
特に日本人は生まれた時からずっと四季を経て暮らしてきているのですから、暑さ寒さにきちんと対応できる体になっていなければおかしいのです。

ですから、7月ごろから、

「暑くて辛い。」

とかいっていたような人は、自律神経とか体の歪みとかいう以前の問題と思っておくぐらいでよいでしょう。

環境に適応する能力が著しく弱っているのです。
夏になって気温があがって、


「暑くて辛い。」


冬になって寒くなたら、


「凍える、寒い、辛い。」


といっているようでは駄目です。
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たまにおならをしてください

「泳げるようになりたい。」


そう考えてDVDをみて本をみて一生懸命勉強して泳げるようになるという人はまずいません。でも、何も考えずにいきなり水に飛び込んで泳げてしまうという人はたまにいるかもしれません。

最近、私に対して、


「一生懸命にイメージトレーニングしたんですけどうまく泳げません。」


と言い放った人がいましたが、イメージトレーニングがうまくできていないのが体をみると一目瞭然でした。

水に浮く、水をかくという運動のイメージがうまくできていないままのイメージトレーニングなど対して意味はないといえるでしょう。

また、うまく泳げないからといって、水泳に詳しい人に電話をして、


「うまく泳げないのですがどうしたら上手く泳げるようになりますか?」


と質問する人もほとんどいないことでしょう。感覚的に電話できいて教えてもらってもうまくいかないことがわかっているはずです。

一部例外として、元阪神タイガーズの掛布雅之選手が長嶋茂雄監督に電話でスイングのアドバイスをしてもらったらスランプから脱出したなんていう話はなくはないですが、超一流の選手同士でこそ成り立つような話で、我々一般人が真似できるような性質のものではないと認識しておくとよいでしょう。

さて、このような考え方は運動の事ならそれほど違和感なく受け入れられるのですが、健康、自律神経とういことになると、わからなくなるのです。

「どうしたら私の自律神経は整うでしょうか?」

という質問は、


「どうしたら泳げるようになりますか?」
「どうしたらホームランが打てるようになりますか?

というのと同じ性質の質問です。
こんな事電話できかれたって、一生懸命練習しなさいとしかいいようがありません。これと同様に、


「自律神経が悪いのですがどうしたらよいですか?」


と聞かれたら、


「早寝早起き腹八分目、大きな声で笑って、たまにおならをしてください。」


としか答えようがないのです。
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体の弾力

元気で健康であるというのは体に弾力があるということです。
1mの高さから飛び降りたり、つまずいたぐらいで骨が折れたりするのは体に弾力がないからです。だから、

「お年寄りは転ばないように。」

なんていう注意をきいたりしますが、本当に気をつけないといけないのは体の弾力がなくならないようにすることです。転んだぐらいで骨が折れたら、それは恥ずかしいことだと思うぐらいでちょうどよいでしょう。

夏らしくなってきました。
ちょっと暑いぐらいでへばってしまうのは弾力がないといえます。ただ、暑いのに無茶をして倒れるまで気が付きませんなんていうのは弾力がないといえます。体に弾力がないと、身体感覚が鈍くなるので自分の体がいまどのような状態であるかわからなくなってしまいます。

「気がついたら死んでました。」

なんてことにならないようにエアコンをつけろと、注意喚起をしていますが、日常的にエアコンを使っていると体から弾力がなくなっていきます。その結果、熱中症と呼ばれる状態に陥りやすくなります。


冷えは万病の元といいます。
ちょっと体を冷やしたぐらいで風邪をひくなんて体が弱いという考える人の方が多いでしょう。しかし、この考え方は逆です。体を冷やした時、さっと熱を出して体温をあげることのできる体は弾力があるということです。体が冷えているのに体温をあげる働きがないと自律神経の働きが悪くなるのであらゆる病気の引き金になってしまいます。何年もつらい思いをしている人が、体を冷やしているだけなんてことも珍しくもありません。


弾力があれば体の調子をちょっと崩したってすぐに健康な状態に戻ります。
弾力は肌に触れてみればすぐにわかります。10歳の子供と80歳の老人に目隠しをして触ってどちらがどちらかわからないなんていう人はいません。別に体の知識などなくても誰にでもわかることで難しく考えることはありません。

ただ、年をとるということは弾力をなくすということではありますが、長く生きれば弾力がなくなっていくというわけではありません。この事が律神経を整えて健康に生きるコツでしょう。

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台風がきたら膝が痛む

「台風がくると体の調子が悪くなる。」

という人は珍しくありません。
体の調子と台風に関連性について説明しているような書籍やサイトはまずないかと思いますが、日々、自律神経の様子をみているとその変化はあきらかです。

わかりやすく原因をあげると、


1.湿度があがって発汗しにくくなる
2.気圧が下がるので呼吸がやりにくくなる


という2つがその原因です。
台風がくると膝が痛くなるというのは後者であることが多いですね。単純に、肺の働きが弱いのです。ただ、弱いというと病気なのか?といいだす人がいるのですが、平均的な人間の肺の働きと比べてという程度のことで、ふつうの人よりちょっと背が低いというのと同じようなぐらいのニュアンスです。

こういうのは骨格をみるとある程度わかるのですが、なんでもかんでも数字化しないと気がすまない人にはなかなか納得しにくいようです。おそらく肺活量なんかともまた違って、肺が酸素を取り込む能力とうことではないかと思います。

汗の方も同様ですね。
汗かきの人がいるように汗をかきにくい人もいます。多汗症といわれる人や、そのまったく逆でまったく汗をかかないということであれば、それは体の異常として認識しやすいと思いますが、他人と比べて汗をかきにくいとういうのは比較して考えることはまずないでしょう。汗をかくのが苦手といういうことで、体温そのほかの体の調整が下手な傾向があるということです。ただ、

「じめじめしたら体が重くなって元気がでなくなる。」

というのはどなたにでもある認識でしょう。
人によってじめじめした天候にうける影響の程度に差があって、極端にその影響をうけるという人がいるわけです。もちそんそれは、体調や気分にも影響をうけあす。父親が先週亡くなったというような人であればその影響はかなり大きなものになるといえます。


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