耳鳴りの止まる人と止まらない人の差
2018年02月16日
「私は耳鳴りがなっているかどうかの判定というのはできないなぁ。」
突然だけどそんなことに気が付きました。
こういうことが体に起こっていたら耳鳴りがなることがあるというのをおおまかに把握しているだけなのだから、どういう音がどれぐらいの大きさで鳴っているかいるかなんてのはあまり考えたことがないからなのでしょう。
まぁ、そんなわけだから、
「じーっという低い音がずっとなっているんですが、そういうのも実績がありますか?」
とか聞いてくる人には、
「音の質とかどうでもいいんで来る気がないなら他あたってください。」
なんていう雑な返事しかしてないわけですけどね。
まぁ、そういうことが気になるのはわからんことはないですがね。
耳鳴りについて大きな勘違いをしているからそういう質問をしてくるわけです。もう私とは明らかに別の道理としくみでしか考えられなくなってるのをいちいち電話で、
「あなたは間違えてますよ。」
なんて伝えても理解ができないわけです。
最近では、めんどくさくなってきてしまったのでしょう。
私のスタンスは、
「1回来い、そうしたらどうやったら止まるかちゃんと教えてやる。」
というものになってしまいました。
ただ、こんなつまらない話をしなくてもちゃんとわかる人はいるんですよ。
最近の人でいうと、三重県からきている人がいました。
割合ちゃんとした専門家に相談したのですけど、どうにもならなかったようでわざわざやってこられたようです。私はぱっと見でたぶん大丈夫だろうと思って鷹揚にやってましたが、本人とそのご家族は結構悲壮な気分でこられていたようです。
先週だったからこられたんですが、
「もうずいぶんよくなったように思います。」
と言ってまして、私が見ても体もこれならいいんじゃないかと思えたので、もうこなくていいように2~3アドバイスをしてそれじゃあさようならという具合になりました。
今から思うとこの方はとても素直でした。
私が言う事をきちんと守ろうとしていましたね。当然ですが、よくなるまでには山あり谷ありの物語があるわけなんですが、こられはじめて3ヶ月ぐらいで済みましたし、こられた回数も10数回程度じゃなかったですかね。
色んな人をみていて思うのは、よくなるかどうかの違いは実はこんなところにあるんだろうなぁと思ったわけです。
振り返って考えると、
「そちらで本当によくなるんですか?」
なんて聞いて来る人で良くなった人って一人もいないかもしれません。今度からこんな電話をかけてくる人がいたら、
「忙しいから邪魔すんな。」
と返事して電話を叩ききってやりましょうかね。
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