ブログ「日々整体」

朝起きれない学生たち

今、高校生の方で、朝起きれないという相談を何人かの方から頂いています。ひどい方だと学校へ通うこともままならないぐらいの状態です。

みなさん、病院で検査をしてもはっきりとした問題がみつかりませんので、正常だという判断がされてしまっています。しかし、私から体の状態をみるととてもはっきりと問題があります。

左側の骨盤が開いてしまっているので、交感神経の働きが悪くなってしまっているのです。
こうなっている原因は、ほぼ全員が体を冷やしていることからきているといってしまっていいでしょう。

ですから、骨盤を閉めて、冷えをとるというのが整体のポイントになります。

気を付けないといけないのは、

「やる気をだせ。」
「手をぬくな。」

といった具合に、本人の気持ちのせいにしてしまうことです。
目に見えて怪我がをしているわけでも、熱が出ているわけでもありませんので、そう考えてしまうのも仕方のない事かもしれません。しかし、自律神経の働きが悪いと、やる気などでてきませんし、そういう状態では朝起きれない、集中力がでない、気力がわいてこないというのは当たり前のことです。

人間というのは、体を良い状態にたもてば気持ちが前向きになり、何事にも積極に取り組むようになります。当然、生活だってリズムがでてきて規則正しくなってくるものです。

言葉で、どうにかしようとするのではなく、まずは体の状態を変えてあげることが大切です。



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風邪をひかない人の体はボロボロ?

風邪をひかない人の体はボロボロです。

がおかいしと相談にこられる方の大半は風邪なんかここ何年もひいていないということがほとんどです。


「風邪を一切ひかないから丈夫だ。」

「風邪をひくなんて自己管理がなっていない。」


んな事をいう人がいますが、ほんとうはまったく逆です。なぜなら、風邪というのは、究極の自然治癒だからです。どういうことかというと、


に問題が発生したとき、体内にウイルスや菌がはいった時に、体は痛みや熱をだします。


とえば、刃物の扱いにミスがあって、手を切ったとします。すると、血が出てきて痛みを感じます。もし、そんな状態で、痛みがない、血がでない、ということであれば、生物として重大な問題があるということがいえるでしょう。


くの人は、痛みや発熱を早くなくそうと、痛み止めの薬を使ったり、熱を下げる薬を飲んだりします。しかし、これは大きな間違いです。なぜなら、痛みや発熱は治癒力を高めるためにでるものだからです。


痛みや発熱は治癒力を高めるためにでるものです。

間の体は怪我や故障をしたときには、


①血管を開く

②痛みを出す

③発熱する


という3つのプロセスで体を治します。こうやって傷んだ体の部分の血流をふやして壊れた組織を修復してゆくのです。


風邪による発熱についても同様です。

内に菌やウイルスがはいったときには、免疫によってこれらを退治するのですが、この免疫は体温があがったときにもっとも強力になります。つまり、体温をあげて、免疫力をあげることによって菌やウイルスを退治するのです。これは多くの人が恐れるインフルエンザでも同じ事がいえます。高熱がでるということは、それだけ免疫が強力に働いているということなのです。


みや発熱は体の調子を整えるために必要であるということです。


に痛みがでたということは、治癒力が働いて壊れた腰の組織を修復しようとしているということです。


邪で熱がでたということは、免疫が働いて菌やウイルスを退治しているということです。


れなのに、痛みや熱を薬でおさえてしまったら、治癒力がうまく働かなくなってしまいます。いつまでたっても、風邪や痛みがおさまらない。それは薬を飲んで治癒力が働かなくなっているせいです。




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耳鳴りが1日だけとまりました。

耳鳴りの整体をしていて、ちょっとかわった経過をみたので紹介しようと思います。
ひどい耳鳴りがするということで、病院を3件ほどまわったあとに相談にこられた方の事例です。

この方、どこの医院でもはっきりと、

「耳鳴りがとまるかどうかはわかりません。」

というような診断をされたそうです。
なかには、

「耳鳴りがするのなんて、あなたが横着しているからだ。」

なんていうところもあったそうです。
何が横着かというと、運動していないから耳鳴りがするのだとか。それで、運動すればよくなるのか?というとそういうわけでもなく、


「鳴りだしてしまったのはあなたが全部悪いのだから、もうどうしようもありません。」


というわけです。ひどい話だとは思わないでしょうか?


さて、この方の体はかなり悪い状態でした。


「これはもう耳鳴り以前の問題ですね。」


というのが最初のわたしの判断でした。
よくある相談なのですが、


「体の他が痛むのは我慢できるが、耳鳴りだけは我慢できないので、耳鳴りだけなんとかしてくれ」


と、いってくる方がいますが、これは不可能です。
ですから、耳鳴りがとまるのはおそらく最後になりますよ。その事を説明して体の改善を行うように取り組むことになりました。

ところが、整体をした翌日の朝には耳鳴りがとまったっそうです。
ただ、喜んでいたら夕方にはまた耳鳴りがなりはじめました。1週間後に整体をしたらこんどは3日後に耳鳴りが1日止まりました。でも、やはり夕方には耳鳴りはまたなりはじめたそうです。

そして3回目の整体を受けた翌日には耳鳴りがとまったそうです。
ただ、ひどい頭痛がしてくるようになりました。どういうことかとういと、この方は以前からずっと頭痛に悩まされていたので、鎮痛剤を頻繁に飲んでおられました。ただ、耳鳴りを止めるためには、薬をやめなさいという私のアドバイスを受け入れて、鎮痛剤を飲むのを辞めていたのです。

ご本人は、

「薬を飲んだらまた耳鳴りがしてくる。」

そうおっしゃっておられました。
ここまでくればもう安心です。体の状態はまだ100点満点というにはほどとおい状態でしたから、まだまだ油断はできませんが、体を整えるための基本をわかっておられればあとは時間をかけて改善してゆけばよいのです。

耳鳴りが1ヶ月程度で解消した事例です。
もう平常心でいられないというぐらい、ひどい耳鳴りがしていたそうですから、それを思えばずいぶん早く解消したといえるのではないでしょうか。




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慣性の問題

慣性の法則はご存じでしょうか?


物体はそのままであろうとするという物理学の法則です。

運動している物体は運動を続けるし、停止している物体はずっと停止をしています。外部から何かの影響をうけるまで、物体はずっとそのままでいるわけです。


地球上でこの慣性の法則を実感することはまずありません。

地球の重力や空気の影響をすくなからず受けているからです。ですから、ボールを投げれば、必ず地面に落ちてきます。地面にボールを転がしても地面との摩擦ですぐにとまってしまいます。地球や他の天体の影響を受けないぐらい遠い宇宙空間でなければ目でみて確認することができません。


実は、この慣性の法則ですが、人の生活にも同じような事が起こります。


どういうことかというと、食べ過ぎで体を壊していたとします。

するとこの人はなかなか食事を減らそうとはしません。食事や間食のとりすぎで体を壊しているのを頭で理解しても、実際の行動はかわらないのです。そうして、しんどい、つらいと言い続けます。


また、こんな人もいます。

眠りすぎで交感神経の働きが悪くなった人がいます。そういう人に、これこれこういう理由であなたは体を壊しているから、自分にむち打って体を起こして動かないと駄目だ。と、説明します。本人もわかったやってみるというのですが、実際の行動には結びつきません。


どうしてこういう事がおこるかというと、その状態で安定してしまっているからです。体が悪かったり、病気があったりしても、悪いなりに安定してしまうという事があります。


ちょっと周りの人を見回してみてください。

10年前からずっと腰が痛いといっていたり、3日に1回は頭痛がするといっている人、風邪が1ヶ月ぐらい治りませんといっている、そんな人はみたことはないでしょうか?その人たちは体の状態が悪いなりに安定してしまっているのです。


油物やお酒の飲み過ぎで体を壊していたって安定しているから多少のことではそれ以上悪くなることはありません。だから、食事の内容をかえず、毎晩の晩酌を見直したりもしません。


1日10時間眠ってまだ眠いといっているような人は交感神経が悪くなっているのですが、10時間以上眠らないと満足できないような体になってしまいます。その悪い状態で安定してしまっているのです。だから、睡眠時間を減らせといったって、それができません。


これが人の体における慣性の法則です。

人間は体の状態悪くなると、悪いなりになんとか安定させようとする働きがあります。そうして安定した状態は、完璧ではないものの、生活する上で、さしあたっては問題ないという状態だったりします。また、状態が悪いから駄目というものでもなく、案外どこか悪い方が、長生きしたりすることもあります。それがある意味安定している状態だからです。

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左の骨盤をしめる

左の骨盤は交感神経の働きに影響をあたえます。

交感神経とは、ひとことでいうと、やる気と元気の源とかんがえるとよいでしょう。やる気がでないうときには交感神経の働きが悪くなっています。朝、すっきりと起きることができないのは交感神経の働きが悪いからです。


ニートの方や、就職してもすぐに辞めてしまうという方は交感神経の働きが悪くなっています。交感神経の働きが悪いために、働く意欲がわきませんし、ちょっとしたストレスに耐えられないのです。


交感神経は、内臓でいうと心臓や泌尿器の働きに影響をします。

交感神経の働きが悪いと、心臓がしっかり働かないので、血液の流れがわるくなります。また、泌尿器の働きも悪くなりますので、尿が近くなったり、尿もれをするようになったりします。


リラックスすることが大事と考える人が多いようですが、緊張感のまったくない体の状態では、人間関係がうまくつくれませんし、社会にでて働くということができなくなってしまいます。交感神経をたかめて緊張感をもつことはとても大切なのです。


交感神経をたかめるためには左側の骨盤をしめます。

左側の骨盤をしめると、


  ・意欲がでる

  ・根性がでる

  ・気力がわく

  ・頭の回転が速くなる


というような状態になります。



 「やる気だせ!」



とはっぱをかける必要などはありません。だまって左の骨盤をしめれば気持ちが前向きになってきます。こんな事をいうと、



 「それじゃあ、ベルトでしめればいいのか?」



必ずこう考える人がいますが、駄目です。

左の骨盤をしめることは大切ですが、ベルトでしめると開く動きがなくなってしまいます。左の骨盤は、ただしまっていればいいというものではありません。体には緊張することと同様に、リラックスすることも必要です。また、ベルトで骨盤をしめていると、自力で骨盤をしめる力がなくなってきてしまいます。ベルトがなければ意欲がでないという状態はおかしいのです。


左の骨盤はしまっていればいいというものではありません。

ひらく動きも大切です。夜になっても骨盤がしまったままでは、深い眠りができません。交感神経の働きが高まったままでは、寝ても浅い眠りしかできないからです。テンションがあがって落ち着かない、眠れないという事はどなたでも1回ぐらいは経験があるでしょう。これは左の骨盤がしまってひらいてこないからです。


左の骨盤は、しまったり、ひらいたりすることによって、体に必要な緊張とリラックス状態を調整してくれているのです。


交感神経の働きが悪い人は、左側の骨盤の動きがわるくなってほとんど動かなくなります。そうなってしまうと体の状態の調整ができなくなり、体の調子が悪くなっていってしまいます。大切なことは、左の骨盤がしまり、そしてひらくという動きがあることなのです。

 

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