ブログ「日々整体」

まだまだ未熟だなぁという話

どうしても頭痛がとれない方がいました。
原因は体の様子を見てすぐにわかりました。左側の肺がうまく動いていないのです。うまく動いていないといっても別に息苦しいというようなことはなく普通に生活はできています。ただ、365日ずっと頭痛がする程度には動きが悪いわけです。

肺の動きが悪くて頭痛がするなんていう話はきいたことない人が多いでしょう。
ただ、それほど珍しくないものです。こうなったときに間違いなく頭痛がするわけではなく、肩に痛みがでてうまくあがらないという人の方がおおいのです。俗にいう40肩、50肩というやつの原因はたいていはこんなところにあったりするんですが、頭痛に化けてしまう方は割りと少数派といえるでしょう。


で、原因ははっきりわかってどうなったらいいかわかるのです。
でも、何をどうしても肺に動きがでてこないわけです。なんだかんだで1年以上かよっておられたのですが、成果があがらず諦めることになってしまいました。まぁ、はっきりいって私の経験と技術が不足しているからで、いくら偉そうな事をいっていても私なんぞまだまだ足りない部分がいくらでもあるわけです。


ただ、不思議とこういう時の直後にたいてい気がつくわけです。
今回もその諦めの電話がかかってきた翌日に、


「はっ!」


と直感が働きました。
そして、ちょうどその時やってきていた方にも非常に似たような事が起こっていて長いこと体がすっきりとしていなかったわけです。で、確認するとちゃーんと大きな問題が残っていた事が確認できるわけです。たぶん、同じだったんだろうなぁと。

どこかというと頚椎に問題がありました。
思えば頚椎の読み方はまだまだ甘い部分があるというという自覚がありましたから、もっと早く気がつくことができたのではないかと・・・。


実は、過去にもこういうことは何回もあったりします。
私に何かを学ばせる、気づかせるために来ていたとしか思えない人が結構たくさん思い出されます。そういう方たちって、私がそのことに気づいてしまうと、以降はまったく来られなくなってしまうんですよね。世の中ってのはよくできてるなぁと、そんな事を思うわけです。
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パニックや不安症について勘違い

パニックや不安症に関して勘違いをしている人が多いので辟易しています。
世間のいい加減な説明をきいてわかったつもりになって、凝り固まっている人ばかりでいちいち説明するのに嫌気がさしてくることもあります。まぁ、そういうわけでパニックや不安症についてここでもう一度基本的な部分をまとめておこうと思います。


一番の大きな間違いは、ストレスが原因だと考える点でしょうか。
はっきりいって全然違います。この考えを改めるつもりのない人は、もう無理なんで、死ぬまでずっとパニックや不安症ですとかいってることになるでしょう。


こういうのは動物を例にとって考えると割合とわかりやすいような気がするのでうさぎなんかを例に考えてみましょうか。


野生のうさぎが肉食動物とであってしまったときにはどうなるか?

心臓がドキドキと高鳴り始めるわけです。命の危険を感じた時に激しく心臓を動かすこによって、全力で逃げることができるようになります。平時の1.2倍ぐらいのスピードと2倍ぐらいの持久力はでるんじゃないですかね?


これは人間でも同じです。
刃物をもったおっさんが、


「おりゃーーーッ!」


とか大きな声をだして自分の方向に走ってきたらと考えてみてください。
恐怖を感じて、心臓が激しく鼓動をうちだすはずです。この体の変化が異常であると考える人はいないことでしょう。


ついでに、ある学者がいっていたことです。
訓練されていない人が、人を殺そうとしたしたときには血圧が240ぐらいにまであがるそうです。当然ですが、心臓はこれ以上ないというぐらいに高鳴っているでしょう。いまから思うと、


「どうしてそんなことがわかるのですか?今まさに人殺しをしようとする人の脈を測ったことがあるのですか?」


と質問したらよかったと思わないでもないですけどね。
ただ、人を殺そうとしたときには、血圧が上がって心臓がドキドキいいだすのは間違いないでしょう。口論や喧嘩するだけでもそうなりますしね。

こうならないようにしようと思うと、謎の暗殺結社にでも入って人殺しの訓練をするしかないのではないでしょうか。まぁ、どっかの戦場にでもいって人を殺しまくっていれば慣れてきたりするかもしれませんが、それだと自分が死んでしまう可能性もあるのであまりおすすめできませんしね。

さて、暗殺結社では冷静に人を殺せるように、不安や恐怖にとらわれないようにするために薬を使いません。なぜなら、不安や恐怖を感じない人間では、危機を感知する能力がなくなってしまうからです。直感がまったく働かなるといいかえてもいいでしょう。うさぎが腹を空かせたライオンと出くわしても危険を感じることができないようでは、すぐに捕まって食べられてしまいます。

ですから謎の暗殺結社は、危機や危険にでくわしても、その影響で心拍数や血圧があがらず、冷静さを失わず、必要なときにだけ心肺機能を高めてどのような状況でもフルに身体能力を発揮できるように暗殺者を訓練するわけです。


自分でもくだらない例え話になってしまったと思いますので話を元に戻しましょう。


刃物を持ったおっさんが大声をだして自分の方へ走ってきたら?
この状況で不安や恐怖を感じないというのは異常です。心臓が高鳴り、血圧や脈拍があがってくるのは当たり前のことですね。そうなるのが嫌なら暗殺結社にはいって血の滲むような努力をするしかないわけです。


ところが、世の中で言われているのは、刃物をもったおっさんが迫ってきている時に、


『深呼吸して気持ちを落ち着けましょう。』
『薬で心拍数と脈拍を落として冷静になりましょう。』
『前向きに物事を捉えてプラス思考になりましょう。』


というような事だったりします。
まぁ、こんな事を本気で考えている人には、


「できるものならやってみたら?」


と、私はほり投げたくなるわけです。
プラス思考になって、おっさんがもっているナイフはおもちゃで、驚かしておいて実は花束をプレゼントして安心させてくれるに違いないみたいに考えてもおそらく事態は好転しないことでしょう。


ポイントは何かというと、体にある問題があると1の不安を10の不安に増大してしまうことがあるということです。ストレスなんかほぼ関係ないことの方が多いんですけどね。


前向きに物事を捉えてプラス思考になれば体が元気になると考えているとか、会社のストレスが原因でとかいっている人は、私にクソ味噌にけなされるはずですので注意が必要です。
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最近の突発性難聴事情?

「突発性難聴になったら48時間以内に治療をしなくてはならない。」


先日、たまたまみかけたのですが、最近はこんな事を言うようです。
突発性難聴に関してはおおむねではあるけれで把握はしているいつもりです。ただ、その把握からすると別に慌ててどうこうする必要はないのではないかというように考えています。だから、正確にいうなら、


「48時間以内になんらかの治療をしないと医療の技術では再び聞こえるようにするのは難しい。」


ということではないでしょうかね。

たいていの場合、治療といってもステロイド治療みたいですね。
まぁ、確かにそれだと聞こえるようにはなるかもしれませんが、引き換えに失う物が大きすぎるように思いますね。これまた私がいつもいうセリフですが、相談にこられた方たちの体の状態をみていると、突発性難聴がどうして起こるのかをまったく理解してないけど、とりあえずステロイドいれとけばたいていは聞こえるようになるというようなことになっていると思えます。


推測の話になりますけど、ステロイド治療はとりあえず目先の症状はたいていきえちゃいますから、


「なんにでも効果のある万能の治療法だ!」


なんていっている人がいるような気もしますね。
なぜなら、最初にやった人はどうして耳が聞こえなくなった人にステロイド治療をやってみようと思ったのかが理解ができません。やってみたらなんかしらんけどうまく聞こえるようになったということじゃないでしょうか。


さて、耳が聞こえなくなる理屈は割合と簡単だったりします。
体幹のある部分の緊張が強くなりすぎてしまっているというだけの事です。ですから、慌ててどうこうしなくてもその緊張がとれればおそらく聞こえるようになるのではないかと考えています。ステロイド治療が有効であることがそれを証明しているように思いますね。ステロイドというのは、体が緊張することをできなくしてしまう薬だと理解しておくといいでしょう。リラックスして体がゆるめばすべてが解決すると考えいている人になんかにいわせれば夢のような薬かもしれませんね。


緊張している部分だけをきちんと選んで緩めることができればまだいいんでしょうけどね。
のべつ幕なしで体から緊張のすべてを奪ってしまうからタチが悪いといえます。手足にうまく力がはいらなくなるみたいなことになるんですが、特に影響が強いのが心臓ですかね。心臓は収縮することによってポンプのように働き血を体におくるわけですが、その血を送る力が弱くなったらどうなるか?

今年、やってこられた人わかりやすい人だと、


「仕事が手につかない、なんの気力も意欲もわかない、ただただぼーっと過ごす事しかできなくなった。」

といっておられましたね。
こうなった時に元の元気な状態に戻すところまで考えてなければ治療といえないと思いますが、こうなったことを相談しても、


「耳は聞こえるようにしたんだからそんなもんは知らん、どうしてもというなら心療内科にいけ!」


みたいな事を言われてしまうわけですよ。
薬で強引にゆるめたものをなんの考えもなしでまた元に戻したら再発する可能性だって十分にありえますしね。


「突発性難聴は治ったけど、耳鳴りが鳴るようになった。」


なんていう全く同じセリフをいう人が1年に何人来ているかなんて数える気にもなれませんね。


「耳がひとまず聞こえるようになっただけで、治ってないし体の状態はさらに悪くなっているね。」


なんていうところからはじまるわけです。
治ったいう表現は、元の体の状態以上に元気になったときに使えるものだと私は考えています。
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雑談と休みのお知らせ

最近、ブログについての感想をいくつかいってもらいました。
中には、


「爆笑しながら読みました。」
「めっちゃ笑いました。」


なんてことを最近言われています。
ニヤリとできるような事を意識して書くことが多い私としては狙いからちょっとずれた感想だったりします。まだまだ書く力が不足しているということで、ニヤリとさせるにはもうちょっと毒を含ませる必要があるのではないかなんて考えていたりします。


まぁ、今年は半ばでニュースレターの発行がほぼ止まってしまっていたりします。
忙しすぎて書く余力がないというのが理由ですが、本来であればそちらに掲載するような内容をこちらに書いていたりするからかもしれません。レターだと読んでいる人の顔がある程度みてえいますから、どれぐらいのさじ加減で書くのがいいかの感触がある程度わかりますからね。逆にいうと、普段の私の発言を聞いていない人には、


「なんてとんでもないやつだ!」


なんていう感想になるのではないでしょうかね。
ただ、考えてれみればそれは望むところかもしれません。私が人を判断するときの1つの考え方として、


「意図のわからない発言や行動をみたときにそこに悪意がある。」


と考える人は信用してはいけないというものがあります。
具体的な例をあげましょう。手前の話になりますが、息子が音楽の授業中に机の下に潜り込んでうずくまっていたそうです。で、その時に隣の机の足だかなんだかを蹴飛ばしていたのか、叩いていたのかしりませんが、それが担任は気に食わなかったようです。歌も歌わす同級生の邪魔もしてなんてけしからんと、首根っこを捕まえて教室の外まで引き釣りだして、怒鳴りつけたそうです。うちへあざをつけて帰ってきてましたね。


私は話をきいて、


「あぁ、具合が悪かったんだな。」


とすぐわかりました。
担任がそこまで理解するのは難しいこともあるでしょう。ただ、この担任は意図のわからない行動を目の前にしてそれは悪意からくるもだと判断したわけですよ。教師だって普通の人間ですから別に優秀である必要はないと思いますけどね。こういう事はこれで4回目でその都度、あざがついてきたり、打ち身をもらっていたりする上に担任は電話で、


「私はこの態度、対応を改める気はまったくありません。」


とかいったそうです。
流石にいかんなぁと校長先生に電話して改めさせてくれとお願いしました。そんなことからしばらくたって、これを書いている前日には、担任に


「バカだ。」


とか言われて帰ってきてました。
もう無理に学校行かせられないなぁと、救いようがない人間のようですね。最近でもそんな事件をみかけましたね。子供を殺してしまうような教師は、道徳論とか常識論とかそういうのをやたら口にして子供を追いつめてしまうような輩なんだろうなぁと今回の件で思いましたね。これが私の言う意図のわからない発言や行動をみたときにそこに悪意があると考える人は信用してはいけないということですかね。


うちの息子の担任がひどい教師であるというのはどうでもよいので話を戻します。

このブログをみて私に悪意があるととらえる人が結構いるのではないかな?
と思ったわけです。もし、周囲にちょっと気になる人、どういう人かよくわからないというような人がいるならばこのブログを読ませてみるといいわけですよ。読んだ時に私に悪意があると考えるような人は、信用しちゃいけないというわけです。私には毒はたっぷりとあるけど悪意はないはずですので。

これからは、


『体の事がちょっとわかったりヒントがあったりするだけでなく、ニヤリとできて、たまには爆笑、そして人物評価にも使える!』


そんな歌って踊れるアイドルみたいな感じの記事を目指していこうかなぁと。



まぁ、そんなわけで12月1日(金)は休みにしますのでご注意ください。



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今年もあと1ヶ月

随分と前のことですが、自律神経失調症の専門家を自称する人と会ったことがあります。
今はどうしているか知りませんが、当時は、知っている人は知っているという程度の著名人でした。似たような仕事をしているという事である方に紹介されたのです。で、少し話をしたのですが、ひたすら自分の技術や知識を自画自賛をする人でした。で、私は、


「こんなくだらない人間には絶対になるまい。常にこいつと逆の事をしてやろう。」


と思ったわけです。
別に自画自賛が駄目とは思いませんが、自画自賛に他人に対する嘲笑が混じっていたのでしょう。

思い返してみれば私にとっての大きな転機だったかもしれません。
まぁ、いまになって振り返っても胸糞の悪い人間だったという印象しかありませんから、転機だなんていう上等な言葉はあてたくはありませんけどね。


ところで、先日、整体にこられた方を追い返しました。
なぜなら、自画自賛男は体の事で困っている人はいい金づるですから、親切で優しくて丁寧に接するわけですよ。で、自画自賛男の真似は絶対にするまいと決心している私は困ってようが、いい金づるだろうが、


「こいつは駄目だ。」


と思えたときには、冷たくあしらって追い返すようになりました。私はなんにも悪くない、悪いのは全部自画自賛男なんです。私は本来かなり温厚なたちでそんな事をするような人間じゃありませんでしたからね。


当然ですが、誰かれ構わず追い返すなんてことをしたりはしませんよ。
たいてい年に2~3人というところですから、よほど変な人がきたときにやっているのではないかと思われます。そして、今年はそんな困った人は一人も来ていませんでした。で、


「今年は平穏な1年になりそうだ。」


と思っていたんですけどね。
ただ、来てしまったからには仕方ありません。残り1ヶ月、


「かかってこいやっ!」


という感じで乗り切っていきましょうかね。
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