ブログ「日々整体」

私にわかること、わからない事

最近、休日には釣りを堪能しています。
その影響でYoutubeの釣り動画をみることが多くなっています。その中である方の動画が気になりました。

動きに妙な癖があるのです。
具体的にいうなら、膝がうまく曲がっていないので小走りになったりするとちょこちょこと動く感じになります。これはどういうことかというと、胸椎10番の動きが悪いということであろうと思われます。膝の運動というのは、泌尿器の働きに関係が深いのですが胸椎10番の状態というのは腎臓の動きに深く関係している骨です。顔は丸っこい印象なのですが、普段からむくみ気味であると考えていいでしょう。重い状態になって入院した経験もあるかもしれません。

背骨で言うとその影響をうけて、4,8番もあまりよい状態とはいえないでしょう。
心臓の働きが強いとはいえません。もしかしたら、もともと心臓の動きが弱くてその影響で10番の状態がいまひとつになっているかもしれません。元気な人と比較すると、疲れやすく、眠りが浅い傾向があるといえます。

整体するなら、ここまであげた4,8,10番を中心にみてあげること。もう1つは膝の動きがよくなるように腰椎3番をチェックしてあげること、尾骨の力が抜けるように整体する事ポイントになるでしょう。

とまぁ、実際に会って体の状態をみなくても、動画で動きや仕草をみていればこれぐらいの事はわかるわけです。多少、ずれている可能性はありますが、大きく間違えてはないと思います。神戸界隈でヘチ釣りという釣り方をメインに動画をあげている方なので、どうしても見てみたいということであれば探してみればすぐにみつかるはずです。


一方、私にはわからないこととというと、電話なんかで、


「脳梗塞が原因でめまいを起こしているのですが?」


なんていう質問です。
脳梗塞を起こしているということであれば胸椎5,7番に問題が間違いなくあるといっていいでしょう。しかし、それがめまいの直接の原因になることはありません。これはどういうことかというと、脳梗塞が原因でめまいが起こることはないということでもあります。

ところが、実際にそれが起こっているということであれば、可能性はいくつか考えられます。


まずひとつ目は、脳梗塞の薬の副作用で胸椎10番が悪くなっているという事。
可能性としては一番高いかもしれません。もともと5、7番が悪かったはずですから、脳梗塞の治療をすると悪影響が顕著にでるはずです。


2つ目は、5,7番の異常が胸椎9番に及んでしまったということ。
この場合、正確にいうならめまいではなく、立ちくらみを起こしているということになります。ケースとしては割合レアですが、皆無といいうほど珍しくもありません。細身な方だとはこのような状態になりやすい傾向があります。めまいというのは、自分自身の感覚ですから、たちくらみでも、


「これはめまいだ!」


と思い込んでしまっているわけです。
症状を聞いてもらってお医者さんがめまいですと診断していることもありますが、私からすると、これはめまいではありませんねということになるわけです。


あと、脳梗塞を現在進行形で起こしている人だとめまいはするでしょうね。
ただ、そんな人だとまともに歩けなかったり、ろれつが回っていないのではないでしょうか。ついでにいうと、以前に軽い脳梗塞なんていう単語を聞いたことがあります。脳梗塞に軽いも重いもないだろうと思いますが、これだと胸椎5,7番が原因といえますけどね。そんな状態の人が電話をしてくる元気があるとも思えません。

そのほか、


「こんな事がめまいの原因になるのか!」


なんていうレアケースもいくつかあったりします。
まぁ、私にすれば体の状態を確認してからどうするか考えますからどれでもいいんですけどね。ただ、


「めまいはこのようにすればよくなる!」


みたいな唯一絶対の方法があると考える人がたまにいたりするわけで、そういう人にはこういう話がまったく通じないわけです。ですから、


「脳梗塞が原因でめまいを起こしているのですがこのケースは経験がありますか?」


なんてなんて聞かれたら、


「ありませんし、わかりませんね。」


という返事になりますね。

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医者が絶対にやらない健康法

「医者が絶対にやらない健康法はジョギングだ。」



と、窓からジョギングしている人たちを眺めてほくそ笑んえる人をインターネットでみかけました。



さて、そのジョギングを眺めていた窓はどこの窓でしょうか?







どこかというと、病室の窓です。

彼は入院中で大きな手術をした直後でした。下手をすると命を落としてしまう可能性もあったそうです。しかも、この入院は今年で2回目なのだとか・・・。



体にいいとか悪いとか2元論でしか物を考えられない人は何を言っても無駄だろうと感じることがあります。



「スポーツをすることは、心肺機能に負担をかけることなので結果的に寿命が短くなる。」



という考え方があります。

的外れではなく、おそらくそれは答えとしては正解であろうと思います。言い換えてみると、家の中に引きこもっていたら健康で長生きできるというのも嘘ではないだろうと考えます。今現在、どのぐらいの人がいるかしりませんが、ニートと呼ばれる人たちは長生きするかもしれませんね。



彼はきっと、




「走っている人たちが、どんな表情をして走っているか?」

「走っている人たちがどんな生活をしてどんな仕事をしているか?」



そういう部分には目がいかないのであろうなぁと。

まぁ、単純に年に2回も入院している自分を肯定したくてそんな発言をしていただけかもしれませんけどね。



走るということは何をしているかというと、心臓と肺に活力を与えているといってしまっていいでしょう。心肺機能が充実している人の1日と、病院のベッドほくそ笑んでいる人の1日では同じ24時間でも等価だとは私はおもいませんね。

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最近、腹をたてているという話

「そちらではどのような事をするのでしょうか?」


と電話がかかってくることがよくあります。
当然の疑問ではあるのですが、電話で答えられるような質問ではありません。馬鹿にしたような言い方になってしまうかもしれませんが、これは、



「足し算しかできない人に、因数分解について説明しろ。」


といわれているようなものです。
どうにか説明のしようがないかなぁと工夫を試みたことはありますが駄目ですね。なぜなら、このような質問をしてくる人は足し算の発想しかなく、掛け算とか割り算があるという事をまったくしらないし、知ろうともしないからです。そういう発想や考えができる人は、こんな質問を私に投げてきたりはしないのです。


世間で考えられている自律神経の働きには大きな問題があります。
たいていの場合、


「副交感神経の働きを高めて、自律神経のバランスを整えましょう。」


なんていう事がいろんな表現で書籍やウェブに書いてあるわけです。
この際もう一度はっきりここに書いておきたいと思うのですが、


『ストレス社会で、仕事や人間関係からくるストレスでリラックスできなくて、交感神経の緊張が強くなって、副交感神経がうまく働かないから深呼吸やリラックスできることをして副交換神経を高めましょう。』


こんな話を真に受けてるから駄目なのです。確かに嘘ではありませんよ。ただ、嘘ではないからといってそれが適切かというとそうでもないわけです。

例えば、10代の青年で将来はプロ野球選手になりたいと考えていたとしましょう。そんな青年に対して、


「夢は必ず叶うから、毎日一生懸命練習しなさい。」


とアドバイスをして意味があるでしょうか。
これでいいなら、全員がプロ野球選手になれてしまいます。ごく一部の才能をもった人間にはこの程度の言葉だけでも十分だったりしますけどね。ほとんどの青年にはまったく意味をなさない助言といえるでしょうし、私はこういうのは非常に無責任な発言だと感じます。世の中の自律神経に対する説明やうんちくは、これと同レベルで99%の人にはまったく役にたちません。


「わたしはネットであれこれ調べて自分の体が悪いのがどうしてか解明したんです。そちらでならきっと解決できると思ったのですが?」


なんていう電話がかかってきたら私は心底うんざりします。



「仕事でのストレスが原因で自律神経のバランスが乱れて体が辛いのです。」


という方がこられたら、


「じゃあ、仕事辞めればいいんじゃないですか。」


としか答えようがありません。
仕事や人間関係でのストレスが不調の本当の原因ならば、山奥にでもこもって自給自足しつつ、社会との関わりをなくしてしまえばすぐに解決します。わたしにツバをつけてもらってごまかすような事をやってないで、ちゃんと体の不調の原因と向き合わねばいけないはずなんですけどね。


そういえば最近、


「体がひどく辛いのです。仕事のストレスが原因だと思うので仕事を辞めようと思っているのですが?」


なんて相談にこられた方がいました。
私は、



「仕事もせずに引きこもっている人間が元気になるはずがなでしょう。本当に元気になりたいのなら一生懸命に仕事をしてください。」



と答えました。
すると次回の整体日時を予約して帰られたのですが、後日電話で取り消されました。多分、一生懸命に仕事をするのが嫌だったのでしょう。
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パンチドランカーについて考えてみる

ちょっと前に、はじめの一歩という漫画でパンチドランカーの話をしていました。
おそらく現在の医療ではパンチドランカーというものの原因や理屈はわかっていないそうです。わりと本格的なボクシング漫画ですので、いまでもそんなものなのでしょう。


パンチドランカーの症状は、頭痛、記憶障害、認知症、歩行障害などがあるようです。
パーキンソン病と診断されていたのはモハメッド・アリで、これまたパンチドランカーの1種と考えられているとか。脳の障害が残っているという具合に考えられているようですが、脳解剖しないと本当に障害があるかわからないということだそうです。パンチドランカーの症状をうったえている人の脳を解剖してみたという話はきいたことがありませんから、そうすればわかるかもしれないという程度の話かもしれません。ただ、私からするとおそらく頚椎や胸椎にきついダメージが残っているからだろうと推測できます。


平たくいってしまうと打撲が原因なわけです。
実は、打撲というのは非常にやっかいなものです。自覚症状がでるまでに数年かかることが普通だからです。私のこれまでの経験でいうと、交通事故なんかで受けた打撲はその影響を自覚するようになるのは2~3年後だったりします。そのせいで私が、


「体を強くぶつけたことがあるはずだ。」


と指摘しても本人にはその記憶がないことが多いのです。
なぜかというと、体をぶつけて骨が折れたというようなケースは、力が骨を折ることで抜けているので、後に問題が残るような事があまりないのです。早いスピードで激しくぶつかったのだけど、わりとなんともなかったという時に背骨の異常が後に残ることになるので記憶に残りにくいのです。


残念なことに、こういう体の問題を現在のお医者さんはまったく認識できていません。
まぁ、そこが私の飯の種になっているといえばそうなのですけどね。こんな事で人生を台無しにしているような人が少なからずいると思うと、大きな声でいろいろ言いたくなってしまうこともあるわけです。


脳に何らかの障害があるとしても、それはおそらく頚椎や胸椎の異常からくるもので、結果としてそうなっているのではないかと考えられます。残念ながらプロボクサーの方の整体をしたことはないので、完全な憶測ですけどね。以前に、


「主人がプロボクサーなんです。」


という方が一度こられたので、なんらかの障害残ったりしたらいらしてくださいとお話したことはあるのがせいぜいです。


ただ、体に強い打撲があるせいで手足に力がうまく入らなくなったという人を何人かみています。
そして力がうまく入らないということが極まってしまうと逆に筋肉の硬直を緩めることができなくなることは当然といえます。それが原因でパーキンソン病のような病気の原因になっているのではないかと推測しています。そう考えれば、マイケル・J・フォックスなんかは、交通事故か、高いところから落ちるというような経験をしているのではないかと思うのですが、ネットでちょっと探してみるだけではそのような記述はみつかりませんでした。


まぁ、本当にぶつけただけという簡単なケースもあれば、ボクシングのように体中に何らかの打撲が残っているような場合はもっと複雑な事が起こっているかもしれませんけどね。打撲が残っているかどうかを見分け得ることができれば、解決する体の問題も少なくないはずです。
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9月12日は休みます

遠方からの問い合わせが多いと昨日書きました。
ただ、これぐらい多いとこちらから出向くことも考えた方がよいだろうとは思っていたりします。

月に1回定期的に日本巡りみたいな仕事のやり方も悪くないなぁと思うのですが、まぁ、実際にやると体力的には結構きついよなぁと思ったりもします。

希望のある方はメールアドレスなんかを登録しておいてもらって、実際にでかけるタイミングでお知らせするような形がとれれば無理なくいけるかなぁと思ったりもしますが、場所の確保ということを考えるとなかなかに難しいなぁと思ったりしますね。もしかしたら難しいというより面倒だというのが本音なのかもしれませんけどね。まぁ、なんとか段取りをすすめて実現できないかやってみることにしましょうかね。


なお、来週の火曜日12日は休みですのでご注意ください。


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