ブログ「日々整体」

こちらの整体はどんな風にするのですか?

先日、こんな質問をする方がこられました。

「こちらの整体はどんな風にするのですか?」

このような質問には答えられません。
なぜいかとうと、何をするかは体の状態を見てから考えるからです。ですから、何回も整体をさせて頂いているような方でも、状態がかわれば整体のやり方はかわってきます。

ですから、私は、

「体がどういう状態なのですか?」

と、きくとずっと体がだるいというだけ答えられて逃げるように帰っていきました。

確かに、聞きたかったのはそういうことではないでしょう。
それはわかります。しかし、私は人の体の状態を変化させるという仕事をしています。しかも、何をやっても、なかなか改善しないような悩みを抱えている人に対してそれを行っています。これを改善するのはそれほど簡単なことではありません。

人の体は、壊れた機械を直すようには人間の体はよくならないのです。時計などの機械でしたら、壊れた部品を治して油をさすという具合に作業を説明できるかもしれません。

ですから、

「こちらの整体はどんな風にするのですか?」

なんていう質問をされても、おかしなところを探してそれを調整します。というだけの答えになります。どうも、この点を勘違いしている人が多いように思います。
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自然治癒力が働いている状態とは?

整体をした後、数日たってから、

「腰が痛くなってきた。」

なんていう事がよくあります。
そんな時の私の答えはきまっています。

「それはよかった!一安心ですね。」

どうしてかというと、

『痛みを感じるという事は自然治癒力がきちんと働いている』

ということだからです。

よくあるのはこんな流れです。
体の状態を確認したときに、

「腰が痛くはありませんか?」

というと、

「平気です。」

という方がおられます。
つまり、腰の状態が悪いのに、自分自身ではその事にきづいていないのです。この状態は、自然治癒力がきちんと働いていないのです。ですから、腰の異常はまてども暮らせどもよくなることはありません。


事務や家事をしているときに、気づかないうちに手をきって血がでていた。
こんな経験はないでしょうか?振り返って考えてもらうと、血がでていることに気づくまで痛くもかゆくもなかったはずです。でも、気づいていない状態では血はとまらずに流れ続けてしまいます。ところが、血がでていることにきづいて痛みを感じ始める同時に血が固まって傷が治り始めます。痛みというのは怪我を治すために必要なものなのです。


腰に問題があるのになにも違和感や痛みを感じないというのは自然治癒力がうまく働いていない状態です。ですから、整体をして体の状態が改善すると自然治癒力が働いて痛みがでてくる事がよくあります。でも、痛みを感じるということは、体の状態を改善するために必要な事なのです。
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