ブログ「日々整体」

血圧の話

ここ2~3日ほど、後頭骨(頭の後ろあたり)か首の動きが悪くなっている人が続いています。
これは体が春の準備をはじめたからだと私はみています。ですから、昨日と今日と風の強い日が続いて寒いと感じますが、この寒さがおさまると一気に暖かくなってくるのではないかと思います。

天気や季節の変化にあわせて体は変化しています。
私のような整体師にとっては経験的に当たり前のことです。ちなみに、学術的な研究でもちゃんとした成果として発表もされているのですがあまり重要視されていないようです。

「今日は天気がいいから血圧が上がっているね!」

という専門家など見たことがありません。


さて、この変化にあわせて首の骨が固くなってうまく動かなくなっている人がいます。
こういう人は血圧があがっていたりします。血圧の変化を目をむいて観察している人などは、このような体の変化に恐れおののいたり、慌てて薬を飲んだりしているかもしれません。

しかし、首の骨が固くなった影響で、頭への血行が悪くなっているので血圧があがっているだけなのです。理屈としては、血流が増えることで固くなった首が元の弾力に戻す働きがでてくるのでほっておいて問題ありません。もしかしたら、しばらくの間、首や肩が痛い、頭痛、目が疲れるかすむといった不快感、違和感はあるかもしれませんけどね。問題になるとしたら、血圧があがった瞬間に血管が破れてしまうようなかなり重大な病気を抱えている人だけでしょう。

首の骨が弾力を取り戻せば血圧はすぐに下がってくるはずです。
実は、今日の午前中ことですが、たまたま血圧があがったという人がいて、首がつまっていたのでそのつまりを整体でゆるめました。そして昼頃に血圧をはかってもらいましたら、ちゃんと血圧は元の正常な値にもどっていました。

これを薬で血圧を下げてしまったらどうなるか?
首の弾力がもどってきませんから、体の違和感が消えなくなる可能性があります。特に、ここ何日かの首の異常は驚くようなことになっている人が何人かいましたから、相当悩ましいことになってしまう可能性がありますね。数ヶ月ほどまともに首が動かないぐらいのことはあっても不思議ではありませんし、これぐらいならまだましな方でしょう。

血圧に変化がみられたときには、その変化がどういうことか評価をしなくてはいけません。
闇雲に120以下にすればよいと思い込んでしまうと、血圧を正常値にするために体を壊すなんてことをやってしまうかもしれません。



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耳鳴りについて最近わかってきたこと

「耳鳴りは止まらないっていいますけど本当に止まるのですか?」


という質問をしてくる人がいました。
車で4時間ほどかけていらした方でしたので、


「そんな馬鹿な質問をするためにわざわざやってきたのですか?」


と、思わず聞き返してしまいました。

自律神経の状態をみてわかったことは、酒の飲み過ぎだということでした。
ですから、


「耳鳴りを止めたければまずは酒を辞めることですね。」


と説明すると、嫌そうな顔をして、整体にはもうこられませんでした。
私にすれば酒の飲み過ぎで体を壊しているのですから、そのお酒を控えるのは当たり前のことですが、この人にとっては、


「酒を飲み過ぎて自律神経の働きが悪くなっている。」
「自律神経の働きが悪くなったときに耳鳴りがする。」


ということが信じられなかったのでしょうか。
こういう人にとっては、耳鳴りは止めることができないというのが真実になってしまいます。言葉遊びをしているように感じるかもしれませんが、とても大事な事です。体を壊す方は、


「酒は辞めないけど体が辛いのでなんとかしろ。」


みたいなことを平気でいっています。
自分で体を壊しておいて、そのツケを他人に払わせようという姿勢では、耳鳴りがとまってもすぐ別の所を壊すだけだというのが経験的にわかっています。命に関わるような事もあったので、そういう方には、


「諦めて耳鳴り鳴らしておけ。」


と答えるようにしています。

さて、耳鳴りですが以前はよくわかっていなかったことが最近わかるようになってきた部分があります。

耳鳴りには、胸椎、頚椎、頭骨といった骨が関わっています。
ですから、胸椎に問題があって耳鳴りがする人、頚椎に問題があって耳鳴りがする人など人によってケースバイケースです。

どうしてこのような事が起こるかというと、体の動かし方の癖が原因です。
見た目の動きに差はなくても体の内部の動かし方は人それぞれの非常にユニークな癖があります。鳴りについてわかるようになったということは、この癖についての理解が深まってきたということでもあります。

耳鳴りをとめるためにはこの癖を見ぬかなくてはいけないケースがすくなくありません。酒を辞められないような人は論外といえそうです。
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人間がなぜあくびをするのか?

「人間がなぜあくびをするのか?」

というのははっきりとわかっていないそうです。
諸説紛々あるようですが、私はあくびというのは肋骨を広げるためにやっているのではないかと考えています。肋骨の中にはいくつかの臓器が収められていますが、特に肺の動きをよくするためのに横隔膜を大きく動かして肋骨を広げているというわけです。あくびにともなって手を動かしたりするのも、そう考えればピンとくるところはないでしょうか。

ボディビルダーなどで異様に持久力のない人がいます。
これは胸の筋肉を鍛えすぎた結果、肋骨の動きが悪くなって肺の能力が落ちているからではないでしょうか。検証したわけではないですが、ほぼ確信めいたものはあります。

そう考えれば眠くないのに、あくびがでるのは胸が緊張して肺の動きが悪くなっているからだといえます。
胸の緊張をゆるめたいという欲求があるときに起こる運動というわけです。でも、学校での授業であくびをしていたら先生に怒られたりするかもしれません。そんな時には、


「ちょっと胸が緊張していて。」


と言い訳してもおそらくは聞いてもらえないので注意しましょう。

あくびを止めるには上唇をなめるとよいといいます。
上顎というのは体の運動の起点になる部位なので、そこを意識することであくびをとめることができるということなのでしょう。口を舐めるのに抵抗がある人は、上顎を意識するだけでもずいぶん違うかもしれません。

ただ、体が自動的に行う運動、これを自律運動といいますが、自律運動というのは体の調整をするために行う運動です。ですから、無理やり止めるのはあまりよい判断とはいえません。

あくび以外の自律運動というと、胸椎5番の動きが悪くなった時にはくしゃみをして胸椎5番をゆるめます。咳をするのは、腰椎2番をゆるめるための自律運動です。


「咳やくしゃみを無理にとめてはいけないよ。」


とお話することがあるのは、こういうことです。
ちゃんと体にとって重要な意味があって起こる運動ですので、薬で無理やりとめてしまうのは面白くありません。

ただ、あくびというのは人から人へ伝染るというのが確認されています。
犬なんかでも伝染るそうですね。単純な呼吸器のための運動の他にもなにか意味はありそうです。
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痛みの話

「無痛で治す。」


近所に、そういう整体院があったのですが、気がついたらなくなっていました。当院でも、わざわざ電話をかけてきて、


「整体を受けると痛いのですか?」


と聞いてくる人がいます。
ただ、正直いってこんな質問をしているうちはダメですね。問題なのは、元気に、健康になれるかだからです。おそらくその人にとっては


「元気になれるか?」


ということより、痛くないということの方が大事なのでしょう。そんな考えの人が体を壊すのは当然の事です。

痛みを感じない体にするというのは割合簡単です。


「自律神経の働きを低下させる。」


たったこれだけのことです。
だから、痛いのが嫌だという人は、体をどんどん悪くすればよいのです。そうすれば体は痛みを感じなくなります。五十肩などは典型的で、


「どうしようもないからほっておいたら半年ほどで痛みがなくなって治った。」


なんていう人がとても多いのです。
しかし、そんな人の体をみれば痛みを感じなくなっただけのことで治ったというには程遠い状態です。


そもそも痛みとうのがなぜ存在するのか?
もし、痛みが不要なものなら進化の過程でとっくに人間は痛みを感じなくなっているはずなのです。しかし、痛みはあるということは、それが必要だからです。

極端な例になりますが、大学生が会社訪問して面接するなんていうのは必要だからやっているわけです。それなのにそれが嫌だ!怖いなんていっていればいつまでたっても就職できません。こんな当たり前の事をわかっていない人がたまにいるわけです。

私が整体をさせていただくと、


「一時的に体がすごく痛くなったが、その後とても楽になった。」


という事がよくあります。
痛みというのは元気になるために必要なのです。

だから、


「痛みなど3日、よく引っ張っても1週間、それ以上引きづるなら何か間違えている。」
「この後たぶんここに痛みがでるからしばらく我慢するんですよ。」


などとよく指導しています。

たまに頂く、


「そちらの整体は痛いのですか?」


という質問に対しては、


「無用に痛がらせることはありませんが、痛がる必要があれば痛がってもらいます。」


とお答えしています。
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自律神経の働きをたかめる方法

「私はサッカーが好きなのですが、練習しないでサッカーが上達したい。」


なんていっている人がいたらどう思うでしょうか?
サッカーが上手になりたければ練習するしかありません。もちろん、効率的に上達するという発想は必要です。しかし、どんな人でも「これだけやっておけばOK。」というものはありません。


「ワールドカップで活躍するような選手と、サッカー初めて3ヶ月ですという小学生が同じ練習でよいか?」


と考えてみてください。
同じ選手でもポジションによって練習は異なりますし、同じ小学生でもセンスのいい子供と体を動かすのが苦手な子供では違う練習をした方がいいことは考えるまでもありません。サッカーの場合だと、チームでのスポーツですから、イギリスに勝つための練習と、ドイツに勝つための練習は違うのが当たり前です。


さて、このことを踏まえて考えると、


「万人に通用する自律神経の働きを高める方法」


というのに無理があるのはわかっていただけるのではないでしょう。
もちろん、万人に通用する基礎になる部分はあります。ですからその基礎を抑えた上で、サラリーマン、主婦、音楽家、スポーツマン、大学生、小学生、幼児、それぞれに合わせた考え方やり方というのをかんがえていかなければいけません。

極端な例をひとつあげれば、昨年ニートになってしまっている自分を変えたいという人が相談にきました。


「体が辛くてニートになってしまっているからまず体を変えたい。」


というわけです。
こういう人が雑誌やインターネットで紹介されている、


「自律神経をたかめる方法」


を実践して、自分をかえることができるか?というとほとんどの人は無理でしょう。
それなりの基礎と手順は踏まえなければいけませんが、私が最初に指導したことは、


「この整体がおわった後、日本橋にいってトキメキを感じるものを買ってきなさい。」


ということでした。
何を買ってきたかは恥ずかしかったのか教えてくれませんでしたが、数カ月後には仕事をみつけたので、


「こんなところへはもうくるんじゃないよ。」


とおいたてることができました。
整体というのは相手をみてやるものだといえます。





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