食べ過ぎる体
2013年09月28日
「食べ過ぎですね。」
と私にいわれてショックを受ける人がいます。
中には怒り出す人までいたります。ところが、私にすればなんの根拠もなくそんな事をいっているわけではありません。
食べ過ぎの状態とうのは背骨にあらわれます。
胸椎の7番、8番、9番、10番の状態をみると食べ過ぎかどうかはすぐにわかります。中には体型で判断していると勘違いする人もいますが体型は関係ありません。痩せていても食べ過ぎな人はいますし、太っていてもちょうどよい食事をしている人もいます。実際、痩せている人のほうが食べ過ぎがおおい気がします。たくさん食べて太ろうとするからです。
食べ過ぎというのは意志が弱いからだと考えている人がおおいのではないでしょうか。
確かに、アメリカという国では太っている人は意志が弱いのでローンを組めないなんていう話もきいたことがあります。ところが、これは間違った考え方です。なぜなら、べ過ぎるという行為には意志はほとんど関係ないからです。
実は、食べ過ぎるというのは、食べ過ぎる体の状態だからです。
胃酸が多いなんていう話をきいたことはありませんでしょうか?これは胃酸がつねにでている状態です。この状態はわかりやすい言葉でいうと、食いしん坊とういのがこの状態です。いくらでも食べられるし、いくら食べても満足できなくなります。これがいわゆる食べ過ぎる体の状態です。
もちろん、なんの理由もなしに食いしん坊になるわけではありません。普段から食事を多めに食べている人の体がこういう状態になります。
本来、食事とういのはお腹がすいたときに食べることが理想です。
お腹がすいていないのに食べると自律神経の働きが乱れてくるからです。ところが、食いしん坊の状態になってしまうと空腹など関係なしに食べるようになってしまいます。いいかえてみると、食いしん坊というのは空腹と満腹が正確にわからないという状態です。
食いしん坊の状態ですと、交感神経の働きがわるくなります。
頭の緊張もとれませんし眠りが浅くなります。肩や首のつまりも常に感じるようになる人がおおいでしょう。ちなみに、耳鳴りで困っている人の半数ぐらいは食いしん坊の状態になっていたりもします。
「たくさん食べて元気になろう!」
と、する人が多いですが、食いしん坊の体の状態では食べたって体がくたびれてくるだけなのです。
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