ブログ「日々整体」

5月病と耳鳴りの話

「もう死ぬまで耳鳴りは治らないような気がしてきた。」


今日、整体にこられた人がこんな事をいっていました。
長く耳鳴りと難聴をかかえてきた人でしたので、そう思ってしまうのは仕方のない事かもしれません。特にこの時期、4月末からその傾向がでてきていますが、体が弛緩してくるタイミングなので、なんとなく元気がでなかったり、調子が悪くなったと感じる人が多いのではないでしょうか。

これがいわゆる五月病というやつです。
一般的に、4月は新しい環境なので緊張感があるが、慣れてくる5月には気がゆるんでくるといわれています。しかし、これは気がゆるんでいるのではなく体が本当にゆるんできています。

ゆるむというと、緊張している体がリラックスすると思うかもしれません。
しかし、体には常に適度な緊張感があったほうがよいのです。体のために運動をするという行動は、この緊張感を保つためのものです。ちなみに、この時期は眠りが悪くなりがちなのですが、これもまた体が緩みすぎるせいです。リラックスするというのと体がゆるむという事はまったく意味が違うということですね。

体というのはゆるみすぎると様々な不調が起こり始めます。この方の場合は、体がゆるんで耳鳴りが辛くなってきたわけです。

体のゆるみでいうとニートと呼ばれる人たちがわかりやすいですね。
ニートと呼ばれる人たちは体にまったく緊張感がありません。だから、意欲も向上心もわいてきませんし、ちょっとしたストレスにも耐えられなくなります。


そんな人たちは、話をしなくても背骨と骨盤の様子を確認すると


「あぁ、この人は会社勤めやアルバイトができない体してるな。」


なんていうことがすぐにわかります。
五月のはじめ、GWあたりは、体がニートぽっくなっているなんていう事はしっておいてもよいと私は思いますね。

最初に紹介した、


「もう死ぬまで耳鳴りは治らないような気がしてきた。」


は、そういう季節に応じた体の変化に気づけない人の典型的なセリフです。
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幸せを感じる力

体の状態を自分で感じる力を感受性と私はいっています。
自律神経の働きが悪いという事は、感受性がにぶいということです。はじめて整体に来られた方などは、私に、


「体の感覚が鈍いですね。」


と言われると驚くようです。
鈍いなんていう、聞きようによっては侮蔑されているような事をいわれることに慣れていないのでしょう。

私はただ客観的に体の状態を説明しているだけです。
しかし、今の世の人たちは大切にされることになれてしまっているのでしょう。現実をストレートに表現されると腹をたてる人もいれば、ショックを受けるような人もいます。


ただ、これは整体を受けられた方にはたいてい納得していただけます。
どうしてかというと、


「ここは痛いはずなのに痛がっていないのですよ。」


という事を説明します。
そして、整体後に、


「この部分はさっきと変わっていませんか?」


と聞くと痛みを感じるようになります。
痛みをなくすことが治ることだと考える人には受け入れ難い考え方でしょうが、異常があるなら痛みを感じるのが正常です。


「転んで膝を擦りむいて血が出ているのに膝が痛くなかったら?」


これはやはりおかしいのです。

さて、この感受性ですが単純に痛みだけの問題ではありません。
感受性が鈍いと、


「幸せを感じる力も鈍くなる。」


という事がいえます。
感受性が鈍くなって幸せを感じることができない人がよくいうセリフに、


「食べることだけが楽しみなんです。」


というものがあります。
そんな人には、


「そんな人生で本当にいいのか?」


と考えなおしてみたほうがいいでしょう。
自律神経の働きが悪いと、嬉しい、楽しい、幸せというものもうまく感じることができなくなるのです。










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血圧の話

ここ2~3日ほど、後頭骨(頭の後ろあたり)か首の動きが悪くなっている人が続いています。
これは体が春の準備をはじめたからだと私はみています。ですから、昨日と今日と風の強い日が続いて寒いと感じますが、この寒さがおさまると一気に暖かくなってくるのではないかと思います。

天気や季節の変化にあわせて体は変化しています。
私のような整体師にとっては経験的に当たり前のことです。ちなみに、学術的な研究でもちゃんとした成果として発表もされているのですがあまり重要視されていないようです。

「今日は天気がいいから血圧が上がっているね!」

という専門家など見たことがありません。


さて、この変化にあわせて首の骨が固くなってうまく動かなくなっている人がいます。
こういう人は血圧があがっていたりします。血圧の変化を目をむいて観察している人などは、このような体の変化に恐れおののいたり、慌てて薬を飲んだりしているかもしれません。

しかし、首の骨が固くなった影響で、頭への血行が悪くなっているので血圧があがっているだけなのです。理屈としては、血流が増えることで固くなった首が元の弾力に戻す働きがでてくるのでほっておいて問題ありません。もしかしたら、しばらくの間、首や肩が痛い、頭痛、目が疲れるかすむといった不快感、違和感はあるかもしれませんけどね。問題になるとしたら、血圧があがった瞬間に血管が破れてしまうようなかなり重大な病気を抱えている人だけでしょう。

首の骨が弾力を取り戻せば血圧はすぐに下がってくるはずです。
実は、今日の午前中ことですが、たまたま血圧があがったという人がいて、首がつまっていたのでそのつまりを整体でゆるめました。そして昼頃に血圧をはかってもらいましたら、ちゃんと血圧は元の正常な値にもどっていました。

これを薬で血圧を下げてしまったらどうなるか?
首の弾力がもどってきませんから、体の違和感が消えなくなる可能性があります。特に、ここ何日かの首の異常は驚くようなことになっている人が何人かいましたから、相当悩ましいことになってしまう可能性がありますね。数ヶ月ほどまともに首が動かないぐらいのことはあっても不思議ではありませんし、これぐらいならまだましな方でしょう。

血圧に変化がみられたときには、その変化がどういうことか評価をしなくてはいけません。
闇雲に120以下にすればよいと思い込んでしまうと、血圧を正常値にするために体を壊すなんてことをやってしまうかもしれません。



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耳鳴りについて最近わかってきたこと

「耳鳴りは止まらないっていいますけど本当に止まるのですか?」


という質問をしてくる人がいました。
車で4時間ほどかけていらした方でしたので、


「そんな馬鹿な質問をするためにわざわざやってきたのですか?」


と、思わず聞き返してしまいました。

自律神経の状態をみてわかったことは、酒の飲み過ぎだということでした。
ですから、


「耳鳴りを止めたければまずは酒を辞めることですね。」


と説明すると、嫌そうな顔をして、整体にはもうこられませんでした。
私にすれば酒の飲み過ぎで体を壊しているのですから、そのお酒を控えるのは当たり前のことですが、この人にとっては、


「酒を飲み過ぎて自律神経の働きが悪くなっている。」
「自律神経の働きが悪くなったときに耳鳴りがする。」


ということが信じられなかったのでしょうか。
こういう人にとっては、耳鳴りは止めることができないというのが真実になってしまいます。言葉遊びをしているように感じるかもしれませんが、とても大事な事です。体を壊す方は、


「酒は辞めないけど体が辛いのでなんとかしろ。」


みたいなことを平気でいっています。
自分で体を壊しておいて、そのツケを他人に払わせようという姿勢では、耳鳴りがとまってもすぐ別の所を壊すだけだというのが経験的にわかっています。命に関わるような事もあったので、そういう方には、


「諦めて耳鳴り鳴らしておけ。」


と答えるようにしています。

さて、耳鳴りですが以前はよくわかっていなかったことが最近わかるようになってきた部分があります。

耳鳴りには、胸椎、頚椎、頭骨といった骨が関わっています。
ですから、胸椎に問題があって耳鳴りがする人、頚椎に問題があって耳鳴りがする人など人によってケースバイケースです。

どうしてこのような事が起こるかというと、体の動かし方の癖が原因です。
見た目の動きに差はなくても体の内部の動かし方は人それぞれの非常にユニークな癖があります。鳴りについてわかるようになったということは、この癖についての理解が深まってきたということでもあります。

耳鳴りをとめるためにはこの癖を見ぬかなくてはいけないケースがすくなくありません。酒を辞められないような人は論外といえそうです。
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人間がなぜあくびをするのか?

「人間がなぜあくびをするのか?」

というのははっきりとわかっていないそうです。
諸説紛々あるようですが、私はあくびというのは肋骨を広げるためにやっているのではないかと考えています。肋骨の中にはいくつかの臓器が収められていますが、特に肺の動きをよくするためのに横隔膜を大きく動かして肋骨を広げているというわけです。あくびにともなって手を動かしたりするのも、そう考えればピンとくるところはないでしょうか。

ボディビルダーなどで異様に持久力のない人がいます。
これは胸の筋肉を鍛えすぎた結果、肋骨の動きが悪くなって肺の能力が落ちているからではないでしょうか。検証したわけではないですが、ほぼ確信めいたものはあります。

そう考えれば眠くないのに、あくびがでるのは胸が緊張して肺の動きが悪くなっているからだといえます。
胸の緊張をゆるめたいという欲求があるときに起こる運動というわけです。でも、学校での授業であくびをしていたら先生に怒られたりするかもしれません。そんな時には、


「ちょっと胸が緊張していて。」


と言い訳してもおそらくは聞いてもらえないので注意しましょう。

あくびを止めるには上唇をなめるとよいといいます。
上顎というのは体の運動の起点になる部位なので、そこを意識することであくびをとめることができるということなのでしょう。口を舐めるのに抵抗がある人は、上顎を意識するだけでもずいぶん違うかもしれません。

ただ、体が自動的に行う運動、これを自律運動といいますが、自律運動というのは体の調整をするために行う運動です。ですから、無理やり止めるのはあまりよい判断とはいえません。

あくび以外の自律運動というと、胸椎5番の動きが悪くなった時にはくしゃみをして胸椎5番をゆるめます。咳をするのは、腰椎2番をゆるめるための自律運動です。


「咳やくしゃみを無理にとめてはいけないよ。」


とお話することがあるのは、こういうことです。
ちゃんと体にとって重要な意味があって起こる運動ですので、薬で無理やりとめてしまうのは面白くありません。

ただ、あくびというのは人から人へ伝染るというのが確認されています。
犬なんかでも伝染るそうですね。単純な呼吸器のための運動の他にもなにか意味はありそうです。
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