ブログ「日々整体」

冷えているのに足が火照る

冷えのせいで体の調子を崩している人がいました。
そこで、


「24時間、靴下をずっとはくように。」


そう指導をしたのですが、1週間後にこられると、実践できていませんでした。
どうしてかときくと、


「靴下をはくと、足が火照って眠れない。」


とのこと。

冷えが極まるとこういうことがあります。
どういうことかというと、体の感覚がおかしくなるのです。体が冷えすぎていると、靴下をはいて少し温まっただけで、火照ったように感じてしまうのです。

ただ、これは1週間ほど続けていると感覚が正常にもどってきます。
体の調子がおかしい時には、体の感覚もおかしくなっています。そういう時は、最初、多少不快であっても、今回の靴下のように継続しないと元にもどってこないことがあります。
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食べ過ぎの体の見方

食べ過ぎの状態は背骨をみればすぐにわかります。

たとえば、一昨日に焼き肉にいってたらふくたべてきた。という場合は、胸椎8番の左側3側というところが堅くなります。3側というの背筋の外側あたりと思っていただくといいでしょう。その食べ過ぎがしばらく状態が続くと、胸椎9番の左または右側の3側が堅くなります。


そして、長い間食べ過ぎがつづいているような人は、胸椎10番の右または左の3側に異常があらわれます。体の異常というと緊張している、つまり堅くなっていると考えがちですが、胸椎10番の3側はちょっと違います。緊張のの異常ではなく、弛緩の異常があわられます。力がぬけてゆるくしまう異常もあるということです。残念ながら、弛緩の異常は慣れていない方には判断が難しいでしょう。


さらに詳しい見方もありますが、さしあたっては食べ過ぎていると胸椎8,9,10番に異常がでてくると考えておくといいでしょう。


「食べ過ぎですね。」


と指摘すると、


「そんなに食べていない。」


と怒る方がいますが、根拠もなしにそんな事をいいません。背骨をみれば食べ過ぎかどうかはすぐにわかるのです。


8,9,10番に異常があれば食べ過ぎなのです。

これはどんなに小食であってもそうです。1日2食しか食べていない、朝はパン1枚だけ、胃の調子が悪くてほとんど食べれない。そんな場合でも、8,9,10番に異常があれば食べ過ぎです。


適切な食事量である腹八分目の食事ができていれば8,9,10番に異常がでてくることはないのです。

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繊維筋痛症について

繊維筋痛症というのは、原因不明の病気とされています。
主な症状は、

全身への激しい痛み、運動障害、疲労感、不眠

など。
実際に、線維筋痛症を患っている人から聞いた話では、蛍光灯の明かりが体に触れるだけ、髪が風でゆれるだけで痛みが生じる事もあるようです。整体の師が出版している本には、この病気の原因と整体方法が書かれています。簡単にいってしまうと、左右の骨盤の動きが悪くなり、胸椎8番に弾力がなくなるのが原因とのことです。

さて、私自身も

「繊維筋痛症なんです。」

と相談を受けたことがあります。
ところが、この方の場合は、体に痛みがあるわけではなく、ウォーキングなどの運動も日々やっているとのことでした。症状が軽いということなのかもしれませんが、

「これは繊維筋痛症とは違うのではないだろうか?」

というのが正直な感想でした。ただ、悪いのは胸椎8番でしたので、整体としてやることはそれほど変わりませんでした。

この方は、どうなったか?
というと、体の状態が少し改善してきたところで、風邪をひきそうになってきましたので、上手な風邪の経過を説明したら、整体をうけに来られなくなってしまいました。

「しっかり熱をだせば体が変わりますので。」

という説明をすると、

「そんなのはしんどいではないか。」

と猛反発されていました。
今、振り返って考えると、この方の場合、根本的な原因は薬漬けの生活をしていたからじゃなかっただろうか?と思います。日本中をめぐって、体をよくする薬を探しているとうことでした。


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後日談です。
この記事を書いて2年ほど経ちましたが、この病気の原因がおそらくではありますが、こうではないか?ということがわかってきました。どうやら免疫の問題のようです。背骨としては胸椎2、8番に問題があるのは間違いないようです。ただ、実際にこの病気を患っている方の背骨をみることがすくないため確信をもてるところまでにはいたっていたません (2014.12.25 追記)
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適切な食事量

人は生きているのですから、そのためには必ず栄養補給が必要です。

ですから多くの方が一生懸命に栄養補給にはげんでいます。しかし、これがとても問題です。どうしてかというと食べ過ぎると体が壊れてくるからです。花は肥料をあげすぎると枯れてしまいます。これは植物だけの話ではなくて、動物でも、人間でも同じなのです。


実際、肩こりで悩むという人の9割はただの食べ過ぎです。

そんな方は適切な食事量にするだけで、長年の肩こりがすっきりとなくなることもめずらしくありません。


適切な量は腹八分目です。

1日2000キロカロリー食べることでも、3食しっかり食べる事でもありません。腹八分目が適切な食事量です。腹



八分目の目安は、食事をして30分休憩した後に、もう1度同じ量が食べれるぐらいの量です。


ですから、ほとんどの人の感覚でいえば腹5分目ぐらいが、ちょうど腹八分目だと思っておくといいでしょう。


カロリー表示はあまりいい表現ではありませんが、1日の目安は1500キロカロリーぐらいだと考えておくといいでしょう。コンビニの弁当で油物がはいっていたりすると1000キロカロリーあることも珍しくありません。このことを考えると3食食べるだけで食べ過ぎになってしまうことがほとんどです。


日本の50年前と今の食事の内容がどれぐらい違うか?

というのを想像してください。トンカツやビフテキが滅多にたべることができないご馳走という時代もあったのです。今の日本は普通に食事をしているだけで食べ過ぎになってしまうということです。50年前にはうつ、パニック、無気力、耳なり、自律神経失調などはほとんどなかったのです。


体の調子がおかしい人はまずは食事の量をふりかえってみるといいでしょう。

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疲れやすく、眠気がとれない

「子供の頃から、疲れやすく、眠気がとれない」

そんな相談を頂いて事例です。
検査をしても異常はないそうで、自律神経失調症と診断されたこともあるとのことでした。

さて、体の状態をみると冷え、不眠、食べ過ぎの3重苦な状態でした。
こういうとき、どこから手をつけるのか?を迷うときがあるのですが、まずは眠れるようにすることに重点をおいて整体を行いました。もちろん全て同時に改善してゆくことは大事です。しかし、一番の問題点はどこか?をつきとめて整体をおこなえば、すべてが一気にかわってくるからです。

その上で、生活において

・冷えをとるために足湯を毎日すること
・食べ過ぎているので食事を減らすこと

の2点を事を指示します。

そうやって整体をつづけると、一ヶ月ほどで眠りが改善しました。
すると予想どおり、冷えや食べ過ぎも解消されました。自律神経のバランスが乱れていたので、食欲がとまらなくなっていたようです。整体をはじめてから1.5ヶ月ほどで、体調に対する不安はなくなったとのことです。若い方だったのでよくなりはじめればいっきに体はよくなりました。約20年調子がおかしかったのが1.5ヶ月でかわることもあるのです。

さて、体調がよくなってから本人がこんな事をいっていました。

「食べ過ぎると確かに体がおかしくなりますね。」
「夜更かししていると駄目ですね。」

とても当たり前のことです。
こんな些細なことで・・・、と思うかもしれません。しかし、体がおかしい方はまず自分の生活に問題がないか考えることです。少なくとも20年も付き合うようなものではなかったのはおわかり頂けるのではないでしょうか。



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