胃の調子の不眠の関係
2017年05月26日
「胃の調子が悪いと眠れない。」
こんな事は誰でもが知っている既知の事実だと私などはついつい思ってしまいます。しかし、世間はちがうらしい・・・・。やっかいな話しというか、こんなくだらないことで何ヶ月もまともに眠れないでいる人がいたりします。
先日、眠れないと相談にこられた方がいました。
で、背骨を一目見るなり、
「こんなものはただの食べ過ぎだ。」
と私にはすぐにわかりました。
で、本人もそれはなんとなく感じていたそうです。
私のところへ来る前に、専門医のところへいって、
「胃がムカムカしたり、傷んだりしたら眠れなくなるような気がするのですが?」
と相談していたそうですが、
「そんなものは眠りと一切関係がない。」
と切って捨てられたのだそうです。
私が医者をどうしても尊敬できなくなってしまっているのは、毎日のようにこういう人がやってくるからです。こんな一目瞭然の問題を認識することができず、トンチンカンの行為を治療と称してやっているのですから・・・。それで何も問題が起こっていなければいいのですけどね。まともな生活をおくれないようになっている人の方が多いのですから。すべての医者がそうではないと思いたいのですけどね。
さて、ご本人ですが自覚症状として、
・ずっと口の中が乾いた感じがする。
・頻繁に口の中を噛む。
・口内炎がやたらとできる
というものがあったそうです。
背骨の様子をみると胃腸がまともに働いていないのはすぐにわかりましたので指摘してみたら、はじめてそのことを話してくれました。どうやら、
「一切、関係がない。」
と切って捨てられたのショックだったようです。そのせいで私に胃の具合について話すことをためらっていたのです。
現代医学は、体の問題は顕微鏡でないと見つけられないと思い込んでいるのかもしれません。
顔色をみるだけでわかることも少なくないのですけどね。そういう技術というほどのものでもないですが、経験を蓄積して活かせるお医者さんはいまはもうほとんどいなくなってしまっているのかもしれません。
あと、付け加えておきますが
「そうか!それじゃ胃薬飲目ばいいのか!」
なんて勘違いする人がいるかもしれません。
でも胃薬を飲んでたらやはり眠りは悪くなります。なぜなら、胃薬を飲んでも胃の働きは整わないからです。蛇足だとは思いますが念のためにつけくわえておきます。
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