耳鳴りと骨の関係
2015年11月26日
「耳鳴りの原因だからストレスは関係がない。」
と考える人もいるようです。
ただ、そう考えてしまうと辛い耳鳴りをとめたいと思っても、
「体と耳にいいことをいろいろやってみる。」
というのでは宝くじを買うのとあまり変わりがありません。
きちんと体の状態を的確にとらえてどのようなことをすればよいかを考えなければよくなるものもならないのは当たり前のことといえるでしょう。
さて、耳鳴りは体の内臓、骨、筋肉などの状態が影響して起こります。
ですからそのメカニズムというのはかなり複雑です。また、耳そのものにはまず異常はありません。そもそも音がちゃんと聞こえているのに異常などあるはずがありません。ところが、耳鳴りがなる状態は音が聞こえにくい状態でもあるので、
「低音が聞こえにくくなっていますね。」
などとあまり要領をえないアドバイスをもらうことが多いようです。
そこで、1つの考え方の方向を示してみたいと思います。
頭の骨の模型
耳鳴りのする人は写真のオレンジの骨が硬くなっています。
頭の骨は1つではなく複数の骨があります。元気な人でれば、あたまにそっと触ってみれば呼吸にあわせて頭が大きくなったり小さくなったりしているのはわかります。
耳鳴りが鳴る状態とういのは、写真のオレンジ色の骨が硬くなって動かなくなっている状態です。このオレンジの骨が硬くなる原因は様々です。
・お酒の飲み過ぎ
・食べ過ぎ
・薬の副作用
・冷え
などなどあげていけばキリがありません。
骨の動きが悪い、硬いというのはなかなか馴染みにくい感覚かもしれませんが非常に重要なことなのです。
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