人は変化して生まれ変わる生き物
2019年05月18日
ある日の私は異様に活動的になっていました。
朝、目が冷めたらさっと体を起こして趣味の遊びに没頭して、それに飽きたら出勤という流れに淀みがありません。通勤は原付きなのですが、
「何人たりとも俺の前の走るんじゃねぇ!」
というぐらい快調でした。
ところが、翌日は一転していました。
目が冷めても体を起こそうという気になりません。炊飯器の音が聞こえているので時間は推測できているのですが、おそらく一旦寝直していたのではないかと思います。その時間は5分なのか、30分なのかいまいちよくわからないぐらい覚醒が遅かったですね。
体を起こしたあとも、体に疲れが残っているのを感じます。
様子をみてみると腕に疲労からくる硬直があるのがわかりました。おそらくそれで寝起きがよくなかったのでしょう。
通勤の運転では、
「お先にどうぞ!」
というぐらいに、昨日とは180度変わっています。
こんな話を聞いても、
「昨日は忙しかったのじゃないですか。」
と思うだけかもしれません。
ほとんどの人とって、寝起きと運転の様子がちょっと違うという程度の話ですしね。ただ、私においてはその程度ですが、体の具合があまりよくない人だと、耳鳴りが大きくなるとか、めまいがきつくなるとか、胸が苦しくなるとか、そういうことが起こったりします。こういうときに私がよくいうセリフが、
「体の調子の変化に振り回されるな。」
ということです。
この2日の私の体の変化はどういうことかというと、昨日は体の緊張が高まっていたせいでテンションが上り、今日になってそのピークを超えて弛緩が始まったということです。
ちょいと忙しかったもので疲労が溜まってる時期だったわけです。
で、その疲労が抜ける変化が体に起こったわけですけど、そのときに起こるのはまず体が緊張して、その後で弛緩がはじまるということです。この流れでいくとその翌日は品川にいくわけですが、品川から帰る頃に元気になってきて翌日は元気を余らせてどこかにでかけようなんてしているんじゃないかと思っていましたが、まさしくそのとおりになりました。
私であれば疲労が抜ける流れはこんな風になるわけです。
ところが、私のところへ相談にきているような人だと、
「昨日までは調子がよかったのに、今日は急にしんどくなってきた。」
なんてことを言い出したります。
私に言わせればそれでいいのです。私の場合だったら、疲労が抜けていくってだけですが体の具合が悪い人も、この緊張から弛緩へ変化が起こったときに体が一番大きく変わります。だから、こんなことをいってくる人がいたら、
「耳鳴りは鳴らしておけ。」
「ふらふらしていればいい、ホームに落ちて電車にひかれないようにだけ気をつけて。」
「心臓が止まったらもうそれは寿命だから諦めてください。」
なんて返事になるわけです。
高調と低調なんていう言い方をするときもありますかね。
体の調子というのは日々、変化していくわけです。まぁ、だいたいそれが潮の満ち引きというか、月の満ち欠けに同調しているらしいですけど、個性なんかもあると思うのであまり掘り下げて考えなくていいんじゃないかとは思っています。ただ、月単位でみたら変化があるし、年単位でみたら12年の周期で変化していくという話もあります。そして、私も12年で体の調子は1周するという考えで体をみていると非常にしっくりきています。暦でいうと干支が12で、1年が12ヶ月なんていうのもそうですし、心理学のペルソナや整体の体癖も12で分類していますからね。
蛇足でもうちょっと付け加えてみましょうかね。
13という数字を不吉とするのは、12を超えたら1に戻らないと具合が悪いのに戻れない人はなんか起こしちゃうのじゃないでしょうかね。あと、厄年とか更年期というのも12から1への体の変化がうまく起こせないときの状態といえるでしょう。まぁ、12で割れないからこのあたりはもうちょっと掘り下げないとうまく説明できないのでしょう。たぶん、易とか勉強するとあれこれと能書きがいえるようにはるはずです。
さらに、蛇足が続きます。
タロットカードなんかは、それをさらに細かく22で表現しています。
タロットカードは災厄、戦争、争い、病気なんて意味のカードが含まれているから結構好きだったりします。人間の一生には争いとか病気は必ず起こるものなんですよね。それを知っていれば、私がたまに原付きで暴走してしまいそうになるの当然の事なわけで、それがわかっていれば事故を起こすような事はほぼなくなるはずです。
それをダメだと、頭が戦争状態になっているのに、それはいけない、ダメだとかいう人が他人に喧嘩をふっかけたり、交通事故をおこすわけです。クレーマーなんていう人種はそういう状態の時に、反撃されない相手を選んでいちゃもんをつけてきているだけだと考えるとわかりやすいかもしれません。
だから、じゃあ、そういう時はどうやって過ごしましょうかと考えるのが元気に生きる事じゃないでしょうかね。まぁ、このあたりの数字とその意味なんていうのは体の変化とか成長にほぼ符号しているでしょうから、いくらでも掘り下げようはあると思いますけどね。勘がよくて上手に生きている人は、こういう体の変化に対する感受性が高いから、そのときどうしたらいいのかという判断が常に適切なわけです。
まぁ、こんな事を知っていれば、人間とういう生き物は常に変化していくものですし、人生のうちに体は何回か生まれ変わっていてそのたびに新しい人生がはじまるのだとそういうこともいえるわけです。そういう大きな流れとか変化、変遷が必ずついてまわるのだから、永遠不変でいようなんて考えていると必ずおかしな事になるわけです。
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