ジョギングをはじめました。
2021年01月05日
昨年末からジョギングをはじめています。
自宅のすぐそばにグランドがあるのですけど、1周が250mほどでしょうか、そこをまずは5周走ってみました。一気に走るだけの体力はありませんから、1周ごとに休憩をいれながら、休み休みの5周です。
翌日は1周追加して6周、という具合に毎日1周づつ増やしてゆきます。
年末には10周をこえるようになりました。最初、1周目の後半でもう息があがっていたのですけど、いまでは息が上がることはほぼなくなってきました。
私は運動をあまりすすめません。
なぜなら、やりすぎる人が多いからです。だから、運動がやりたければある程度元気になってからはじめなければいけないと考えています。
理由は、不調があると身体感覚がぼけてしまうからです。
不調があるとどうしたって、
「元気になるために頑張って体を動かす。」
という意識が生まれてしまいます。
その結果、運動の負荷がおおきすぎてかえって体を痛めてしまう人が多いのです。
運動というものは体の欲求に従っておこなうことが理想です。
ですから、元気になるためにやってしまうと負荷ややり方を間違えてしまうのです。簡単にいうなら、
「走れば走るほど元気になる。」
という勘違いをしてしまうわけです。
しかし、現実はまったく反対です。
運動を毎日やっているスポーツ選手と読書が趣味で外出はほとんどしませんという人ではどちらの方が怪我をしやすいか?考えるまでもなくスポーツ選手の方が怪我をする確率が高いのです。運動の負荷はあげればあげるほど怪我、ひいては病気を呼び込んでしまうということです。
そういえば以前に、
「走るのを辞めたら死んでしまうという走り方をしていますね。」
と声をかけた人がいました。
足の疲労の状態をみたらあきらかにオーバーワークだと感じたからです。
すると、
「辞めたら死んでしまう。」
と本当に考えていたとおっしゃっていました。
こういう具合に運動をすることで体がよくなるという考えにとりつかれてしまうわけです。こういう具合に、強迫観念にとらわれて体を痛めるような運動のやり方をしてしまう人がいる訳です。
ジョギングをする人を頻繁にみかけます。
でも、だいたいの人はあまりよいと思える走り方をしていません。
『走ることが体に良い。』
というような機械的な思考では長くはつづけられませんし、続けてもかえって体を痛めてしまいます。何を隠そう私自身も2年ほど前に同じようにジョギングをはじめていたのです。でも、足を痛めて辞めてしまいました。痛みは数ヶ月ほどつづいて、走ることが怖くなってしまったね。
余談ですけど、私の体は万全だと勘違いしている人が多いです。
しかし、結構ダメな事になっています。実は昨年の中頃には、早ければ今年中に死んでしまうかもしれないと考えていたぐらいですから。
それが変化したのが昨年11月ごろだったでしょうか。
私が妙に辛そうにしていたのに気が付いた人もいましたけど、その時期に体の様子がちょっと変化しました。それで、たぶん今年死んでしまうことはないだろう思えるようになっています。長々と生きるつもりはありませんが、今、関わっている人たちにはきちんと元気に生活できる体になってもらって、それから死んでいかなくてはいけませんから、ちょっと運がよかったかもしれません。
話を戻します。
さて、
「運動したいという人はどういう具合に運動するべきか?」
なのですけど、やはり運動に関しては目標を持つべきでしょう。
どのような体になりたいのか、どれぐらい元気なりたいのか?そういう目標でいいと思います。なぜ、目標を持つべきかというと、目標がなければ体を動かすことが目的になってしまうからです。
例えば、ダイエットをしている人が夜遅くに食べるとダメだとかいって、18時にバカ食いしてしまうなんていうことを防ぐためです。こういう具合に、目標がずれてしまう事に気が付かず、ただ闇雲に体を動かしてしまうと面白くありません。ダイエットならたいていの人がきがつくのでしょうけど、運動に関しては専門家でもおかしな事をいっているのを頻繁にみかけますからね。多くの人が勘違いをしてしまうのは仕方がないことです。
私であれば、毎日グラウンド20~30周ぐらいでしょうか。
まずは、それぐらいの運動を毎日つづけられるようになることが目標です。当然ですけど、仕事もしながらですから結構ハードな生活になってくるはずです。そのハードな生活をすいすいこなせるぐらいの体の状態を目指したいわけです。
あと、ダイエットです。
昨年の長期休みのあとかなり太ってしまいましたから、贅肉を落としてしっかりした体作りをしたいと考えています。そうでなければきちんと整体ができませんからね。まぁ、春頃にはそこそこのイケメンになっているはずですので乞うご期待というところでしょう。
さて、こんな事を考えていたら、とある銭湯で箱根駅伝の放送を見しました。
走り方をみているとやはり大半の学生はそれなりのフォームで走っているように見えました。ただ、一部の学生は明らかに誤った走り方をしていました。そういう学生でも上位にこれてしまうあたりが走るという運動のややこしいところです。誤った走り方をしても早い人、適切な走り方をしていても遅い人がいるというです。
ついつい、速ければ速いほどいいなんて考えてしまいませんか?
そこがそもそもの間違いだということなんですけどね。適切な体の動かし方をしたときに速くはしれるか?それは、やはり適切な体の使い方を理解して実践、その結果、どうなるかはやはり生まれ持ったものがでてくるだけの事だという事です。
まして健康を考えて走るのであれば、速ければいいのでもありませんし、長く走れるのが言い訳でもありません。
「どういう走り方が自分の健康に役立つのか?」
そういうところから考えないと行けない訳です。
「運動で体を変えるのは難しい。」
いつもいっている事なのですけど、なかなかこのあたりの事は理解してもらうが難しいのですよね。
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