ブログ「日々整体」

6月20日は休みにします。

「探さないでください。」

そんな書き置きをして旅にでたい心境です。
体力の限界を超えて仕事をしているのかもしれません。今の私であれば、心底困って相談に来られた人でも、顔が気に食わないとう理由で追い返すかもしれません。さすがにそれはちょっとまずいので1日だけでも休みを増やしてみようと思います。

まぁ1日休んだからといって大して差がでるわけではないとおもいますけどね。
イスに座って気を抜くと眠ってしまって転げ落ちたり、電話がかかってくるのが嫌で嫌で仕方がないという心理状態は流石にまずいと思うのでちょっとだけ体を休める日を作ってみようと思います。







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学生の動悸の話

10代の学生で動悸がするという事例です。
高校生の頃から困っていたそうです。で、大学へ通い始めて心機一転新しい生活を始めたいと思うのだけど、動悸がしてそれがままらないということで相談にこられました。

このようなケースはほぼ間違いなく、


「受験でのストレスが原因だ。」


なんて言われてしまっています。
しかし、大半というか99%ぐらいはストレスは関係ないと考える方が無難でしょう。実際、ストレスが原因で動悸がしている人など私がみるのは年に2~3人程度です。ところが、


「体には異常が見つからないからストレスが原因だ。」


というのは黄門様の印籠ぐらい説得力があるようです。私に言わせれば原因がみつけられていないだけなんですけどね。

私がこんな事をいうのは、変に聞こえるかもしれませんが、動悸の原因が


「ストレスが原因だ。」
「自律神経が乱れているのが原因だ。」


なんていう専門家がいたら、その専門家は見切ってしまって他をあたることをおすすめしますね。動悸がするというのは、背骨がある程度読めればすぐに原因となる異常がみつけられます。わからないから消去方で結論を導くなんていうのはあまりにもひどい話なのです。

動悸の原因ですが、たいてい胸椎4,8番に異常が見つかります。
例外というのはたまにありますが、胸椎4番にはほぼ間違いなく何か問題があると思ってもらっていいでしょう。胸椎4番には心臓の働きに関わる神経が通っているからです。

そして、彼の場合も例外なく胸椎4,8番に問題がみつかりました。
3月末ごろからきて、今日、


「これで一区切りにしよう。」


ということになりました。
若さというのは素晴らしいものでたったの2ヶ月で片付きました。動悸はもうちょっと時間がかかることが多いのですけどね。整体した回数も数えてみたら今日が8回目です。日に日に元気になっていくというのはこういう事をいうのでしょうね。

動悸というのは、やり方を間違えなければこれぐらい簡単に解決することもあるわけです。
ただ、その一方で体の緊張をゆるめて様子を見ましょうなんてことをやっていると、どうにもならなくなってしまうこともありますからよく考えて対処したほうがいいでしょう。
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肩こりと目の疲労の話

「ゲームしたり、ネットみたりとスマホ画面ばかりみているので肩が凝って辛いのです。」


といってくる人がいます。
私が対応とか説明するのが倒くさいと感じる人は2種類いるのですが、そのうちの片方に属しています。


「本当にそう思うならうちなんか来てないでとっとと携帯会社の店へいって解約してきなさい。」


というのですが、決して解約しようとはしません。
そもそも画面をみて目が疲れるということがどういうことか掘り下げて考えてみようともしません。携帯端末でゲームをしていれば目が疲れるのは当たり前のことで、自転車に乗って2時間ほどツーリングしていれば足が疲れるのと同じことです。自転車は全身運動に近いので適切な乗り方をしていれば全身がつかれますが、まぁ、それはおいておきましょう。

画面をみていれば目が疲れるし、自転車に乗れば足が疲れる。こんな当たり前の事を私に訴えていったいどうしろというのかと思うのですけどね。

なお、これに似たタイプに、


「仕事でずっとPCの画面を見ているので肩がこります。」


といってくる人もいます。
そういう人には、


「じゃあ、仕事辞めればいいだけではないですか。」


というと黙ってしまいます。
両方に共通するのは、足が疲れるのは問題にしないが、目が疲れるのは問題にするという点でしょうかね。私にすればどっちも同じようなもので大した差はありません。


目が疲れるということは、胸椎1,2,3番が疲労して動きが悪くなるということです。
人によっては頚椎2番に問題があったりすることもありますがこのケースはちょっと話がややこしくなるだけですので置いておきます。目の疲労なんて、ただの疲労なわけですから、普通は一晩ぐっすり眠れば疲れは抜けてしまいます。ですから、目がずっとしょぼつくとかすむというのであれば、ぐっすり眠れていないのが問題なのです。だから、


「眠りが悪くて目の疲れが抜けません。」


といってくるようなら正解に近いのですけどね。足の疲れが抜けないときなら、普通はそういう風に考えると思うのですけどね。


もちろん、別に間違ってはいけないと考えているわけではありません。
ですから、


「目がいつも疲れているのだがなんとかならないか?」


と単刀直入に相談してくれればいいのですけどね。
目の疲労ときだけは妙なうんちくを語り始める人がおおいのは妙なことだなぁと思ったりするわけです。
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胃の調子の不眠の関係

「胃の調子が悪いと眠れない。」


こんな事は誰でもが知っている既知の事実だと私などはついつい思ってしまいます。しかし、世間はちがうらしい・・・・。やっかいな話しというか、こんなくだらないことで何ヶ月もまともに眠れないでいる人がいたりします。

先日、眠れないと相談にこられた方がいました。
で、背骨を一目見るなり、


「こんなものはただの食べ過ぎだ。」


と私にはすぐにわかりました。
で、本人もそれはなんとなく感じていたそうです。
私のところへ来る前に、専門医のところへいって、


「胃がムカムカしたり、傷んだりしたら眠れなくなるような気がするのですが?」


と相談していたそうですが、



「そんなものは眠りと一切関係がない。」


と切って捨てられたのだそうです。
私が医者をどうしても尊敬できなくなってしまっているのは、毎日のようにこういう人がやってくるからです。こんな一目瞭然の問題を認識することができず、トンチンカンの行為を治療と称してやっているのですから・・・。それで何も問題が起こっていなければいいのですけどね。まともな生活をおくれないようになっている人の方が多いのですから。すべての医者がそうではないと思いたいのですけどね。


さて、ご本人ですが自覚症状として、


・ずっと口の中が乾いた感じがする。
・頻繁に口の中を噛む。
・口内炎がやたらとできる


というものがあったそうです。
背骨の様子をみると胃腸がまともに働いていないのはすぐにわかりましたので指摘してみたら、はじめてそのことを話してくれました。どうやら、


「一切、関係がない。」


と切って捨てられたのショックだったようです。そのせいで私に胃の具合について話すことをためらっていたのです。


現代医学は、体の問題は顕微鏡でないと見つけられないと思い込んでいるのかもしれません。
顔色をみるだけでわかることも少なくないのですけどね。そういう技術というほどのものでもないですが、経験を蓄積して活かせるお医者さんはいまはもうほとんどいなくなってしまっているのかもしれません。


あと、付け加えておきますが


「そうか!それじゃ胃薬飲目ばいいのか!」


なんて勘違いする人がいるかもしれません。
でも胃薬を飲んでたらやはり眠りは悪くなります。なぜなら、胃薬を飲んでも胃の働きは整わないからです。蛇足だとは思いますが念のためにつけくわえておきます。
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アトピーの原因について

最近、アトピーの人の体を見ることが増えています。
以前からアトピーに対してはそこそこ理解していたつもりです。ですから、どうすれば肌がキレイになってゆくかという事はわかっているつもりでしたがちょっと甘い部分があったようです。


で、最近のアトピー事情をちょっと調べてみようとインターネットでささっと目を通してみました。
すると今も昔もあまりかわっていないようですね。いい石鹸とか、シャプーとか、ストレス、過労、ダニ、ほこりなどを原因にあげていました。さらに、みてゆくと近所にアトピーに自信がありげな治療院がありました。


ただ、残念ながらアトピーの原因については伏せてありました。
自信があるなら内緒にすることもないだろうと思いましたが、まぁ、商売のキモになる部分なのであまり大きな声で言いたくないとい気持ちはわからないではありません。私なんかの場合は安易に答えをここで知らせてしまうと勘違いしてしまう人がかならず出てきて、かえって体をこわしてしまいかねないと考えているからです。サイトをみた感じじゃ違うと感じられましたが、もしかしたら同じ考えからそうしているのかもしれません。


しかし、私はひねくれ者なんですよ。
よそが秘密にしているなら私はおおっぴらにしてしまおうと思います。


アトピーの直接的な原因は胸椎8番の異常にあります。
8番は胃の働きにも関係が深い骨です。ですから8番の状態が良くないと消化吸収の力が弱いといえます。細身で食の細い傾向がある、そんな方がアトピーに悩まされる傾向があります。そうではないケースだと油ものやお酒など、カロリーの高い物を食べ過ぎである事が多いですね。消化器の状態が肌に影響するというのは美容に感心の高い女性などには当たり前の事なのですが、男性だとあまり感心が向かないようです。私なんかだと胃の状態は、まっさきの指に現れたりしてきます。


ただ、消化器の働きについては、


「食えてさえいればOK。」


と考えてしまっている人が少なからずいます。
そのせいで消化器の働きが落ちている事を自覚できないのです。そんな状態ではご飯をおいしくは食べれていないのですが、そんな人は味覚も鈍感になっていています。で、そんな状態の人が、


「なんでもおしく食べれます。」


とか言っていると、


「嘘をついてはいけない。体はそうはいっていない。」


なんて私にいわれるわけです。
本人の自覚など体の状態を見る上では参考にならないだけでなく、適切な判断の邪魔をして体を悪くしてしまうことがあるわけです。



ただ、胸椎8番が悪くなった時に必ずアトピーになるというほど単純ではありません。
アトピーになってしまうようなひとは代謝が悪い傾向があります。わかりやすいのは汗をうまくかけていないというような状態です。これまた、


「手の平とか(足先とか)にすごく汗をかくんですよ。」



とかいって、自分の代謝が正常であることを必死にアピールする人がやはりいます。
汗に関してはちゃんとした研究をしている人がいないというか、おそらくほとんどの事がわかっていないのではないかと思います。汗をかくという事は代謝が起こっているということなのですが、手の平なんかにかく汗は代謝とはまったく関係がないもので水がでているだけといえます。興奮や緊張をしたときに、


「手に汗を握る。」


なんていう表現をすることがあります。
手の平にたっぷり汗をかいて、



「いい汗をかいた!」



などと考える人はいないことでしょう。
きちんと代謝が起こるということは、いい汗をかいているということです。私なんかはエアコンをずっと否定しつづけているのは、エアコンがいい汗をかくのを邪魔しているからですね。ずっとエアコンで体温調整をやっているといい汗をかけない、代謝を起こせない体になってしまうというわけです。ですから、アトピーの原因がエアコンの使いすぎという人も結構いるかもしれません。


あと関係が深いのは呼吸器の働きです。
今、ちょうどアトピーでみている人で、工作機械を使う工場で働いている人がいます。もともとアトピーの傾向があったのが整体でおさまっていたのに、転職して働き先を変えたら肌の荒れがひどくなってきたのです。最初は、どうも工作機械で使っている油に負けているようだとは感じていたのですが、ある時に、


「2週間ほどマスクをして仕事をしてみてください。」


と試してみてもらったら、肌の状態が改善されました。
まだ、推測の段階ではありますが、どうも工場内の空気に含まれる油、オイルミストというのですがこれが原因でアトピーの症状がでてくることがあるようなのです。肺の負担がおおきいので、胸椎7,8番の状態が悪くなってくるわけです。気がつくきっかけとなったのは、北海道から関西に引っ越してきた事がきっかけでアトピーがひどくなったのだけど、なんとかならないだろうかと相談をされたことです。そこから転じてもしかしたら空気ではという考えにたどり着いたので実際に試してみたわけです。

というわけで、アトピーのポイントをまとめると、


・直接的には、胸椎8番に問題がある
・代謝が悪い傾向がある。これは頚椎6番をみるとわかりやすい。
・肺の働きが悪い、肺に負担がかかっている、胸椎5,7番をみるとわかりやすい
・交通事故で、胸椎1~3番に異常が残っている事が原因というレア?なケースも結構ある。
・アレルギーが関係して症状がでることがある。これは胸椎9番の状態で確認できる
・ただの食べ過ぎとう不摂生が原因の人も珍しくない


アトピーというものを捉える時に大事なポイントはこんなところです。
体にこのような問題があるときに、ダニや、ストレスに反応して肌があれくることがあるわけです。このあたりを踏まえて体の状態をチェックしてゆくとたいていの場合は解決がそれほど難しい問題でなくなってきたりします。なお、長くなってしまったので、はしょって結論だけ付け加えた部分があります。そんな部分については理屈抜きで自信満々に語っているサイトをみかけたらまた補足してみようと思います。
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