腰椎や足首に耳鳴りの原因があるケース
2015年12月04日
「腰椎5番に問題があるのが耳鳴りの原因です。」
「足首に問題があるのが耳鳴りの原因です。」
突拍子もないことをいっているように感じるかもしれません。
しかし、それほど珍しいことではありません。体を部品単位で考えているからそのような考えになります。
世話している木の枝が枯れ、葉がしおれている時にどのように考えるか?
普通なら根から養分や水分を吸収して、それを幹を通じてちゃんと運べていないのではないかと考えるはずです。
人間の体も同様に考えましょう。
食べたものが食道を通って、胃そして腸に運ばれて栄養吸収され、不要なモノが排泄されるという流れがうまくいかなくなった時に体にどのようなことが起こるか? 頭が痛くなるかもしれないし、腰が痛くなるかもしれませんし、肌があれてくるかもしれません。そんな時、鎮痛剤を呑んだり、肌にクリームを塗ったりしても、体はかえって悪くなっていくだけのことです。葉がしおれている木をみて、しおれた葉に霧吹きで水を吹きかけたってほとんどの場合、意味がありません。
さて、最近腰椎5番が悪くなって耳鳴りがしている人が整体にこられています。
腰椎5番が悪くなって、そのせいで足首がうまく動かなくなっていました。足首がのびませんので正座ができない状態です。
その影響は体の運動、動きに悪い影響をあたえていました。
体がうまく動かないので肩と首の力が抜けないのです。その結果、キーンという耳鳴りが鳴り続いている状態です。他の専門家に相談したら、
「年のせいだ。」
と言われたそうです。
しかし、腰椎5番が悪くなったのは体の冷えと食生活にあるのを見つけました。
そこで、
「まずは耳鳴りをおいておいて、きれいに正座できるようになりましょう。」
と説明しました。
正座ができるようになるころには耳鳴りはおさまっているはずです。
関連カテゴリー<
耳鳴り(耳なり)
>