ブログ「日々整体」

耳鳴りと眠りの関係

「耳鳴りのせいで眠れないからなんとかならないか?」

という相談にこられた人がいます。

でも、残念ながら質問がすでに間違えています。
耳鳴りがするから眠れないというのが考え違いだからです。

どんな方でも電車の中で眠ったことは1回はあるのではないでしょうか。
電車の中などそうとう大きな音がしています。耳鳴りは不快な音だから、と思うかもしれませんが、近くで道路工事をやっていたり、大きな音で好きでもない音楽がなっていたって、眠れるように体はできています。

音だけではありません。、
人は横にならず立ったままでも眠れます。暑かろうが、寒かろうが、蹴飛ばされても必要があれば眠ることができます。

「○○でなければ眠れない。」

というのは単なる思い込みなのです。

話を耳鳴りと眠りの関係に戻します。
確かに、耳鳴りがするような人は、寝付きが悪い、眠りが浅くなるという状態ではあるといえます。でも、いくら耳鳴りがうるさく感じていても眠る事は可能です。ちょっとしたニュアンスの差ですが、非常に大きな違いを生むこともあります。

この方の場合は特にそうでした。

「耳鳴りさえ止まれば眠れるようになる。」

そう思い込んでおられました。眠ろうとすると、耳障りな耳鳴りが大きくなってくるのですからそう考えてしまうのも仕方ないかもしれません。

ただ、この方の場合、眠れないということで薬を飲んで眠っておられました。
そして、その薬の副作用のせいで耳鳴りがなっているというのが私の見立てでした。だから、

「薬なしで眠れるようになれば耳鳴りはとまりますよ。」

という説明に対して

「耳鳴りが止まれば眠れるから。」

という意味のない問答の繰り返しになってしまいました。仕方がないので、うちでは無理だから他をあたってくださいという結論にしました。

さて、眠ろうとすると、キーンという耳鳴りがしてくる人はたくさんいると思います。
その理由は、眠るときには左の骨盤が開いてきて副交感神経が優位になるからだろうと考えています。こんな事をいうと、たいていの人の頭に「????」の文字が浮かんできます。

「逆じゃないのか?」

と気がつくわけです。

そう思うのには2つの勘違いがあります。
1つは、交感神経と副交感神経の働きが単純なシーソーの動きにような関係であると考えているせいでおこる勘違いです。もう1つは、副交感神経を優位な状態にしてリラックスすれば、すべて解決するという勘違いです。

自律神経といわれる、交感神経と副交感神経の関係はシーソーで全てが説明できるほど単純ではないのです。

簡単に説明すると、交感神経の働きが悪くなると、体に異常な緊張がでることがあるということです。耳鳴りの場合だと、

・胃の働きが悪くなっている
・腕に疲労がたまっている

という状態だと、眠るときに耳鳴りがする傾向がたかまるでしょう。交感神経の部分的な緊張がおこっているのです。


私は自律神経の働きを説明するときによく植物に例えます。
耳鳴りと不眠を植物の状態に例えると、

・耳鳴りは花がしおれてきている状態
・不眠は葉が枯れてきている状態

だと考えるとわかりやすいでしょう。
そう考えれば、問題は幹や根にあると考えるのに抵抗はないと思います。

「耳鳴りがする。」
「眠れない。」

というのは、どちらも結果でしかありません。
つまり

「根がうまく水を吸わなくなっているから花や枝がしおれてくる。」
「幹がうまく水を運ばないから花や葉が枯れてくる。」

というわけです。



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耳鳴りについて

耳鳴りについての理解が少し変わってきました。
今回は、ちょっと思いつくままに書いてみようと思います。

最近、特に気にしているのが頚椎5、6番です。
これまでも説明したことはありますが、直接、耳に関係が深いのは頚椎6番なので、耳鳴りの原因は頚椎6番の異常といってしまっていいのですが、5番も一緒に調整しておくとその後の様子が違うように感じます。

頚椎5番は胃の働きに関わります。
副交感神経に関係する骨ということです。ですから、頚椎5番を調整しておくと、副交感神経、特に胃の働きが整うということです。

胃の働きは耳鳴りに関係ないと思う人もいるでしょう。
しかし、耳鳴りのする人は副交感神経の働きが悪くなっているから、たいてい胃の働きが悪くなっています。それをどうやって整えるか?というのは非常に大事なことです。深呼吸してそれでしまいならいいですが、耳鳴りがするような人が、見よう見まねで深呼吸したぐらいで自律神経のバランスが整うようなことはあまりないと思います。
深呼吸というのもやはり技の一つなので簡単なものと考えてはいけません。

頚椎5、6番を調整すると食欲に大きな影響がでるようです。
いままでは食欲の調整には、左の足首、胸椎6番、胸椎3、4番の調整をやっていました。それでそれなりの成果はあがっていたのですが、頚椎5,6番を調整するとさらに具合がいいように思います。ここを調整しておくと腹八分目で食事がとまるようになります。胃の働きが悪いのに、食べ過ぎるというのは体を大きな悪影響を与えますのでとても重要なことです。

また、私自身の体の感覚でいうと、腕が疲れているときは食べ過ぎるようになります。
腕を使いすぎると、頚椎6番が弾力を失ってしまいます。だから、腕の使いすぎで耳鳴りがするという人はある程度の割合でおられます。それほど多くはないのですけどね。

あちこち散々、相談してまったあと、うちにきた結果、

「これは腕の使い方が悪いせいだね。」

という方がまれにおられます。

でも、頚椎6番が悪いと食べ過ぎるか?
というと、それはないような気がします。腕にに疲労がたまると胸椎8番が悪くなるのです。そのせいで必要以上にたべてしまうようになるのです。整体としう仕事をしているせいか、私の体だとそれがこの傾向が顕著で、胃の調子が悪い時に整体をしているとキーンという耳鳴りがしてくることがあります。

私の場合は、疲れを抜いて胃の働きを整えればすぐに耳鳴りはとまるのですけどね。

さて、整体についての知識がない方には意味がわからないかもしれません。
わかりやすく翻訳してみると、

・腕の疲労 → 交感神経の過剰な緊張
・胃の働き → 副交感神経の働き

と置き換えて考えてみると少しはピンとくる人もあるかもしれません。人によっては、腕の疲労はかえって食欲が落ちるケースもありますので逆で考えてみてもいいでしょう。

耳鳴りというのは耳をどうこうしようとしてもうまくいきません。
どうして耳がおかしくなっているのか掘り下げて考えないといけないので、少々厄介なのです。

今回は、食と腕という点からアプローチしてみましたが、実際は、冷え、汗というキーワードがさらに絡んできてさらに複雑になってゆきます。



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風邪をひかない人の体はボロボロ?

風邪をひかない人の体はボロボロです。

がおかいしと相談にこられる方の大半は風邪なんかここ何年もひいていないということがほとんどです。


「風邪を一切ひかないから丈夫だ。」

「風邪をひくなんて自己管理がなっていない。」


んな事をいう人がいますが、ほんとうはまったく逆です。なぜなら、風邪というのは、究極の自然治癒だからです。どういうことかというと、


に問題が発生したとき、体内にウイルスや菌がはいった時に、体は痛みや熱をだします。


とえば、刃物の扱いにミスがあって、手を切ったとします。すると、血が出てきて痛みを感じます。もし、そんな状態で、痛みがない、血がでない、ということであれば、生物として重大な問題があるということがいえるでしょう。


くの人は、痛みや発熱を早くなくそうと、痛み止めの薬を使ったり、熱を下げる薬を飲んだりします。しかし、これは大きな間違いです。なぜなら、痛みや発熱は治癒力を高めるためにでるものだからです。


痛みや発熱は治癒力を高めるためにでるものです。

間の体は怪我や故障をしたときには、


①血管を開く

②痛みを出す

③発熱する


という3つのプロセスで体を治します。こうやって傷んだ体の部分の血流をふやして壊れた組織を修復してゆくのです。


風邪による発熱についても同様です。

内に菌やウイルスがはいったときには、免疫によってこれらを退治するのですが、この免疫は体温があがったときにもっとも強力になります。つまり、体温をあげて、免疫力をあげることによって菌やウイルスを退治するのです。これは多くの人が恐れるインフルエンザでも同じ事がいえます。高熱がでるということは、それだけ免疫が強力に働いているということなのです。


みや発熱は体の調子を整えるために必要であるということです。


に痛みがでたということは、治癒力が働いて壊れた腰の組織を修復しようとしているということです。


邪で熱がでたということは、免疫が働いて菌やウイルスを退治しているということです。


れなのに、痛みや熱を薬でおさえてしまったら、治癒力がうまく働かなくなってしまいます。いつまでたっても、風邪や痛みがおさまらない。それは薬を飲んで治癒力が働かなくなっているせいです。




耳鳴りが1日だけとまりました。

耳鳴りの整体をしていて、ちょっとかわった経過をみたので紹介しようと思います。
ひどい耳鳴りがするということで、病院を3件ほどまわったあとに相談にこられた方の事例です。

この方、どこの医院でもはっきりと、

「耳鳴りがとまるかどうかはわかりません。」

というような診断をされたそうです。
なかには、

「耳鳴りがするのなんて、あなたが横着しているからだ。」

なんていうところもあったそうです。
何が横着かというと、運動していないから耳鳴りがするのだとか。それで、運動すればよくなるのか?というとそういうわけでもなく、


「鳴りだしてしまったのはあなたが全部悪いのだから、もうどうしようもありません。」


というわけです。ひどい話だとは思わないでしょうか?


さて、この方の体はかなり悪い状態でした。


「これはもう耳鳴り以前の問題ですね。」


というのが最初のわたしの判断でした。
よくある相談なのですが、


「体の他が痛むのは我慢できるが、耳鳴りだけは我慢できないので、耳鳴りだけなんとかしてくれ」


と、いってくる方がいますが、これは不可能です。
ですから、耳鳴りがとまるのはおそらく最後になりますよ。その事を説明して体の改善を行うように取り組むことになりました。

ところが、整体をした翌日の朝には耳鳴りがとまったっそうです。
ただ、喜んでいたら夕方にはまた耳鳴りがなりはじめました。1週間後に整体をしたらこんどは3日後に耳鳴りが1日止まりました。でも、やはり夕方には耳鳴りはまたなりはじめたそうです。

そして3回目の整体を受けた翌日には耳鳴りがとまったそうです。
ただ、ひどい頭痛がしてくるようになりました。どういうことかとういと、この方は以前からずっと頭痛に悩まされていたので、鎮痛剤を頻繁に飲んでおられました。ただ、耳鳴りを止めるためには、薬をやめなさいという私のアドバイスを受け入れて、鎮痛剤を飲むのを辞めていたのです。

ご本人は、

「薬を飲んだらまた耳鳴りがしてくる。」

そうおっしゃっておられました。
ここまでくればもう安心です。体の状態はまだ100点満点というにはほどとおい状態でしたから、まだまだ油断はできませんが、体を整えるための基本をわかっておられればあとは時間をかけて改善してゆけばよいのです。

耳鳴りが1ヶ月程度で解消した事例です。
もう平常心でいられないというぐらい、ひどい耳鳴りがしていたそうですから、それを思えばずいぶん早く解消したといえるのではないでしょうか。




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耳鳴り(耳なり)だけの問題ではない。

耳鳴り(耳なり)で相談に来られた方でも、体全体の状態を確認します。
耳鳴り(耳なり)は、耳だけの問題ではないからです。ですから、耳鳴りの相談であっても、骨盤、背骨、足腰などの状態をまず確認します。耳の問題なのに、私が足腰などの状態を確認して、ダメだしをされて嫌な顔をされる方も少なくありません。

でも、よく考えてみてください。
耳に問題があって、耳鳴りが起こるのなら耳の検査でその異常が発見されなければおかしいのです。ところが、多くの方は、


『耳の検査をしても異常がなかった』


そういう結果をふまえて相談にこられるのです。


先日、耳鳴り(耳なり)で相談にこられた方を整体しました。
体の状態を確認するとダメダメでした。体の感覚が過敏になりすぎて、どこにふれても痛いのです。押したら痛いとかそういうレベルだけではありません。触れるだけで激痛に近い痛みが発生するのです。

私は、

「こんな体の状態で、耳鳴り(耳なり)を止めるのは無理です。耳鳴りだけの問題ではない。」

そういう事を説明させていただきました。
しかし、納得できなかったようです。腰は痛くても仕事はできるし、長時間歩くと足首がいたくなるけど生活できる。そして、手足は冷えるけど我慢ができる。しかし、耳鳴り(耳なり)は不快なのでなんとかしたい。そういっておられました。

実は、耳鳴り(耳なり)は割合最後の方にでてくる問題です。
耳鳴り(耳なり)がするということであれば、すでに体のどこか?あるいは、あちこちに問題をかかえているということです。

だから、耳鳴り(耳なり)がするのです。
こんな状態で、

「耳鳴りだけをとめてくれ」

そんな事をいわれても、これはまず不可能です。




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