まずは元気になりましょう
2021年06月02日
先日、片耳がほとんど聞こえなくなったという人がこられました。
それで、医者にかよっていて様々な治療を試したそうです。でも、医療においてはもうやれることがないという事を言われたのだとか。
それで困って私の所へこられたとのことでした。
医者で行った治療や何を言われたかなんかを一生懸命に言ってこられます。でも、話を聞いていて、根本的なところで間違えているというのを思うわけです。
どういう事かというと、医者は難聴になる体というものがどういう状態なのかを一切考えていません。
だから、彼らが治療として行っている事は、
「なんかよくわからんけど、こういう薬物を体にいれたら難聴が回復することがある。」
という事でしかありません。
難聴の原因というのは一言でいうと頸椎の狂いです。
でも、この頸椎の狂いで人はすぐさま死んだりはしません。医者はこういう具合に死に直結しない問題を、
「心の問題です。」
いって、深く考えないで切ってすててしまうことがおおいですね。
頸椎に狂いが生じた時には、めまい、難聴、膠原病などの自己免疫疾患、生理不順、腰痛、肩こり、頭痛、膝痛などなどありとあらゆる事が体に起こります。頸椎が狂うと一言でいってもその狂い方でいろんな事が体に起こるのです。
それでこの方の場合についてです。
頸椎が狂って耳が聞こえなくなっているわけですけど、他にもいろいろ不都合が起こっていました。そのいろいろな不都合について1つ1つ対処が必要かというとそんな事はありません。原因は、頸椎の狂いなわけですから、頸椎がしっかりすればすべて解決してしまうでしょう。
私ならこのように考えて整体をするわけです。
でも、お医者さんって縄張りを決めて、その縄張りをお互いに荒らさないように医療行為を行っています。難聴でいえば頸椎の狂いを正せば解消するはずですけど、頸椎が狂ったまま難聴を解消しようとするから無理がでてきます。結果、一時的に聞こえるようになったけどまた聞こえなくなるとか、耳は聞こえるようになったけど膝や腰が痛むとか、結局、音さえ聞こえればいいという考え方でしか治療がおこなわれませんから体の問題はなにも解消していないという事になります。
よくあるのは、
「耳は聞こえるようにしたから、膝が痛むのは他の科へ行け。」
なんて言われるわけですけど、これはおかしいのだという事です。
私はいつも、
「まずは元気になりましょう。元気になれば今抱えている体の問題はすべて解消するはずだから。」
とお話ししています。
体の異常がいくつもあるというのは普通というか99%ありません。おかしいのは1箇所だけで、それさえ正されれば全ての問題が解消されるのです。
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