ブログ「日々整体」

信用していい専門家の見つけ方

「なるほど、やっぱり突発性難聴と言われる人はこうなってるんだな。」


と思われる人がやってこられました。
ほぼ予想通りでしたが、思っていた以上に体の状態が悪くならないとこうはならないだろうと思えました。ついでにいうと、やはり突発でもなんでもないなぁと、体の状態をある程度観察ができれば原因不明にもならんだろうなぁと思えました。私からするとこれほどわかりやすい異常というのも他にないだろう、これがわからんといっていると人はいったい何をみているんだろうといいたくなってしまいます。


で、その内容を大きな声で叫びたいという気持ちもあるのです。
たぶん、もうちょっと突き詰めることができれば、突発性難聴なぞになるような人もなくなるでしょうし、仮に一時的に耳がきこえなくなっても多くの人が聴力を戻すこともできるのではないかと思われます。

しかし、困った事が1つあります。


「突発性難聴というのは体にこういうことが起こっているのでこうやってやれば耳はまた聞こえるようになりますよ。」

というような事をここで書くのはちょっとはばかられるわけです。
なぜかというと、日本の法を私が解釈すると、医者を上回る知識や技術を持つことは犯罪にになってしまうんですよね。まぁ、もしかしたら犯罪にはならないかもしれなけれどこういうところにうんちくを書くことが社会秩序を守る上でのルール違反になってしまったりするわけです。


確かに、いい加減な事を好き放題に書いている人もいたりするわけで、そういう事が原因で事故がおこったりするかもしれないですし、実際に起こっているわけですけどね。ただ、ルールを作ればすべて解決するというやり方には問題があるだろうなぁと。私である程度気がつけるような事なわけですから、もっと深く、詳しく理解している人などいくらでもいると思うのですけどね。


実際、今回来られた方も中国地方からこられたわけで、わざわざ私のところにまでこなくても近所で探せば私より経験も知識も上の人はいるはずなんですけどね。


やってきた当人は、


「私は自律神経の働きがおかしくなって耳が聴こえないんです。」


と、いうわけです。
こうなると私は決まって、


「それはいったい誰の判断なんですか?」


と聞きます。
すると、たいていは相談した専門家にそう言われてきています。


1つ知っておくといい事は、自律神経の働きを通して人の体を観ている人は、


「自律神経の働きが悪いことが不調の原因です。」


という表現は絶対に使わないということです。
誤っている表現だということが、自律神経の働きとは何かということをちょっとでも理解していればわかるからです。まぁ、私はちょっと性根がひねくれているので、この人の相手をするのは時間の無駄だろうと思ったときにいい加減にあいづちをうつのに使うときがありますけどね。


残念なことに、専門家というのは、自分にはわからない、治せないという時に、


「自律神経の働きが悪いのが原因です。」


といって、逃げる事が多いのですよ。


ですから、


「自律神経の働きが悪いことが原因です。」


なんていう一見もっともらしいけど、なんの中身のない説明をする専門家に会うことがあったら、少なくともその人は自律神経についてなんの理解のないままに自律神経について語っていると考えてもらっていいと思えますね。
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耳鳴りの止まる人と止まらない人の差

「私は耳鳴りがなっているかどうかの判定というのはできないなぁ。」


突然だけどそんなことに気が付きました。
こういうことが体に起こっていたら耳鳴りがなることがあるというのをおおまかに把握しているだけなのだから、どういう音がどれぐらいの大きさで鳴っているかいるかなんてのはあまり考えたことがないからなのでしょう。


まぁ、そんなわけだから、


「じーっという低い音がずっとなっているんですが、そういうのも実績がありますか?」


とか聞いてくる人には、


「音の質とかどうでもいいんで来る気がないなら他あたってください。」


なんていう雑な返事しかしてないわけですけどね。

まぁ、そういうことが気になるのはわからんことはないですがね。
耳鳴りについて大きな勘違いをしているからそういう質問をしてくるわけです。もう私とは明らかに別の道理としくみでしか考えられなくなってるのをいちいち電話で、


「あなたは間違えてますよ。」


なんて伝えても理解ができないわけです。


最近では、めんどくさくなってきてしまったのでしょう。
私のスタンスは、


「1回来い、そうしたらどうやったら止まるかちゃんと教えてやる。」


というものになってしまいました。
ただ、こんなつまらない話をしなくてもちゃんとわかる人はいるんですよ。

最近の人でいうと、三重県からきている人がいました。
割合ちゃんとした専門家に相談したのですけど、どうにもならなかったようでわざわざやってこられたようです。私はぱっと見でたぶん大丈夫だろうと思って鷹揚にやってましたが、本人とそのご家族は結構悲壮な気分でこられていたようです。

先週だったからこられたんですが、


「もうずいぶんよくなったように思います。」


と言ってまして、私が見ても体もこれならいいんじゃないかと思えたので、もうこなくていいように2~3アドバイスをしてそれじゃあさようならという具合になりました。

今から思うとこの方はとても素直でした。
私が言う事をきちんと守ろうとしていましたね。当然ですが、よくなるまでには山あり谷ありの物語があるわけなんですが、こられはじめて3ヶ月ぐらいで済みましたし、こられた回数も10数回程度じゃなかったですかね。

色んな人をみていて思うのは、よくなるかどうかの違いは実はこんなところにあるんだろうなぁと思ったわけです。

振り返って考えると、


「そちらで本当によくなるんですか?」


なんて聞いて来る人で良くなった人って一人もいないかもしれません。今度からこんな電話をかけてくる人がいたら、


「忙しいから邪魔すんな。」


と返事して電話を叩ききってやりましょうかね。
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辛いものは体によいのかという話

例によって何の気なしにネットを眺めていると、


「辛いものを食べた時の辛さは痛覚として認識され、脳はその刺激に耐えるために多幸感を感じる脳内麻薬のエンドルフィンを分泌する。辛いものが好きな人は辛さで自分の内臓を痛めて脳内麻薬でハイになっている。」


というような記述を見つけました。

これをみて確かにそれはそうだよなぁと思いました。
で、これについてちょっとだけ考えを掘り下げようと思って検索をかけてみると、


「辛いものを食べ過ぎると馬鹿になる。」
「味覚が鈍くなる。」


という具合に辛いものを食べていると体を壊すみたいな論調が予想以上に多いようです。

ただ、正直いって、見ている限りでは掘り下げが甘いなぁと。
まず、辛いものというものがどういうものかという話ですけど、私の味覚で考えると、マクドナルドやコンビニの食べ物は辛すぎてあまりおいしくありません。たまに疲れて味覚がボケているときに、こういう辛い味付けでないと味がわからなくなっているときがあるので、そういう時に選んで食べることがあるという具合です。

だから、


「ジャンクフードを好む人は、内臓を痛めるのと引き換えに脳内麻薬を分泌してい・・・。」


という論調であれば、たぶんそうだろうなぁと思うのだけど、辛いものをすべて駄目にしてしまうというのはおそらく間違いであろうなぁと思います。

ついでにいっておくと、辛さというのもいろいろあって旨味のある辛さと、単に辛いだけの食べ物とでは全然違うのですよ。キムチなんかがいい例でしょうけど、辛いだけのキムチと、辛いのだけど旨味があって箸が止まらないものと明らかに差があります。


スナック菓子でカラムーチョなんてのがありますがこれは辛いだけでちっとも美味しいと感じません。
本当に辛いものが好きな人は、カラムーチョなんて食ってもうまいなんて思わないはずですけどね。

気の向くままに書いていたら、いきなり結論がでてきてしまいました。
辛いものを食べて喜んでいる人は脳内麻薬が云々というのはおそらく間違いで、カラムーチョ食べて喜んでいるような人が駄目なのでしょう。そういう人は、内臓を痛めて脳内麻薬を分泌することで幸せを感じるようになって辞められなくなってしまった人という事がいえるかもしれませんね。まぁ、起こっている事は麻薬と同じなので、こうなってしまうと味覚の感覚を元に戻すのは結構苦労するかもしれませんね。


カラムーチョなどまずくて食えるかという真の辛党はどういう人か考えてみましょう。
著名人で真っ先に思い出すのは武豊だったりしますね。とんねるずの番組に出演しているときに異様なほどの辛党であるという事をいっていました。現在は、怪我のせいで全盛期ほどの成績は残せていませんが、間違いなく日本一の騎手であり、世界にでてもまったく遜色のない騎乗技術をもった人です。そういう身体能力をもった人は当然味覚も一流に近いものを持っていると考えてよいでしょう。

このあたりツッコミがはいりそうな気もするので、蛇足ながら念押ししておくと高い身体感覚を持つということは高い五感を持つということでもあります。体は動くけど味覚が馬鹿になっているなんていうことはありえません。例外でいうなら、プロレスラーなんかだと洗練された動きなんかまったく不要というか、洗練された動きをしていると迫力がなくなるわけで、最近でいうと相撲取りとか柔道家なんてのもちょっと怪しくなってきてるなぁと思ったりしますね。


で、辛いものを好む人は汗をかくのが苦手であると考えていいでしょう。
代謝をおこして老廃物を体の外に出しにくいという傾向があります。四川料理とか辛いといわれますが、そういう地域は多湿なせいでよい汗をかきにくいという傾向があるはずですね。香辛料を多量に使うインドあたりなんかも多分そんな感じなんじゃないかなぁと思いますけどね。韓国あたりじゃ湿度が低いらしいけど、そのせいで漬物を作りやすい風土があるとか聞いたことがありますね。それをどうして辛くしたのかは、ぱっと思いつきませんが、いずれにせよよい汗をかきにくい地域であるという事はいえると思いますけどね。なお、よい汗がどういうものかということについては書き出すときりがなくなってくるのでここでは省いておきますね。


で、本来、味覚とか好みというのは環境だったり体質に影響を受けて生まれるものなのです。
そういうものを無視して何人かの人に辛いものを食わせて内臓の状態と脳内ホルモンの分泌具合を調べて、



「こんなんでましたけど~。」



なんて言われても全く中身がないと思いますね。
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貴乃花親方の喉の話

昨日になって知ったのだけど、貴乃花親方がマフラーをしていることは非礼であるという論調があったそうです。
私自身は、


「ずいぶん洒落ているなぁ。伊達男だね。」


と、ただ、頭の堅い人には目とか鼻につくことはあるかもなぁぐらいには思っっていました。
で、先日あったインタビューでの発言なのですが、


「自律神経がいかれてまして・・・・」


という発言がありました。

おそらく、喉とか呼吸器の専門家に相談したけどいまひとつ原因がわからなかったので


「自律神経がおかしいんでしょう。」


みたいな結論を出したんでしょうね。
当院に相談に来られる人にもこんな具合でやってこられる人が少なくありません。で、貴乃花親方とまったく同じことを言っているので、その経緯をつい推測してしまうのですけどね。


で、こういうのは本当に腹がたつわけです。
なぜならすごくいい加減な判断と結論なんですよ。この判断をした人は自律神経にどのような異常があるのかを判断も理解もできないまま、ただただ現在の検査技術ではどこがおかしいかわからないからという理由で、


「自律神経が原因です。」


なんていっているわけですよ。

これまで私が見てきたケースだとまさしくその通りだということはかなりまれで、当たらずとも遠からずという程度のものが半数ぐらいでしょうかね。残りはまったくの見当ハズレだったりで、酒の飲み過ぎとかただの不摂生が元だったりして、本当にいい加減な事をいわれていたりしまするんですよね。まぁ、言っている方も聞いている方も自律神経についての理解が浅いから仕方のないことなのかもしれませんけどね。


さて、貴乃花親方の喉ですが、本人の発言をそのまま真に受けるならどこがどうおかしいかほぼ検討がついてしまいます。ただ、長年相撲に取り組んだこと事が影響しているとみるのがいいでしょうから、そうであればけっこう根が深いもしれません。周囲の人がマフラーを気にしなくていいようになるのは結構骨が折れるかもしれません。
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魔法使いの嫁の話

「自律神経の働きをたかめるにはどうしたらいいんですか?」


なんて聞かれると、



「死ぬときに『あぁ、いい人生だった。』と振り返ることができるように、1日1日を大切に生きなさい。」


と、ほぼ間違いなく答えるはずです。
その時にみているマンガだったり、アニメだったり、本だったりの影響を受けて違う表現をする時もあるかもしれませんけどね。

こんな言葉を付け加えなければいけないのがバカバカしいのですが、きちんと答えようとすると、この答えが一番適切だと本気で考えています。


ただ、ほとんどの人が求めているのは、


「毎朝、納豆を10個食べなさい。」
「毎朝、15kmマラソンしなさい。」
「毎晩寝る前に北の空に向かって、ご先祖様と神様に感謝の言葉を捧げなさい。」
「このツボを買って毎日磨きなさい。」


というようなただの横着する方法なんですよね。


「横着した生き方をしいてる人が元気になるはずがない。」


こういう当たり前の事がわからない人には何を言っても無駄ではありますね。

横着者は、


「納豆は1個じゃ駄目ですか?」
「1kmならなんとか走れると思うのですが?」
「やはりプラス思考になって、物事を前向きに考えるのがいいんですね。」
「そのツボはいくらですか?」


とかいう返事がかえってくるわけですが、そういう人は蹴飛ばして追い返したくなってしまいます。


さて、先日、インターネットで配信しているアニメに魔法使いの嫁というのを見かけました。
狙いすましたようなタイトルなんで、どうせメイド服をきたドジっ子が花嫁修行するような内容なんだろうと思いつつも、キャラクターと世界観の絵をみているとちょっと心惹かれてしまったので1話だけみてみたんです。

すると予測とは全く違う内容でした。
両親がなく、親戚じゅうから厄介者扱いされた10代の女性が、自らを競売にかけるんですよ。


「自分を必要としてくれる人のところへ行きたい。」


生きる価値とか目的を完全に見失ってしまって自らの命を絶とうとすらしたようです。
で、その競売である魔法使いに気に入られてしまうわけです。なんで気に入られたかは、多少は伏線がはってはありますが、まだそれがわかる所までは見てないですけどね。弟子として、そして嫁として落札さた彼女は、その魔法使いの家族して迎えられることになったわけです。

ある日、魔法使いに連れて行かれた先で年老いたドラゴンと出会います。
彼女はドラゴンの命がつきるその瞬間に立ち会うわけなんですが、そのドラゴンが私とまったく同じことをいっていたんですよ。

で、世の中を斜めにしか見れない私なんかの言葉より、映像と音楽、そして表現力の高い役者を通して見たほうがわかりやすいかもしれないなぁと。そんな事をおもったわけで、これからは、


「自律神経の働きをたかめるにはどうしたらいいんですか?」


と聞かれたら、


「魔法使いの嫁のアニメ、1から3話まででいいからそれを100回見ろ、そしてそれで何も感じることがなかったら諦めた方がいいね。」


と答えようと思ったわけです。

ちなみに、私はアマゾンプライムでみましたが、いまちょうど放送をやっているのですかね?DVDのレンタルなんかもあるかもしれませんで見てみるといいと思いますよ。とりあえず3話まではすごくいいお話です。
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