ブログ「日々整体」

ストレスを解消すると自律神経のバランスが乱れる?

「ストレス解消のために食べる。」

誰しもが自然にやっていることでしょう。
ところが、

「なぜ、食べる事がストレス解消になるのか?」

と考えたことはあるでしょうか?
なんとなく食べてストレス解消になるのはわかるのだけど、どうしてストレス解消になるのでしょうか?ほとんどの方はそんな感じで認識しているのではないでしょうか。

なぜなら、食べるということは緩むといことだからです。

食べると緊張した状態が緩みます。
だから、食べるとストレス解消になります。ところが、これは本来の食欲とは違います。お腹がすいて食べるあんら栄養を補給するために食べることになるのですが、ストレスで食べるということはお腹がすいていないのに食べることになります。

しかし、この食べ方は元気になるためには問題です。
栄養のとりすぎで体を壊してしまうからです。

「栄養をたくさんとればその分元気になる!」

と思ってしまいがちですが、実際は逆です。
栄養の過剰摂取は自律神経のバランスを乱してしまうのです。もっと簡単な言葉でいうと食べ過ぎると自律神経の働きが悪くなってしまうのです。

すから、食事をするときは、

今、緊張をゆるめるために食べているのか?それとも、お腹がすいて栄養補給のためにたべているのか?についてちょっと考えてみる必要があります。

食べるときには、自分の体の状態をちょっと観察してみる。
それが自律神経のバランスを整えるための第一歩になるのです。
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健康についての考え方いろいろ

「検査にいったらすべて正常でした。」


先日、半年ほど継続して整体をうけにこられている方にそう言われました。

検査結果をみた医師からは、


「これなら脳梗塞などの心配はない。」


と太鼓判をおされたそうです。

年齢は70を越えておられる方なのですが、薬をまったく飲まずに過ごしておられるかたです。声楽をやっているのですが、整体を続けていると声のでかたが違うと喜んでおられました。こういう具合に、日々元気に過ごすための一助になれるというのは嬉しいことです。


ただ、この方は、わたしの指導を全て受け入れているか?

というと案外そうでもなかったりします。食べることが好きなので、毎回食べ過ぎになった状態で整体にこられます。ですから、しょっちゅう、


「腰が痛い。」

「膝が痛い。」


というような事をおっしゃってこられます。

でも、基本は食べすぎで体のバランスを乱してこられますので、整体でやる事というと食べ過ぎの調整がメインになります。ご本人としては、ちょっと体に無理をして膝や腰が痛くなったと思いたいようですけどね。そういう気持ちをさらっと無視してわたしはひたすら食べ過ぎの調整をやってきたわけです。


もちろん生活習慣において大事なことは食事だけではありません。

体を冷やさないようにすること、睡眠についてなどなど、大事なことはほかにもありますのできちんと指導をさせてもらっています。ただ、食事についてだけ、


「いやです。好きなだけ食べます。」


と、いう意志を貫いておられるだけです。

その結果が、病院での検査で異常なしということでした。


「膝や腰の痛みは食事を減らすと緩和しますよ。」


と説明しても、やはり食事を減らすのは嫌だそうです。本人がそれでいいなら、そういうのもありかもなのなぁと思う次第です。

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風邪をひく状態

風邪は病気なのでひかないように予防する。
そう考えてしまいがちです。ところが、整体を通じて体をみていると、これが逆だということがわかります。どういうことかというと、風邪をひくと体が整うからです。

風邪というのは体を整えるための反応である。

ですから、整体では体を整えるための体の反応であると考えます。

具体的にいうと、風邪をひくのは右肩が高く上がった状態です。
この状態になると熱がでたり、喉がいたくなってきます。そして、風邪をひいてしっかりと熱をだしてしまうと、右肩の緊張がゆるんでストンとおちます。両肩の高さがそろうわけです。すると体はすっきりと元気にな状態になります。

問題は風邪をひいたときに、どのようにその風邪を経過させるか?

ということです。

どうするかとうと、熱をだしきるということが大切です。
風邪をひいたときには、足湯をしたり後頭部をあたためて熱をあげるようにします。

「熱があるのにさらに熱をあげるとはなにごとだ?」

と思うでしょうが実際にやってみるとすぐにわかります。
熱というのは出し切ってしまえばすぐに下がってきます。無理におさえこんだりせずに熱をだしきってしまうようにするとよいのです。

笑っていいとものタモリさんは、風邪をひくとお風呂やサウナでとことん体を温めるということをいっていましたが同じ理屈です。

こういうことを知っているから、あれほどの長寿番組でも体を壊さずに元気に続けれているというわけなのでしょう。

ちなみに、耳鳴りでお困りの人には、耳鳴りが緩和される過程で風邪をひくケースが多いということも付け加えておきましょう。

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食べ過ぎる体

「食べ過ぎですね。」

と私にいわれてショックを受ける人がいます。
中には怒り出す人までいたります。ところが、私にすればなんの根拠もなくそんな事をいっているわけではありません。

食べ過ぎの状態とうのは背骨にあらわれます。
胸椎の7番、8番、9番、10番の状態をみると食べ過ぎかどうかはすぐにわかります。中には体型で判断していると勘違いする人もいますが体型は関係ありません。痩せていても食べ過ぎな人はいますし、太っていてもちょうどよい食事をしている人もいます。実際、痩せている人のほうが食べ過ぎがおおい気がします。たくさん食べて太ろうとするからです。

食べ過ぎというのは意志が弱いからだと考えている人がおおいのではないでしょうか。
確かに、アメリカという国では太っている人は意志が弱いのでローンを組めないなんていう話もきいたことがあります。ところが、これは間違った考え方です。なぜなら、べ過ぎるという行為には意志はほとんど関係ないからです。

実は、食べ過ぎるというのは、食べ過ぎる体の状態だからです。
胃酸が多いなんていう話をきいたことはありませんでしょうか?これは胃酸がつねにでている状態です。この状態はわかりやすい言葉でいうと、食いしん坊とういのがこの状態です。いくらでも食べられるし、いくら食べても満足できなくなります。これがいわゆる食べ過ぎる体の状態です。

もちろん、なんの理由もなしに食いしん坊になるわけではありません。普段から食事を多めに食べている人の体がこういう状態になります。

本来、食事とういのはお腹がすいたときに食べることが理想です。
お腹がすいていないのに食べると自律神経の働きが乱れてくるからです。ところが、食いしん坊の状態になってしまうと空腹など関係なしに食べるようになってしまいます。いいかえてみると、食いしん坊というのは空腹と満腹が正確にわからないという状態です。

食いしん坊の状態ですと、交感神経の働きがわるくなります。
頭の緊張もとれませんし眠りが浅くなります。肩や首のつまりも常に感じるようになる人がおおいでしょう。ちなみに、耳鳴りで困っている人の半数ぐらいは食いしん坊の状態になっていたりもします。

「たくさん食べて元気になろう!」

と、する人が多いですが、食いしん坊の体の状態では食べたって体がくたびれてくるだけなのです。
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かけもちする人は体が整わない

いくつかの療法や治療をかけもちでうけられる方がいます。
でも、こういう方でうまくいった人など一人もいません。少なくとも私は一人もそんな人をみたことがありません。

「体によいことをいくつもやっているのでその相乗効果で体が整ってくるのではないか?」

そう考えてしまうようですが、実際はまったくの反対です。
体を大きく変化させようと思ったときに考えべきは1点集中です。それがもっとも効率的です。

あれもやって、これもやってではぼけてしまって自律神経の状態が整ってきません。
ところが、1点集中、たとえば、

 ・骨盤を締める
 ・骨盤をあげる
 ・骨盤を開く
 ・交感神経を高める
 ・副交感神経を高める

ということにのみ集中して整体すると、自律神経の状態は大きく変化してきます。

二兎を追う物は一兎をもえず

という言葉ありますが、体にはこの言葉がもっともあてはまります。
ところが、この1点集中ができたときには、

一石二鳥

どころか、三鳥、四鳥以上の成果があがります。
体とはそういうものだと私は思います。



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