問題は自律神経の働きが高まった後
2016年05月13日
整体を受けて自律神経の働きがよくなっているのに、
「体が元気になっているのが実感できない。」
という方がいました。
そこで、
「100mを全力で走ってみれば3ヶ月前といまでは違うよ。」
と説明をしたらわかってもらえたようです。
いくら体が元気になっても、その元気を発揮する場がなければそれを確認することができないわけです。
実は、この話をする1週間前に、
「帰りに駅の階段をかけあげってみればいい。」
という話をしていたのですが、ちょっとバカバカしいとおもったのでしょう。実際にやってみるということはなかったようです。
実は、元気になる健康になるという事は生き方を変えるということでもあります。
自律神経の働きをいくら高めたって、それが発揮されることがなければなにもかわりません。それだけだったらまだいいのですが、元気が余ってしまった場合、それが体を壊すこともあったりします。
「自律神経の働きを整えたらこんな風に人生が変わった人がいるよ。」
などという話をついしてしまいがちです。
でも、そう変われたのは本人がそうありたいから元気を発揮できるようになったわけで、整体したから人生が変わったなんていうのではない事を忘れてはいけませんね。